SEED DESTINYに00要素を混ぜ込んでみたら、より一層gdgdになった件について   作:種再燃祭

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土曜恒例の一日二度アップの時間がやってまいりました。
さて、今回は大体サブタイ通りの内容と言いますかw

とりあえず、前話の72話から76話までは”ミネルバ”篇って感じになり、今回はその2話目ですね~。




第73話 ホーク姉妹&レイ(ホーク家に婿入り予定)、”アーモリーワン”にてエンカウント 【挿絵入り】

 

 

 

 さて、C.E.73年8月も終わりいよいよ9月に入った。原作開始まで(C.E.の史実通りのスケジュールなら)あと1ヵ月余りというところだ。

 オーブなどとはターム制が違うプラントでは、この時期に新年度となる組織・機関も多い。

 というか4月を新年度とするのは日本など世界的には少数派で、欧米では9月からを新年度にするのは割と一般的だ。

 

 プラントの自警武装組織ザフトも9月が新年度とされていて、

 

 

【挿絵表示】

「じゃじゃ~ん♪ レイ君、どう?」

 

「メイリンおねえちゃん、かわいい♡」

 

 そう、メイリン・ホーク並びにレイ・ザ・バレルの両名は、揃って正式にザフト入隊となったのだが……

 なんとこの世界線のメイリン、アカデミーの電子情報戦部門で周囲置いてけぼりにしたぶっちぎりの成績を叩きだし、赤服をゲットしていた。

 いや、本人的にはあまり目立つ気は無かったので、無難に緑服コース程度の成績に収めようとしたのだが……溺愛するレイから、

 『ボクはメイリンおねえちゃんと一緒がいい。メイリンおねえちゃんが緑ならボクも緑でいい』

 と言いだしたので、レイの才能を惜しんだメイリンは、ちょっとだけ本気を出した結果、こうなった。

 

 ちなみにこの2年、主に周囲が呆れてもはや何も言えなくなる(閉口したとも言う)ほどのメイリンの溢れ出る愛情いっぱいに育ったレイは、一人称が原作の”俺”ではなく、メイリンが「可愛いので良し!」と言ってくれた昔のままの”ボク”を一人称にしていた。

 基本、レイはメイリンが良ければ良いというのが物事の判断基準だ。

 

「レイくんもかっこいいよぉ~♪」

 

 

【挿絵表示】

「そ、そう? ありがとう」

 

 自分の容姿に頓着が無い、というか美醜の基準が曖昧というか……「メイリンかそうでないか」というのが主だった価値観であるレイにとり、カッコイイと言われても反応に困ってしまう。

 ただ、メイリンの褒められるのは間違いなく嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、後日そんな2人が向かったのはL4宙域にある軍需研究開発生産コロニーの”アーモリーワン”だ。

 配属先は、現在、就役に向けて急ピッチに作業を進めている”新造艦”らしいが……

 

 

【挿絵表示】

「ありゃま。本当に2人そろって来たんだ?」

 

 アーモリーワンの兵舎でメイリンとレイを出迎えたのは、姉のルナマリア・ホークであった。

 そう、1年早くアカデミーを卒業し、赤服ゲットの上でザフトに入隊したルナマリアは、一足先にアーモリーワンに着任していたようだ。

 

「そりゃ来るよ。(議長閣下直々の)縁故人事なんだし」

 

「しぃーっ! そういうのは誰の耳があるかわからないところで言わないの。もう」

 

 まあ、事実である。

 元々、デュランダル議長にも「メイリンはレイの保護者」という強い認識は伝わっており、自分が多忙でレイの面倒を見れなかった負い目と、レイ自身の「メイリンと一緒にいたい」という強い強い希望もあり、頭を捻って探したメイリン共々と就任できる先がこのアーモリーワンだったという訳だ。

 厳密に言えば、配属先はアーモリーワンに停泊している”新造艦”なのだが……ん? カナーバ前議長の影がチラチラ見える?

 そこは気にしちゃいけない。メイリンもレイもデュランダル議長だって気にしてないのだから。

 

「とりあえず、まだ荷解きもしてないでしょ? 手伝ってあげるわ。”ミネルバ”着任挨拶は、明後日になる予定だし……後で基地を案内しようか?」

 

「ありがとう。お姉ちゃん♪」

 

「ありがとうございます。ルナさん」

 

 2年経って、まだメイリンに比べれば硬い態度だが、それでもルナマリアにも大分打ち解けた感じがするレイだった。

 まあ、少なくても『メイリンの姉』という意味で、身内認定はしているようだ。

 それだけレイにとりメイリンが特別すぎるのであるが。

 

「良いって」

 

 もっともルナマリアもレイの一歩引いたようなそれを気にしてる様子もないが。

 

「ところでお姉ちゃん、その手に持ってるのは何かな?」

 

 メイリンの視線の先にあるのは見間違う事なきワインの酒瓶(しかもなんかデカい……マグナムサイズ?)で、

 

「これ? ほら、アンタ達も無事に成人したでしょ? 着任祝いに、今夜にでも一緒に一杯引っ掛けようかなぁ~って。赤の良いのが手に入ったのよ♪」

 

 ※プラントの成人は15歳です(公式設定)

 成人してからというもの大腕を振って飲酒を愉しむようになった姉にメイリンは「はぁ~っ」っと溜息を突いて、

 

「お姉ちゃん、五月蠅(うるさ)く言いたくは無いけど……アルコールで人生満たし過ぎたらダメだよ? じゃないと、有能で美人なのにお酒で婚期逃したって噂の、”どこぞの部隊長”みたいになっちゃうから」

 

 メイリン、お前はとりあえずクジョウ女史に謝れ。

 

「えっ? 誰の事よ?」

 

「さあ?」

 

 というかお前絶対に、先輩にも部下にも先越されまくってる彼女の現状知ってるだろ?

 

 

 

⌚⌚⌚

 

 

 

 とりあえず、荷解きを終えたルナマリア主催の妹とレイの”部屋飲み歓迎会”は、料理メインで飲みなれてない年少二人を考慮して、お酒は嗜む程度、ルナマリア(まだ若いのに意外と酒好き)も心地良いほろ酔いになったくらいだ。

 何気に家事スキルが高いホーク姉妹だった。ちなみに外飲みに行かないのは、基本、アーモリーワンは全体が軍事工廠コロニーであり、物資は問題なく手に入るが民間の商店街や歓楽街のようなものは原則存在しないからだったりする。

 

 酔いもこの程度なら、メイリンもうるさくは言わない。

 そもそも姉が飲酒するきっかけになったのは、アカデミー時代の彼氏が同級生にNTRされて自棄(ヤケ)酒だ。

 対して自分はいつもレイと一緒。アカデミーでも時間と環境が許す限り一緒に居たし、家でもべったり、お風呂も当然一緒だ。

 そして毎日、朝も夜もお風呂の中でもレイが望む限りパコパコパコパコと……というか、どう考えてもメイリンから誘惑している。

 なので姉はしょっちゅう「コメ食いて―」顔になってたし、その気持ちは慮って余りある気もするが、かといってレイとの”濃厚にして濃密な触れ合い”をやめる気が毛頭ないのもメイリン・ホークという女のサガなのである。

 さて、そのささやかな酒宴の場で、

 

「そういえばお姉ちゃん、”アスラン・ザラ”さんが”ミネルバ”のモビルスーツ隊隊長として着任するって話だけど、どうなってるの?」

 

「あー、それね~。なんか”新型機”関連でモメてるって話で、まだ着任してないのよ」

 

「ふ~ん」

 

 メイリンはチョコチョコっと手持ちの端末を操作(もしやクラッキング・スキル発動だろうか?)して、

 

「あっ、でも悪い状態で来れないって事じゃないみたいだよ?」

 

 ふと”ある情報”を目に止めた。

 どうやらこの世界線でもハッキングスキルは健在……というかハーフイノベイド的な意味での先天技能も相俟って、ますます磨きがかかってるようだ。

 

「というと?」

 

「ん~とね、何だか”FAITH”の権限を早速使って、完成した3機分の”インパルス”、全部”ミネルバ”に引っ張ってくる気みたいだよ? どうやらその交渉と調整の関係で着任が遅れてるみたい」

 

 加えて、

 

「あと、試作された”カオス・シルエット”の改造型?と”アビス・シルエット”の改造型?にも一枚嚙んでるみたいだよ? あっ、結局”ガイア・シルエット”は作られなかったんだ……ていうか、カオス・シルエットとアビス・シルエットの改造ってアスランさん自身が提案して、陣頭指揮したんだぁ……」

 

 何となくだが……オーブ抑留(?)時代、アスランは「ただ(メイドたちと)遊んでた訳では無い。一応、学ぶべきことは学んでいた」疑惑が出てきた。

 

「えっ? どゆことよ?」

 

「簡単に言っちゃうと、『独立したモビルスーツとして完成したカオス、アビス、ガイアと一緒に公開して演目ばらけさせるより、分離合体機能とかシルエット・システムとか先進性の塊の”インパルス”とその運用艦である”ミネルバ”に衆目を集中させてアピールした方がプロパガンダ効果が高い』って議長に直談判したって事みたいだよ?」

 

「はぁっ!?」

 

「ふむ。アスラン・ザラ……やはりどう足搔いても政治家の息子ということか。権力の使い方を心得ている」

 

 そう静かに呟くレイが何故かやけに印象的だった。

 ただし、パトリック・ザラを「政治家」に区分してよいかどうかは、未だに疑問の余地があるが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アスラン、お前、働くのか……?(挨拶

いや、まあ”ボアズ”でも一応は働いてはいたんですがね~。
ただ、暇があればメイドたちとイチャイチャしていたため、周囲からは「労働感が全くなかった」というコメントがw
そりゃあ、アンジェリカたちにパイロットスーツ脱がしてもらって、タオルで汗吹かれて、その後一緒にシャワールームへ消えてりゃあ、そりゃあね?

とりあえず、メイリンとレイはイチャコラの平常運転。ルナマリアはもう慣れていますw
ちなみにこの世界線のルナマリア、アグネスに彼氏NTRされて自棄酒→それがきっかけで酒好きルートに……
一歩間違うと、メイリンが危惧したように「クジョウ女史ルート」の後追いに?
まあ、ここは話題に出たアスランが何とかしてくれることを期待しましょうw

シン?
絶対無理ですw
なんせ”GNアークエンジェル”専属モビルスーツ隊所属で、キラの僚機(バディ)ですからね~。
ぶっちゃけ、本人もこの頃はそれどころじゃないですし(77話以降かな?)

さて、次回はいよいよ”ミネルバ”と艦長の登場かな?

次回もどうかよろしくお願いします。
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