ジョジョなNPC(?)の黄金/漆黒伝説 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
〘「…猫?」〙
「み、見るにゃ!この姿を見るでにゃい!」
猫は前足で顔を隠し、丸く縮こまる。
「…あー、目はもうどうでもいい。お前、人族じゃなかったのか…」
そう声をかけると猫は毛を逆立たせるて顔を隠しながら威嚇してくる。
牙も見えないし何も怖くないのはご愛敬。といったところか。
〘…話を変えよう。さてキミ、殺意の説明をしてくれ〙
「にゃっ!」
ミストの言葉に猫は飛び上がって反応する。
「え、えーと、殺意というのはにゃ?相手を殺そうとする意志のことで、種類はいろいろあるにゃが、総称として殺意と呼ばれているのにゃ」
「ほーん。消し方は?」
「そ、それは言えないのにゃ!聞きたいならうちのギルドに入るのにゃ!」
「オッケー入るわ。教えて?」
そう俺が声に出した途端、ウィンドウが目の前に出てくる。
そこに書かれていたのは、
ーーー
ユニーククエスト【
《YES》 《NO》
ーーー
超激レアたるユニーククエストであった。
<><><><><><>
「ウーン、キミ、とことん才能無いネ!」
「クソがぁ!!」
暗殺ギルド加入から3日。俺は暗殺者ギルドの隠れ家の一つ。サードレマ【蛇の林檎】にて先輩暗殺者トウ・ワンさんから指導を受けていた。
「あ―いかわらずにゃねぇ」
猫が肩に飛び乗ってくる。
「ア、ボス。コイツやっぱり才能ないネ。裏門叩かせるネ」
「わかったにゃ。好きにやるにゃ!」
殺意の消去。これはあまりにも才能が物を言う世界であった。
〘いやぁ…我が本体ながらここまで才能がないとは…〙
ミストでさえも煽る始末。
「サテ、ボスの許可も取れたアル。奥に来るネ!」
「はーい」
ワンさんの呼びかけに応じて俺は奥の部屋に入る。
「サテ、キミ才能無さすぎるネ。だからちょっと別方向の指導するネ。弓使いでよかったアル」
「わお、別方向の指導?どんなのっすか?」
そう聞いたくと、「はっ!」と一度気合を入れたワンさんから黒い靄が立ち上る。
その直後から全身の毛が逆立つような異様な感覚に苛まれる。
「…なんすかこれ?」
警戒心をむき出しにしたままに俺はワンさんに聞く。
「コレ、殺意の波動って言うネ」
「殺意消せないなら逆に出せるだけ出してってすればメリットが逆に生まれるネ」
ほへー、そんな方法があるんか。
「デメリットとして先に消す方法取得しとかないと後から取得するのは面倒ネ。でもどうせできないから実質ないような物ネ」
「うい。やり方は?」
心に軽微なダメージを負いながらも俺は方法を問う。
「簡単ネ。相手を全身全霊で殺すって本気で思うだけネ」
すぐに殺意を消したワンさんはそう言って部屋から出ていく。
「…意外と難しいなこれ?」
俺はすぐに音を上げた。
<><><><><><>
殺意の波動
剛穹
フレイム
「オラァ!」
黒い炎を纏った矢が的を射抜く。
「ッふう、結構上手くいくようになったな」
火属性により的が壁から焼け落ちる。
「おめでとうネ。でもまだ続きが有るネ」
「あー、まだあるのか…で、なんすか?」
弓を下ろしながら俺はワンさんに反応する。
真正面までワンさんを持ってきた途端、強烈な覇気が俺を包む。
「最後ネ。私に勝てば終わりネ」
現状日本で一般的などの格闘技とも違うファイティングポーズ。
それは、
殺意の波動LVMAX(1/1)
ユニークシナリオ専用スキル 攻撃に補正が入り、弓と魔法は少しだけ標的を追尾するようになる。(魔法を中心に半径1M程度の補正)
剛穹 LV7(7/10)
通常スキル 威力に多少補正がかかる
フレイム
通常スキル 火属性が付く
ジョウリ
名前 :ジョウリ・クジョウ【久城 条理(仮日本国籍)】
年齢 :15(一話時点)
身長 :173(ロボットの体なので可変式)
体重 :92kg(回線なしでも動けるようかなり良いコンピュータを積んでいる)
誕生日 :9月12日
通称 :限りなく人に近いAI 倉次鉄鋼のCMの人
好きなもの :美術的価値のある武器
嫌いなもの :ミストのお小言
趣味 :大人買い 格ゲーランクマ
特技 :マジック 変声
好みのタイプ:ノリが良くて面白い人間
嫌いなタイプ:ノリが悪くてなんでも正論で詰めてくる人間
夢 :自分以外の完全な自意識を持っているAIに出会うこと
好きなゲーム:【Brand】シリーズ
嫌いなゲーム:【歴史探訪】シリーズ
座右の銘 :結果良ければ全て良し
マスクデータ:黄金の精神 0/100
:漆黒の意志 0/100