fate/extra melt blossom 作:もっこもこの埃
二日目の朝
地下の購買で買った焼きそばパンを食べながら保健室へと向かう、桜が言っていた支給品、メルトリリスは嫌がっていたが今の自分にとっては少しでも貰えるものは貰っておきたいのだ。
保健室の扉を開く
「おはよう、桜」
軽く挨拶をすると、桜がこちらへと向き直る
「おはようございます、岸波さん。何かご用ですか?」
「昨日言ってた支給品を貰いに来たんだけど」
そう言うと桜はあぁと頷いてこちらに何かを差し出してくる
「どうぞ、こちらが今回の支給品です」
差し出された物を受け取る
これは…何かの結晶だろうか
一体どういったものなのだろう
「えっと…これは?」
「エーテル結晶です。サーヴァントさんの体に接触させる事で自動的に体力を回復してくれます、所謂回復アイテムですね。と言っても効果は微々たるものですが。」
回復アイテム…それはありがたい
直接触れなければいけないとなると使える場面は限られるがないよりはずっとマシだろう
「ありがとう、桜。使わせてもらうよ」
「はい、頑張ってください。
支給日は一回戦につき一度お渡ししますので、また次の試合の時にいらしてくださいね」
お礼を言って保健室を後にする
ふと、無機質なアラームが鳴り響く
驚いて発生源らしき携帯端末を手に取る
端末の画面にはメッセージが表示されており
対戦相手…それはつまりこれから自分が…
とりあえず書いてある二階の掲示板に向かうとしよう。
★★★★
端末の指示通り掲示板の前に来てみると、
見慣れない一枚の紙が張り出されていた。
真っ白な紙には二つの名前が書かれており
「へぇ、まさか君が一回戦の相手とはね。
この本戦にもいるだけでも驚きなんだけどねぇ。」
いつの間にか慎二が隣に立っていた
「けど、考えてみれば当然か、
なんせ仮とはいえこの僕の友人に割り振られてた以上、君も世界有数の
ま、格の違いは歴然だけど、楽しく友人やってたワケだし。一応、おめでとうと言っておくよ」
慎二は軽薄な笑みを浮かべて話を続ける
「そう言えば君、予選をギリギリで突破したんだって?
いいよねぇ凡俗は、色々ハンデつけて貰えてさぁ。
でも、本戦からは実力勝負だから勘違いしたままは良くないぜ?
まぁでも、この主催者もやってくれるよね、いかに仮初とはいえ一回戦目から勝利のために友を手にかけねばならないとは!
定番だけど盛り上がる展開だよねぇ、主人公の定めとは言えさすがの僕も心苦しいよ。」
慎二は陶酔した顔で叫ぶと、
いつものニヤついた表情に戻って、こちらの肩をぽんと叩いた。
「ま、せいぜい頑張りなよ。
結果が見えてるとはいえ、一方的な勝負じゃ盛り上がらないからね。
それじゃあ、次会う時は敵同士だ、僕らの友情に恥じないよういい戦いにしようじゃないか!」
そう言って慎二は去っていく
慎二とそのサーヴァントと戦う
幾度か頭の中で復唱してみても、
それは実感を伴わない
ただ言葉でしかない
理由も、目的も思い出せないまま友人だった人間と殺し合う?
悪い夢のようだ
慎二がこの状況に浮かれているのなら
自分はこの状況にうなされている
そんな事を考えていると
「ペラペラとよく喋るわね
鬱陶しいったらありやしないわ。
勝負は最後の最後まで分からないもの、
下手に大口叩くと負けた時目も当てられないって言うのに、知らないのかしら?」
メルトリリスの声で意識が現実へと引き戻される
そうだ…
どんなに考えたところで状況が変わることは無い
今は自分に出来ることをやらなければ…
そう思い、アリーナへと向かう途中、
一人の少女とすれ違う、褐色肌の少女
「師は言いました。
あなたが…そうなのでしょうか。
私にはまだ、分からない…」
そんな事を言われた…
一体なんの事だろうか
考えながら廊下を歩いていると
ふと、再びアラームが鳴る
携帯端末を見ると、またメッセージが表示されており
第一層にて取得されたし
なんの事だろうか。
端末に表示される内容に関しては、昨日の言峰神父に聞いてみるのがいいかもしれない。
最低限のルールを聞く権利は誰にでもあるという様な事を言っていたはずだ。
教会に行けば会えるだろうか?
★★★★
教会にはちょうど言峰の姿があった
「おや、昨日の今日でわざわざ出向いてもらって悪いが、まだ商品の入荷は出来ていない、具体的には後二日程…
なに?…そんな事は聞いていない?」
まだなにも聞いていないのに話し始めた言峰によれば後二日でここの売店が開くらしい、二日したら寄ってみるとしよう。
しかし、今はそんな事どうでもいい
「第一暗号鍵について教えて欲しいんだが?」
さっそく本題について質問する
「ふむ、そういう事であれば説明してやろう。
本戦の参加者は皆、六日間のモラトリアムのうちに、
二つの暗号鍵を取得しなければならない。
これらの暗号鍵は二層に別れたアリーナへとそれぞれ一つづつ配置される、二つの暗号鍵が無ければ七日目、決戦場へ立ち入ることは出来ない。
トリガーが準備出来次第、聖杯から君の端末へ通達が入る、注意することだ。
もし暗号鍵すら揃えられないような場合はマスター同士の決戦の前に
そうか、なんにせよ早いうちに取得しておいた方がいいだろう
「それと、注意点として伝えておくが、
七日目の決戦以外での私闘は学園であれ、アリーナであれ禁止されている。
万が一アリーナで私闘に及んだ場合は一定時間でシステム側から強制終了させられる。
学園での私闘には、マスターのステータス低下という罰則が加えられる。気をつけたまえ」
★★★★
言峰から暗号鍵についての説明を受けた後、
再びアリーナへと向かっていると、偶然慎二と出会い話しかけられる。
「お、岸波。お前もトリガーを取りに行くのかい?
悪いけど、僕もこれから取りに行くところさ。
お前みたいなノロマには取れないかもしれないけどさ、せいぜいがんばんなよ、あはは!」
言うだけ言って慎二は去っていく
「本当にムカつくわねあいつ。
特にあの髪型、見てるだけで不愉快だわ。
まるでワカメみたいで…本当に不愉快、あんなのに負けたなんてなれば一生の恥よ、そんなもの二つも要らないわ。
さっさと行くわよ、白野。
決戦前に
メルトリリスの言う通り、暗号鍵を取りに行こう。
ex/recordの追加ルートはなんだと思います?
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レオルート
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自鯖エルキドゥ
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ccc関連
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その他新規ルート