今日から俺は!!に憧れる男がその舞台に転生する!   作:ゆーざー315

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次話は早く投稿したいです、できれば土日中に。


第11話「凶暴な人物①相良」

 

〜恭介&サキ登校中〜

 

 

「最近平和だよなー。珍しくお前も今日は自分で歩いて登校してるし。」

「…ぐう」ふらふら

 

恭介に女の子らしさを見せる為なのかサキは自分で歩いて登校していた。

 

「…」ふらふら

「ケンカもあの上級生達として以来やってないしサキも女の子の友達増えたんだろ?」

「…うーん…」

「おい大丈夫かよお前。」

 

「うん…(やっぱだめだー貧血が酷すぎて歩けない…)」

「しょうがねぇなー、ほら。」

「うん…ごめんねー。」

「低血圧なんだろ?もう視線も慣れたし気にすんな。」

 

そして恭介にいつものように負ぶさるサキ。

 

「(あーあ…これじゃいつまでも妹扱いどころか赤ちゃんだよー…)」

 

結局いつものように登校する2人の前に赤坂理子と今井&谷川の2人が見えた。

 

「おっ、赤坂さんと今井達だ。今井のヤツなんかすげぇ落ち込んでるみたいだけど…。」

 

「はぁ…」トボトボ…

「い…今井さん、元気出してください!今井さんならきっと彼女の一人や二人位すぐにできますよ!」

 

想いを寄せている事を理子に伝えた今井だったが理子が好きな男は三橋だと言われ、かなりのショックを受けた今井だった。

 

 

「おはよう今井、谷川、赤坂さん。一体どうしたんだ?

っておい今井!無視すんなよ!」

 

「はぁ…」トボトボ…

「悪いな新屋、今日はほっといてやってくれ。じゃあな!待ってください今井さーん!」

 

「あ、ああ。じゃあな。」

 

かなり落ち込みながら去っていく今井とそれをあわてて追う谷川だった。

 

「おはよう新屋くん、サキちゃん。」

 

「おはよう赤坂さん。今井落ち込んでたみたいだけど何かあったのか?」

「ちょ…ちょっとね…でも口喧嘩とかした訳じゃないのよ、気にしないで。」

「そっか…。(多分三橋関係だろうな)」

 

「…りこちゃんおはよー。」

「おはようサキちゃん。顔色悪いけど大丈夫?」

 

「昼には治るから大丈夫だよー…心配してくれてありがとー…」

「いいのよ、学校着いたら保健室行こうね。」

「うん…。」

 

「なんか2人共仲良いんだな、まだ会って間もないのに。」

「サキちゃんかわいいからつい世話焼いちゃうのよ。新屋くんもそうでしょ?そうよね?」

 

「いや俺はかわいいとかの理由じゃなくて見てて心配になるからなんだけど…。(なんか圧がすごい)」

「…zzz。(理子ちゃん応援ありがとー)」スヤスヤ

 

 

------------

 

〜今井side〜

 

「(ちくしょう三橋め!!)」ズンズン!!

 

一方今井は理子にフラれたも同然の返事をもらいかなり落ち込んだ末、

それが段々と怒りになり荒れに荒れて一人で町中を歩いていた。

 

「」ゾロゾロ

 

そんな今井の前に千葉県下随一の不良校で、

千葉全土から札付きのツッパリが集まっている悪の巣窟と言われる『開久高校』の生徒達が道路の中央を歩いていた。

 

「(うわ、開久高校の生徒だ…)」サッ

「(やべ)」ササッ!

 

周りの人は開久の生徒達を見て怖がり端を歩くが周りがまったく見えていない今井はそんな事も気にもせず歩き、

開久の生徒達にすれ違いにぶつかった。

 

 

ドン!

「ちっ、おいテメー!俺達が誰か分かってんのか!?」

 

「あぁ!?誰だてめえらは!

今俺はものすごーく機嫌が悪いんだ!来るならかかってきやがれ!」

「俺達は開久だぞ!?」

 

「開久だろうが関係ねぇわ!この紅高の番今井がシメてやる!」

 

今井は普段なら悪名高い開久は相手にしないのだが今日の今井は傷心しており、

暴れまわりたい気分だった。そして今井は怒りにまかせて相手を叩きのめすのだった。

 

「て…てめぇ覚えてろよ!?俺達開久を相手に喧嘩売るって事を!」

 

「上等だ!おとといきやがれってんだ!フン!」ズンズン!

 

開久の生徒とケンカした後も今井は怒りが治まらず町中を歩くのだった。

この出来事が自分に災難が降りかかるとはまだ知らずに。

 

 

------------

 

開久高校

 

 

今井にやられた生徒達は悪名高い開久高校に戻り、そこで番を張っている『片桐智司』にその事を報告していた。

 

 

「それでお前達そのままやられて帰って来たってのか。その紅高ごときの番に。」

「は…はい…。」ビクビク

 

「そうか、随分と怪我してるじゃねぇか、大丈夫か?」

「は、はい!平気で…ぎゃっ!!」バキッ

 

「ふざけんじゃねぇ!!」

 

「俺ら開久がこのまま舐められたままでいいと思ってんのか!?あぁ!?」

「す、すいません!!すいません!!ぎゃあ!?」

 

今井にやられたまま帰ってきた生徒達にヤキを入れる智司。

 

「まぁ落ち着けよ智司、紅高とはいえ相手は番だ。あんまり可愛がるのもやめてやれよ。」

 

その様子を見たこの学校のナンバー2と言われている『相良猛』が現れたしなめる。

 

 

「何だと…?お前までそんな甘え事言うのか相良。」

 

「おいおい俺にまで当たる気か…?

とはいえお前の言う事ももっともだ、じゃあその紅高の番とやらは俺が直々に成敗してやろうかね。行こうぜ智司。」

 

「ああ。」

 

そう言い相良と智司はその場から立ち去った。

 

「た…助かった…相良さんて怖そうに見えるけど実は結構優しい人なんじゃ…?」

 

「バカ野郎、ケンカは智司さんの方が上だが、むしろ恐ろしいのは相良さんだ。

中学時代に絡んできた男を車道に蹴飛ばして車に撥ねさせたりしたりするほど智司さんと違って仁義なんかねえからな。」

 

その話を聞いて青ざめる生徒達。今井にその凶暴な人物が迫ろうとしていた。

 

------------

 

〜恭介&サキ下校中〜

 

 

「今日は麻婆豆腐ねー。」

「ああ。…ん?」

 

「…。」スタスタ

「…。」スタスタ

そして放課後いつものように下校する恭介とサキ達の前を開久の相良と今井が一瞬通り過ぎる。

 

「…!?(あ…あいつは…!?)」

「どうした恭介ー?」

 

「…サキ!!お前は先に帰ってろ!絶対ついてくんなよ!いいな!?」ダッ!

「な、なんだよ急にー!分かったけどご飯までには帰って来なよー!!」

 

「ああ!(どう見てもアイツはあの相良だ…!あれ…?だけど何で俺あいつを知ってるんだ…?)」

 

 

 

 ◇

 

 

そして相良に因縁をかけられ喧嘩に乗った今井だったが人気の無い場所に向かう途中、

相良に背後から強襲され窮地に陥っていた。

 

「うぐ…ぐ、てめぇ、卑怯だろーが!」

「勝てば何でもいいのが俺のモットーなんでねぇ…。ウチに喧嘩売るとどうなるかじっくり教えてやるぜぇ!」ドゴ!

 

角材で頭を打ち付けられ、

ダメージを深く負い抵抗できない今井に追い打ちをかける相良、そこにその2人を見かけ追いかけてきた恭介が割って入る。

 

「おいお前!もうやめろ!今井はもう抵抗できてない!」

 

「し…新屋?…お前には関係ねぇ、どっか行ってろ!」

「あぁ?何だお仲間の登場にしてはカワイイ顔の兄ちゃんが来たな。それとも男の格好した女か?」

 

「格好見たら分かるだろ男だ!それよりもうやめてやってくれ!(やべー!?いざ対峙すると相良って怖い顔してんなー!?)」

 

「そいつは俺の学校の仲間をやってくれちゃってサ、そんでこの俺がソイツに正当な敵討ちで来たワケなんだけど邪魔するのか?」

 

「…もう充分やり返しただろ、それで手打ちにしてやってくれよ。」

「いや駄目だねー?俺達の学校に喧嘩を売るって事はこんなもんじゃ済まないって事を体に分からせるまではなぁ。」

 

「おい今井ー…、何でこんな変な奴らに喧嘩売ったんだよ!こいつら考え方がヤクザみたいじゃないか!」

 

「こ…こいつらが変な絡み方してきたんだよ!それに俺はまだこいつに負けてねぇ…!」

「負けてはないけど酷い目にあってるじゃんか!」

 

「…で?お前は俺らとのケンカに割って入って来た訳だ。邪魔するなら覚悟は出来てるんだよな?」

 

「…今井にこれ以上暴力を加えるなら許さない!…もう手を引いてくれ、頼む。」

 

「ほーう…顔に似合わずいい根性してるねー、

そんじゃそのカワイイ顔を歪ませてやるとするか。」

「くっ…。(やっぱ流石の相良だぜ、話が通じねぇ!)」

 

「新屋…!俺に構うこたねぇ、逃げろ…!」

「友達がやられて逃げるなんてできるか!いいから大人しくしてろよ!」

 

「へへへ…それじゃ行くぜぇ!」

 

原作1、2を争う凶暴さと強さを持つ人物がこの世界に来て初めて恭介に襲いかかるのだった。

 

 

次話に続く!!




話の展開は原作に沿わない形で行きたいですが、沿っていく話もあると思います。
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