今日から俺は!!に憧れる男がその舞台に転生する!   作:ゆーざー315

14 / 17

リハビリのつもりの投稿です。
話は次から進めようと思います。
長く投稿期間が空いてしまい本当に申し訳ありません。


第14話「ヒモな男!」

 

〜とあるコンビニ店〜

 

「いらっしゃいませー」

 

千葉に来て高校生になり恭介と同居し始めてから数ヶ月が経ち施設からもらった支度金も心許なくなり、コンビニにてバイトに励んでいたサキだった。

 

「…。(コンビニの仕事は楽でいいねー立ってるだけだしー。)」

 

「おいサキちゃんよ、レジに立ってるのはいいけど商品の仕入れもやってくれよ。」

 

「あーそういえばそんな作業もあったねー。」

 

「おいおい…。バイトしてる時位シャキッとしろよ。じゃないとクビになっちまうし紹介した俺まで文句言われちまう。」

 

「わかったよー。」

 

楽なバイト先を探していたサキは今井に紹介してもらい同じコンビニで働いているのだった。

 

 

〜今井&サキ仕入れ作業中〜

 

「…!」

 

サササ!パッパッパッ!ガタン!

 

先程の様子とは打って変わって作業を素早くこなしていくサキ。

 

 

ガタン!

 

「よし終わりー。じゃあ私はレジに立ってるねー、後の片付けは任せたー。」

 

「おお。」

 

 

〜今井&サキ作業終了〜

 

 

「お客さん来ないねー。」ボー

「ここはそれがいいんだろー。」ペラッ

 

ウィーン

 

「「(チッ)いらっしゃいませー」」

 

「今井さん!お疲れ様です!」

 

「って何だ谷川かよ、挨拶して損したぜ。」

 

「一応俺だって客ですよ客!そんな言い方ありますか?」

 

「何しにきたのー?」

 

「コンビニに来たんだから買い物しに来たんだ。」

 

「嘘だーいつも今井の様子見にきてるくせにー。」

 

「ついでにサキちゃんが上手くやれてるかも見に来てるよ。」

 

「そうなんだーありがとうー。ゆっくりしていきなよー。はい廃棄のコーヒー。」

 

「ありがとう。…っておい!チョロいな!」

 

「谷川よ。こいつに突っ込みだしたらキリがねぇぞ。」

 

「そ、そうですね。仕事の邪魔しちゃ悪いんで帰ります。」

 

 

「はー終わったー。あ、恭介ー。」

 

夕方も過ぎ夜も更けた頃にバイトが終了の時間になった2人の前に恭介がサキを迎えに来ていた。

 

「お疲れ2人共。」

 

「おー。お前も毎度お迎えご苦労なこった、さっさと帰ろうぜ。」

 

そうして三人は帰路についた。

 

 

恭介宅

 

「恭介さぁー今日何でちょっとケガしてんのー?」

 

「学校の帰りに人とモメてちょっとな。」

 

「私は巻き込まないでねー?今バイトしてるからー。」

 

「もう終わったから大丈夫だよ。それに俺も良いバイト先見つけたから行くぜ。」

 

「私が稼いでる分で学生の間は充分だよー。どうせ大学なんか行かないしー。」

 

「いやでもお前だけ働かせてるのは何か悪いというか…。」

 

「いいのー。施設で私が構わせてばっかりで友達もいなかったしちゃんと遊べてなかったみたいだから恩を返させてよー。」

 

「それは前の俺だろ?今は関係ねぇよ。」

 

「いいから!三橋と伊藤クンと遊ぶのが楽しいんでしょ?」

 

「そ、それはそうだけど…。」

 

「それならそうしなよー。あ、でもバイト終わりは迎えには来てねー。」

 

「分かったよ、ありがとうサキ。」

 

「うん。」ニコ

 

------------

 

〜昼休み屋上〜

 

「というわけで俺は働かなくていいんだ。」

 

「完全にヒモじゃねえか。」

「新也くん最低。」

「見損なったぞ新也。」

 

「いやいや話聞いてた?」

 

三橋と理子と良に昨晩サキと話した会話を聞かせると即ヒモ認定された恭介だった。

 

「サキちゃん!あなた見かけによらず苦労していたのね!」ダキッ!ギュー!

「いやいや理子ちゃんー…大げさだよー。く…くるしい…!」

 

「おい新也!男として情けないとは思わないのか!?」

 

「それは良くんの言う通りとしか…。」

 

「プププ…!お前色々人に奢ってたりしたの女の金かよ…!ダッセェ!」

 

「それも三橋の言う通りだな…。」

 

ガチャ

 

「ん?どうした?何か盛り上がってんな。」

 

全員で恭介をイジっていると伊藤が遅れて屋上にやってきた。

 

「伊藤聞けよ!こいつサキのヒモだったんだぜ!」

 

「あー知ってるよ。

でもヒモとはまた違うんじゃねえか?サキちゃんなりの恩返しなんだろ?」

 

「伊藤…!お前だけは分かってくれてると思ったよ。」

 

「チッ!そんならオメーの事を学校の奴ら全員に言い回ってやるぜ!」ダッ!

 

ガシッ

「やめなさい三ちゃん!サキちゃんがかわいそうでしょ!!」

 

「そうだ!やめろ三橋!」

 

「そうだやめろー。」

 

「離せー!コノちんちくりん共がー!」

 

暴れる三橋を尻目に伊藤は恭介に尋ねる。

 

「なぁ恭介、何でわざわざ話したんだよ。」

 

「いずれバレる事だし言っとこうと思って。友達に隠し事したくないしな。」

 

「お前らしいな。」フッ

 

「でも今は三橋の口を止めないと面倒なことになる…!おい三橋!何が望みだ!」

 

「あん?まーそうだなーお前の弱みはイロイロ握ってっからなぁ?また放課後ちょっと付き合ってもらおうかなー。」

 

「またかよ!?あれ嫌なんだぜ結構!?」

 

「ちょっと三ちゃ…!」

 

「おい三橋ー。」

 

「あん?」

 

「」シュッ!

 

「ぷぎゃ!?」ゴン!バタン!

 

「み、三橋ィ!?」

 

恭介と三橋の会話を遮り三橋の頭にカカト落としを頭に落としたサキ。

 

「何知ってるか知らないけど今度恭介脅すような真似したら"コロス"から。」ギロッ!

 

「」ピクピク…!

 

「ねぇ聞いてんの?答えなよ三橋。」

 

「て、てめー…いきなり頭にカカトはねーだろ…。」ガクッ!バタン!

 

「「「(な、なんつーおっかねぇ女だ…!)」」」

 

「ちょ、ちょっとサキちゃん駄目よ!スカートでそんなことしたら!」

 

三橋を前に雰囲気がガラリと変わったサキに恭介達は怯えた。(その後サキは教室に戻るといつもの様子に戻っていた)

 

 





次話は修学旅行編に飛ぶかもです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。