今日から俺は!!に憧れる男がその舞台に転生する!   作:ゆーざー315

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文字数少なくするとか言っておいて長くなっちゃって申し訳ないです。
もし文字数多いと感じたりしたら言って下さると助かります。


第6話「洗礼を受ける!」

 

通学路

 

ザワザワ…!キャー!ヒューヒュー!

「おい…!いい加減自分で歩いて学校いけよ!他人から見たら異常な光景だぞ!?お前は恥ずかしくないのか!?」

「あと5分ね…」スヤスヤ

「本当に俺に卒業までこの通学やらせるつもりか!?」

「まだ1か月ぐらいだょー…。」

「そういう事じゃねぇ!」

サキをおぶりながら登校する恭介。千葉に来てからひと月が経とうとしていた。

 

「お前背負いながら通うと変な奴らからは絡まれるし馬鹿にされるし三橋からは嫌がらせされるしで良いことねえんだよ!」

「…zzz」グウグウ…

「あっ新也クンと姫谷さんだー!かわいいー!」「今日も姫谷さんおんぶしながら登校してるー!」

「新也の奴…!羨ましい…!」

「うう…。(やっぱり慣れねぇし恥ずかしい…。何だよかわいいって、それに羨ましくはねぇだろ。)」

 

 

駅周辺

 

「おい!もういい加減自分で歩けよ!駅周辺は人多いから特に恥ずかしいんだよ!」

「どうせならもうこのまま連れていってよーお願いー。」

「お前はわがままばっかりいいやがって…!」

駅周辺になると多くの通学中の生徒達の注目を浴びる恭介達。そこに紅高の今井と谷川が現れた。

 

「今日も相変わらずの登校だな。まったく見てるこっちが恥ずかしいぜ。」

「おはよう新也。今井さんの言う通り恥ずかしくないのか?お前たち。」

「あーおはよう今井、谷川。だってこうやって連れてかないと毎日遅刻なんだよこいつ。」

「おいサキちゃん、あまり新也にわがまま言ったら駄目だぜ?こいつはお人好しだから断らねぇんだからよ。」

「うるさい今井ー最初恭介に殴りかかってきたくせにー。」

「!!」ぎく!

「この二人のこの姿初めて見た時は今井さん目を血走らせながら殴りかかりましたもんね…。」

「あれはもうとっくに新也に謝ったんだよ!ちっ!口が減らねぇ女だぜ!」

 

4人が立ち止まって話しているとサキをおぶっている恭介と話している今井達にも視線が集まる。

ザワザワ…!ヤダーナニアレ−バカップルダ

 

「い…今井さん、もう行きましょうよ!この2人と居ると変な注目されますよ!」

「そ、そうだな谷川。お前達せいぜい変な奴に絡まれないようにしろよ!」タタッ!

「ははは…。じゃあまたなー。」

「ねぇ恭介ーあの2人が変な奴らだよねー?」

「…お前が一番変なんだよ!」

 

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軟高校門前

 

「よし!今日も無事に着いたぞー!」

「ありがとー恭介ー!」すたっ。

注目を浴びながら学校の門の前にたどり着いた2人。後ろから登校してきた伊藤が話しかける。

「よー、またサキちゃんおぶって来たんかよ恭介。変わらずの過保護ぶりだなー。」

「あっおはよう伊藤。」

「おはよー」

「おう。」

お互い挨拶をして、校内に入っていく。

 

「そういや今日は三橋の嫌がらせ受けてないんだなお前達。」

「あー今日は登校中に会わなかったな。」

「あのやろー今日こそ仕返ししてやろうと思ってたのにー。」

「アイツはよっぽどお前達が羨ましいんじゃねえか?」

 

「あのな伊藤…。そりゃ女の子をおぶるってのは男にとってイイ事かもしれないけど、

それが毎朝でしかも通学時間の世間の注目を浴びながらだぞ?お前京子さんと毎日できるか?」

「京ちゃんとおんぶ登校かー…。ありかも。」

「」ガクッ!

「ラブラブだねー!」ヒューヒュー!

「お前までやめてくれ…(やっぱ京子さんのことになると話になんねぇな伊藤は)」

 

ソロソロ…

「カッパが物背負うと本当のカッパになるからやめとけ!」

「っわ!びっくりした!何で気配消して喋りかけるんだよ三橋!」

3人の会話に突然混ざる三橋、だが全て会話は聞いていたようだ。

 

「あーやだやだ朝から頭が色ボケた男はよ。女の事しか考えてねぇんだからな!」

「それは誤解だ三橋!サキが遅刻するからって前にも言っただろ?」

「そうだとしても毎日おぶっては来ねぇだろうが!朝から見せつけやがって!俺の子分なら俺にわきまえて行動しやがれ!」

 

「子分とそこは関係ないだろ…」

「おい三橋ー!昨日帰りにお前に食らったこしょう攻撃で今日朝起きれなかったんだからなー!」

 

「テメーが起きれねーのは俺のせいじゃねぇ!何を人のせいにしてんだよ!」

「夜眠れなかったんだよー!」

ギャーギャー!

「あー…無茶苦茶だー早く教室行こうぜー…(でもドタバタしてて楽しいなー)」

 

「…京ちゃんを毎朝おんぶしながら登校かー、いいな…。」

ホワホワ…

「『伊藤さん、ごめんね?重くない?大丈夫?』

『いや、軽すぎてまるで天使みたいだよ京ちゃん。』『天使だなんて…私照れちゃう///』」ホワホワ…

 

「伊藤ォ!テメーはテメーで浮かれてんじゃねぇぞ!?」

「ブツブツ…(京ちゃん…)」スタスタスタ

三橋を無視し教室に向かう伊藤。

 

「三橋…多分あいつが一番色ボケだと思うぞ。」

「このカッパがー!!!」ガァー!

「伊藤クン京子ちゃんとできたばっかだもんねー」

 

この学校で1年生の中で一番強いヤンキーという立場をひと月で確立した3人だったが、

それは自分の学年の事だけで2年と3年生達からは不満を買っていた。

 

「あいつら…1年シメたからって調子に乗りやがって!」「いい加減俺達でシメてやりましょうよ!白鳥さん!」

「そうだな…だがあの3人は集まると強い、1人の所を狙うぞ。人をもっと集めろ。」

「分かりました!」

「三橋と伊藤よりまず先にあの新也とかいう奴に多めの人数でかかるぞ、アイツには女がいる分、数で行けば大人しくなるはずだ。」

「分かりました。」

「集まったら作戦通りに行くぞ。」

恭介達の知らない所で上級生達は計画を練るのだった。

 

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恭介side

 

下校中の恭介とサキは他愛もない話をしながら帰っていた。

「ねえ恭介ー、今日ご飯何がいいー?」

「そうだな、サキの好きな食べ物でいいや。」

 

「じゃあー麻婆豆腐だねー。」

「おおーイイね。って…?何だあの不良集団は。」

ゾロゾロ…

恭介達の眼前に15人程の不良が集まっていた。

 

「新也くん待ってたよー?」「美人の女の子といちゃいちゃして楽しいかー?」

 

「ちっ…!サキ、お前は逃げろ。人質にされたらめんどくさい。」

「はー!?されないよー!あんな雑魚達2人で倒そうよー!」

「お前なぁ…!怪我でもしたらどうすんだよ!」

「そりゃあんな人数だし少しはするよ!過保護すぎない!?」

 

「2人で相談もいいけど逃げるのは無理だぜ?ほら後ろからも来るからよ!」

恭介達の後方からも上級生の不良達が数人やってくる。

 

「…ッ!(これってアレだよな…!三橋伊藤が苦戦した上級生との戦い…!)

なぁ俺達あんた達になんかしたのか?してたなら謝るよ。」

「ああ!?1年のくせにチョーシこいてるからシメるってだけだ!」

「まーお前達の事が上級生は気に入らねえってだけだな。」

「へっへっへっ女の方はどうするんです?」「そりゃお前、分かってんだろ!」

「ギャハハハ!」

下劣な笑いをする上級生達。

その様子を見て恭介は相手に怒鳴る。

 

「おい…!てめえら…!サキに指一本でも触れたら顔の形変わるだけで済むと思うなよ!?」

「おー怖い怖い、だけどこっちはお前の強さも織り込み済みの人数で来てる、諦めろ。」

「とりあえず土下座なんかしてみたらどうだ?お前はともかく女の方には手は出さねぇかもしれねえぞ?」

 

「クッ…!(後ろの奴らを含めて20人はいやがる…!確か漫画ではこいつらはいきがっている2人を分からせたくてシメてきた筈だ…!土下座ぐらい…!)すまなかった!俺が悪かった!」バッ!

「恭介…!」

恭介は上級生達に向かい土下座して謝った。

 

「おー謝りやがったよこいつ。…どうします?」

「まぁ…こいつはあの2人よりは礼儀が分かってる方かもな…よし、女は帰してやれ。だが新也お前は一度分かってもらう必要があるな…!」

 

「…好きにしてくれ…。(サキが巻き込まれないなら…!そして俺というイレギュラーがいる限り多分色んな所で原作通りにはいかないかもしれない、今はこうするしかない…!)」

「恭介!何諦めてんの!?私は足手まといにならないって言ってるでしょ!?」

「いいから行けサキ!女が関わるんじゃねぇよ!」

「根性なし!私を言い訳にすんな!」

 

「痴話喧嘩も長いと待てなくなるぞー?どうする?サキちゃん。おっとサツなんか呼びに行くなよー?そうするとまた別の日に同じ事になるからな!」

「ふざけるなよてめえらー!私が相手してやる!」

「サキやめろ!頼む…!お前が傷つくのは見たくないんだ…!早く行ってくれ!」

「…恭介…!くっ!」ダッ

 

「女顔に似合わずカッコいいなー新也クン。覚悟はいいか?まぁ…ここじゃ何だ、少し着いてきてもらおうか。」「ああ…分かった。」

 

 

恭介は上級生達に人気がない河川敷に連れられ袋叩きにあう。

「オラァ!」「てめえ!スカしてんじゃねぇぞ!」「女の前でカッコつけやがって!」「女顔が!」

バキ!ドカ!ゴスッ!

 

「…グッ!ガハッ!(くそ…!油断してた…!三橋と伊藤も多分こうなる…!だけど俺がいるから漫画と同じ展開にならないかもしれない…!ごめん、みんな…!)」

そして袋叩きにされた恭介は上級生から忠告を受ける

 

「ぐはっ!」ドサッ!

 

「お前は抵抗もしないで素直に謝った分これで勘弁してやる。

これからはあの女とひっそりと学校生活を送る事だな!」

「ギャハハハ!ざまあねえな!」

「それにしてもタフなやつだったな…。何発殴っても気を失いやがらねぇ。」スタスタスタ…

 

「ぐ…ぐぐ…。(これは流石に…キツイ、ぜ…。)」

「っ…!」ポロポロ

袋叩きにあっている恭介を遠くからサキは拳から血が出るほど強く握り、涙を流しながら見ていた。

 

「恭介!」タタッ!「サキ…何も…されて、ないか…?」

「あいつらなんか2人でやれば倒せたでしょ!?何で大人しくやられてんの!?」

「今は…抵抗したら駄目だと思ったんだ…。抵抗してあれ以上また人数が増えたら俺はともかくお前までやられちまう…!

…俺が学校で調子に乗りすぎたんだ。」

 

「…私の方が調子に乗りすぎたんだよ、

恭介と伊藤クンと三橋との高校生活が楽しくてはしゃぎすぎちゃったんだ、ごめんね。

…それとありがとう私を守ってくれて。

さ、帰ろ?もう終わったんでしょ?ほら、肩貸して。」ポロポロ…

「ああ…。ありがとう。(…サキを泣かせてまで袋叩きにされたのが本当に正解だったのか?やっぱり俺はサキと一緒に戦うべきだったのか?)」

 

 ◇

 

伊藤side

 

その後伊藤や三橋も1人で上級生達に囲まれていた

「クソッ!1人を大人数で囲んで恥ずかしくねーのか!?仮にも上級生だろーが!?」ブンッ!

「これはケンカじゃねえ!生意気な1年をシメてるだけだ!」ガシッ!

「離せ!クソヤロー!」

「手間かけさせやがって、たった1人でしつこい野郎だ!」シュッ!

「ぐはっ!」

ドゴッ!バキッ!グシャ!

「く…くそ…!」バタッ!

「おい伊藤!またこうやってシメられたくなけりゃそのふざけた頭と格好やめて真面目に学校に来る事だな!」スタスタスタ

 

「ふ…ふざけやがってアイツら…!誰が聞くかそんな忠告…!」

 

 ◇

 

三橋side

 

「ハァ…!ハァ…!(ちくしょう…!キリがねぇぜ…。)」

「三橋諦めろ!新也もこうなってる!同じく伊藤もな!大人しくシメられておくんだな!」

「何だと…!」

「お前が一番ムカつくんだよ!」

「許して欲しけりゃ土下座してみろよ!」

 

「…うるせぇー!誰に言ってんだー!…ッ!?」

「隙あり!」ガッ!

後ろからバットで背中を攻撃され動きが止まる三橋

「ぐは…!(やべ…!)」ガクッ

「俺達に逆らうとこうなるって事を思い知るんだな!」ブンッ!ガツン!

そして頭を割られ血が頭から吹き出し前から倒れ込む三橋。

 

「」バタッ…

「ハァ!ハァ!手こずらせやがって!何人やられたんだよ!」「大人数で来てよかったな。おい!お前ら何くたばってんだ!起きろ!」

「ちょっ…ちょっとやり過ぎたかな?こんなに血が…」

「頭は血が出やすいもんなんだ、うろたえるな。これで分かったか三橋、明日からその金髪を黒に戻してこい。そうしないとまたシメてやるからな!」スタスタスタ…

 

「……。」

 

三橋達は上級生達に袋叩きにされ、不良の世界の洗礼をうけるのだった。

 

次話に続く!




設定説明
恭介の身体能力は16歳の頃に戻っている為、前世の大人の頃より弱くなってます。しかも前世より少し平和に生きてる体なのでまだ完全に体をコントロールできてません。(それを自覚している為トレーニング中)
強さ順でいくと三橋=伊藤でちょい下に恭介の感じです。(キレると恭介は追いつく感じです。)
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