「おいどうするんだよ! やべぇよ」
「落ち着いて!…でも」
エクトプラズム先生はもう戦闘不能だろう そして相澤先生と左足からとめどなく血が流れてるあれでは長く持たない
「ん!*1」
「小大さん」
脳剥き出し敵に飛びかかろうとした時横にいた小大に手を握られて止められる
「…無理だよ先生達でも勝てないのに……筑波君でも無理だよ!」
普段必要以上に言葉を発さない彼女が涙を貯めて俺を止める 確かに今の俺でも無傷では「ぐわあああ!!」ッ!
振り向くと相澤先生が敵の手によって地面にめり込んでいた 腹には敵の拳が深々と突き刺さっている
「ッ!!」
「待って!」 「ちょっ 筑波お前でも流石に」
「相澤先生がピンチなんだよ!…大丈夫俺は死なない」
俺を止めようとした回原と小大の肩に手を当て振り向き両足に力を込めて脳剥き出し敵に飛びかかる
「ガアアアアアアアア!!」
両手を前に突き出し爪を光らせ顔面を切り裂く
「なんだこいつ…脳無そのトカゲ野郎も殺っちまえ」
手だらけ敵の言葉を聞いた脳無という敵はこちらに殴りかかってきた それを両手を使い逸らす
なんて速さだ…そして重い!
「ウラアアア!!」
そのまま掴んだ腕を蹴りあげ更にガラ空きのボディに蹴りを叩き込む
「コイツ痛みを感じないのか!?」
しっかり蹴りは入ってるなのにたじろぐ事もせずこちらに振り下ろされる拳を腕をクロスして受け止める
「そいつは改造人間脳無! 個性も超再生持ちのやつでね……まぁそもそも死体を弄って作ってるから痛みなんてないだろうけど」
「死体をだと! くっ!」
脳無の足を引っ掛け転ばせバク転で後ろに下がる
死体故に痛みを感じない 更に個性は超再生つまりこのパワーは自前という事か
「しかし改造人間とは…ショッカーが存在しなくても同じような事を考える物がいるのか」
「何ブツブツ言ってんのか知らないけど……いい加減死ね」
目の前を黒い体が覆い尽くす やはり早い!
「危ねぇ!?……ハッ!」
放たれた右ストレートを交わしジャンプし右手を掲げヒレカッターを渾身の力で振り下ろす
「大切断!!」
放ったままの体制の脳無の腕を叩き切り切られた腕が地面に落ちる
「グギヤァ!?」
「おー ひでぇひでぇヒーローが敵だからって腕切り落とすなんてするかよ」
「黙れ こいつは死体なんだろ? ここまで弄られたらもう元に戻してやることも出来ないだろう……ならば俺の手で眠らせてやるのが手向けだろう」
「そうか「そして」ッ!」
タラタラ喋っている手だらけ敵に素早く近寄り油断しきっている所を左肩から切りつける
「ぎゃあああああああああ!?」
「死者を冒涜し挙句改造した貴様らは許さん!」
切られた箇所を抑え蹲る手だらけ敵を掴み立ち上がらせる
「殺せ……ガキ共を」
「なに?…何か言った「隠れてるガキ共を殺せ!!脳無!!!」」なんだと!」
振り返ると先程まで腕を切られ停止していた脳無が水難エリアに走っていくのが見える 切ったはずの腕まで再生している!
「クソっ!」
掴んでいた敵を投げ捨て脳無を追いかけ走る 間に合え!!
緑谷視点
僕達はあの黒いモヤ敵に飛ばされ水難エリアには僕と峰田君 蛙水さん 柳さんが飛ばされていた
水難エリアの敵は僕ら4人で何とか撃退 広場に向かっていた時に先生達の戦いを見ていた
倒れゆく先生 そして新たに立ち向かう緑の仮面あれは恐らく筑波君だと思う
「やべぇ! 先生達を圧倒してたヤツを筑波の野郎手玉にとってやがる!」
「ケロッ 流石だわ筑波ちゃん」
あの黒い敵 どうやら脳無という名前みたいだけどその敵の腕を切り落とし筑波君は手だらけの敵さえも切り捨ててしまう
「いいぞー!筑波!」
誰もが勝ちを確信していた時、筑波君に掴まれていた敵が叫んだんだ……隠れてるガキ共を殺せと
その言葉を聞いた脳無はこちらに走り出してきたんだ 切り落とされた右腕を再生させて目の前まで高速で迫る脳無に僕らは動けないでいた…そんな僕らの前に緑の影が…
目を閉じてしまい衝撃に備えたのにいつまでも痛みが来ない…そぉーと目を開けようとした時隣にいた柳さんのか細い悲鳴が耳に響く
「いっ……いやそんな…」
僕が目を開けた時柳さんの悲鳴も重なって響いた…目の前には
「筑波ー!!」
脳無の拳により抉り飛ばされた右腹から血が流れ落ちている筑波君の姿だった
筑波視点
「ぐううぅぅぅ!」
間に合いはしたが…これはマズイな
「ははは! ザマァねぇぜトカゲ野郎!」
さっき切りつけてやった敵もフラフラとしながらだが立ち上がっている
「ふっ…そんなボロボロで威勢を張っても怖くねぇぜ?」
「強がんなよ……お前の方が重傷だろ〜がヒーロー君」
正直立ってるので限界くらい痛い…抉り飛ばされた箇所は火がついてるかのように熱いと感じる
「ゴフッ……生憎諦めが悪くてね?……我が身可愛さにヒーローに仮面ライダーになろうとは思ってないさ!」
目の前の脳無を殴りつけ叫ぶ…ここからが正念場だ!
「ガアアアアアアアア!!」
口から溢れる血を無視し声を荒げ脳無に飛び掛る
「ガア! ウラァ!!」
肩に両足を乗せ両膝で頭を何度もエルボーで叩きつける…こいつはあの敵から命令を受けなればまともな動きをしないなら命令される前に倒す!
「脳無! そいつを叩き潰せ!!」
脳無に足を捕まれそのまま地面に叩きつけられる 地面にヒビが入り体が軋む
「うっ……ガァア!?」
思うように体が動かない…血がどんどん流れ落ちていく
「筑波君!」 「うわあああ!筑波が死んじまう!?」
後ろから緑谷達の声が…不味い耳も遠くなって…
「筑波君から離れて!」
瞬間脳無に巨大な岩が突き刺さる
「小大さん!」
緑谷の声で今のが小大の攻撃だとわかった…更に俺の前に個性を発動させた回原が
「クソったれ!来るなら来やがれ!」
「ウチの同級生をボロボロにして許さないから!」
耳郎まで…2人とも足が震えてるのに…!
「筑波 ねぇ筑波!」
「しっかりしろよ 筑波!」
後ろから体を柳が起こし前には峰田が来ており必死に声をかけてくれてる
「ぼ 僕らだって!」 「お友達をやられるのをただ見てるなんて出来ないわ!」
緑谷に蛙吹まで…
「ぐっ……最後の賭けだ」
右手に握る腕輪 左腕に装着されたものに酷似した〝ガガの腕輪〟それをそのまま右腕に装着する
瞬間体に恐ろしいほどのエネルギーが巡り廻る
アームカッターが曲刀のように長く伸び鋭さが光を反射する
「それ…」
「今出せる最大火力 ただ反動が」
正直身体中傷だらけだから体が張り裂けそうだ…だが!
「友を守る為なら!」
支えてくれていた柳が気づいたのか支えていた手を強める他にも峰田や蛙吹まで
「待って!それ以上したら筑波が!」
「待てよ!それぜってぇー!ヤバいやつだろ!」
「筑波ちゃん!」
3人共…前に出ている耳郎や小大 回原に緑谷も心配そうに見てるが
「まかせろ…皆は必ず守る!」
掴んだいた3人を振り払い前の4人を飛び越え脳無に走り目の前で飛び上がる
「筑波ー!!」
曲刀のように伸びたアームカッターを脳無を左肩から足までを切り裂く
「スーパー!大切断!!!」
左肩から斜めに足まで振り下ろされた一撃は時を置き去りにしワンテンポ遅れて……脳無切り裂かれ地面に音を立て落ちた
「ははは…だけど脳無は超再生が あっ?」
切り裂かれた脳無は再生しない さっきのスーパー大切断で細胞ごと切り裂いたから新たに再生しようにも出来ないのだ
「はー!!ふざけんなよこのチート野郎が!!!」
手だらけ敵は癇癪を起こし地団駄を踏み吠えるが…まずいこちらも目眩が
「死柄木弔! これは一体」
「あのトカゲ野郎がやったんだよ!全部めちゃくちゃだ!!」
不味いワープ敵も
「ぬっ……ぐうぅ」
「筑波!」
もう立ってもいられない6人が寄って来て回原が支えてくれる
「…彼だけでも始末していきましょう…あの生徒は危険だ」
「そうだなぁ…脳無の仇だしなにより」
「俺のゲームをめちゃくちゃにしてくれたしなぁ!」
くっ この怪我がなければ!
「もう大丈夫」
瞬間後ろのドアが吹き飛び見知ったシルエットが
「私が来た!!」
怒りの顔を前面に出したオールマイトがいた
「筑波少年…酷い怪我だ皆を守ってくれたんだね」
音を立てずいつの間にか俺やクラスメイトが怪我をした先生達の元まで連れてこられていた
なんなら残っていた敵2人も殴られたのか苦悶の顔で腹を抑えている
「チッ 脳無もやられたしオールマイトもきた……全部むちゃくちゃだ」
「死柄木弔ここは1度」
黒モヤが広がり死柄木を包み消えていく
「覚えてろよォ…オールマイトこれは始まりだ次は……お前を殺すからなぁ!」
こうしてUSJ襲撃は幕を閉じた…俺が覚えているのはここまでだ
ヒロイン決めれないので御協力お願いします!(一応関わりある子に絞ってます)
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耳郎
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柳
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小大
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葉隠
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小森
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取蔭
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上位2人
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いっそこの全員