昭和の力のアカデミア   作:妖狐アルル

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今回のライダーは4号でアームのあの人


13話

第一競技は障害物競走、スタート位置のゲートには生徒が入り乱れている

「ははは、こりゃすごいな」

1年生全員と言われれば当たり前だが、こうも人が多いとゲートをくぐり抜けるのも一苦労だ

 

「それに彼はこういうチャンスは見逃さないはずだ」

頭に浮かぶは赤と白のツートンカラーの髪型の少年、彼はこういう時

「最初の妨害だ…悪く思うな」

 

[第一競技 START!!]

プレゼント・マイクの号令の瞬間、足元を冷たい風が通り抜け一気に凍りつく

「冷てぇ!?」 「あっ 足が!」 「あいつだ! ヒーロー科の野郎だ!!」

皆の足を不意打ちで凍りつかせた轟はゲートを走り抜ける、その後ろを爆破で飛ぶもの 高飛びの容量で飛び越えるもの等様々な方法でゲートを超えてくる

 

「クラスの奴は分かってたが他にも結構抜けられたな」

[いきなりICETIME! 轟しかける!]

[不意打ちからの行動阻害…恐ろしい個性の使い方が理にかなっているな]

「あれ?筑波君は?」

「なに?」

後ろを走る葉隠の言葉に疑問が走る、訓練の時でさえ俺の氷結を交わした彼奴が居ないなんてことあるはずが

「ロープアーム!!」

そんな俺の疑問を薙ぎ払うように今考えていた男の声が響いた

 

ロープアームを天井に引っ掛け、遠心力の容量で飛び越える*1

 

「まったく 分かってはいたが凄まじいな」

着地し轟達、先に行ったみんなを追いかける 後ろにいすぎたせいでスタートが遅れてしまった

[筑波の奴また新しい姿だな、マスクが珍しく口元も空いているか]

相澤先生の解説通り今回のライダーは少し特殊、目元を覆う青の仮面 たなびく黄色のマフラーに普段は隠れてる口元が見えている

 

ライダーマン4号ライダーの姿で俺は障害物競走に挑む

「おー!なんかいつもと違うな」

「口元が開いてるからな それより上鳴前を見た方がいいぞ?」

「ウェ?」

前を見れば峰田がロボにストレートパンチをくらってぶっ飛んでいくのが目に入る

 

「峰田ー!! ってそんな事よりあれ入試の時のロボじゃねえか!」

「上鳴お前…覚えてやがれぇ…」

ふむ、入試の時の1〜3ポイント 更に0ポイントもいるか

「勢揃いだな…後峰田その呪詛は少し怖いぞ(汗)」

 

こちらに向かってくる1ポイントに向かい合う、まるで入試の時だな

「なら相手してここから突破するのみ! パワーアーム!

右手を取りカセットアームの1つパワーアームを取りつける、なんか周りから悲鳴が上がってる気がするが?

 

[Dangerous!筑波腕を付け替えた!]

[筑波…お前…]

しまったこれ知らない人がみたらホラーだな

「ちょっ!筑波それ大丈夫なの!」

焦った顔で耳郎が走ってくる

 

「問題ないさ この姿だとこうやって腕を付け替えて戦うんだ、ほら」

説明しながら迫る1ポイントの顔をパワーアームで掴みメキメキっと音を立て破壊する

「はぁ…なんか心配して損した」

「すまんな でも心配してくれてありがとう」

 

頭に手を置き礼を言うと顔を赤くしてそっぽ向かれてしまう、何故だ?

「ほら いくよ!」

「?? あぁ!」

そのままロボを破壊しつつも進んでいくと巨大な0ポイントが凍りついてるのが目に留まる

「相変わらず凄いな轟は!」

「言ってる場合? 確かにあれはすごいと思うけど」

耳郎と話していると凍りついた0ポイントが傾き倒れていく、その下には切島達が

 

「危ない!スイングアーム!

パワーアームから鉄球の着いた伸縮自在の腕、スイングアームに切り替え倒れるロボに向けて勢いをつけて放つ

 

勢いのついた鉄球が凍りついたロボを破壊し、切島達に落ちるのは回避できた

「助かったぜ筑波! 俺だから平気だったけどな!」

「俺も助かったぜ!!俺も平気だったけどな!!」

切島と鉄哲が個性を発動させるガキンッ!と腕を鳴らしてみせる

確かにあの2人には助けは不要だったな

 

そんな事を考えながらもロボエリアを抜ける、轟と先程爆破の勢いで空から爆豪が通過していくのは見えたがまだ追いつけるだろう

 

[第2の障害物はこの嘆きの谷 ザ・フォール!!]

[障害物かこれ?]

[ちなみに下にはネットが張ってあるから安心してくれ!!]

確かにこれは障害物でいいのだろうか? でも普通の障害物競走でも平均台などがあるからいいのか?

 

「ロープアーム」

カセットアームを切りかえ、一番最初に使ったロープアームを装着する

「筑波」

「ん? 柳さんか」

 

声をかけられたので振り返れば灰色の髪が揺らめく柳の姿が

「無事でよかった…それと返事が欲しかったわ」

「それは……すまないミッドナイト先生から提案であのような登場をしたが…俺も本当はもっと早く皆と会いたかったよ」

弁明していると柳が微笑み軽くだがロープアームの先端に触れる

 

「でもこうやってまた会えた…あまり無茶しちゃ嫌よ」

「それは約束できないな…俺はきっとまた人がピンチなら無茶をする」

そう言えば柳は困ったように笑い手を離す

「貴方ならそう言う気がしたわ お互い残りも頑張りましょう」

「あぁ!」

ロープアームを反対岸に伸ばし、木にくくりつけて飛ぶ

これでザ・フォールもクリア…って

「ロープアームが勝手に!?」

右手のロープアームが勝手に今渡った反対岸に戻っていく、そしてその場にいた柳の手に

 

「しまった……まったく」

柳は掴んだロープアームを自分の腰にまく、さてっと

「はぁ!」

ロープアームをこちらに高く引き寄せ、ロープアームと共に戻ってきた柳を横抱きの様な形でキャッチする

 

「まったく…やってくれたな柳さん?」

「えっ…あっお姫様抱っこ///

なんで顔真っ赤なんだ?

[あれ素でやってんのか筑波の奴??]

[恐らく素だな…]

[筑波…意外と罪な男なのだな…]

罪な男?どういう意味だ??

 

「柳さん 体調が悪いのなら先生に伝えようか?」

「えっ? いえ大丈夫よ! 大丈夫だから!!」

「そっ そうか?」

柳を下ろして俺はトップに向けて走り出す、ほんとに大丈夫だろうか?

「…意外とガッシリしてた///」

 

急いで走って向かうと前でDONと音が鳴り響く

[さぁ!先頭は最後の砦 地雷原の怒りのアフガン!!]

[地雷はせいぜい気絶する程度だ 安心しろ]

[嫌安心は出来んだろ!!]

ごもっともですブラドキング先生、しかし地雷か

 

「筑波 来たな!」

「仮面野郎!!!」

前にいるのは轟と爆豪か、やはりこのツートップが頭1つ抜けてるな

マシンガンアーム!!

ロープアームをしまい新しいアタッチメント、マシンガンアームをセットする

 

地雷を突破する方法はライダーマンでは厳しい、なら突破ではなくある程度処理をしてから渡る 少し邪魔をしてな

「いけええええ!」

右手のマシンガンアームを轟と爆豪の近くの地雷に向けて放つ

被弾した地雷は音を立て爆発する、轟と爆豪の動きを邪魔して

 

「めちゃくちゃしやがる!」

「クソがあああああああ!!!!」

轟は顔を手で覆い動きを止め、爆豪は爆風で少し後ろに流されていく

「今だ!」

そして俺はその2人の間を通り抜ける

 

「逃がさねぇ!」 「ふざけやがってえええええ!!」

轟は地面を凍らせ足場を形成、爆豪は全力で爆破し俺に追いつこうとする

そんな中、明らかに爆豪のとは別の大爆発が発生 俺の上を影が通り過ぎる

 

「緑谷!」

「マジかよ…!」

あれはロボの破片!ここまで運んできてたのか、そしてそれを盾に爆破で飛ぶとは

「やってくれる!」

「後ろに道を作るとか言ってられねぇ!」

「俺の前を行くんじゃねえええデクゥゥゥウゥゥ!!」

 

俺を含めた3人で急いで緑谷に接近する、そんな中緑谷がもう一度ロボの破片を振り上げる

「まさか!」

急いでその場で急停止すると、やはり緑谷はもう一度破片を地雷原に叩きつける

 

叩きつけられた衝撃と爆破の衝撃でかなりのエネルギーが暴風となって吹き荒れる

「ぐわあああ!?」

「デクゥ!!クソがああああああああああ!!」

氷が割れ衝撃で1度足を着く轟、空中にいたがために爆風をもろにくらい後ろに流されていく爆豪

 

[喜べマスメディア共!!お前らが大好きな展開だ!そしてしかと見ろ緑谷出久の姿を!!!]

そのまま緑谷がゴールテープを切り1位を物にした

「ははは、凄いよ緑谷」

俺もあとに続き2位という結果に、まったく復帰戦から驚かせてくれるよこの学校は

*1
ターザンイメージ




1位 緑谷
2位 筑波
3位 轟
後は原作通りとなります

ヒロイン決めれないので御協力お願いします!(一応関わりある子に絞ってます)

  • 耳郎
  • 小大
  • 葉隠
  • 小森
  • 取蔭
  • 上位2人
  • いっそこの全員
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