ハイスクールD×Dの世界に来ちゃいました。   作:バキュラø

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ある日の生徒会part2

 

「おい、橘、聞いているのか答えろ。」

 

「…会長、助けてください。」

 とりあえず止められそうな彼女に懇願してみる。今の彼は止められませんというように首を横に振られてしまったが。

 

「俺の、、いや俺たちの会長に簡単に話しかけるんじゃない!」

 匙は怒りに顔を赤くして迫ってくる。ちょいちょい、本音が漏れていて、個人的な思いがダダ漏れなのはまるわかりなのだが。

 

「いやいや、この学校の会長なんだから俺の会長でもあるだろ…だから別に話しかけるぐらい…」

 

「だ、黙れ!」

 痛いところをついてみると少し詰まるが匙は言い返してくる。

 

「…あーうんソーダネ、そんなことよりケーキ食べる?」

 

「「「食べます!!」」」

 

「会長、あなたはさっき食べたでしょ。」

 面倒になったおれは生徒会の面々にケーキを持ってきていたという事を思い出し、聞いてみたが匙の後ろで手持ち無沙汰にしていた二人はしっかり食いついてきた。

 さっきまで食べていた人もちゃっかり反応していたが。

 姉がよく『甘いものは、女の子にとっては、正義なんだよ。』と言っていたがその通りであったらしい。

 

 

「俺の話を聞け!」

 

「なんだよ?」

 

「会長が欲しいなら、俺を倒してからにしろ。それまでは行かせないぞ。」

 ちょっとまて、いつからそんな話になった?そして匙よ。おまえは会長のお父さんかなにかなのか?

 

 

 

 

 やれやれ、俺にどうしろとこの展開を。

 

 

 

 

 

 ………一つだけ思い付くには思いついた、ここを切り抜ける方法。

 しょうがないやるしかないか、もうこれしか切り抜けられそうにないし。

 

 

 

 

「…じゃあ会長。」

 

「もきゅもきゅ。なんですか?」

 

「失礼します!」

 

「ひゃ!」

 ケーキを食べながら、不思議そうにしていた会長を両手で抱え上げ、所謂お姫様だっこをした。

 

「な、お前。」

 

「おまえはこの間、壁画にした…いや倒したし、後は会長を奪えば、帰ってもいいんだろ?というわけで奪ってみました。それでは、アデュー!」

 一言口にして硬直した匙を置き去りにして、おれは会長を抱えたまま窓から脱出した。

 

 生徒会室はその後、なにやらいろんな意味で騒いでいたみたいだけど俺の関知するところじゃない。絶対にない。

 さて会長を抱えたまま、勢いで出てきてしまったが、どこに行こうか。

 

 

 

 

 

 

「…それで私のところにきたわけね。ソーナを誘拐したその足で。」

 リアス先輩は腕を組んで呆れた目をこちらに向けている。

 

「いやーそんなに褒めても何も出ませんよ、リアス先輩?」

 

「ほめてないわ!ソーナ、あなたからも恭弥に何か言って。」

 

「………え、な、なんですかリアス、わたしは別にお姫様だっこされたからって赤くなってなんか…確かにされたのも、男の子と密着したのも、初めてで、ドキドキしましたけど…って違います!そんなことないんです!!」

 見事にリアス先輩との言葉のキャッチボールは成立していなかった。

 

「まあまあ、ソーナ会長落ち着いてください、リアス先輩もこういっていることですし、今回は許してあげてください。」

 

「…そうですね。じゃあ今回はゆるすことにしますわ、リアス。」

 

「そうね、ごめんなs……恭弥、貴方が謝りに行ったのになんで、私が、謝る流れになってるの?!あなたたち、私をおちょくっているのでしょう、そうなのね、そうなのでしょう?」

 

「「反省はしている、でも(いたずらしたことに)後悔はしていない!!」」

 

 いい笑顔をしている恭弥とポーカーフェイスのソーナ会長、表情は対極的だが、二人の言っていることはバッチリ揃っていた。

 ソーナ会長も日頃の生徒会の仕事のストレスからなのか、かなりノリノリである。

 

「もういい加減にしなさい!!!」

 

 ただし、その場にいた約一名のストレス値は代わりにどんどん上昇していたようだが。

 

「部長、何を大きな声を出しているのですか?」

 

「恭弥、テメー会長とデートとはどう言う了見だ、このやろう!」

 

「イッセーさんはデートがしたいのですか?」

 

「イッセー先輩うるさいです。」

 

「あらあら、うふふ、何やら楽しそうですわね、三人とも。」

 そんなところへやってきたのは、いつものオカ研のメンバーだった。

 

 

 一人だけを除いて。

 

 

「ハアハア…やっと見つけたぞ、橘!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハアハア…やっと見つけたぞ、橘!会長を返せ!」

 ついに匙がここまで来たか。くそ面倒くさいな、しょうがないここはとりあえず、

 

「おう匙君さっきぶりだな。まあ落ち着いてこれでも飲めよ。」

 

「フン、橘にしては気がきくじゃないか…………グホァ!」

 そのまま匙は床に倒れこみ。痙攣をした後、動かなくなった。

 

 そこにいる恭弥以外のメンツは知ることはないだろうが匙に渡したそれは某テニス漫画の某データメガネの○汁を登用したものだった。

 

 さてと、

「じゃあみんな揃ったし、会長も交えておしゃべりでもしましょうか?」

 

「あはは、恭弥くんは、ほんといろんな意味ですごいよね。」

 他のみんなが沈黙する中、木場の言葉が他のみんなの気持ちを代弁していた。

 

 

 

 

 

 その後匙がどうなったかは、みなさんのご想像にお任せしよう。

 

 




とりあえず生徒会編はこれで終了です。匙は安定の雑な扱いですがこれから頑張るのです。多分

次回:ある日の二年の教室(仮)
お楽しみに。
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