ハイスクールD×Dの世界に来ちゃいました。   作:バキュラø

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どうぞ。


旧校舎のディアボロス
クラスメイトに彼女ができまして


 みなさん、こんにちはみんなのアイドル橘恭弥です。キラリ。(ツッコミは受け付けません。)

 

 なんだかんだで転生して、17年が過ぎ、おれは駒王学園の二年生になりました。

 え、それまでなにがあったか、って?

 聞きたい?聞きたい?そうかそうか。じゃあ教えてあげようか。

 

 俺はN県で生まれてー、、、そして紆余曲折あって、ここ、駒王学園に入学したんだ。

 ちなみに今は一人暮らしだよ。え?はしょりすぎて全くわかんないって?まあ気にしない気にしない。

 

 その話はおいおい話していく事にするさ。聞いて良かったかは別にしてもね。

 特典がなんだったかって?それは…

 

 

「橘君、次僕ら試合みたいだよ。」

「おう、もう俺らの番か。」

 おっと中断されちゃったな、この続きはまた今度ということで。

 

 今は体育の剣道の時間で、おれを呼んだのは同じ二年の木場佑斗。

 ちなみに彼は、学年指折りのイケメンだったりする。橘はそれなりに容姿は整っていて彼同様、女子達の話題に上っていたりするのだが、本人は認知していない。

 

 

 

「じゃあいくよ!」

 

「よし来い。」

 

 俺たちは、始めという声を合図に、お互いの竹刀で打ち合い、体をぶつけ合っていく。

 

「きゃー木場くーん!」

 

「橘くーん!」

 

「橘×木場くんだわ。」

 

「いいえ、木場×橘くんよ。」

 

 

 女子たちの黄色い声援がすごいな。

 ……最後の二つは聞かないことにしよう。

 俺の精神衛生上いくないしね。…うん。

 

 

 

 最終的には、木場の小手を狙った竹刀を払い、面に一本入れ、俺が辛勝することになった。

 

 

「いやーやっぱり橘君はすごいね。あれを払われるとは思わなかったよ。」

「ま、運が良かっただけさ。」

「またまたー謙遜しなくていいよ。」

「ハハハ。」

 

 木場は本気を出していないだろう。俺を見る目に必死さはなく、どこか俺を観察、いや値踏みしているかのような態度だった。自称神から与えられたと思われる、俺の神器(セイグリッドギア)のことは知られていないはずだし、

 剣道の腕を見てただけなんだよね?そうだよね?ホ○とかそっちのひとじゃないよね?

 

「そうだといってくれ。」ボソっ

 

「ん?何か言ったかい?」

 

「いやなんでもない、こっちの話だから。」

 また心の声が出ちゃってたか気を付けよう。

 ま、気にすることはないはずだと思うけどな。

 

 

 俺らの試合を見ていた女子に渡されたスポドリを飲み、タオルで顔の汗をぬぐいながら、たわいない話をしていると、

 

 

「そういえば、知っているかい?」

 

「なにが?」

 

「君のクラスの兵藤くんに彼女ができたみたいだね。」

 と意外な、いや本当なのか疑わしい話を聞くことになった。

 

 へーあの三馬鹿の一人にねー。

 

「もの好きもいたもんだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 教室に帰ると松田と元浜がイッセーにダブルラリアットを決めていたところだった。プロ顔負けの息の合い方で二人は、流れるようにようにイッセーを床に沈めていた。

 

「よう、お前らどうしたんだよ。」

 そんなイッセーのことは軽くスルーし聞いてみた。

 

「聞いてくれ橘、イッセーのやつが裏切りやがった。」

 

「「なぜイッセーが付き合えるんだー。」」

 そういい、二人は血涙を流していた。

 

 単純にお前らが堂々と教室で大声でエロトークしたり、エロ本見なければ多少なりとも、マシになると思うんだけどな。(まあ教えてやるほど俺は優しくはないけど。)

 

「…」

 

「ふっふっふ。諸君とは格が違うのだよ、格が。」

 と、いつのまにやら復活していたイッセーが厨二病を再発したかのようなポーズ且つ、ドヤ顔で高笑いをしていた。

 

 どこの悪役だ、お前は。

 

「ハァ…」

 右手でこめかみを押さえ、ため息をついて呆れていると、

 

「なんだ恭弥、羨ましいのか?」

 とニヤついて、気持ち悪く体をくねらせていたイッセーにワンパン入れたおれは悪くないはずだ。

 

 

 ん?なんかイッセーの気配とは別の気配が混じっているような?ふと俺は珍しい感覚を覚えたが、

 

「気のせいなのか?」

 

「なにが?」

 

「いや、ついにイッセーが妄想に囚われてしまったのかと」

 

「ちがうわ!」

 

 もう感じないな、今のは、一体何だったんだ?

 

 なにもなければ、いいけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の月曜日、イッセーの彼女がいたという記憶が俺以外の皆から消え、そしてイッセーの気配が人ではない、別のものに変わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 イッセーside

 

「なあ、お前ら、本当に覚えてないのか、ゆうまちゃんのこと。」

 

「おいおい、イッセー妄想についにやられちまったか?」

 

「それより、新しい紳士のビデオを発掘したんだ。四人で見ないか?」

 

 

 おかしい絶対におかしい記憶に確かにあるのに松田も元浜も覚えていない。

 

 

 学年一の秀才と噂される、記憶力のいいはずの恭弥も、

「今日はもう帰って、一度病院で見てもらって暖かくして寝なさい。」

 と普段では有り得ないような、慈愛に満ちた声で早退を進められてしまった。

 

 ゆうまちゃんは俺の妄想だったのか?だけどそれなら、どうしてあんなにはっきりとした記憶が俺には残っているんだ?

 

 

「きゃー!」

 全く誰だようるさくしてんのは!俺が珍しく頭をエロいこと意外に使っているのに!

 

 

「兵藤くんはいるかい?」

 クラスの黄色い歓声を集めていたのは木場のヤローだった。おれはこいつがいけすかねえんだよな。

 なにが駒王学園の王子様だよ。イケメンはみんな、俺らの敵だかんな。

 

「なんだよ、イケメン、俺に何か用か?」

 

「いきなりだね。ぼくはリアス先輩の使いできたんだ。一緒に来てもらえるかい。」

 

 

 どうして俺がリアス先輩に?

 

 

「…」

 

「ゆうまさんのこと覚えてるよね?」

 

「え!」

 だれも覚えていなかったゆうまちゃんのことを何か知ってるのか?

 木場のヤローは微笑みながらそう言ったが俺には、もうその疑問だけでついていく以外の選択肢は見つからなかった。

 

 

「そんな兵藤×木場くんだなんて。」

 

「そんな嘘よ。」

 

「橘×木場くんの方がいいに決まってるわ。」

 後ろで何か言っているが聞こえない聞こえない。

 

 

 

 女子の言葉に気を取られていたせいで、

 イッセーは、考え込むような格好をして周りとは違う反応をみせていた恭弥に気付くことはなかった。

 

 

 




次回、え、恭弥もよばれたの?

イッセー「次こそ俺のキャッキャウフフな展開が!」


橘「あるわけないよね~?」


イッセー「グスン。」
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