ハイスクールD×Dの世界に来ちゃいました。   作:バキュラø

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前回までの三つのできごと。

一つ、帰省しました。
二つ、兄貴に会いました。
三つ、鬼が出ました。

リアスたちがレイナーレとドンパチしてる頃の恭弥です。


得物をもらいました。

 どうも橘の兄貴です。以後よしなに。

 

 え、いつもなら彼がそれを言うポジションだって?

 そうはいっても恭弥は今、

 

 

 鬼に捕まってて…

 

 

 

(two hours ago)

 橘side

 

 よく小説とかで化け物チートキャラがゆったり歩きながら、攻めてきますよね。

 

 俺は、あれで全力で走って逃げ切れない主人公のこと、正直バカにしていましたね。走って逃げ切れるだろうよ、と

 

 ええ。そりゃもう思いきり。そう思ってる人も多いよね。

 

 ……みんなと同じように思っていた時期が、俺にもありましたよ。…ちょうど数秒ほど前まではね!!!。

 

 人間だれしも、体験しないと理解できないことってあるよね。人間、あんなに殺気を相手に放つことってできるんですね、うんうん。

 

 そういう経験をして、次に活かそうとすることは大切だよね。

 

 ただ活かす前に俺が逝かされる気がしてなりませんがね。

 

 

 

 主に、先日言葉を交わした悪魔より悪魔してる鬼(ばあちゃん)という存在によって。

 

 

 

 

 兄貴side

 

 

 

 さてと、恭弥に起こった事を隣にいた、この不肖の兄貴視点で正確に書くとR18に指定されそうなので、やんわり順を追い、書いておくと、

 

 

 ドスが足元に刺さる。

    ↓

 左に逃がれる恭弥を矢が襲う。

    ↓

 それをジャンプで避ける。

    ↓

 そこに飛んでくる鎖鎌に足を取られる。

    ↓

 急速に近づいた鬼に棒で制圧される。←イマココ

 

 

 なんか蔵の方に足を持たれて引きずらr…ゲフンゲフン。連れて行かれていたが、非力な兄には、どうすることもできないよ。

 

 たとえ、愛すべき、わが弟に助けてと目で訴えられたとしても、だ。

 人にはどうしても超えられない壁、触れてはいけないパンドラの匣はあるんだ。

 

 さらば弟よ、君のことは忘れない。

 

 さて夕食の準備をしようかね。

 

 

 境内には先程まで響き渡っていた蹂りn…じゃなかった、喧騒が嘘のように、夕陽が差し、静まり返っていた。

 

 

 

 

 次の日

 橘side

 

「なんで助けてくれなかったんだよ兄貴。」

 俺は涙ぐむ真似をし、ご飯を食べながら、そう言った。

 

 わざとらしく兄貴は、

「わりと本気だったあのばあちゃんを止めるのは俺でも無理だからなぁ〜。」

 と目を泳がせていた。

 

 よく言うよ。

 

「なんだい、鍛えて欲しかったならそういいな。いくらでも相手をしてやるよ。全く暇で暇でしょうがないからね。」

 ばあちゃんは、喜々として笑いながら、そういった。

 

 昨日おれをボコボコにして気は済んだみたいだった。てか構ってもらいたいだけだったのかよ。まあ俺も特訓はしてもらう予定だったけどさ。それなら、拳に訴えないで、言葉にしてください。と強く言ってやりたい。ただ言葉にするには、再び昨日の惨劇を受け入れる覚悟が必要になるのだが。

 

「ばあちゃんには何年地獄の特訓を受けさせられたと思ってるんだよ。本気でやられたら、俺は再起不能になるわ、勘弁してくれ。」

 げんなりして俺はいった。

 

 ちくしょう、昔の記憶が昨日ばあちゃんにしばかれたせいで鮮明になって、今にも吐きそう。

 

 ばあちゃんには、構うだけで死を覚悟しないといけないからな。

 

 てかおれは、神器をどうにかして欲しくてきたんだがな。ちょうどいいし、後で聞いてみるか。

 

 

 

 

 

 朝ごはんのあと、ばあちゃんに、有無を言わせず、俺は神社の本堂に連れてこられた。

 

 そこで俺は、本堂に置いてある、刀をばあちゃんに渡された。

「これは?」

 

「うちの家に伝わる4振りの刀のうちの一つ、朱雀一文字だよ。鎬造、庵棟、身幅広めで腰反り高く踏張りがあり、鍛えは板目に杢混じり、総体に肌立ちぎみで乱れ映り、鮮明に立つ。刃文は丁字に互の目を交えて変化に富み、裏は大模様に乱れる。まあ所謂、妖刀の類じゃよ。」

 

 妖刀かよ!!

 

「なんでそんなもんを俺に?」

 

「本当は16歳になる去年に渡そうと思ったのだがのぉ。」

 ジト目で見られてしまった。

 

「お主の今の状態の神器(・・・・・)には必要だからの。」

 不意に神器の話になってしまった。

 

「ばあちゃん、それってどういうこと?」

 

「それしか教えられん、今はまだ、だがの。」

 ばあちゃんにもっと聞こうとしたら、先に制されてしまった。もうきくのは無理そうだな。けどなんで、ばあちゃんは、神器のことを?悪魔とかのことは蔵にあったとはいえ、少し詳しすぎる気もするけど。

 

 でもまあ扱う分には大丈夫だろう。ばあちゃんに武器の扱いも今までしごかれたしな。

 

 

 そう安直に考えていることがバレ、それから三日間、使い方をばあちゃんに鬼のように叩き込まれることになったのは、別の話なのでここでは、割愛する。

 




次回から原作に戻ります。

姉「あれ、恭弥が帰ってたの?」
兄「お前が家出してる間に来て、用事すまして帰ったよ。」
姉「おねーちゃんに挨拶もなく、連絡もなく、伝言も一言もなく?」
兄「う、うん。」
姉「フーン、ソウナンダ、キョウヤ、おねーちゃんにそんなことを………フフフ。」
兄「(なんでウチの女連中はこんなのばっかなんだ。)」
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