バンビーズみんなのバスターでバインバインしたかっただけなのに   作:カナダ次元

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 引き続き多くの感想・誤字報告・高評価、ありがとうございます!

 さて、おまたせしました。第十五話です。別に狙ったわけじゃないんですがまさかこの回が「15(いちご)」話とは、なんとも皮肉ですね!

 今回の話はあえてものすごく短くしてます。その分早く出せたと思っていただければ幸いです。


とある並行世界のBLEACH感想ブログ⑮

BLEACH582話感想

 

 

 今週もやってきました。

 

 BLEACH582話。

 

 今週の話ですが。

 

 もうね。

 

 色々衝撃的すぎて。

 

 なので今週の記事はあえて最小限にしてます。ご了承ください。

 

 気持ちの整理がついたら後でこの話で判明した真実についてのまとめ記事を出そうと思うので、それまでちょっとお待ちを。

 

 開幕は先週の続きそのままから。助けに来た一護ら一行に対して剣八は満身創痍ながらも笑い飛ばします。

 

 

『・・・はっ。まさかてめえらに、助けられる時が来るたァな』

 

『立てるか?』

 

『・・・立てるか、だと?バカ言え』

『俺よりてめえらの心配しやがれ』

 

 

 剣八の言う通り、背後には一護らに今まさに襲い掛からんと剣を振りかぶったユノワールが迫ってきます。斬撃を放とうとするユノワールですが、その行動は夏梨に腕を掴まれて止められ、その遠心力を夏梨に利用されたユノワールは近くの建物へと放り投げられ、ユノワールにぶつけられた建物は崩壊します。

 

 

『あちゃー、思わずブン投げちゃったけど、大丈夫かな?』

『てかさっきのコ、あたしとあんまし年変わんなくね?見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)ってのは女子供を戦場に駆り出すクソ野郎集団って訳だ』

 

『・・・それをそなたが言うか、黒崎夏梨』

 

『あ。べ、別にあたしはそういう意味で言ったんじゃ――』

 

 

 白哉の指摘により自分が言った言葉が死神側にもそのまま当てはまってしまう事に気づいてしまった夏梨は恥ずかしさから思わず赤面してしまいます。

 

 一方でユノワールがやられた事に動揺する威力偵察部隊の面々。

 

 

『ユノちゃんっ!!』

 

『クソッ!先走りやがって!どうしたんだ、あいつらしくもねぇ!!』

 

『コイツらは・・・リル!グレミィ!ユノを見てやって!!コイツらはアタシらが抑える!!』

 

 

 ユノワールに続いて主人公達死神一行に襲い掛かろうとするジゼル、キャンディス、バンビエッタ。しかしキャンディスの攻撃は恋次に阻まれユノワールと同じく建物へと吹き飛ばされ、バンビエッタの剣による攻撃は一護の新しい斬魄刀に防がれます。ジゼルも白哉を殴ろうとしますが華麗に躱され、逆に彼の剣による斬撃で容赦なく切られてしまいます。

 

 

『ぐっ!』

 

 

 異常に噴き出るジゼルの血。その血を白哉は浴びてしまいます。

 

 

『あーあ』

『浴びちゃった。ボクの血』

 

『・・・そなた、なぜ死んでない?』

 

『ボクの血を浴びるとね』

『ボクの言うことしか聞けない死体(ゾンビ)になってしまうんだよね―――ッ』

 

『!!』

『兄様!!』

 

『隊長!!』

 

『ハイッ、切腹ゥ―――・・・って、え?』

 

 

 しかし効果がないのか、その場に依然と変わりなく佇んでいる白哉。

 

 

『な、なんで効いてないの――!?』

『ゲフッ!!』

 

 

 自分の能力が効いてないことに動揺してしまったジゼルは白哉による白打の攻撃をモロに受け、他の威力偵察部隊の面々と同じく吹き飛ばされてしまいます。

 

 

『―――そうか、千手丸殿の死覇装か!』

 

『マジか、あの人の死覇装ってんな事も防げるのかよ』

 

 

 大織守・修多羅千手丸によって施された新しい死覇装の性能に感心するルキアと恋次。

 

 

『キャンディ!ジジ!』

 

『よそ見してる暇、あんのか?』

 

『しまっ・・・!』

 

 

 次々にやられていく仲間に動揺するバンビエッタ、つい一護から視線を外してしまい彼から攻撃を受ける、その直前。

 

 

『どけ、バンビ!!』

 

『!!』

 

『スパイフ!!』

 

 

 その声に反応して避けるバンビエッタ。そしてその直後に一護に襲い掛かる高速で回転するトラバサミみたいな物体。リルトットにより放たれた攻撃であるそれは一護に当たる直前、突然現れた氷の壁により防がれ少しの拮抗の後に難なく横に弾かれます。

 

 

『・・・ちっ』

 

『そうやすやすと我々を倒せると思うなよ?』

 

 

 舌打ちをするリルトット。そして彼女の攻撃を防いだルキアは油断なく斬魄刀を構え彼女に相対します。

 

 一方で窮地を脱したバンビエッタ。しかし息をつく暇もなく、その背後にはすでに夏梨が。

 

 

『!!!』

 

『技名は決めた後に宣言しなさい、だったっけ?』

『それじゃカッコよくないじゃん』

 

『月牙天衝・(えん)!!』

 

 

 刀神・二枚屋王悦により打ち直され、ついに本当の意味で夏梨の斬魄刀になった剡月。そこから放たれた巨大になった夏梨の燃える月牙天衝。

 

 しかしその渾身の一撃はバンビエッタの前に飛廉脚で移動したユノワールの剣によって切り払われます。

 

 

『まーたアンタ?てかさっきのもアンタに大して効いてなかったみたいだね』

 

『・・・・・・』

 

 

 無言で夏梨に対して剣を構えるユノワール。

 

 そして何かに気が付いたのか、夏梨に警告を叫ぶ一護。

 

 

『!!』

『夏梨、上だ!』

 

『!!!』

 

 

 彼女の頭上には巨大なビルを持ち上げた人影が。その巨大な質量を下方に投げられますが、夏梨は間一髪で避けます。

 

 

『うっわ、あっぶな!』

 

 

 投げたことにより粉々になった建物の残骸の上に着陸するその人物。

 

 

『外しちゃいました~ ><』

 

 

 威力偵察部隊、最後の一人。ついに登場。

 

 

星十字騎士団(シュテルンリッター) "P"

威力偵察部隊(マークトアクレーゴンアルメー) 所属

ミニーニャ・マカロン

Meninas McAllon

 

 

 その正体に、思わず唖然とする夏梨。

 

 

『なっ・・・』

 

 

 ここで数コマに渡って過去回想が描かれます。

 

 それは実にこの作品を500話以上さかのぼる、一護と夏梨のとある一日の記憶。

 

 家族が、再び会えた日。

 

 そしてそこに居合わせた「彼女」の「新しい家族」の一人が、今、再び目の前に。

 

 

『・・・・・・みっちゃんさん?』

 

 

 戸惑う夏梨を見たルキアは彼女に活を入れます。

 

 

『惚けるな、夏梨!』

『気を付けろ!』

『そやつは・・・』

 

 

 ルキアの脳裏に一瞬浮かぶ、第一次侵攻での戦い。

 

 

『私が先の滅却師共の侵攻で、半死半生にされた相手だ!』

 

 

 そして彼女を見、全てを悟る一護。

 

 

『・・・そうかよ』

『ようやくわかったぜ』

『お前が、お前達が、遊子を攫った奴らか!!』

 

 

 再び刀に力を入れる一護に対して、夏梨は未だに信じられないのか、ミニーニャに問いかけます。

 

 

『・・・どうして?』

 

『・・・?』

『なにがですか~?』

 

 

 こてんと首を傾げるミニーニャにカチンと来たのか、怒りをあらわにする夏梨。

 

 

『とぼけるな!』

『アンタ、遊子姉の事を家族って・・・!』

『裏切ったのか!』

『あんなにアンタを慕ってた遊子姉を!!』

『遊子姉の信頼を裏切ったのか!!』

『どうしてそんなことが出来るんだよ!!』

『どうして!!!』

 

 

 しかしとある声によって夏梨のその糾弾は断ち切られます。

 

 

『それは違うよ』

『彼女は私を裏切ってなんかない』

『だって私は、最初からコッチに居たんだもん』

 

『・・・・・・え?』

 

『!!』

『この、声は・・・』

 

『な、なんだ?』

『どうした夏梨!』

『一護もだ!こやつが一体――』

『・・・・・・っっ!!』

『ま、まさかこやつは―――!!』

 

 

 

 

 そしてその声を発した()()()()()()()()()()()()()()はそのバイザーを外す。

 

 その奥に隠された真実を、見せつける為に。

 

 

 

 

『言ったでしょ?』

『夏梨ちゃん』

『一護お兄ちゃん』

()()()()()()()()()()()

『またいつか、きっと会いましょう・ってね』

 

 

『そ・・・そんな――――!』

 

 

『・・・嘘だ』

『・・・・・嘘だと言ってくれ』

 

 

 

 

 

「遊子ぅぅぅぅぅ!!!!!!」

 

 

 

 

 

星十字騎士団(シュテルンリッター) "U"

見えざる帝国(ヴァンテンライヒ)皇帝候補者 序列二位

情報開発部隊(インフォリオンアルメー) 統括隊長

黒崎 遊子

Yuzu Kurosaki

 

 

 

 そして最後にタイトルコール。

 

 

 

BLEACH582「Promises Kept」

 

 

「果たされた約束」

 

 

 




 ご清覧、ありがとうございました。これにて第十五話終了です。 

 え?ロイド弟の同盟うんぬんはどうしたって?別に威力偵察部隊が結んだ同盟はひとつだけとは言ってませんよ?(ニッコリ

 もうちょっと補足しておきますと、感想にて「後ちょっとだけ気になるのはジェロームさんとベレニケさんは結局どこかに所属していたのか、この二人だけ無所属というのもありか・・・?」という質問がありました。なのでお答えするとこの世界線の設定としてはジェローム、ベレニケ、そしてロイド兄弟は後継者候補が率いる部隊には所属しておらず、彼らは所詮「非公式部隊」みたいなものを組んで一緒に行動してました。

 ロイド兄弟も「ジ」の聖文字持ちなので、ね。

 しかし剣八によってそれが壊滅してしまい、残ったロイド弟がバンビエッタに保護を求めた、ってのが真相です。

 ではまた次回に。
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