バンビーズみんなのバスターでバインバインしたかっただけなのに 作:カナダ次元
感想・誤字報告・高評価、いつもありがとうございます!今後とも遠慮なくどしどしと施してくれれば幸いです!
今回についてですが、主人公のデュエル脳のでせいでようやく「クロスオーバー」タグが仕事しだします。そういうのが苦手と言う方はご注意ください。
と言うわけで第二十一話。皆様の新年が良いものであることを心より願っております。まだまだ当作品で書くべき部分は多いですが、今年も頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。
BLEACH610話「“I”」感想
さてさて、今週もやってきましたBLEACH610話!
で、さっそくタイトルがネタバレしちゃってますね!563話のドリスコールの「“O”」に引き続きこれで母音+二重引用符のタイトルは二回目となります!つまり今週は「I」の聖文字を持つ蒼都に視点があてられ、彼の皇帝候補者としての能力のお披露目になると言う事が確定しました!
師匠のタイトルコールの演出はオサレで物凄く好きなのですが1ページ目にも書かれているので重要回はなんとなくネタバレ食らってしまうのは何とかならないモノでしょうか?まあ週刊誌ゆえにある程度仕方が無いのでしょうけど(苦笑)
ただ二重引用符に挟まれた母音のタイトルがこうやって二回目に登場した事で一つ違和感が浮かび上がるのに気がついた読者はいらっしゃいますでしょうか?皇帝候補者は全部で五人。その内ユノワールちゃんと雨竜の皇帝候補者としての能力がまだ判別してません。まあ雨竜の場合はそもそも聖文字の能力でさえお披露目されていないのですが、それは一旦脇においといて・・・
バンビちゃんですよ皆さん、バンビちゃん!
そう!バンビエッタの女帝《ジ・エンプレス》と言う真の能力が判明してるのにも関わらず、彼女の「“E”」のタイトルがまだお披露目されていないという事!つまりバンビエッタに関してはまだ何かあるのか・・・?これは期待してもいいんですよね師匠!
さてさて、とりあえずは本題に戻り今週の感想について語りましょう。冒頭は先週から始まったユーハバッハと和尚の戦闘の続きのシーンですね。滅却師達を霊王宮内の宮へと強制的に分断した和尚の「通天掌」、そしてそれを更に昇華させた「千里通天掌」。それをもってユーハバッハを排除しようと企む和尚でしたが彼は自らの体に矢を撃って強引に戻り和尚の背中を傷つける事に成功しました。ラストの和尚の顔、めっちゃ怖かったですね!
『名前を呼ぶなと言うても呼ぶわ』
『反省しろと突いても戻ってくるわ・・・』
『歳はとったとは言うても、まだまだ悪戯坊主じゃなあ』
『言うことをきかんなら、仕方がないのう・・・・・』
『殺すか』
先週以上に和尚がメッチャ怖い!
それぞれの得物を抜く両者、いざ激突!って所で視点が変わります。写されるのは巨大なエネルギーにより下から粉砕される霊王宮表参道、そして激しい戦闘が繰り広げられているのか爆発やら光やらが乱立する五つの離殿の見開きです!
そして表参道を下から粉砕したモノの正体は一護達が乗っている砲台でした!派手に回転して表参道の道へと落ちる砲台。そこから扉が空き、中から出て来たのは・・・
鼻血を出してる岩鷲でした!(笑)
『
『いいってことよ!!』
中に9人もいるのに唯一織姫ちゃんからの結界から漏れてしまった岩鷲、相変わらず運のない・・・
一行はそれぞれ砲台から出てきます。
『戦いはまだ続いてるのか?』
『・・・これは・・・』
『隊長』
『うむ。どうやら――』
『己の街で
激しい光と音に見舞われる霊王宮に対してボソッと感想を述べるチャド。真剣に周りを見渡す恋次、そしてそれに相槌を返す白哉。夏梨ちゃんも同じく周りを見渡しますが、彼女が見つけたのは地面に横たわる無残な死体でした。
『!!』
『・・・滅却師?』
『の、死体の様じゃな』
『・・・この者には見覚えがある』
『滅却師共の第一次侵攻にて私が戦った相手だ』
『!!兄様が・・・』
『あの時のアイツか・・・!』
『太刀筋の様子からどうやら一撃でやられたようじゃの』
『流石だな、
『!!』
夜一がエス・ノトの死体へと近づき、その鋭利な切り傷についての感想を述べます。同時に零番隊の実力に早速感心した様子を見せる岩鷲。しかしその直後に近くの宮からこれまで以上の大爆発が!
『王悦さんと・・・遊子!?』
『クソッ!!』
『まて夏梨!!』
『うっさいマユゲ!!』
『早く遊子姉を助けないと――』
猪突猛進ガールである夏梨ちゃんを止めようとする恋次!しかしその直後!
なんと何処かで見たことのあるような光の檻に一護と夏梨ちゃん以外の七名がそれぞれ閉じ込められます!
『この檻は――!!』
『そうだ』
『これは「
『僕の統括副官だった、キルゲ先生の能力だ』
『そして予想通り、君達二人には効かないか』
『流石はシュリーレーランズの血縁という訳だ』
『・・・誰だ?テメェ』
『僕は
『
『陛下の命により、ここから先は通さないよ』
今回の主役である蒼都!ついに登場です!
その登場に対してあくまで冷静に斬魄刀を構える兄妹たち。
『愚問だ』
大人数で霊王宮へと突入したはいいものの、いきなり皆と分断されてしまった一行!ここから一緒に進むためには目の前の敵を排除しなければいけません。
ただ、キルゲの監獄《ザ・ジェイル》って確か彼が推定グリムジョーにやられた後も機能し続けていたので、もしかして一護達が檻に向かって月牙天衝を撃たないと突破できないのか?いや、今回滅却師の血を引く彼らが檻を簡単に振り払えたことから意外と簡単に脱獄させてあげる事ができるかもしれませんね。これも彼らの上がった実力の賜物ってコトかな?
まあそれを目の前の彼が許すと言えば別の話ですけどね!
そしてその監獄を今回簡単に打ち破った夏梨は気を大きくしたのか、蒼都に対して軽い挑発を言い放ちます。
『てかアイツと同じ能力を持ってるんだ。ネタバレしてんのにそんなんであたしたちと戦えると思ってるの?』
『違うな、黒崎夏梨』
『これはキルゲ先生と同じ能力ではない』
『正真正銘、
『・・・・・?』
再び支配者のポーズを構える蒼都。両手に霊圧が集まるにつれ、彼は徐々に地面から浮き上がります!
『共に生きたものとは共に死すべし』
『共に生きたキルゲ先生から』
『ニャンゾルから、エス・ノトから』
『そして君達にやられた
『死しても生き続けるために、僕が彼らから受け継いだのさ』
『銀の紋章・灰色の草原・光に埋もれた円環の途』
『瑪瑙の眼球・黄金の舌・頭蓋の盃・アドナイェウスの棺』
光の柱が割れ、ついに完成体の姿がお披露目される蒼都!今まで中国系っぽいイメージを持っていた彼ですが、ここに来てなんか西洋風っぽい装備に!強いて言えば聖騎士かパラディンっぽい?兜は着てないけど西洋風のスリムな鎧とスタイリッシュなデザインの剣と盾を装備してるのはなんかなーって思ってしまったのは駄目でしょうか?(苦笑)
ただそれを差し引いてもカッコイイ事には変わりないですけどね!
クソッ!蒼都の癖に!(笑)
それはともかく、この聖別の詠唱ですよ詠唱!バンビエッタとドリスコールが唱えた詠唱にまたまた変更が!今回一番注目すべき点は「朽ちた祖父の棺」が「アドナイェウスの棺」へと変わっていたことです!
ユーハバッハは全ての滅却師の始祖であり、極論すべての滅却師の父とも言える存在です。そして霊王がユーハバッハの父である事が明かされた今、霊王は全ての滅却師の祖父という訳だったのですね。なので今までは「朽ちた祖父」と詠唱されていました。しかしその祖父の真名が明かされた今、彼の名前である「アドナイェウス」を詠唱に使える事が出来る事になった!これで何が変わるかは今は未知数ですが、まあ単純に考えれば実力が上がるのでしょうね。今回の一護達の相手は結構厄介になるかもしれません。
そして「掲げるもの」の部分、これも他の二人と違いますね。バンビエッタは「私の」、ドリスコールは「敵の」心臓でした。バンビエッタは「私の家族」から力を、そしてドリスコールは「俺の敵」から力をそれぞれ聖別で獲得していました。そして今回の蒼都は「屍の心臓」。これはもうほぼ確定ですね、彼の真の能力は!
蒼都の能力!それは死した仲間の力を受け継ぐ能力である!
・・・・・・ここに来てなんかいきなり蒼都の主人公力が高まってません?
『・・・いや、今はこう名乗ろうか』
『
『「
『・・・!!』
『
『君達に挑もう』
という訳で最後に彼の真の能力名が久遠《ジ・イモータル》という所が明かされてタイトルコール!今週はこれで終了という事になりました!
受け継がれる意志、それが久遠《ジ・イモータル》。
クソッ、能力名もカッコイイじゃないか!蒼都の癖に!(笑)
いやー、なんかめっちゃいいですねコレ。いままで散々な目にあってきた蒼都ですがようやっとマトモな活躍が見れそうです!まあ今まで結構卑怯な手段に手を染めていたことは変わりないので最後も悲惨な目に合うのかもしれませんが。なんせ彼が今対峙してるのはこのBLEACHと言う名の物語の主人公、我らが黒崎一護なのですからね!
ではみなさん、また来週!
みなさん、こんにちは!ユノワール・シュリーレーランズで――
「
みぎゃあああああああ!!!
今かすった!かすったよ!ほら見て、私のプリティなほっぺにキズが!この人マジで私を殺しに来てるううううう!!
「上手い
そりゃ鞘伏を受け止める選択肢なんて取れないからね、避けるしかねーんですよ!マジでチートすぎるッスよその斬魄刀!ヌッってなんだよヌッって!!
という訳で、ごらんの通り
今こそ声高く申し上げたい。
どうして!
こうなった!!
「・・・あなた様も御冗談がご上手ですね。まだ、本気ではないのでしょう?」
「
そして今私が王悦さんに返事した通り、私の戦況・状況は決して良くない。今の所私が王悦さんを前にして生き残ってるのは単に彼の気まぐれにより滅茶苦茶手加減してくれているからだ。そしてその手加減をもってしてもこれだけの差。このまま戦闘を続けると待っているのは私の確実な敗北、そして死だ。
前にも言いましたが、能力や
そして零番隊はたった五人で護廷十三隊全軍の総力を上回る実力を持つ。原作での活躍、そしてその退場を見ると誤解しがちになるし、和尚がその総力の大部分を占めてそうと言われれば確かにそうかもしれない。が、王悦さんを含む和尚以外の四人もどう低く見積もっても護廷十三隊の平均的な隊長より2~3倍の技量を持っている。
彼らは、強いのだ。
となると私に残された手段は二つに一つ。彼と会話を続けるか、他から助けを求めるかだ。
ちなみに後者の選択は端からアウト。そもそもなぜ私が今王悦さんと1v1を強制されているのかと言うと和尚が原因だったりする。彼が繰り出した「通天掌」によって(おそらく能力の関係によって踏ん張る事ができた蒼都以外の)星十字騎士団全員が零番隊の宮へと部隊ごとそれぞれに吹き飛ばされたからね!なので他の部隊の連中からはおろか、バンビーズの皆からの助けも期待できない。私の部隊である
で、もう気づいてる方も居ると思うのでぶっちゃけますと零番隊との交渉は結局決裂しました。私が原作知識にて存在しなかったニキータさんについて動揺してる間、零番隊がなんか仲間内でボソボソ喋ってるなーってちょっと意識を向けた直後に和尚が「ならば示してみよ」って言って彼の巨大化ツッパリ攻撃により強制的に空の旅を味わわされました。こうやって私の部隊はまとめて王悦さんの宮へと移動させられたワケなのです。
ちなみに先ほど軽く霊圧探知してみたらバンビーズのみんなは曳舟さんの、ドリスコールの部隊は天次郎さんの、ロリコン疑惑のあるメガネとハッシュポテト・ニキータを含む親衛隊は千手丸さんの、そして陛下は単独和尚の宮へと至ったことが判明。飛ばされた彼らはそれぞれに霊圧の吹き荒れる激しいバトルを展開中、という訳です。
ん、残された蒼都はどうなったって?なんか陛下に「お前は罰としてその場を守れ」とか言われてたので律儀にそれを守るんじゃないのかな?うん。
ちなみになぜ私と一緒に飛ばされた部隊のメンバーであるグレミィ、BG9、そしてシャズさんが私の援護に入らないのかと言うと彼らもそれぞれの敵と戦闘に入ってるからです。王悦さんの宮にて彼の屋敷である「鳳凰殿」には
そんでもって「グレミィが居るから余裕じゃん!」って思ってる方もいらっしゃると思うんですが、違うんですよ。確かにグレミィは最強の滅却師ですし私の統括副官でもあります。でも彼は最強である彼を差し置いて私が統括隊長になってる事がどうも気に食わないらしく、気分屋である性格ってコトも合わさって彼は私を特訓以外で戦力的に助ける事は基本しません。
私の事が気に食わないって事を直接言及された訳ではないし、彼との仲は決して悪くないはずだと思いたいんだけどね。でも彼は事あるごとに私に対して辛辣だし私も結構彼に対して引け目がある。なので彼が私を助けるのは私が王悦さんにやられた後になるだろう。実際に彼は今戦ってる二枚屋親衛隊相手にただただ適当に遊んでるっぽいし!彼の新しい体の調整も兼ねてるんだろうけどさ。
つまりグレミィは、私は後でバンビエッタに蘇生させてもらえばいいやって考えてるんだろうね!畜生!後でリルトットに怒られても知らんぞ!
という訳で最初に言ってた私に残された二つの手段のうち、他から助けを求める選択肢は
と、とりあえず会話だけは続けよう。なんとか突破口を見つけるんだ。
「ただ解せないのです。私が強者で無い事はあなた様は把握されているはず。私を執拗に狙うのはいかがなものかと」
せめて一旦私との戦闘をやめて欲しい!ほんのちょっとでいいからその鞘伏を降ろしてくれませんかねぇ!?あるいはグレミィの方へ行くとかさ!
「よくぞ聞いてくれた
私の質問に対してバッと両腕を広げて大げさなリアクションを取る王悦さん。うーん、このテンションよ。一護お兄ちゃんも原作で言ってたけどこの人のノリにはどうもついていけないな。今の状況が絶体絶命に近いモノじゃなければげんなりしてた所だよ。
「ちゃんボクが
ビッっと王悦さんが指を三本伸ばした後、一旦引っ込めてから改めて一つを伸ばした。
「
あっ、もしかしてBG9が私を統括隊長って呼んだところを聞いていたのか!?なんつー地獄耳!そしておのれBG9め、余計な事を!君はホントに生真面目すぎるんだよ!いちいち正式名称を言わなくてもいいのに!
「
「!!」
げーーーっ!やっぱりバレてたか!
「和尚から言われた時はマサカとは思ったけ
うっ、ちょっとしたカマかけだったか。私はこういうやり取りには弱いんだよなー。というかチャンペアって、ペアは梨だからもしかして夏梨ちゃんの事か?夏梨ちゃんェ・・・
「そして
最後の三本目の指を勢い良く伸ばす王悦さん。
ゾクリと、私は彼のその唐突な変貌に冷や汗をかく。
雰囲気が、変わった。
「どうやったかは知らねェ」
「興味もねェ」
「ただただ頭が高い、頭が
「アイアムナンバワンザンパクトクリエイラァー」
「十・九・八・七・六・五枚」
「終いに三枚、二枚屋
鞘伏を構える彼は。
「死神でも無いキミに、握らす刀はねェ」
視界から、消えた。
「ッ!」
来るっ!!
「《
落ちつけ、落ち着くんだ!私の霊圧感知を信じろ!
とりあえずは離れる!影式移動術ほど万能ではないが、《マルチロール》は発動も早いし太陽の門がまだ無い
もう会話とか悠長な事を言ってられない。とりあえず今はこの場を凌ぐことだけを考える!
見よ、これがお兄ちゃん達が月牙天衝を使えてうらやましいと感じた私が生み出したそのモドキの術式!私はロゼちゃん式ゼーレシュナイダーを構えて、いざ!
くらえええええええ!!
繰り出されるのは真紅の飛ぶ斬撃。そして大爆発!
やったか!?マトモに食らえば流石の零番隊と言えども――!!
「とりあえずは腕一本、貰っておく
「えっ――?」
そして気がついたときにはすでに。
飛び散る血と共に見覚えのある腕が。
空へと、舞っていた。
時は少し、遡る。
「げほっ!!」
「げ――っほ、え゙っほ、え゙っほ、ぼえっ!!」
「くそがっ・・・愛の無いグソ女め・・・」
「絶対許さないモン・・・っ」
「・・・ん?」
「ここは一体・・・?」
「ただの”
「九の世界の一つ、
「・・・・・・は?」
「リリッ・・・」
「リルトット・・・・・・!!・・・ちゃん?」
「な、なんだ?その姿は一体・・・!?」
「・・・ユノを利用してオレらを殺そーとしたんだ」
「責任の取り方ぐらい・・・わかってんだろうな?」
「ま、まさかまさか」
「お前!!」
「このセカイ!!」
「リルトット、お前が作り出したのか!?この叫谷を!!」
「アリエナイ!!聖文字級の能力だぞ、これは!!」
「お前の聖文字は『
「それこそ――」
「・・・・・・ま、まさか」
「ありえない話じゃねーだろ?」
「だって
「はわっ・・・はわわわわぁ~~~っ!!」
「ゆるしてえ~~~~~!!」
「そして俺は」
「その『王』の『影』だ」
「ぎゃああああああああ!!!!!」
「・・・チッ」
「思った通りのゲロマズだったな、テメェはよ」
ご清覧、ありがとうございました。これにて第二十一話終了です。
「とある並行世界のブログ考察メモ②」にていただいた感想の中で蒼都の能力名を当てたカロンさん、お見事です!答え合わせまで大変待たせてしまい申し訳ありませんでした。
しかし王悦さんの口調が難しすぎる!英語を日常的に使う身からして日本語でエセ英語を表現するのってめっちゃ難しい。再現、上手くできてたらいいなー。
ではまた次回に。