バンビーズみんなのバスターでバインバインしたかっただけなのに 作:カナダ次元
と言うわけで第四話。引き続きこれからもよろしくお願いします。
BLEACH510話「The Extinction」感想
さてさて、今週もやってきましたBLEACH510話!
先週では総隊長の最強必殺技、残火の太刀・"北"「天地灰尽」の見開きで終わりました。で、先週でも言いましたがこれってメタ的にどう見てもフラグっぽいのですよね。攻撃を食らったはずのユーハバッハの側の描写も無くそのままで終わってしまいましたし、俗に言うやったか!?→ やってないパターンの可能性大という訳です。
ユーハバッハも今の所滅却師の極大防御呪法である「
さて、今週でいったいどうなってしまうのか!さっそく見ていきましょう!
場面は天地灰尽を放った直後の総隊長から。彼が纏っていた炎の鎧が徐々に薄れていき、やがて消えると同時に雨が降ってきます。卍解の影響で一時的に水が消えていた尸魂界に総隊長が炎の全てをつぎ込んだその必殺技を放ったので、その影響から解放された結果でしょうか。いやー、改めてとんでもない威力の技と感心・・・
する暇も無く!
ページをめくるとそこにはなんと無傷のままで佇むユーハバッハが!
『なぜまだ其処に居る』
『なぜ炎が消えている?』
『なぜ
「雨が降って来たのは総隊長が必殺技を放ったから」と言うさっきの考察が一瞬で否定されました。(笑)
どうやら総隊長その本人も一体何が起こったのかわからない様子。その答えを知りそうなユーハバッハ相手に憎憎しげに問いかけます。
『貴様の斬魄刀をよく見てみろ』
『真逆、炎が強制的に解除されたとでも・・・!』
総隊長が彼の刀へ目を向けると斬魄刀の刀身がさっきの灰の様な形から普通の刀へと戻っています。卍解が解除されている!?しかも黒い光っぽいものが斬魄刀の周りにまとわりついてます!という事は・・・
『
『ユノワール・シュリーレーランズよ』
『間に、合った・・・!』
総隊長がその黒い光の元を目で追うと、そこには息絶え絶えで卍解を封じるメダルを構えているユノワールが!先ほど食らった流刃若火のダメージがまだ抜けてないのか、かなり苦しそうな様子です。そしてその後ろでユノワールが立てるように支えているバンビエッタ。彼女も意志の強い目で前を油断なく見据えています。いやー、この描写いいですねぇ。数話前の京楽隊長が見せた総隊長への信頼感しかり、この二人も固い絆で結ばれてることがひしひしと感じます。尊い。
しかしこう来ましたか。普通こういう「仲間のピンチを最後の最後で救う」って展開は大体主人公側の特権であり、こう敵側にいざやられるといかに理不尽かを感じてしまいます。(笑)
ですが前に触れた通り、この戦争はどちら側も「正義」と信じているからこその戦争。しいて言えば初期の尸魂界編に近い感じでしょうか。当時は一護たちの敵であった死神側も厳密的に悪では無く、ルキアを救うべく行動してた一護達主人公にとっての「討つべき敵」とは「尸魂界の掟」そのものでした。今回の千年血戦篇もそのようなモラルジレンマがチラホラと出されているので、今後の展開により一層の期待が寄せられますね!
そしてユノワールの能力名もここで判明。開錠《ジ・アンロック》ですか。封じることが出来る筈の無い卍解を封じることが出来たのもこの能力が関係してることに間違いはないでしょう。「間に合った」と言う発言からなにかしらの発動条件や発動に時間がかかるタイプの能力っぽいですね。
『・・・光栄・・・です、陛下・・・』
陛下からのお褒めの言葉に感動したのか、ユノワールちゃんのバイザーの下から一筋の涙が流れます。やはりユーハバッハはかなり部下から慕われている様子。
『莫迦な!只の小娘なんぞに儂の卍解を奪える訳など・・・!』
『普通ならばそうだな』
『だが彼女は「
『貴様の卍解の事柄すべてを「開錠」し、解析することもできる』
『我が星十字騎士団の中では私以外で唯一、強大な貴様の力を御し』
『
『時間をかけすぎたのだ、貴様は』
陛下、陛下。部下の能力のネタバレをするのかはどうかと思いますよ!読者的にはありがたいですけど!解説ありがとうございます!(笑)
ではせっかくの事ですし、色々とユノワールちゃんの能力について考察してみましょう。開錠《ジ・アンロック》、いやー、かなりのチートですね。卍解の情報を「開錠」してその秘密を暴き、その情報を使い今回でその名前が出たメダライズで卍解を奪うことが出来るようにする。しかもそれだけでは無く、強奪を確実にするために死神の斬魄刀との繋がりを「開錠」して奪いやすくもしたとも。
これだけを見ると藍染が空座町決戦で総隊長のメタとして用意したワンダーワイスを連想しますが、ユノワールの能力の厄介さはそれ以上かと思われます。陛下の説明を聞く限りユノワールの能力は応用性が高くそれ以上の事が出来るかの様な含みがありますし。とりあえず今は何かしらの物体や情報を能力で「開錠」、アンロックすることでそれを開放したり暴いたりする事が能力の神髄かな。
これに加えて概念的な「開錠」、例えば月島さんみたく友情や愛みたいなモノをアンロックできるならかなりヤバイ代物ですね。果ては、体とその命の繋がりをアンロック、つまりなんの抵抗も許さず絶命させる芸当も可能?ただ、陛下が総隊長に「時間をかけすぎたのだ」と言った点、そしてユノワールちゃん自身も「間に合った」と言ってるのでやはり発動に時間がかかるのが弱点っぽいですね。となると彼女はローズを素の実力で倒した事になるのでしょうか。
ですが総隊長の卍解を星十字騎士団の中では能力のおかげとはいえ彼女しか奪うことが出来ないとユーハバッハが断言してるあたり強い能力には間違いない様子。総隊長は別に舐めプしていたわけではないのでしょうが、色々自分で卍解の能力の説明していてやたらと時間を掛けていたのは事実。なのでちょっと自業自得感はありますね。
総隊長はオサレバトルの犠牲になったのだ・・・犠牲の犠牲にな・・・
あと陛下の「私以外で」って言う発言も自分も卍解を奪うことが出来たにもかかわらずそれをしなかったと言うニュアンスがうかがえます。そしてその理由について彼の口から次のシーンにて語られます。
『しかし私があえて何故それをしなかったか解るか?』
『私も出来得る事なら』
『貴様の血肉も剣も魂も貴様の卍解ごと』
『髄から粉々に打ち砕きたかったからだ!!』
ユーハバッハの悲痛とも見て取れる叫び。冷酷に見えて、それでも叫ばずにはいられなかった陛下の感情的な一面。やはりそれだけ彼の中で総隊長に千年前に敗れた事が大きかったのでしょう。しかし自分の総隊長へのこだわりを捨ててまで自分の窮地を救った部下を褒めることが出来るのは素直にすごいと思います。大抵の悪役なら「なぜ邪魔をした!」ってカンジで八つ当たりかましますからね。
ユーハバッハが最後の言葉を叫んだその瞬間、突如総隊長の背後から巨大な火柱が立ち上ります!思わず振り返ってしまう総隊長。
『一番隊舎―――・・・!』
『沖牙ァ!!!』
崩れてゆく一番隊隊舎。しかし隊舎に残していた部下の安否を確認する暇もなく、いつの間にか総隊長の背後に長髪の謎の人物が立っています!
すぐに察知し後ろを振り向く総隊長ですが、既にその姿は無く、その人物は何時の間に移動したのかユーハバッハの前で騎士の礼を取っていました。その服装から見るにこの人も星十字騎士団の一員っぽいですね。
『はっ』
『此奴・・・・・・!』
新キャラ、さっそく名前のお披露目です。総隊長のこの反応からかなりの強キャラ感が窺えますね。バンビエッタと双璧をなす陛下のもう一人の側近という所なのでしょうか?いやむしろこっちがキャラデザ的に側近っぽいですね。
(□月△日追記:コメントの方がハッシュヴァルト、実は新キャラではなく過去回にてすでに登場してた事を指摘してくださいました!486話にてイーバーンのメダリオンを地面から拾い、一護の卍解を捕獲できてない事を陛下に報告してた人と同一人物でした!〇〇〇〇さん、ご指摘ありがとうございました!)
『断られました』
『何の話をしている!』
自分を無視してハッシュヴァルトと会話を始めてしまったユーハバッハに苛立ったのか、怒りの形相で質問を投げつける総隊長。
少し考える素振りを見せた後、律儀に返答を返す陛下。その彼の言葉にはっとする総隊長。
『藍染惣右介を勧誘していた』
『!』
『特記戦力の一つとして我が麾下に入るようにとハッシュヴァルトを向かわせたが』
『案の定だったな』
『申し訳ございません』
『良い』
『何しろ時間はこの先永久にある』
うわぁ。まさか藍染を味方に引き入れようとしたとは。ただどうやら藍染の加入にあまり固執してない様子が救いですね。多分上手くいけば儲けものぐらいの思惑でしょうか。ラスボスがラスボスと手を組むなんて最悪の展開はとりあえずは避けられたと言ってもいいでしょう。
再び総隊長へと振り向くユーハバッハ。十字のメダルを再び手に取り剣をまた出現させたと思ったら今度はその剣で天を切り、頭上に巨大な霊圧の弓を作り出します!
『認めよう』
『今、私は貴様に敗北しかけた』
『だが貴様は何故
『何故に
ギギギっと頭上の弓が引き絞り終わるとユーハバッハの前に巨大な矢が突き刺さります!
『貴様と貴様の仲間が率いた曽ての護廷十三隊に敗れた』
『しかし私は学んだのだ』
『見よ、私はすでに一人ではない』
『今の私には、こんなにも仲間が居る』
陛下に仲間と言われて、笑顔を見せるユノワール、バンビエッタ。そして意識を取り戻したバズビーとエス・ノトもそれを誇ったような表情を見せてます。唯一ハッシュヴァルトのみが依然クールな無表情のままですが、目を閉じてるあたりまんざらでもなさそうな様子。いやこの描写はホント上手いですね。まるで強大な敵をついに打倒した主人公陣営っぽいというか。敵側がこれをやるというのが本当にニクイ演出。
そしてそれに対して総隊長はこの場では一人。実際、彼に仲間はいます。しかし彼ら全員が今は他の敵に気を取られ彼の援護に向かえない。それを知りながら総隊長は一人でユーハバッハ相手に戦いを挑みました。結果、このような結末になってしまった。
ユーハバッハは自分の仲間を信じて総隊長を相手に仲間と共に戦い、総隊長は仲間からの信頼を身に受けて一人で巨悪に対して立ち上がる。一見そこにはなんの違いも無いように見えて、しかしユーハバッハの勝利と総隊長の敗北と言う結果に分かれてしまったのです。
『前に進むのだ』
剣の矢を手に取る「皇帝」ユーハバッハ。その眼前には敗北を悟ってしまったのか、覇気を失ってしまった「総隊長」山本元柳斎重國。
決着の時がやってきました。
『山本"元柳斎"重國』
一閃。
といったところで今週は終了です。いやはや、まさかこんな形で決着がつくとは、まったく予想できませんでした。感無量です。やはり師匠は天才ですね!
次はそろそろ一護達の登場ですかね?この惨状を見て彼らは一体どう思うのか?こうご期待!
ではみなさん、また来週!
みなさん、こんにちは!ユノワール・シュリーレーランズで――
アツゥイ!!!
ちょ、バズビーさん!私、アナタがシロちゃん相手に「俺の炎でてめえらの総隊長の炎を相殺してやったんだよ」って原作で自慢げに言ってたからそれを信じてアナタについてきたんですよ!ほとんど相殺できてないじゃないですか!この嘘つき!このままじゃ私「上手に焼けました~」になっちゃうなっちゃう!
ええい、自分である程度何とかするしかない!!術式起動!《閃刀術式-アフターバーナー》!!炎属性の術式作っててホントよかった!!
よしっ、これでバズビーの炎と合わせて相殺――ぎゃああああああ!!
はい、できませんでした。こんがりユノワールの出来上がりです。
というかバンビエッタ、なんでロイド弟の隣に居るん?そこハッシュポテトさんのポジションじゃないっすか。アナタの相手って確か狛村隊長のはず・・・あれ、霊圧探知してみたらキャンディスが相手してる?また変なバタフライエフェクトが起こってるのかなこれは。いや避けなさいって言葉凄く嬉しかったけどさ、コレってどう考えても後で私がバカやらかしたって事でお仕置きコースじゃないですかヤダー。
とりあえずそれは現実逃避がてら一旦考えないようにして、私がここに来た目的の遂行の為の準備といきましょうかね。そう、私の目的。それは私の「聖文字」の能力を使って
私が総隊長さんの卍解を狙う理由としては、すごく言い方が悪いが「破棄確定リソースの再利用」って事になる。原作では陛下に卍解を奪われたものの、結局その卍解は奪われたまま再登場せずそのままフェードアウト。しかしそれは逆に言えば別に私が代わりに奪っても原作への影響はほぼ無い筈だ。さらに付け加えるのならこの卍解は元の所持者である総隊長さんが死亡するため、星章化で奪われた卍解を元の所持者に戻す浦原さんの「侵影薬」の影響を受けない。
「残火の太刀」は陛下が自分から奪う事を決めた異能。それほどの強力無比な能力がほぼノーリスクでそのまま私の手札に加える事が出来るのはあまりにも美味しい。いずれ陛下が零番隊との戦いの際に「聖別」を発動して私達を見捨てるその時。ようやくバンビーズのみんなの目を覚まさせてあげられるその時。皆と一緒に反旗を翻すことが出来るその時。
その時の為に、出来ることはなんだってしてやる。
みんな生き延びてハッピーエンド!そしてみんなとイチャイチャするんだ。(願望)
あと、ちょっと気の早い話になるけど「残火の太刀」は尸魂界との戦後交渉の際のカードとしても役に立つはず。陛下を倒した後なら別に持っていてもしょうがないし、尸魂界へと卍解を返却するだけでかなりの好印象を稼げるはず。さすがに完全なる無罪放免とはいかないだろうけど、まあ色々好条件を呑ませることは出来そう。フフフ、勝ったな。私の勝利への方程式はパーフェクトだ!!
さて、能力発動の準備準備っと。私の聖文字の能力はかーなーり色々な事が出来るのだが、ぶっちゃけ使い勝手はかなり悪い。ナナナさんと同じ"U"の影響なのか、彼の能力と同じく「観察」の為の時間が必要で私がどの程度何を「開錠」したいかでその時間が決まる。あともう一つデメリットがあるけどそれは後で話すとして・・・
あれ?ロイド弟さんなんでこっちにバンビエッタ寄こしてくれやがるのですか?確かに同じ双子って事でちょっと一方的なシンパシーを感じて君たち兄弟に差し入れ入れたりとかしてたけど、別にその借りを今返さなくてもいいのよ?やめてくだいおねがいします死んでしまいます。
「ユノ!大丈夫!?」
アア、オワッタ・・・
「ええ、はい、何とか・・・」
あ、バンビエッタの機嫌が急降下してる。余所行きの口調に関しては許してくだしあ。今は周りに人が多すぎるんで皆と一緒に居る時の普段の口調は流石に無理っす。
「・・・色々言いたい事はあるけど、とりあえずは後。ホラ、少し治してあげるから頭をここに乗せなさい」
バンビエッタの膝枕!?私、生きててよかった!
「なにか変な事考えてないでしょうね?」
「いえ別に」
「・・・そう」
え?なんでそんな不満そうな顔に?私またなんか機嫌悪くなるような事言った?
「・・・なんかごめんなさい」
「いいわよ、別に。何時ものアナタって感じだし」
それは一体どういう意味なのでしょうか?
まあそれはともかくとして、そこからが大変だった。ロイド弟は相手の記憶と精神の全てをコピー出来て陛下の完璧な影武者を演じることは出来るが、兄と違って相手の力と技術は7~8割ぐらいしかコピーできないと本人から聞いたことがある。それでも「あの」陛下の7~8割の力と言う事で総隊長さんとの怪獣大決戦が勃発。私達も巻き込まれないようにと必死に静血装を展開。と言うかなんか色々と原作と違うバトル展開してるんですが。ナニコレ知らない。総隊長さんってこんなに強かったのか。いや当たり前なんだけど。
でもロイド弟に掛かり切りで総隊長さんは予想通りこっちに意識を割いてない様子。この間に観察を続行。バンビエッタも私が何をしようとしてるのか察したようで私がもうちょっとよく観察できるように私を抱えて移動してくれたりとナイスアシスト。いやはやあの暴君ワガママ娘がこんなにも立派になって。絶対本人の前では言えないけど。
さーて、そろそろ発動の準備も完了。ロイド弟と総隊長さんのバトルもクライマックス直前で、うん、ちょうど「天地灰尽」前に間に合うかなこれは。よし、発動!ただ能力を発動したことでもう一つのデメリットである凄い頭痛が襲ってくる。めちゃくちゃ痛い!たまらず目から涙が出てしまう。
でもまあ、とりあえずこれで卍解ゲットだぜ!副産物としてロイド弟が生き残ったけど、まあ絶体絶命のピンチを助けてあげた事になったし、恩義から反旗メンバーの一人として誘えないかな?うーん、忠誠心高いから無理そうかも。彼が聖別生き延びたらその時考えるか。とりあえずロイド弟の原作のセリフは私がここで供養してあげよう。
そして爆発する一番隊隊舎。お、ようやくお出ましですか。さあ、陛下、ネタバラシの時間ですよ!そう、総隊長さん、アナタが今まで戦っていた陛下は実は影武者――
・・・え、ハッシュヴァルト=サン?
・・・・・・え?
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・え?
・・・え?ヘイカ、ドコ・・・?
え?まさか、まさか・・・?え?
ろ、ロイド弟さんですよね?ちょっと霊圧探知・・・
・・・・・・あれー?ロイド弟さーん?なんで別の場所にいるのー?
えっ、って事はですよ・・・
・・・もしかして
・・・・・・今までずっと陛下でした?
・・・・・・・・・え、マジで?
・・・・・・私、もしかして・・・
・・・せっかく総隊長が陛下を倒せたのに・・・
・・・・・・それを邪魔しちゃった・・・ってコト?
・・・・・・アハ
アハハハハハハハ
ダレカタスケテェ・・・
私はもはや薄ら笑いしか上げることが出来なかった。
「・・・ようやくか」
「悪りィな」
「本当はもっと早くに、こっちから開けてやりたかったんだが・・・」
「上手く、いかねぇもんだ」
「あん?」
「なんだてめぇらは?」
「俺は
「!!」
「霊圧が消えた!?」
「おわっ!なんだ今のは・・・!?」
「「おわっ!」って、キャンディちゃんのリアクション面白すぎるの」
「うるせぇよミニー!」
「・・・ルキアと・・・」
「・・・恋次は・・・」
「生きていたか・・・・・・?」
「――――あァ」
「うん、大丈夫だよ、生きてはいる」
「でも――」
「・・・・・・・・・そうか・・・」
「・・・生きているのか、よかった・・・・・・」
「・・・・・・私は、もう長くは保たぬ」
「護廷十三隊隊長として」
「瀞霊廷を踏み躙る卑劣の輩を倒す事もできず」
「多くの隊士達を死に至らしめ」
「その部下や家族達を悲しませ」
「挙句無様に敗北し死する事を」
「心より恥じる」
「引きかえ」
「兄らは人間だ」
「本来ならこの戦いに巻き込まれる事はおろか」
「あの件が無ければここに居る事すら無かった筈の者達だ・・・・・・」
「その兄らに」
「最後に頼み事をする私の」
「悍ましき無様を許してくれ」
「・・・・・・兄らが私に今でも思う事が有るのは承知の上だ」
「それを押してでも、頼む―――・・・」
「黒崎一護・・・!」
「黒崎夏梨・・・・・・!」
その雨は、その場でただ静かに。
しかし確実に、激しさを増していた。
ご清覧、ありがとうございました。これにて第四話終了です。
どうでもいいかもしれない補足ですが、この世界線では例のスティグマの彼はこの時点で消し炭になり退場しました。ので今後の出番はありません。
次回はまたちょこっと過去編を挟む予定です。
ではまた。