ブルアカの先生が管理人になるだけの話   作:ゆっくりだー

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ちょっと投稿ペース落とします……




ただいま……

 

ドアを開ければそこは自分の寝室。

 

 

窓から月の光が差し込む。

 

 

 

はぁ……なんとか乗り切った…

 

 

運がよかった。あの時、もし鎮圧指示を出していたら…

 

 

 

‘慎重にやらないとだね…。‘

 

 

 

 

「先生!先生!」

 

 

オフィスからアロナの声が聞こえる…

 

 

どうやら声が聞こえてたらしい。

 

 

‘ごめんね、アロナ。長く外にいすぎたよ…。‘

 

 

 

「本当ですよ!いままでどこに行ってたんですか!?それに…いつ寝室に帰ってきたんですか?」

 

 

 

‘えーーーと……そう!忍者になる練習をしててね!いま

特訓してるんだ!だから気づかれずに寝室にいたってわけさ!‘

 

自分ながらに苦しい言い訳……。

 

「……………そうですか…どおりでそんなに疲れ切った顔をしているんですね!忍者の修行…大変そうです……!」

 

 

 

なんとか誤魔化せたが……彼女に言われ鏡を見る。

 

 

‘ひどい顔だ。‘ボソッ

 

 

自分の顔を見て呟く、もし、たられば、そんな事を想像しても意味はないのに………。

 

 

あそこでの出来事は少しずつ私の心を壊していくのだろう。

 

 

 

 

‘おやすみアロナ…。‘

 

 

「おやすみなさい。先生。」

 

 

そして私は意識を手放す。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

?「おい、おい起きろ!」

 

 

聞き覚えのない声がする。

 

 

声色は男性……

 

 

?「少しだが……意識はあるな…。」

 

 

男はそういうと私に何かを渡した。

 

 

視界がぼやける。正常な思考ができない。

 

 

水に沈んで行くように身体は堕ちていく。

 

?「折れるなよ…。」

 

 

一本の細い糸のように繋いでいた私の意識はそこで途絶えた………。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

目が覚める………。

 

 

何か聞こえた気がしたが…。

 

 

なんだっけ…まぁ夢でも見ていたんだろう。

 

 

色々想像してたせいで眠りが浅かったんだろうなぁ〜。

 

 

そんな事を思いながら起きる。

 

 

 

 

「おはようございます。先生!……………その手に持ってるのは?」

 

 

 

そう言われ自分の手を見る…。

 

そこには………。

 

 

‘本?‘

 

 

本があった。

 

言われるまで気づかなかった、自分で持っているのにも関わらず。

 

 

なんの本だ?なんで持ってるんだ?

 

 

 

そんな疑問が頭を飛び交う。

 

 

 

しかしそんな疑問は一瞬で吹き飛んだ。

 

 

 

その本の表紙には………………。

 

 

『幻想体について』

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「先生!今日の当番はユウカさんです!……て聞いていますか?先生!!」

 

 

'ああ、聞いているよ……。'

 

 

私は先程手に持っていた『幻想体について』という本を読んでいた。

これが私の予想通りなら………………

 

ーーーペラッーー

 

ページをめくる。

 

たった一つの罪と何百もの善

 

ZAYIN

 

罪を告白するとその罪を食べてくれる

 

 

///////////////////////////////////////////////////

 

 

注意点なし

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

罰鳥

 

TETH

 

黒い森を守っていた3匹の鳥のうちの一体。

 

その大きなくちばしで悪い事をした森の仲間に罰を与えていた。

 

 

注意点

攻撃をするとその大きなくちばしで反撃する恐れあり。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そう、ここには各幻想体の説明が書いてあった……………。

 

 

'これさえあれば…………みんなを危険な目に合わせることもないかも………。'

 

 

しかし、私の考えは甘かった………

 

 

 

'……………書いてねぇ!!'

 

そうほとんど情報が載ってないのだ、今の所、収容してどんな事をするか知ってる幻想体しか書いていない……。

 

それに罪善さんのページ!読めないところがある!

 

 

'クソッ……あまかったか………………。'

 

 

 

 

「何が!あまかったんですか!!」

 

 

怒鳴り声と同時に顔を上げる、そこには顔を赤くさせ、怒っていたユウカの姿が……。

 

 

'ああ、ユウカ………お、おはよう………。'

 

 

「おはようございます!まったく!仕事を手伝ってほしいって言うから来たのに、本を読んで!サボリですか!!」

 

 

どうやら本を読んでいたのがサボリに見えてしまったようだ。

 

 

'ごめん!ちょっと調べものしてて………。'

 

 

なんとか誤解を解こうとする。しかし、帰ってきた答えは予想外の物だった…。

 

 

 

「調べもの?その何も書いていない本でですか?」

 

 

 

 

………………?

 

なにも書いていない……?

 

 

'え?ユウカには見えないのかい!?'

 

 

「見えないも何も……何も書いてないでしょ!?

馬鹿なこといってないで早く仕事を終わらせますよ!」

 

 

怒鳴られてしまった………

 

 

ここはひとまず仕事を終わらせることにしよう………………

だが、この本が私だけしか見えないという事が、頭から離れなかった…。

 

 

この本は一体…………?

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

3日目…………

 

 

今日はアロナに忍者の特訓、及び修行に行ってくると伝えた、これで怪しまれることはないだろう。

 

今度忍者研究部のみんなと忍者修行しようかな…。

 

「………を聞け!マ……ト!」

 

 

どこからか声が聞こえる…

 

 

私はその声がする方向、コントロールチームのメインルームへ足を進めた。

 

 

 

そこには、マルクト、肌を隠すように厚く着込んだ男性、アホ毛のある茶髪の女性がいた。

 

 

 

 

「無理だマルクト!君の部門だけで試練に対応するなんて!たとえ制圧に成功しても被害はでかいだろう。」

 

 

 

「何を言ってるのイェソド?私たちが気にしないといけないのは職員の死亡率とアブノーマリティの脱走でしょう?」

 

マルクトはその肌を隠すように厚く着込んだ男性、イェソドに問いを返した。

 

 

茶髪の女性は言う、

「マ、マルクト!アンジェラ様はパニックになった職員1人は10人を脅かすって…」

 

 

 

「ねぇ?ホド?私はコントロールチームのセフィラなんだよ?この分野は私が一番精通してるんだから!

パニックになった職員の対処法もマニュアルを通して把握してるんだから!」

 

どうやらマルクトが無茶を言ってるようだ。

 

 

「あ!管理人!こんにちは…」

 

ホドと呼ばれた茶髪の女性が挨拶をしてくる。

 

‘こんにちはホド。‘

 

「管理人がきたってことは、業務開始ね!みんな久しぶりに上層セフィラで集まれて嬉しかったよ!また定期的に集まろうね!」

 

 

……………………

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

‘さて、昨日選んだ幻想体は………黒いな…‘

 

 

 

そこにいたのはまるでクレヨンで書かれたような黒くて丸く、四本の足?のようなものが生えた謎の生物だった。

黒い所にはハートのようなピンク模様のマークもあり、頭?に一つピンクのハートマークが繋がっている……

 

 

 

‘なんだこいつ…。‘

 

 

思わず声に出てしまう。本格的にファンタジーのような存在が来たようだ…

 

いや、罪善さんも十分か………

 

 

そんなこんなで作業を始めるのだが…

 

 

ふと疑問に思った。

 

収容した以上こいつの情報が本に反映されていないだろうか?

 

 

私は本を開きページをめくる。

 

 

‘ビンゴ!‘

 

 

 

そこには先程見た時には書かれていなかった情報が追加されていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

宇宙の欠片

 

TETH

 

地球にはない物質で出来ている幻想体。

 

 

愛着、抑圧を好む。

 

 

//////////////////で、クリフォトカウンターが減少する可能性がある。

 

 

作業結果悪いで、クリフォトカウンターが減少する可能性がある。

 

脱走する可能性あり。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

見えない部分もあるが……

 

 

名前や危険度、カウンター減少条件も書かれている……。

 

 

なにより、なんの作業が好きかがわかる。

 

これは便利だ。

 

 

 

とりあえず、

 

'ホシノ!宇宙の欠片に愛着の作業をしてくれ!

シロコは罰鳥に洞察を!'

 

 

指示を出す。今日も何事もなく終われそうだ。

 

 

 

脱走する様子もないし……大丈夫そうだ………

 

 

お、宇宙の欠片の情報が追加された!どうやら作業結果普通でも確率で減るようだ。'

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「管理人、どうやら今日も無事業務を終えれたようですね。素晴らしい働きぶりでございます。」

 

 

'ありがとうアンジェラ、ところで何か用かな?'

 

 

「そうですね。明日からくる幻想体について話にきました。」

 

 

'明日くる幻想体…………?いつもとは違うのかい?'

 

 

「はい。明日はツール型の幻想体が来ます。」

 

 

'ツール型………か………………。'

 

 

 

では次にくるアブノーマリティを選んでください。

 

 

 

 

 

「コインを投げればあなたの可能性。それはあなたであってあなたではありません。」

 

 

 

 

 

「裏切られた心は深淵の中で

ゆっくりと忘れ去られてゆきました。」

 

 

 

 

 

「今すぐ全てが良くなるでしょう。」

 

 

 

 

 

「?」

 

 

 

アンジェラが不思議そうな顔をしている。

 

'どうしたの?アンジェラ?'

 

 

「いえ………あれは…一体……………」

 

 

 

アンジェラが疑問を抱いている中、

 

私の手は勝手に動く、

 

そしていつの間にかその幻想体を選んでいた。

私の意志とは関係なく………。

 

 

 




ここからオリジナルアブノマがでます……。今見るとすごい嫌悪感……

pixivのとこまで行ったらそろそろ殺したいところ……
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