人見知りの謎物体   作:人見知り

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ふと思いついたやつ


ビギニング2068→ 2018年9月≒2018年8月

 

 


 

偉大なる先人たちの石像の前で、最低最悪の男は過去を振り返る。

 

 

これはある男が王になる物語。

そして、誤ちの物語。

 

 


 

 

⦅2018年9月⦆

 

ありふれた世界のありふれた時代のありふれた空。そこに突如、穴が開いた。

 

『タイムマジーン』

 

バイク…と呼んで良いのか迷う形状のマシンから、不思議な青年が降りてきた。

 

「ここか……」

 

彼はタブレット端末のような物を起動した。

 

普通の高校生常磐ソウゴ、彼には魔王にして時の王者たるオーマジオウとなる未来が待っていた】

 

そこに記された文章は一部が消えかかっている。

「やはり…」

 

彼は呟くと、文章を書き換えた。

 

【歴史の編纂者ソウゴ、彼には魔王にして時の王者たるオーマジオウとなる未来が待っていた】

 

文章が定着すると、彼の懐に燻んだ金色のライドウォッチが現れる。

 

「これからは、私がジオウだ」

 

彼はそう呟き、ライドウォッチを握りしめるのだった。

 

 


 


 

 

⦅2018年9月≒2018年8月⦆

 

世界の人々は混乱していた。

巨大な塔が出現したから…だけではない。

記憶にない10年分の記憶を思い出したからだ。

 

今この瞬間において、仮面ライダービルドには致命的な出来事であった。

 

「ぐッ」

 

ビルドのトドメの一撃が緩んだ。

 

「もらった!」

 

エボルトはスチームブレードをビルドに突き立てる。

「うわーッ!」

 

その一撃によりビルドは死亡した。

 

「ふぅ。それにしても呆気ない終わりだったなぁ。なぁ戦兎」

 

 

 

戦兎の遺体に話しかけるエボルトの背後に、不思議な青年…ソウゴが佇んでいた。

 

彼が持つタブレット端末のような物体…逢魔編纂帳に記された文字が明滅している。

 

【仮面ライダービルドの桐生戦兎は、他のライダーと共にエボルトが支配するパンドラタワーに乗り込むが、仮面ライダーグリスが壮絶な戦いの末に命を落とす...。】

 

「なるほど、こうなるか…」

独り言で初めてエボルトが反応する。

 

「ん? 誰だ? お前は?」

エボルトでも接近に気づかなかったらしい。

 

 

彼は黙ってライドウォッチを起動させる。

ジオウ

 

ウォッチがその歴史を告げると、ジクウドライバーに装填し、即座にドライバーを回転させる。

「変身」

 

ライダータイム

 

仮面ライダー…ジオウ

 

燻んだ黄金のライダーが今、誕生した。

 

「全ライダーを引き継ぎ、時空を超え、過去を統べる時の王者。その名も仮面ライダージオウ。

呪いたければ呪え」

 

 

「俺の知らないライダーシステム… ボトルも無しか…

まぁいい。そんなに遊んで欲しいなら相手してやるよ」

 


 

ジカンギレード ケン!

 

 エボルトとジオウは互角の戦いを繰り広げていた。

ジオウは的確にエボルトの攻撃を躱し、逸らし、避けながら攻撃を繰り返す。

エボルトは自身の歴史これまでを知るかのような立ち回りに違和感を覚え、目的を察した。

 

次の瞬間、ジカンギレードがエボルトリガーに突き刺さる

 

 

 

 

寸前で止められた。

 

「はぁ。何度も同じ手が通じる筈がないだろう」

 

あまりの芸の無さにエボルトは呆れ、溜息をついた。

 

「だろうな」

 

ジオウは懐中時計のようなアイテムを押し付け、起動した。

 

エボル

 

突如、エボルトの身体から力が抜ける。

 

「うっ 何をした!」

 

「仮面ライダーエボルの歴史を頂いた。今日から私がエボルだ。

……そして、ライダーは一人でいい」

 

フィニッシュタイム

 

タイムブレイク

 

ジオウが飛び上がると、足裏から【キック】という文字がエボルトに突き刺さる。

 

「うっ動けな ぐわー!」

 

それをなぞるかのように、エボルトにタイムブレイクが決まった。

 

 

ひとりでに逢魔編纂帳に記された文字が変わっていく。

 

【仮面ライダービルドの桐生戦兎は、他のライダーと共にエボルトが支配するパンドラタワーに乗り込むが、エボルト共々壮絶な戦いの末に命を落とす...。】

 

 

それを見たジオウは急ぎ、桐生戦兎に駆け寄りライドウォッチを翳す。

 

戦兎の遺体はノイズと共に消え去った。

「確定した過去は変えられない…か」

 

 

 


 

 

かくしてビルドの歴史は引き継がれた。

 

歴史は歪み、失われた生命が甦ることは無く、ライダーもジオウただ1人。

 

ジオウの物語はまだ終わらない。

 


 






《登場人物》
・歴史の編纂者ソウゴ
常磐ソウゴの存在しないジオウの世界にてジオウになった青年。ダークグリーンのような不思議な服を身につけている。
不思議なタブレットである逢魔編纂帳で世界の現状を知る事ができる。
 桐生戦兎の死亡を確認し、障害となるエボルトを排除。その後にビルドを継承したため、新世界創造は失敗。荒れ果てた日本が残った。

《ライダー・戦士》
・仮面ライダージオウ(ロスト)
燻んだ黄金のジオウ。唯の色違い。
ジオウⅡとは反対に、過去を見たかのような戦闘を行う。

《世界》
・ジオウの世界?
ビルドの世界と融合し、スカイウォール及びパンドラタワーが出現した。ジオウのパンドラボックス操作により、消失済み。
戦争の爪痕は残る。

・ビルドの世界
ビルドがエボルトに敗北する世界線。
エボルトが消失し新世界になることも無くなった。
主要人物の生き残りは、美空、沙和、くらい。

*世界の融合に関して
元の世界に次の世界の状態を上書きする。
別世界のその人が生きていれば、元の世界の住人に別の世界の記憶が重ね書きされる。
例)
・ジオウ<ビルド →融合後
 生存 <死亡・無→ジオウのみ
 生存 <生存  →ジオウとビルド
 死亡 <死亡  →無
 死亡 <生存  →無
 無  <生存  →ビルドのみ

コンセプトからは遠くなったけど、一応納得出来る範囲内ではある。

 初期構想としてはバッドエンド集的な物として主人公の闇堕ちonlyで考えてたけど、
思いの外イメージが固まらなかった。

 最終回あたりの接戦で敗北なら差異が少ないし想像もつき易いけど、何度も使えるネタじゃないし。
と、いうことで、エグゼイド飛ばします。
他も沢山飛ばします。現代編は3〜5話くらいにします。多分。

アークワンにイメージを引っ張られたのかな?
ウィザードも鎧武もよく考えるとアレだったし。

 話は変わるけど、平成2期の劇場版って各ボスの思惑を超えかねない事態だったよなと。
 だからと言って、毎回この作品に使える訳でもなく……


《参考:シナリオ案》
・仮面ライダービルド(2017年)
最終エボルト戦中、僅差でエボルトに敗れる

・仮面ライダーエグゼイド(2016年)
最終クロノス戦寸前、パラドを拾えずクロノスにより全滅

・仮面ライダーフォーゼ(2011年)

・仮面ライダー555(ファイズ)(2003年)

・仮面ライダーウィザード(2012年)
どこかで絶望?序盤?インフィニティ?
ドラコタイマー獲得に失敗?
・仮面ライダーオーズ(OOO)(2010年)
紫グリードとして暴走
・仮面ライダー鎧武(ガイム)(2013年)
魁斗の勝利?蛇が始まりの女を無視?
・仮面ライダーゴースト(2015年)
劇場版で消失?最初の99日?

・仮面ライダービルド(2017年)
最終エボルト戦中、僅差でエボルトに敗れる

・仮面ライダーエグゼイド(2016年)
最終クロノス戦寸前、パラドを拾えずクロノスにより全滅

・仮面ライダーフォーゼ(2011年)

・仮面ライダー555(ファイズ)(2003年)

・仮面ライダーウィザード(2012年)
どこかで絶望?序盤?インフィニティ?
ドラコタイマー獲得に失敗?
・仮面ライダーオーズ(OOO)(2010年)
紫グリードとして暴走
・仮面ライダー鎧武(ガイム)(2013年)
魁斗の勝利?蛇が始まりの女を無視?
・仮面ライダーゴースト(2015年)
劇場版で消失?最初の99日?
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