頂き物です。
イビルアイの側に見知らぬ男が寄ってきた。
「へぇー。本当に異世界ってのはあるんだねぇ…
まぁ、誘われた時にわかってた事だけど」
男に緊張感はなく、服装も見慣れぬが戦場に向いているようには見えない。
「ここは危険だ!早く逃げろ!」
避難を促すイビルアイの言葉に男はショックを受けたような反応をした。
「えー…ボケてそうに見えちゃう?若くない自覚はあるけどさぁ…
けど、タケル君達を相手にする前に試しておきたいんだよね」
「えっーと、こうして」
男は慣れぬ手つきで謎の球体を黄金の大型拳銃に装填する。
「こうか」
銃身を掴んで上下に開閉すること三度。
「で……なんだっけ?」
男は何かを思い出そうと頭を掻いた。
「……あ、そうだ『変身』」
引き金を引くとともに溢れ出した霊的エネルギーが鎧を形作る。
その姿は、英雄を束ねた姿に酷似しながらも、頭部や手足は焼いて形成した物体のようだ。 身体の15ヶ所には、恨みや悲しみなど怨念の表情が浮かんでいる。
彼の男の名は、ケンゾー。
そして、"仮面ライダーグレイトフルベイク"である。
「さぁてと、命燃やしちゃいましょうかー」
「さぁてと、命燃やしちゃいましょうかー」
グレイトフルベイクは銃を乱射するが、悪魔達は難なく避ける。
「ありゃ、随分と速いね。ちょっと舐めすぎたか」
グレイトフルベイクは変身時に使用したのと似た眼魂を2つ取り出した。
側面のボタンを押し、放り投げるとそれらから合計30の黒い人型が現れた。
「どれか捕まえてきて」
黒い人型は悪魔達へ走り出す。
「そんな鈍臭いので追いつく訳が…チッ」
余裕そうだったメイド達だったが、次第に真面目に対応し始めた。
グレイトフルベイクが人型を気にせずに撃ち始めたのだ。
銃撃を避けた先に人型が迫ったり、人型に誘い込まれた所を銃撃されたりしている。
それで尚、メイド達に傷すら負わせられてないどころか、流れ弾で人型が減り始めているが……
「おい、アレはお前の仲間じゃないのか?」
あまりのやり方にイビルアイは疑問を投げかける。
グレイトフルベイクは首を捻りながらも答えた。
「うーん? 自陣の戦力って意味ならYES、仲良しかどうかならYES"だった"になるね」
「YES"だった"?」
「彼らとは生前からの付き合いでね。魂となっても協力してもらってるのさ
ケンゾー的に感謝!」
直後、グレイトフルベイクの鎧が黒くなっていく。
「あれ?燃え尽きた?そんじゃ交換交換」
グレイトフルベイクはベイクマグナムGから炭と化した眼魂を外して捨てると、新しい眼魂を取り出してセットした。
そして、銃身を掴んで上下に開閉すること三度。
万全のグレイトフルベイクが現れる。
「そろそろ締めにしますか」
そう言いながら、銃身を掴んで上下に開閉を2回。
音声と共に、銃口にエネルギーが集まり赤く輝く。
そして、虫のメイドに向け、引き金を引いた。
放たれた超火力のエネルギービームは、戦闘メイドたるプレアデスには簡単に避けられるはずであった。
しかし、人型に囲まれていたエントマは紙一重で避け損ない、服の裾が焦げついた。
「オノレ!ヨクモシコウノオンカタカライタダイタモノヲ!《千鞭蟲》!」
「何言ってるか分からないね!」
呼び出された大百足を脅威と判断したグレイトフルベイクは、即座に超必殺技を発動した。
巨大なエネルギー玉による爆破は大百足を容易く消し飛ばした。
「手痛い出費だなぁ。今回は退かせてもらうよ」
グレイトフルベイクは眼魂の残数を鑑みて撤退するのであった。
と、いうわけで黒崎 好太郎さん作のグレイトフルベイクでした。
見解の相違があったらごめんなさい。
自分の曖昧なイメージを形にしてくれるかな?って遊びのついでですが、
推定イメージ画像も作ってみました。(X課金)
【挿絵表示】
使い方よく分からないので、元絵用意しないと納得いく物をなかなか生成して貰えないのは難点ですが楽しんでます。
各進捗は毎度3行程度しか筆が進まず……
原作厳守の2期平成ライダーの方はともかく、聖剣募集したfgoはごり押しでも進めたい所。
まあ、ぼちぼち進めていくつもりです。