1931年4月15日
「スペインで革命が起きたのね。
これはまた後々荒れるかも。
…咲夜、紅茶のおかわりをお願い。」
「畏まりました。」
朝は紅茶を嗜みながら、新聞を読む。
これが私の女王になってからの習慣だ。
何故吸血鬼が朝にこんな事をしているのか
疑問に思う方もいる事だろうが、
私は女王に即位してからと言う物
人間に寄せた生活リズムに
頑張って改めていたのである。
…それにしても、ルーマニア女王として
スペインの革命の話は気になる
スペイン王室はもうちょっと
上手くやれなかったのだろうか?
前に起きた大戦の影響で
王政の国は随分と減ってしまい
少しだけ寂しさは感じる。
革命、経済不安、労働運動。
好き勝手に権勢を振るった
ヨーロッパの王達は、
最早神話の登場人物の様に
扱われる時代が来ているのかもしれない。
「…お嬢様、先日依頼されました
資料の方を置いておきますね。」
紅茶を淹れ終わった咲夜が言う。
相変わらず仕事が本当に速い事速い事。
「提出してくれてありがとう。
…それで、結論は出たのかしら?」
「…申し訳ありません。中々。」
「そう…。」
結論とは、工業化の道筋についてだ。
咲夜に提出させた資料も工業化について
アレコレとまとめさせた資料である。
我が国ルーマニア王国は中小国で、
残念ながら工業化が進んでいない。
相も変わらず農業と石油頼りだ。
その様な問題点が露呈したのが、
先の戦争でルーマニア王国軍が
戦術的敗北を喫した一件である。
敗因は様々あるだろうが、
概ね前近代的なルーマニア軍が
質の面で著しく劣っていた事を
指摘する声が多かった様に思う。
もし隣国から攻め込まれれば、
また同じ様な末路を辿るだろう。
それは、人ならざる物である
私達が参戦したとしても
変わらない結末だろう。
何せ、物量が余りに違い過ぎる。
精々局所的に勝てるだけだ。
私はアレコレ考察しながら
咲夜の資料を手に取った。
「…やはり、資金不足なのね。」
「…そうなのです。資金不足です。
まず、工業化の為には工場が。
工場の為には工作機械が必要ですが、
我が国にはそれらを整備する為の
資金が殆ど無い状態にあります。
又、ルーマニア王国においては
識字率の問題から工場を建設しても
工場労働者を確保する事が難しく、
そうした労働者を育成する為の
教育制度、設備を整える為の
資金や時間が必要になります。」
私が読む限り、咲夜の報告書は
今私に語った事の根拠や背景を
詳細に記した物であった。
淡々と、ただ的確に問題が指摘される。
問題の根深さは私にも理解出来た。
「…工業化って難しいわね。
ルーマニア国民を豊かにし、
軍を強くする為には絶対に
避けて通れない道なのだけどね。」
そうして私が頭を悩ませている時、
執務室のドアが開けられた。
今日も金髪がたなびいている。
「おはよ、お姉様。」
「おはよ、フラン。」
執務室にやって来たのは、
妹のフランドール・スカーレットだった。
咲夜が慌てて声を掛ける。
「妹様、如何なさいましたか?
もしかして、朝食に何か?」
「大丈夫だよ咲夜。美味しかったし。」
咲夜がそれを聞き安堵する。
「…所で、聞いてたよ。
工業化に苦戦してるんだって?
ルーマニア軍って弱すぎて
玩具にすらならないから、
それだと困るんだよね。」
フランは現在陸軍と空軍の
総責任者を務めている。
その仕事ぶりは見事な物。
…但し、現場の評判は悪い様子。
どうやら、フランが軍を
仕切る様になってから
訓練での死者が増えたらしく、
余りの過酷さに多くの人間が
悲鳴を上げているらしいのだ。
私はフランに告げる。
「申し訳無いのだけれど、
私には何も出来ないわ?
まぁどちらにしても、
ルーマニアの国力的に、
アメリカの様な軍隊は
編成出来ないと思うし。
フランの望む軍隊は
用意が出来ない。」
私はフランの不満に対し、
現実の状況を提示する。
「…まぁ、私の計画を聞いてよ。」
「計画?」
「そう、計画。空軍の方に、
私直属の精鋭部隊を作るの。
その名も、”王立空軍近衛部隊”。
威厳もあってカッコイイでしょ?
ニンゲンは空を飛べないから
戦闘機を用意する必要があるけど、
精鋭部隊なら数も必要無いし、
その位の数で良いのであれば、
紅魔館でも作れるよね?
と言うか、多分私とパチュリーが
知恵を絞って作っていけば
世界一の戦闘機が作れるわ?
組み立てはアリスの人形を
借りてくれば十分だしね。」
自信満々にそう言うフラン。
私には信じられない。
「フラン。そうは言うけど、
人間の技術力って高いのよ?
戦闘機がどうって以前に、
私達に飛行機が作れるかしら。
仮に戦闘機が出来たとしても、
相応のスペックも必要よ?
国力の低いルーマニアも
航空技術は高いみたいだし…。
まして、世界一だ何て。
私達は元々空を飛べるし
弾幕だって打ち出せる。
だからわざわざ飛行機を
作ろう何て思わないし、
勿論作り方も知らない。
それなのに何故戦闘機を
作れると言うのかしら?」
「…お姉様、大切な事を
忘れているみたいね。
確かにニンゲンの技術は
殆ど知らない訳だけど、
私達には私達だけが使う
特別な技術があるでしょ?」
…それを聞いて、私も気付く。
「まさか、魔法で作るって言うの?」
「うん。もう設計図とか計画は
パチュリーともあれこれ相談して
何とか色々考えてあるんだよ?
素材の錬成に時間がかかるから
1つ作るのに3か月位必要だけど。」
…そんな事までしてたのか。
しかし、私は半信半疑だ。
幾ら私達が強大な存在であっても、
流石に何でも出来るとまでは思わない。
私は懸念をフランに伝える。
「…仮に戦闘機を作ったとして、
人間にも扱えるのかしら。
ただ飛べて攻撃出来れば
良いって訳でも無いでしょう。」
「そこはもう、優秀な奴を
使えるまで訓練するのよ。
どうせ量産は無理なのだから、
全員が扱いやすくある必要は
全く無いと言っておくわ?」
…フランの話は眉唾物だ。
世界一の戦闘機だ何て。
しかし、もしも本当ならば
かなり魅力的な話でもある。
ルーマニアの国力を考えれば、
最低限の陸軍の装備について
何とか生産すると言うのが
どう考えても精一杯である訳で、
とても空軍まで手が回らない。
幾らルーマニアの航空技術が
比較的高いとは言った所で、
イタリアやイギリス辺りと
勝負出来る様な質の戦闘機を
大量生産と言うのは苦しい。
量産性に欠けるとしても、
戦闘機を自給出来るのであれば
これ以上無い朗報である。
「取り敢えず、お姉様は
優秀なニンゲンをテストして。
全国で一番上手い奴を
テストパイロットにするわ。
私はパチュリーと一緒に
機体を作らなきゃだし。」
私は首を縦に振る。
フランの話は信じ難いが、
仮に失敗したとしても
失う物は少ないだろうし
賭ける価値があるだろう。
「…話は分かったわ。フラン。
全国に好待遇で募集をかける。
その代わり、7月15日までに
その戦闘機を作りなさい。
幾ら量産性に欠けていても、
年に4機の生産すら出来ない
戦闘機は必要無いからね。」
「分かったよ。お姉様。」
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1931年7月15日
…そして、いよいよその日がやって来た。
私は今ブカレスト郊外の飛行場にて
お手製新型戦闘機のテスト飛行を
不安になりながら見守っている。
…それにしても。
「…今日初めて見たけれど、
他の戦闘機とは全然違うわね。
えっと、プロペラだっけ?
そう言った物が無いみたいだけど
これが本当に飛ぶのかしら?」
私はパチュリーに問う。
「理論上は間違いわ?
私が持っている魔法技術を
全て結集して作ったから、
十分性能も保障出来る。」
「…まぁ、パチュリーだったら
最低限人間を座らせても
飛ばせる戦闘機ぐらいなら
開発出来るかもと思ってたけどね。
で、具体的な性能はどうなの?
これだけ期待させておいて、
酷い性能だったてなら
ただじゃ置かないからね?」
私は未だに半信半疑だが、
パチュリーは笑みを浮かべ、
大分余裕がある様である。
「まぁ、見れば分かるわ?」
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私、アレクサンドル・シェルバネスクは
新型の試作戦闘機について説明を受けていた。
と言っても、とても簡易な物。
操縦装置の内訳には3歳児でも
理解が出来そうな装置しか無い。
エンジンの制御はダイヤル式。
旋回はハンドルで、射撃はボタン。
…何と、本当にこれだけらしい。
あまりの簡易さを前にして、
これが果たして戦闘機と呼べるのかさえ
私には甚だ疑問である。
更に、その他の主な機能として、
無線機で常に連絡を取り合えたり、
機体が限界に近い挙動をすると
警告音が鳴り出すらしい。
…そして驚くべき事に
この戦闘機それ自体に旋回時のGや
高高度での低温等に対して
それを軽減する様な機能が
搭載されているのだとか。
背面飛行も軽々と行える様だ。
…流石に物理法則を無視した
最後の機能に関しては嘘だろうが、
かなり期待感は持てそうである。
私は早速その飛行機に乗り込んだ。
…その瞬間、計器類を見て
私は目を丸くしてしまう。
「1500㎞…だと?」
…私が見たのは速度計。
何と、速度計の表示が
時速1500Kmまで示されているのである。
私は速度計で300より上の数字を
見た事が無いと言うのに…。
桁を1つ間違えているのだろうか。
…しかし、高度計を見た時に
恐らく速度計の1500Kmが本当であると
思える数字が目に入る。
「18000m…。」
目を擦り、もう一度見たが、
全くもって噓では無さそうだ。
私が試験で乗らされた機の
2倍以上の数字である。
しかし、数字にビビっていたら
精鋭部隊の隊長等務まらない。
今はまだ私だけらしいのだが、
この戦闘機で構成された部隊の
隊長となる事が約束されているのだ。
私は覚悟を決め、エンジン出力を
最大にまで設定してみた。
すると、機体は凄まじいスピードで
滑走路を一目散に走りだした。
私の視界の端で、風景が溶ける様に流れる。
身体は機体の加速について行こうと
必死になって抵抗しているが、
想像していた様な圧迫感は無かった。
その後直ぐに、私が分析する間も無く
機体は滑走路を蹴り、大空へと跳躍する。
…離陸を確認した私は、
早速テスト飛行の項目に移る。
最初のミッションは上昇限度までの上昇である。
指示通り到達までの時間を数えながら、
凄まじい勢いで高度を上げていく。
離陸後一瞬にて速度は時速1500Kmに到達した。
…そして、何と1分足らずで高度18000mに到達した。
私は世界で初めて18000mの世界を見た人間として
歴史に名を刻む事が出来た筈である。
…高度18000mの世界は、見渡す限りの漆黒。
青というよりも、光その物が遠ざかって行く様な、
宇宙の入口の様な壮大な世界だった。
ルーマニアの大地も、カルパチアの山脈も、
今や、ただの線に過ぎなかった。
…その後、私は背面飛行、宙返り、
急旋回、射撃をこなす。
間違い無く、私の人生の中で
最も感動した瞬間であった。
余りにも完璧な飛行体験に
私は浸っていたいと思えた。
しかし、プログラムは終了している。
降りなければならない。
惜しいとは思った物の、
私はまた幾らでもこの機に乗れるだろう。
私はハンドルを押し、機を下降させ着地させた。
機から降りると、私に拍手が送られる。
ルーマニア空軍のトップであり、
女王陛下の妹であらせられる
フランドール・スカーレット様だ。
…吸血鬼が鉄衛団と手を組んで
ルーマニアを支配すると聞いた時には
一体どうなってしまうのかと思ったが、
その統治は意外にも庶民には穏当な物であり、
多くのルーマニア国民は安心している。
尤も、吸血鬼等と言う存在が
本当に、しかも我が国ルーマニアにいた等と
全く考えもしなかった訳であるが…。
「性能はどうだったかしら?」
笑顔で迫るフランドール様。
背丈の低い可愛らしい彼女が、
人間を軽く凌駕する吸血鬼であり
私よりも立場が上のお方だと言うのは
俄かには信じ難い話ではある物の、
嘘偽りの無い真実である。
「…最高です。人生で最も豊かなフライトでした。
テスト結果も全てが最高性能です。
見た事も無い驚異的な性能だと思います。
今後この機体は正式に配備されるのですか?
この機が配備されれば、敵機1000機をも
1機で相手取る事も可能だと思います。」
リップサービスも込みでの話なので
流石に1000機は厳しいかもしれないが、
100機位なら余裕で相手取れる気がする。
「そうね。感想も上々みたいだし、
正式配備は取り敢えず決定ね。
だけど、作り方がかなり特殊だから
量産するのは難しいのよね。
精々年に4機が良い所よ。」
年にたった4機のみの生産なのか…。
しかし、この機1つで戦闘機100機を
優に上回る性能を持っているのだ。
「…この機体の性能なら十分です。
もう、他機には乗れませんよ。
他国の機体の事は分かりませんが、
確実に世界最強の戦闘機だと思います。」
「それは良かったわ?苦労に開発しただけに、
テスト飛行が上手く行って感慨深いわよ。」
紫色の衣装を纏う少女が語る。
「…えっと、失礼ですが貴女は?」
「私はパチュリー・ノーレッジ。本物の魔女よ。
今は兵器類の研究類もやってるの。
この戦闘機も、私の設計なのよ?
何なら、この機体も手作りだしね。」
衝撃的な事実だ。無論魔女の存在に対してでは無い。
吸血鬼が支配する王国ならば、魔女ぐらいいる筈だ。
しかし、科学技術の結集である航空機の製造は
魔女に出来るとは私には思えなかった。
私の疑念に満ちた表情を察したのか、彼女は口を開く。
「まぁ、流石の私も航空機の事は知らないわ。
だから、殆どの技術の正体は魔法なのよ。
1500Kmのスピードを誇る推進機関は
魔力を爆発的な火力にして噴出しているの。
もっと出せはするんだけど、機体強度が不安だから
上限はこの辺りで制限させて貰ってる。
それでも機体には保護魔法がかかってるから、
強度は保障出来ると思うわよ。
直撃弾3発位ならノーダメージね。
上昇限度が18000mになってるのは、
機内の保護魔法で貴方を確実に守るなら
これ位に抑えていた方が安心だから。
武装は魔力砲ね。威力こそ強く無いけど、
探知魔法で敵機を識別、自動追尾するわ。
そして、航続距離は3000Kmと考えてる。
この戦闘機の動力源のすべては
私の魔力で錬成した賢者の石なの。
私の魔力消費量を考えると、
これ位が限界と思っていて欲しいわ。
結局の所、量産が無理な理由も
こう言った魔法が必要なせいね。」
凄いな…。余りの凄さに圧倒される。
非科学的な魔法を使う事によって、
ここまでの戦闘機が出来るのか。
彼女の語る“魔力”や“賢者の石”が、
まるで一般的な物理法則と並列の
技術体系の様に扱われていることに
私は思わず言葉を失ってしまう。
科学と魔法がここまで融合し、
実用兵器として機能している国家が
他に存在するだろうか?いや、無い。
「じゃあ、そろそろ決めよう。新型戦闘機の命名よ。」
フランドール様が楽し気な事を言い出す。
世界最強の戦闘機の命名である。
「そうね、どんなのが良いかしら。」
パチュリーさんも考えるのか。
ついでに私もあれこれ考える。
私が新型戦闘機に感じた最大の特徴は、
何と言っても圧倒的に速い事。
折角なら、その圧倒的な速さを
連想可能な名前を付けたい物だ。
私がもし敵機のパイロットなら、
その圧倒的な性能を前にすれば
悪魔を相手にしている様に感じるだろうな。
「そうですね…。折角でしたら、
"スカーレット・デビル"…。
と言うのは如何ですか?」
…私は思わず魔が差してしまった。
無礼に気付いた時にはもう遅い。
誰だって、悪魔呼ばわりされれば
良い気はしないに違い無い。
幾ら猛訓練が現場で不評だとしても
この提案はまずかったかもしれない…。
「…そうね、安直だけど採用しましょう。
敵がビビる位の方が相応しいし、私達らしいわ。」
私は安堵する。意外に好評の様だ。
「…フラン、ちょっと良いかしら。」
「ん?何かしら?」
そのまますんなり決まるかと思われたが、
正式命名を前に、パチュリーさんが発言する。
「折角なら、この機体の特別さを強調したいわ。
他機との識別を楽にすると言う意味でも、
”超音速戦闘機”スカーレット・デビル…としましょう。」
私は戦闘機の最高速度を思い出した。
戦闘機の最高速度は1500㎞であり、
音速は1224kmであった筈だ。
…紛れも無く、超音速戦闘機の名に相応しい。
「ま、それ位なら構わないわ。
貴方もそれで良いでしょう?」
フランドール様が私に振る。
「構いません。この戦闘機は王国の誇りです。」
…かくして、超音速戦闘機スカーレット・デビルが完成した。
王国が誇る世界最強の戦闘機にして、秘密兵器である。
ルーマニアの工業化…流石に難題。一応予算の多くを工業化の為の投資に使っているので史実よりはかなり進展はしているが、精々イタリアに並ぶか並ばないかと言う程度の国力。
ルーマニア空軍…作者も調べて初めて知ったが、中小国の割には技術水準が高い様だ。
アレクサンドル・シェルバネスク…1912年産まれのルーマニア王国空軍の軍人で、第二次世界大戦中のエース・パイロット。史実でもルーマニア空軍の中だと撃墜数が1位だったらしい。史実だと1940年に戦闘機パイロットとなっているが、レミリアが出した好待遇のテストパイロット募集を見て応募し、9年早く戦闘機パイロットの道を歩む事に。
超音速戦闘機スカーレット・デビル…チートスペックを持つ戦闘機。その容貌は史実でナチス・ドイツが運用したロケット迎撃機、メッサーシュミットMe163とほぼ同じ。勿論、性能面と運用面ではスカーレット・デビルの方が優秀。1931年に存在すべきスペックでは無いと言える。様々なスペックにおいて一流だが、特に速度性能は傑出している。魔力消費量の増加と航続距離の低下、及び機体その物へのダメージを覚悟でリミッターを解除した場合、その性能は最大でマッハ3にも到達する。これは現代兵器のそれよりも速い。無論ルーマニアの科学技術でこんな兵器が量産出来る訳も無いので、全てハンドメイドである。一応、組み立てはアリスの人形に一任している。
チート兵器…今後もちょくちょく出てくるが、結局魔力絡みの兵器は量産性に難があるので、それだけでルーマニア軍が圧倒的になる事は無い。