星の安定を見届け、人類が宙に旅立ち星間戦争が始まる頃
妖精はこの宇宙の全てを知り尽くし読み尽くした、顔見知りの竜王たちと挨拶を交わし、次の世界に旅立つ準備をする
宇宙の壁に到着し、次なる世界を模索する中
凄まじい量の並行世界がある宇宙を発見し好奇心が湧き始める
壁を超える
宇宙の星を探索しこちら側の未知を楽しんだ
道中
豪華な宇宙旅行戦艦を見つけしばし滞在してみた、活動している認識システムに話を聞き、どうやら彼らの創造主はもう居なくなったみたいだ
それでも尚、与えられた命令に添い忠実に旅している
《乗船記録にない来訪者を確認。生命情報を確認出来ません。未知の生命体のスキャンを開始》
とても残念だ、これ程発展した人類とは是非話をしてみたかった
妖精のテンションは少し下がった
旅行戦艦はどうやらエネルギー循環システムの1部が破損し、観光先の惑星からエネルギーを少し頂くらしい。
エネルギー循環システムを見学し、羽の欠片を入れ修復した
稼働し始め、エネルギーが順調に生成されていく
《技術者に感謝を。乗船パスの発行を開始。》
《技術者を歓迎します。次回からはそのパスにてご乗船ください。》
キラキラしたカードを渡されテンションが上がった
《太陽系に到着致しました。太陽系に到着致しました》
懐かしき太陽系にたどり着き。旅行戦艦から宇宙空間に出る
《またのご来訪をお待ちしております。》
大量の結晶を纏った蜘蛛の形を見つけ、同類の予感がし、少し雑談した
彼女は自分を飾るのが好きみたいだ、最終的にたどり着いたのが蜘蛛の姿らしい。羽の結晶の欠片を渡してみたらとても喜んでくれた
別れを告げ次の星に向かう
1000m程の植物系統を見つけ、しばし雑談した
黒い人型の巨人の姿をしたガス生命体を見つけ、しばらく観察した
大きな十字架に驚き、絵画に残した
この世界の地球を見つけた妖精は少しだけ違和感を感じた
なんか地球の並行世界やけに多くない?と
とんでもない量の並行世界から干渉され、なんなら地球の内側に何故か模造宇宙があった。宇宙を体に馴染ませるのは妖精もやったが
星に宇宙を作るものは初めて見た
蜘蛛の形をしたお友達が星にいる気配もする
妖精は好奇心で地球に降りようとする
星《ガイア》からの歓迎を感じる、とても嬉しそうだ
星?《アラヤ》からの拒絶を受ける、どこか怯えているような
周囲に結界が生成され、黒い煙の姿をした何百体もの人型が妖精の前に立ちはだかり攻撃を加えてくる
妖精は混乱した。
《アンリミテッドブレイドワークス》
《約束された勝利の剣》《天地乖離す開闢の星》《ゲイボルグ》
《幻想大剣・天魔失墜》《縛鎖全断・過重湖光》《祈りの弓》《五つの石》
数百の影からすごく気合いが入ってそうな攻撃が放たれる
困惑しながら
少し星から距離を取り、様子を見る、黒い煙に包まれた人型たちは星の内側に帰って行った
姿を隠し、影たちが帰る場所についていく
影が霧散し、エネルギーに戻る
たどり着いた場所は魔法で出来た空間に見えるが違和感がある
【なんだろう?これ】
目の前のチェスの駒と誰も居ない沢山の椅子を見る
【魂のコピー.......ね】
奥へと進む、暗い空間に出る、何も無い、過去の偉業を記録し道を作る装置のようだ
とりあえず見学してみた。
騎士王の物語の間に入り、ランスロットの枠を少し眺めた
細い線が伸びランスロットの座席に結びつく
【召喚?】
少し気になり、線を辿り、星の表面に出る
やせ細った男の顔面半分はまるでゾンビみたいだ、悔しそうに涙を流している
虫が集まり人の形を維持した者は愉快そうに笑っている
『カカカ、雁夜よ失敗してしまったようだな、あそこで呪文を噛むとはな』
「ググァァァァ、く、くそぉぉ」
『しかし妖精だとはな、ランスロットの媒体で妖精ならば泉の乙女か?』
老人を見る
老人の外側の魂は凄まじく摩耗し、邪悪が染み付いている、内側の残り僅かな勇気ある輝きはいつ無くなってもおかしくはない
涙を浮かぶ青年を見る
身体中が虫に蝕まれ、あと2年も生きられなさそうだ
魂を見るに本来は臆病なはずなのに、なぜこんなことをしているのだろうか?
別の部屋には少女が1人いる
【聖杯戦争ね、うんわかったよ任せるといい】
【え?真名?えっとそれは後でいいんじゃないかな】
とりあえず手の紋様に接続し、青年をマスターにし。彼の体の調子を整えた
雁夜は妖精のマスターになった