外宇宙の妖精2 Fate編   作:裏ラ

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4話

 

早朝

「なぁ」

本を読んでる妖精に呼びかける雁夜

【どうしたの?】

「桜ちゃんの実家の状況が気になるから一緒に来てくれないか?」

 

妖精はじ〜と雁夜を見つめる

【ほんとにそれだけ?】少し目を逸らしながら答える雁夜

 

「あぁほんとだ」

【嘘には罰があるってよく世間で言うよね】

本のページをめくる妖精

慌てる雁夜

「ちがうんだ、ほんとに桜ちゃんの状態を時臣に伝えたいだけなんだ、そのついでに葵さんを一目でもいいから、久しぶり見てみたくて」

 

マスターに違和感を感じる、なんだかモジモジしているような、初恋を拗ねらしたような感覚を覚える

 

俗に言う......ストーカー

 

相手は人妻だよね?この感じ......

 

 

【うん、ちょっと待てて、一緒に行くよすぐ戻るね】

 

違和感を感じ、この屋敷のおじいさんに話を聞きに行く

 

【ねぇ少しいいかな?】

『ほぉ?雁夜のサーヴァントがなんで儂を訪ねる』

 

 

【マスターがなんだか人妻に興味持ってるんだけど、どうゆうこと?】

 

『はぁ、雁夜めまだ根に持っておったか、奴のために同じ学校に入れてやったのに女の1人落とせんで未だに思い続けるとはな』

 

『気にするでないわ、どうせ終わった恋というものよ奴はなんもせんだろう』

 

【そうか、ありがとうね、なんか願いとかある?叶えてあげるよ】

 

『カカカ!なんの力もない妖精が吠えるわ!では儂を若返らせて永遠の命をくれ!ええ?出来んだろ、さ、もう行った行った、儂は畑の世話をせんと行かん』

 

【永遠にていうのは摩耗しない魂てことかな?いいよ、叶えてあげる】

 

『は?』

 

【その魂の奥底深くにある消えかけの意思はとても尊いものだ、自分から申してくるとは思わなかったけど。ちょうど良かった】

間桐、否

 

マキリ・ゾォルケンが再誕した

 

 

虫の集合体が落ちる、残りわずかな遺伝子情報にて肉体が再生され、魂にこびりついた邪悪は浄化される

魂に保護をかける、次からはもう邪悪がこびり付かないだろう

 

 

魂が晴れる、若返っり大量の涙を浮かべ絶叫したマキリ・ゾォルケン

 

 

「なんで!なんで!なんで!なんで?なんで?なんで?なんで?」

 

「ああああああぁああぁぁぁああああぁああああああああぁぁぁ」

 

「こんなつもりじゃ、なんでこうなる?なんでこうなった?」

 

「ユスティーツァ.......私は間違えた......」

 

 

1人になりたそうな雰囲気を感じる

 

 

 

【ごめんね、お待たせ】

 

「あぁ、遅かったな、さぁ行くぞ」

 

【桜ちゃんは一緒に行かなくていいの?】

 

「桜ちゃんを葵さんに合わせるのはいささか酷だろう、もう少し桜ちゃんの目のハイライトが戻ってからにしないと」

 

 

【ねぇ?なんでずっと遠目から眺めてるの?話しかけたら?】

「あ、いや、えっとサーヴァントの情報とかも欲しいだろ?このまま話しかけるのは良くないんじゃないかな」

 

【さっきから理由が台風に巻き込まれてるよ、もう一目見たし、目的果たしに行くよ】

 

「まて、もう少し、あ、あ、葵さん...」

 

 

 

「時臣!お前はなんで桜ちゃんを間桐に投げ入れた!桜ちゃんがどう言う状態がわかっているのか!」

 

「娘は2人とも才能溢れる子達だ、魔術師の家の跡取りは1人だけだ

私は彼女の大成を願って間桐に桜を送り出した。どのような処理をしょうが、将来は彼女の手にあるんだ」

「話は終わったか?では帰ってくれ、私は忙しいのでね」

 

 

 

間桐の屋敷に戻る

 

火に包まれた焼け跡がある

顔の整った青髪のマキリ・ゾォルケンが桜ちゃんを抱え燃え跡を見ていた

「あぁ帰ったか、これから引っ越すぞ」

 

 

 

「いや誰だよお前!桜ちゃんを離せ!てかなんで家消えてるんだ!」

 

 

焼け跡を見て少し微笑みを浮かんでいる桜ちゃん、なんだか吹っ切れたようなマキリ・ゾォルケン

桜ちゃんを取り返そうとする雁夜

 

【その意思のあり方は尊い】

輝いててとてもいいね

 

お金を握っているのはマキリ・ゾォルケンだ

焼け跡から引っ越した

 

 

「あ、ありえない、お前があの妖怪ジジィだと?」

 

「あぁ、ほんとに色んな者に申し訳ないことをした、私が生きている限りそれを忘却することはないだろう」

 

 

冬木から離れた間桐一家

 

その引越し先は立派な洋館だった

 

「妖精よ、聖杯は異常だ、私と共に調べてくれないか?」

 

【いいとも!】

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