外宇宙の妖精2 Fate編   作:裏ラ

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7話

 

聖堂教会からの招集を受けた各々のマスターは使い魔を通して依頼内容を待つ

 

雁夜とバーサーカーは素直に教会に来ていた

 

神父が語り出した内容は

近頃の行方不明者はキャスターによる仕業であり、その討伐に参加することを条件に令呪を渡すという内容だった

 

一画とはいえ令呪という報酬はあまりにも魅力的だ

 

各々が動き出した

 

セイバーは邪悪なキャスターを許せず出動した

 

ランサーはマスターの命令を受け出向いた

 

ライダーとそのマスターウェイバーはもう下水道にいた

 

 

探し出す手際がスムーズなウェイバーに感心するライダー

死臭を嗅ぎ、手でウェイバーの目を塞ぎ目の前の光景を見えないようにする

 

ウェイバーもなにかを察したようだ、胃の中が若干込み上げるが我慢した、ライダーの大きな手が有難かった

幾つもの子供の死体と人皮が椅子に貼られている

 

 

キャスターと対面したライダー

キャスターが本を呼び出し、ヒトデのようなものが這いずり出す、増える、増える、増える、増える

 

ライダーは騎乗を呼び出しウェイバーとともに外に飛び出る、魔術工房から脱却し、現場に着いたセイバーとランサーと合流した

 

無数のヒトデが下水道から這いずり出てくる

 

セイバーが切り、ランサーが突きらヒトデを殲滅するが

即座に補充れるヒトデ

 

かなり統制されているように感じる

 

セイバーを見て突如飛び出るキャスター

これまでの優勢を一気に捨てる狂行

 

キャスターの目にはセイバーしか見えていない

『おお!ジャンヌ!ジャンヌ!私に逢いに来たのですね!!』

 

身の毛が逆立つ感覚を覚えたセイバーはそれを拒絶し、ジャンヌでは無いことを強く言い渡す

 

話は通じないようだ

 

手に持つ経典から禍々しい煙が上がる

ヒトデの死体が集い始めキャスターに纏わり付き、瞬く間に巨大なタコになる

セイバーを取り込もうとするが、アヴァロンを突破出来ない

だかこちらにも打開策もない

 

 

 

あの巨体に小さな斬撃は意味が無いことを誰もがわかっていた

 

【なんでこの世界の邪神はこんな大人しいかな?】

 

「お前が驚くなんて珍しいな、あのデカさはまだまだ幼体なんてことは無いよな?」

 

【大きさは人間がコアになったしあれが上限みたいだね、ただその厄介さの本質て汚染なんだよね】

【なのに全然汚染撒き散らさないからすごく驚いてるの】

 

目を細め遠くを覗き、目を離せない

【.........カルデアのマスター?何あの子、凄く輝いてる】

 

 

 

戦場では

切り札を見せるかどうか目配りするセイバーとアイリスフィール

 

その瞬間

 

 

タイミングを見張ったかのように

空から豪華な銀河脱出ポットに乗った黄金のアーチャーが到着した

 

幾つもの眩い光がタコに放たれ触手が落ち、頭に穴が空く

 

タコの中からキャスターが叫ぶ

『違う!この光は違う!ジャンヌ、ジャンヌよ!どこにいるのだ!』

 

 

タコが再生する、黄金のアーチャーは玉座に座り、腕を組み詰まらさそうな目をタコに向ける

 

光が射出される速度が上がる、穴が空く、再生する、穴が空く、再生する

 

『あぁ.......そんな.........ジャンヌ........』

再生が遅れる、射出速度が上がる

 

巨大タコは霧散し消え去った

 

ライダーが呟く

『なんと見事な乗り物よ、余はあれが欲しいぞ』

目が輝き、征服欲が疼く

 

遠くから見ていたケイネスはランサーに撤退命令を出した

 

 

玉座に座った黄金のアーチャーはセイバーと目が合う

 

アヴァロンを展開し剣を構え、アイリスフィールを後ろに下げる

 

 

『なかなかどうして、吹っ切れたではないか。今なら我が抱いてやっても良いぞ?』

 

その言葉に驚き、呆気に取られ口が少し開いた2人

 

理解が追いついたセイバー

 

「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるが良い!」

《約束された勝利の剣》

 

巨大なビームが乗り物に命中したかのように思えたが、どうやら回避されてしまったようだ

 

『ちっ、なんと凶暴な女か、まぁいい、少しずつ口説こうではないか、いずれは我のものよ』

 

飛び去る黄金のアーチャー

 

 

 

「すみません、アイリスフィール。あまりの出来事に宝具を露見してしまいました」

 

「いえ、致し方ないわ!あんなひどい男断って正解よ!きっと切嗣もわかってくれるもの」

 

セイバーとアイリスフィールは城に戻る前にスイーツ店に向かった

 

『ほぉ、スイーツが好きか。ならば我が財の中の最高のスイーツを探そうではないか』

 

 

 

 

【終わったちゃったね】

「あぁ帰るか、結局なんもしなかったな、見ていて楽しかったけど」

 

冬木から出た雁夜に困惑した時臣であった

「間桐のマスターはあの青髪の青年ではなかったのか?何故こんなにも簡単にマスターの資格を放棄した......」

 




原作との変更点

セイバーが鞘を取り戻し、タコにトラウマを植え付けられない

ランスロットがいないので、英雄王が駆けつけられる

ジル・ド・レはいい気分で消滅出来なかった


邪神は藤丸くんに興味を全部持っていかれている
妖精は藤丸くんに見惚れた
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