「設備の交換は明日で良いのか?」
Dクラスとの戦いは姫路さんの一撃で幕を下ろした。
今は戦後交渉の席だ。
まあ、設備は交換する気はさらさらないんだけどね。雄二も同じ考えの用だし
「今回は設備を交換しなくてもかまわない。そちらが条件をのんでくれればの話だが...」
「条件?」
「ああ、これから三ヶ月Fクラスが指示を出す相手以外とは試験召還戦争をしないこと。Fクラスを攻撃しないこと。それと後もうひとつ...」
「...だな。わかった条件を飲もう」
「交渉成立だな。」
無事に戦後交渉が締結したようだね。雄二が代表だと話しが早くまとまって楽だな。
Bクラス戦のときの布石も打つことができたし、問題ないだろう。
僕たちは最初の戦争を終えた。
FクラスがDクラスに勝った。この事実がBクラスとの戦いをやりにくくしたのだが、そのことに僕たちはまだ気づいていなかった。
明久side out
Dクラス平賀side
Fクラスとの設備交換はなかった。このことに少し安堵している。
クラスのみんなには謝らないとな...
もうすでにFクラスとの設備交換がないことは伝達してある。後はみんなの反応しだい。
教室の扉を開けるともうすでに全員そろっていた。
俺は無言で教卓まで歩く...
俺に不信感を持ってるやつや、苛立ちを覚えているやつも相当数いるはずだ。
おれはそいつらにちゃんと答えてやらなくてはならない。クラス代表として
「みんな、すまなかった。負けたのは俺のせいだ。慢心するなとあれほどおまえらに言っておいて、一番慢心していたのは俺だった...本当に申し訳がたたない。」
「...」
みんな、何も返してこない
「だが、こんど戦争してくる時は勝とうじゃないか。我々DクラスにはFクラスのような秘密兵器も無いし、それを確実に運用する作戦も無い。だからといって上位クラスのような高い点数であるわけでもない。だが、勝ちたいという気持ちは今回の敗戦を経てどこのクラスにも負けないだろう。」
「あたりまえだ」
「敗北なんてもうこりごりだ」
「次こそは勝とうじゃないか。もう、負けるのは懲りたはずだ。前に踏み出そうじゃないか。勝つために。こんな思いはもうしないようにするために。そうだろう?みんな」
「そうだそうだ」
「当たり前だ」
「負けるのは一回だけで良い」
「だが、何回も言うように我々は普通の人々だ。強者のような圧倒的な力もなければ、弱者ような発想力もない。だからといって我々は負けるのか違うだろう。我々は一般人だ。いつの時代も圧倒的力で支配をしてきた強者を、知恵を働かせて強者を喰ってきた弱者を奇策で、革命で、反乱で、対抗してきた。我々は強者を恐れない。いつの日かその力を手に入れるのは自分だと信じてきたからだ。それと同様に弱者を見くびらない。弱者は状況が違えば強者になり得たものでもあるからだ。みんな、もう敗北はいらないだろう。次に勝つのは俺たちDクラスだ!!!!。」
「ああ、もう負けない。」
「こんな悔しさを背負うのは一度で沢山だ。」
「我々は強者をも制して、弱者さえも喰らう!。」
Dクラスに闘志が戻った。Dクラスが自ら戦争を仕掛ける2ヶ月前のことだった。
平賀くんにはもっと頑張ってほしいですね
明久の出番はもうちょい先です