バカな天才の学園生活   作:うさみん1121

16 / 34
根本君の事情

Bクラスside

 

俺の名前は根本恭治…

巷では卑怯の代名詞等と呼ばれている…

だがしかし、勝利のために卑怯なことをすることが何がいけないと言うのか?

太古の昔から生き物は生き残るために色々な努力をしてきた。

そのなかには決して正々堂々と言われるものよりも明らかに卑怯だと思えるものの方が多いだろう。

つまり生き残るために…勝利のために生物はより卑怯な方向に進化してきたのである。

人間こそがその代表例だと俺は思っている。

大したことのない身体能力、巨大な爪や牙もなく、固い皮膚や意外性のある身体的特徴もない。

ただ人間に残されたのは頭脳だけである。

頭脳とは何のために使ってきたか?

騙しあいによる相手との駆け引きだ。

人間は他の動物が自分の身体的能力や特徴をいかいして生存競争を勝ち抜いてきたのに対して、道具を生み出し生き残ってきた。ここがまさに卑怯である。言わば他の動物とは最初からステージが違うのである。

これは人間が悪である証明である。こう考えると性悪説の考え方の方がしっくり来る。

 

話を元に戻そう。

つまり俺はこう言う風に思っている。

人間という生物は根本的に卑怯なのだ。

それなのに本質を理解していない周りのバカ達は俺のことを卑怯だと罵る。

何にも本質の理解が出来ていないバカな奴らはこちらが卑怯な手を使って勝つとやれ卑怯だ、やれ卑劣だと言って自分の敗北を認めようとはしない。

人間は敗北や挫折絶望の中でしか進化する事が出来ないというのに…

自ら成長出来るチャンスを潰しているのである。

そんな努力もしない奴らに罵られることには腹が立つが今回の勝負はそうはならないだろう。

何故ならFクラスの代表があの坂本雄二だからだ。

あいつはこの世の中で数少ない本質を理解しているものだ。

俺と同じ相手を騙し、自分の欲するもの…すなわち勝利のために努力をする男だ。

あと、普段は坂本の影に隠れているが吉井明久

あいつも侮り深い男だ。

おそらくだが頭の回転ならこの学校で一番早いだろう…

それなのに常に奴から向上心が薄れたことは一度も見たことがない。

クラス分けの試験の後で学校のメインシステムをハッキングして、機密の欄で奴のデータを見たとき俺は笑ってしまったよ…

前々から頭の回転は異常に早いのに成績上位者の名前がないと思っていたら成績を制限されているとか

だからこそ今回の戦争は一時たりとも気が抜けない。

俺が認める二人のいるクラスだ。

舐めて掛かる分けにはいかない。

慎重に事を運んで、相手が格上だと思って本気でヤる。

 

「お前ら、作戦は昨日伝えた通りだ…ヤれ」

 

「「「「「「「「「「…イエッサー」」」」」」」」」」

 

ククク…

俺は人望で信頼を取るような奴じゃないからな。

このクラスも大半は俺のことを卑怯な奴と嫌っている奴だったからな…

 

こういう時に催眠術と人心掌握の技術を学んで措いて正解だったな。

1日掛ければ容易く30人位は俺の言うことに逆らえない兵隊に成ってくれるからな

 

さあ、来いよ坂本よ。

今年一番の騙しあいを始めようじゃないか。

どっちが勝つか分からないギリギリの…お互いの全てを賭けて勝利を掴むための戦争を…

 

ガラッ…

 

その時扉が開いた

 

やっと来たね

 

「…さて、Fクラスがどのような作戦で来るのか約束通りに教えて貰おうか…」

 

正直いってこの屑を使うと俺も同類に見られるからあんまり好まんが使えるものは使わして貰おう…

俺はその屑の絶壁の胸とポニーテールを席に座って見上げながら問いかける…

 

「…ねえ、島田さん?」

 

そうこの学校どころか人類史上最大と思える屑島田美波その人だ。

 




また、お前か…
島田ァァァ…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。