僕は朝からダッシュしていた
「二年生初日に遅刻は出来ない!」
そう、遅刻に成りそうなのだ。
何故か目覚まし時計が壊れていて起きたら朝8時を指していた。
学校まで歩いて15分
8時半から遅刻になる
しかし、新学期初日はそれが15分早くなるのだ。つまるところ遅刻が確定していた。
トーストをくわえ、急いで家を出て、学校まで全速力で走っていたのである。
こういう日に限って信号全てに引っ掛かり、焦る。
「吉井、初日から遅刻とはいい度胸だな。」
校門の前には鉄人が仁王立ちしていた。
何だろう…このラスボス感…
「おはようございます、鉄人西村」
「鉄人をつけるな、西村先生と呼べ。」
そう言うと鉄人はどこからか紙を出した
「吉井、お前のことは学園長から聞いている。後少しで調整が終わるらしいが間に合わなかった… すまない。」
そっか… 間に合わなかったか…
「別に先生が悔やむ事ではありませんよ…気にしないでください。僕はFクラスで頑張ってみますから。」
「吉井、いつも努力を重ねているお前の事を応援している。Fクラスなのは残念だが此れから一年全力で楽しめ」
そう言って鉄人は俺に紙を渡した
吉井明久 Fクラス
分かりきっていた事だ、何も心配無い
そうおもってFクラスにむかった。
Fクラスに
向かう途中でAくらすの前を通るとそこでは自己紹介をしていた。
「木下優子です。一年間宜しくお願いしましす」
そこでは僕の彼女が…木下優子が挨拶をしていた。
本当なら彼女と楽しい一年を過ごせたはずなのに…
ちきしょう…
「ちきしょう…」
知らぬ間に僕は泣いていた。
本当なら最愛の彼女と楽しい学園生活を送れていたハズなのに
僕がもう少しバカだったら、違ってたのかな…
Aクラスを窓から見ていると優子さんと目た合った。
彼女は少しビックリした顔をすると先生に何かいって教室から出てきた。
「明久くん…」
明久side out
優子side
簡単な自己紹介を終えて席に戻ると窓から視線を感じた。
窓を見ると明久くんがこっちを見ていた…
やっぱり調整が間に合わなかったようで、明久くんはこの教室にはいなかったのだ
明久くんは泣いていた…
そりゃ、悔しいよね、誰よりも頭が良いのにFクラスに行くのは…
高橋先生にトイレに行くと行って、席を立ち明久くんのもとに行った
「明久くん…」
あたしが声をかけると今にも泣きそうな声で
「優子さん、Aクラスおめでとう、同じクラスに慣れなくて残念だよ。」
ああ、明久くん、何であなたが、
気がつくとあたしは明久くんを抱き締めていた。
明久くんもあたしの胸で泣いた。
「じゃあね、優子さん。」
一通り泣いたのかしばらくすると明久くんはFクラスの方へ走っていった
「今のが優子の彼氏?」
気がつくと愛子が後ろにいた
「そうよ、あたしの大好きな自慢の旦那よ」
「あっついね」
その後優子と代表にからかわれ続けた
優子side out
明久sibe
優子さんに励ましてもらって元気出た
さて、今年過ごす仲間のところに行くか
勢い良く扉をあけるとそこには
「遅いぞ、ウジ虫野郎」
僕のFクラスデビューは親友の罵倒からはじまった