ありふれた破壊者と魔王は世界最強 作:マサヒロ (旧名デイブレイク)
奈落の底。
そこで雫が魔物肉を食べた後の俺達はウォズによる一週間の地獄というのも生温い修業を受けてから、迷宮を攻略し階層を下っていく。
その間にもハジメ達は様々な魔力肉を食べ、新たな技能の習得やステータス増強を行っていた。
その中にはお世辞にも進んで食べたいとは思えないような昆虫やらグロテスクな魔物もいたが・・・生きるためだと割り切り、三人はその力も身につけていった。
因みに今の俺達のステータスはこうなっていた。
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犬飼士 17歳 男 レベル50
天職 戦士 破壊者
筋力:900
体力:890
耐性:680
俊敏:1434
魔力:650
魔耐:650
技能:全属性耐性・物理耐性[+治癒力上昇][+衝撃緩和][+金剛][+重金剛]・剣術[+斬撃速度上昇][+抜刀速度上昇]・精密射撃・剛力・縮地[+重縮地][+震脚]・先読・高速魔力回復・気配感知・S,E,E,D・■■■■・魔力破壊・■■■■・■■■■・魔力操作・異空間収納・言語理解
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:49
天職:錬成師 時の王者
筋力:880
体力:970
耐性:860
敏捷:1040
魔力:760
魔耐:760
技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合][+複製錬成]・歴史継承・歴史移植・魔力操作・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・風爪・夜目・遠見・気配感知・魔力感知・気配遮断・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・言語理解
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白崎香織 17歳 女 レベル:49
天職:治癒師 時王の妃
筋力:550
体力:580
耐性:650
敏捷:550
魔力:1480
魔耐:1480
技能:回復魔法[+効果上昇][+回復速度上昇][+イメージ補強力上昇][+浸透看破][+範囲効果上昇][+遠隔回復効果上昇][+状態異常回復効果上昇][+消費魔力減少][+魔力効率上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動][+付加発動]・光属性適性[+発動速度上昇][+効果上昇][+持続時間上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動]・高速魔力回復[+瞑想]・魔力操作・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・風爪・夜目・遠見・気配感知・魔力感知・気配遮断・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・言語理解
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八重樫雫 17歳 女 レベル:49
天職:剣士
筋力:680
体力:720
耐性:520
敏捷:1350
魔力:680
魔耐:680
技能:剣術[+斬撃速度上昇][+抜刀速度上昇]・縮地[+重縮地][+震脚][+無拍子]・先読・気配感知・隠業[+幻撃]・魔力操作・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・風爪・夜目・遠見・気配感知・魔力感知・気配遮断・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・言語理解
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全員のステータスが数倍に跳ね上がり、派生技能の数もかなり増えている。
また、ハジメや白崎は専用のオートマチック式のピストル『ドンナー&シュラーク』『アイリス』を装備していたが、雫専用に刀を制作してもらっていた。
素材はハジメたちの銃と同じく『タウル鉱石』と呼ばれるもので、俺のデザートイーグルもタウル鉱石でアップデートを施してもらっている。
そして今俺達はこの50階層で足踏みしていた。
次の階層への階段は既に発見している、ただこの階層には異質な空間があった。
それは、途轍もなく不気味な空間だった。
脇道の突き当りにある空けた場所には荘厳な扉があり、その両脇には二体の一つ目巨人の彫刻が半分壁に埋め込まれるように鎮座していたのだ。
更にウォズの
「此処に挑むのならば、万全を期して挑むべきだ」
という忠告も相まって一度退くことにしたのだ。
勿論装備を整えるためで、逃げるためではない。
この扉を無視しても迷宮を攻略する分には問題ないが、無視するべきではないというのが俺の勘が告げている。
そして、ウォズがあの扉を見てから妙にソワソワしているのも気になる。
ただ俺は、期待と嫌な予感を両方同時に感じている。
あの扉を開けば確実になんらかの厄災と相対することになる。
だが、同時に終わりの見えない迷宮攻略に新たな風が吹くような気もしていた。
「さながらパンドラの箱か・・・」
そう呟いた俺の言葉はここにいる全員と同じ思いだったようで、ハジメはその瞳に強い決意を浮かばせて
「パンドラボックスみたいに厄災だけが詰まってないといいね」
と言い、俺達はあの扉の前に向かった。
扉の場所までやってきた俺達は油断なく歩みを進める。
拍子抜けと言うべきか、特に何事もなく扉の前までやってきた。
扉を近くで見ると益々見事な装飾が施されていると分かる。
そして、中央に二つの窪みがある魔法陣が描かれているのが分かった。
「?結構勉強してきたけど、こんな式を見るのは初めてだ・・・」
ハジメは王都に居た頃、能力の低さを補うために誰よりも座学に力を入れていた。
そんなハジメでも、魔法陣の式が全く読み取れないのは少しおかしい。
その事実に頭を回転させていると後ろに居たウォズから思いもがけない答えが出てきた。
「我が魔王。これは三百年前の魔法陣です。知らないのも無理はありません」
「「「「さっ、三百年!?」」」」
ウォズの解説に俺達はそろって驚く。
それで何かが解るわけでもなく、今の俺達の知識では解読不可能だった。
取り敢えず、扉を押したり引いたりしてみたがビクともせず仕方なく錬成を行使しようとした瞬間、バチバチッという音と共にハジメが弾かれた。
「うわっ!?」
「ハジメ君大丈夫!?」
弾き飛ばされたハジメに白崎が駆け寄る。
ハジメの手からは煙が上がっており、その手を見た白崎は直ぐに回復魔法を行使した。
すると、
「「オォォオオオオオオ!!」」
突然、野太い雄叫びが部屋全体に響き渡った。
俺達は咄嗟にバックステップで退却し警戒する。
雄叫びが響く中、遂に声の正体が動き出した。
「・・・面白いくらいにテンプレだな」
「・・・そうね」
俺達の前で、扉の両側に彫られていた二体の一つ目巨人が周囲の壁をバラバラと砕きつつ現れた。
いつの間にか壁と同化していた灰色の肌は暗緑色に変色している。
姿形はRPGに出てくるサイクロプスそのままだ。
埋まっている下半身を抜き出し、侵入者を排除しようと動き出す。
その瞬間、
ドパンッ!
ズパンッ!
2種類の音が鳴り響いた。
ドパンの方はハジメの電磁加速させた弾丸がサイクロプスの頭を爆ぜさせた音。
ズパンの方は雫が刀でサイクロプスの首を斬り飛ばした音だった。
「哀れだな・・・」
「あはは・・・」
設置されてから三百年間の間出番が無く、ようやく出番がやって来たのに両者ともわずか数秒の出番しかなかった。
多分気のせいだがその死体には哀愁が漂っていた。
するとウォズがサイクロプスを解体し、体内から魔石を取り出す。
それを見た俺もライドブッカーを取り出し、解体して魔石を取り出す。
そしてその魔石をウォズと同じ様に扉のくぼみにはめ込むとぴったりとはまった。
すると魔石から赤黒い魔力光が迸ほとばしり魔法陣に魔力が注ぎ込まれていく。
そして、パキャンという何かが割れるような音が響き、光が収まった。
ウォズは何も言わずに扉に手を掛ける。
するとゆっくりと扉がこっちに向かって開き始め、壁の中に光が灯り始める。
「・・・ん?」
どういうわけか、ライドブッカーの中から光が漏れていた。
「これって・・・もしかして!」
俺ははライドブッカーを開くと、収納していたカードの中から1枚が勢いよく出現し、俺の手に収まる。
俺の手に握られていたカードは『仮面ライダーキバ』のカードだった・・・
扉の中はまるで聖教教会の大神殿で見た大理石のように艶やかな石造りで出来ており、幾本もの太い柱が規則正しく奥へ向かって二列に並んでいた。
そして部屋の中央付近に巨大な立方体の石が置かれており、部屋を照らす光に反射して、つるりとした光沢を放っている。
そして、その立方体の中央からは何かが生えていて
「・・・だれ?」
確かに、声が聞こえた。
俺達は声がした場所――立法体をじっと見る。
「・・・そこにいるのは、だれなの?」
その立方体に腕と下半身が埋まっている少女の姿があった。
それと同時に彼女の背後に埋まっている黄色いコウモリが脈打つかのように輝く。
この状況で俺の出した答えは・・・
「すみません。間違えました」
「「「「「・・・え゛っ?」」」」」
此処からすぐに出ていくことだった
雫をどのタイミングで香織(士)と合流させるか
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士よ、城から連れ去れ!
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原作の香織のタイミング
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原作と同じ
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ウルの町
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フューレンで合流(錯乱)