ありふれた破壊者と魔王は世界最強   作:マサヒロ (旧名デイブレイク)

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それでは本編どうぞ!!


十四話 運命♪ウェイクアップ!

 

「すみません。間違えました」

 

そう言って俺はそそくさと部屋を出て、扉を閉めようとする。

 

「「「「ちょっっと待ったァ!!」」」」

 

そうしたら全員から総ツッコミが入り、途轍もないダッシュで距離を詰めた雫とウォズに両腕がっしりと掴まれる。

 

「ちょ、何するんだよ!どう見ても厄ネタの塊だろ!!」

 

「そうだとしても話だけでも聞くべきでしょ!!」

 

「雫君の言う通りだ。それにこんな場所に封印されている女の子を見て何も思わないのかね?!かね?!」

 

俺の意見は受け付けられず、両腕を引きずられて立方体の前に戻された。

ドウシテコンナメニ…

 

 

 

 

 

 

 

「君は何者なの?どうしてこんな奈落に封印されてるの?」

 

ハジメの問いかけに少女はポツポツと答える。

 

「私、先祖返りの吸血鬼・・・すごい力持ってる・・・だから国の皆のために頑張った・・・

でも・・・ある日・・・家臣の皆・・・『お前はもう必要ないって』・・・おじ様・・・これからは自分が王だって・・・私・・・それでもよかった・・・

でも、私、すごい力あるから危険だって・・・殺せないから・・・封印するって・・・それで、ここに・・・」

 

枯れた喉でポツリポツリと、だが必死な様子で語る少女。

その境遇にハジメは呻き、女性陣は涙を流している。

だが、ところどころ気になるワードがあるので湧き上がるなんとも言えない複雑な気持ちを抑えながら、俺は尋ねる。

 

「お前、どっかの国の王族だったのか?」

 

「・・・(コクコク)」

 

俺の質問に頷いて返す少女。

気になることがあったのか白崎も少女に質問をした。

 

「ところで、殺せないってどういうことなの?」

 

「・・・勝手に治る。怪我しても直ぐ治る。首落とされてもその内に治る」

 

「そ、それはすさまじいね・・・凄い力ってそれ?」

 

「これもだけど・・・魔力、直接操れる・・・陣もいらない」

 

その言葉に俺達は絶句した。

今の話が本当なら、あのアホをはるかに凌駕するチート的な存在だ。

そして俺はもう一つ質問する。

 

「その後ろのコウモリ――『キバットバットⅢ世』とはどういう関係だ?」

 

「!・・・キバットを、知っているの?」

 

「あぁ。ある意味ではな」

 

俺は簡潔に返し、頭の回転をフルスロットルにする。

すると、

 

「たすけて・・・」

 

その言葉を聞いてハジメは俺達の方に振り替える。

 

「ねぇ・・・」

 

「ハジメ君のしたい様にすればいいよ」

 

白崎が笑みを浮かべながらそう言った。

雫やウォズも同じ気持ちなのか同じ様に笑みを浮かべてる。

 

「・・・わかったよ。ただ、何かあった時に備えて準備をしておくぞ」

 

俺はそう言って腰にネオディケイドライバーを装着する。

それを見たハジメが

 

「ありがとう」

 

といって少女を捕らえる立方体に手を当てた。

ハジメから赤黒い、いや紅色の魔力が迸る。

 

「ぐっ、抵抗が強い! ・・・だけど、今の僕なら!」

 

ハジメが更に魔力をつぎ込む。

そこまでやってようやく魔力が立方体に浸透し始める。

ハジメは更に魔力を上乗せすると少女を封じる周りの石が徐々に震え出す。

 

「まだまだぁ!」

 

少女はハジメの迸る紅い魔力を目を見開きながら見ている。

 

「あっ・・・」

 

直後、少女の周りの立方体がドロッと融解したように流れ落ちていき、やがて体の全てが解き放たれ、少女は地面にペタリと女の子座りで座り込んだ。

どうやら立ち上がる力が無い様だ。

ハジメも座り込み息を荒くしている。

どうやら全魔力を使い切ったらしい。

ハジメが神水の入った容器を香織から受け取り口に含もうとした所で、その手が金髪の少女に掴まれた。

その少女は真っ直ぐにハジメを見つめ、

 

「・・・ありがとう」

 

震える声で小さく、しかしはっきりと少女は告げる。

ハジメは照れたのか顔を背けると背後に般若のスタンドを出現させた白崎と目が合い、またサッと顔をそらす。

すると、

 

「名前、何?」

 

少女の問いにハジメは答える。

 

「ハジメだよ。南雲ハジメ」

 

ハジメがそう言うと、女の子は何度も「ハジメ、ハジメ」とその名を心に刻みつけるように何度も繰り返した後名前を答えようとして、少し押し黙った後に口を開こうとした時ウォズが制するように少女の名を告げる。

 

「彼女の名前はアレーティア・ガルヴィエ・ウェスペリティリオ・アヴァタール。

かつて存在した吸血鬼の王国アヴァタールの最後の女王であり、最も聡明で、美しいと評された姫君だよ」

 

少女――アレーティアの視線がウォズに向けられる。

その表情は動かないものの、身に纏う雰囲気から彼女の驚きが伝わってくる。

どうやら、ウォズの解説に間違いはないらしい。

 

「どうして、それを・・・?」

 

「そのことや、君の叔父上について話したい事があるが・・・今はそうも言ってられないかな。我が魔王!!変身の御準備を!!」

 

ウォズの最後の言葉に俺達に緊張が走る。

すると天井から三体のステンドグラス風の怪物――ファンガイアが俺達の前に立ちはだかる。

白崎もアイリスを構えアレーティアを守るように前に立つ。

 

「行くぞハジメ!」

 

「うん!」

 

「「変身!!」」

 

俺はライドブッカーからライダーカードを取り出し、スロットに投げ入れてサイドハンドルを押し込む。

 

【ジオウ!】

 

ハジメもライドウォッチを起動し、D‘9スロットに装填し、ジクウドライバーを回転させた。

 

【KAMENRIDE!DECADE!】

 

【仮面ライダージオウ!】

 

返信音が鳴り変身が完了すると、俺達は武器を構えファンガイアめがけて跳んだ

雫をどのタイミングで香織(士)と合流させるか

  • 士よ、城から連れ去れ!
  • 原作の香織のタイミング
  • 原作と同じ
  • ウルの町
  • フューレンで合流(錯乱)
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