精霊寄生異変〜楽園の素敵な少女達〜   作:ライムα

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ただの東方推しがひっそり投稿する霊夢と魔理沙達の戦い、よければ見ていってください。
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精霊寄生異変〜楽園の素敵な巫女達〜

        第1話異変の気配

 幻想郷、人間や妖怪はもちろん妖精や神々など多くの種族が住んでいる夢の楽園。花は咲き乱れ妖精は遊びまわり神は信仰をせっせと集めて皆楽しくに暮らしていた。とはいえ楽園だからといって必ずしもずっと平和とは限らない。ここ幻想郷では度々「異変」が起こってきた。しかし、異変の度に博麗の巫女と呼ばれる少女が異変解決をしてきた。その巫女の名は、「博麗 霊夢」楽園の素敵な巫女である

     ーーーーーーーーーーーーーーーー

 霊夢の朝は早い。6時には起きて境内を掃除して回る。その後賽銭箱を確認してはため息をつく。そして朝ごはんを食べてダラダラする。今日もそんな日課を一通りこなして縁側でごろごろしているところに1つの空飛ぶ人影があった。箒にまたがったその人影は尖った帽子をかぶり白黒の服に腰まである金髪。その格好はまるで魔法使いのよう。

「魔理沙のやつ…朝早くからなんで神社に来るのよ。」

霊夢はそう呟いてふわりと宙に浮かんだ。幻想郷では一部の住人に「能力」が与えられる。霊夢の持つ能力は「空を飛ぶ程度の能力」霊夢が当然のごとく宙に浮いたのもこの能力のおかげだ。そして魔理沙と呼ばれたこの箒少女の本名は「霧雨 魔理沙」能力は「魔法を使う程度の能力」何処にでもいる普通の(幻想郷の住人からすれば)魔法使いである。

「魔理沙ー、朝っぱらから何のようなのよ?」

霊夢が叫んだ。

「………。」

魔理沙は一言も話さない。何となく動きもぎこちない、まるで何かに操られているかのように。

「魔理沙?何かしゃべんなさい…よ…。」

魔理沙はいきなり弾幕を撃ってきた。

「くっ!」

霊夢は紙一重で全てかわしきった。

「何すんのよ!」

霊夢は叫んだが相変わらず弾幕の雨は止まない。

「もう、怒った!この馬鹿!」

霊夢はお祓い棒を構えお札を弾幕にして飛ばした。

「ッ!!」

いつもの魔理沙だったら全て避けきれただろう。しかし、今はいつも通りの力が出せないのか幾つかの弾幕に被弾した。

(何だかいつもより弱い?それでも今は倒すことに集中したほうが良さそうね。)

魔理沙の弾幕はヒートアップするが霊夢はそれを全てかわす。

「早めに決着をつけるわ!スペルカード発動!霊符『夢想封印』!」

スペルカード、能力を持つ住人がいくつか持っている切り札。これを使うことによって普段よりも強い弾幕が放てる。

霊夢の周りに大きな白く光った弾幕がいくつも現れた。弾幕は全て魔理沙に被弾し、魔理沙は気絶した。その瞬間、魔理沙の身体から一体のオレンジ色の人型の精霊が出てきた。

「何よこいつ。」

霊夢はそう言って即祓った。

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「うう、全身ズキズキ痛いのぜ~。」

魔理沙はそう唸って転がっている。

「あんたがいきなり攻撃しかけてきたんでしょうが。」

「記憶にないのぜ…。」

魔理沙は半泣きで言った。

「記憶に無いってなによ。何かに操られてるわけじゃあるまいし…。」

霊夢はそう言いかけて少し考えた。

(いや、もしかしたら本当に操られてたのかもしれないわね。今思えばいつもの魔理沙らしくないところがいくつもあった。そして魔理沙から出たあの精霊、今まで見たことなかったわ。これは、異変…かもしれない。少し調べてみましょう。)

霊夢は歩きながら言った。

「魔理沙、いくわよ。」

「私、今身体中痛くて動けないのぜ~。」

「んなもん気合いよ!気合い!異変かもしれないんだから早くして。手始めに『紅魔館』に行ってみるわよ!」

「せめてその考えに至るまでの流れだけでも教えてくれなのぜ…。」

魔理沙のかすれた声は虚しく境内に響くだけであった。

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