『ゴブリンスレイヤー』と呼ばれた投擲手   作:自堕落無力

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八十五話

 

 鉱山を巣としていたゴブリンの群れを退治する依頼を片付けたゴブリンスレイヤーと森人剣士が辺境の街の冒険者ギルドへと戻れば、先に依頼を片付けた妖精弓手に鉱人道士に蜥蜴僧侶と槍使いに魔女達、仕事を終えた受付嬢が酒場にいて妖精弓手から声をかけられた。

 

 一旦、依頼完了とその内容の口語報告を済ませると酒場の方へと向かう。

 

 

 

「お前達も無事に依頼を終わらせたようだな」

 

「ああ、師匠のお陰でな」

 

「あんた、今回の依頼で大分危うかったけどね」

 

「あはは、でも無事に依頼を達成できたから良いじゃないですか……反省は大事ですけど」

 

「これからも日々、精進します」

 

 ゴブリンスレイヤーが別の席にいた新米戦士に声をかけ、それに反応した新米戦士に対し、苦言を呈した見習い聖女に苦笑した女神官に笑みを浮かべて言った女武闘家たち。

 

 

 

「ああ、頑張れ」

 

 ゴブリンスレイヤーは軽く頷きながら、森人剣士と共に妖精弓手たちの席に座る。

 

「それで依頼はどうでしたか?」

 

「奇妙な事ばかりだった。まず、鉱山をそもそも巣にしていた事、武具に防具と装備が曲がりなりにも整っていた事、攫われた娘たちは怪我はしていたが、手は出されていなかった事……多分、魔術師とかその類が黒幕だと思っている。最近、魔神王の残党がやたら動いているだろう?」

 

 ゴブリンスレイヤーは受付嬢の質問に対し、答えた。

 

 

 

「ええ、私達が相手した悪魔もその類だったわ。街に潜伏していたの……最後は私が弓で射抜いてやったのよ。凄いでしょ」

 

「ああ、凄いな……本当に頼りになる弓手だ」

 

「えへへ」

 

 酔っている妖精弓手は自慢げに言い、褒めろとばかりの態度だったのでゴブリンスレイヤーは頭を軽く撫で回しながら、褒めると妖精弓手は心地良さそうにしつつ、満足げにしていた。

 

 

 

「それであまりに妙だからな……一応、明日はこの辺境の町周辺に罠を用意しようと思う。無論、収穫祭に来る者達がかからないような場所にだが……」

 

「お前も本当に慎重な奴だな」

 

「収穫祭があるからどうしてもな」

 

「牧場、や……村の、方は?」

 

 槍使いに応じるゴブリンスレイヤーに魔女が前にゴブリンロードに対してゴブリンスレイヤーが守った場所について質問をする。

 

 

 

「そっちはもうすでに十分すぎる程に備えをしているからな」

 

「私達、手伝いますね」

 

「助かる。ありがとう」

 

 ゴブリンスレイヤーへ女神官たちが手伝いを申し出、ゴブリンスレイヤーは礼を言った。

 

 

 

「それはそれとして収穫祭は楽しもう」

 

 ゴブリンスレイヤーは例年、収穫祭においては森人剣士に受付嬢、牛飼娘と共に楽しんでいた。

 

 

 

 受付嬢に森人剣士はそれぞれ笑みを浮かべながら、頷く。

 

 

 

 そうして……。

 

「ンフフ、ありがとうオルクボルグ……んちゅ」

 

 酔いが回り、意識も朧気な妖精弓手をギルドで借りている彼女の部屋へと運び、寝台で寝かせようとすると軽く口づけされた。

 

 

 

「あまり、度が過ぎると悪戯しちまうぞ」

 

「ちょっとくらいなら、良いわよ」

 

「そうか」

 

「あひゅ、ふひゃあぁ……そ、そこは駄目ぇぇっ!!」

 

 妖精弓手が挑戦的に言ったのでゴブリンスレイヤーは彼女の長い耳であり森人たちにとっては敏感な部位を甘噛みしつつ、舌や口で弄る様にしてやがて快楽の絶頂へと導き、彼女が意識を失ったのを見て軽く布で拭いてやるなどして、毛布を掛けて寝台に寝かせてやるのであった……。

 

 

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