クラフトは不滅である   作:最高司祭アドミニストレータ

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このような拙作なのにも関わらず、いつも読んでくださりありがとうございます。モチベとなります。


宝島(序盤)


「辿り着いたぜ白夜? 宝島になァ…鬼が出るか蛇が出るか…唆るぜ、これは…!!」

 

 

 皆さんごきげんよう。わたしは、マインクラフターのアレックス。統括のアレックス、とも同志たちに呼ばれているぞ。

 

 遂に…遂にだぞ皆の衆! プラチナが眠るとされる、宝島に到着したぞ! 来た理由はただ一つ…石化復活液 無限生産マシンをクラフトするには、宝箱の中身に収められいるプラチ〜ナをゲットするためである。

 

 岩陰に無事隠れるよう停泊出来た。流石は龍水。船乗りの名は伊達ではなかった。『通常航行でもそうだが…嵐なのに揺れないのは何故だ?!』と肩揺さぶられて問われた時は、少しであれど『異常性ある??』と心配したものだ。

 

 『あるわけなかろう??』と断言されたものだ…が、船が揺れないのは「異常現象」ではなく「正常な現象」なのだぞ? 

 

 あの時のわたしには分かった。きっと「ペルセウス艦隊提督」という責任の重さがあって、なのだ。あとで金インゴット64プレゼントしよう。純金だぞ? 喜ぶに決まっている。

 

 早速、該当の島出身であるソユーズと共に探索を開始した。偵察隊…もしくは探索隊? どちらでもよいが、偵察隊と呼称しよう。偵察隊には千空、ソユーズ、コハク、ゲン、そして最後はアレックス(わたし)以下クラフター数名。

 

 本来であれば他クラフターも一緒なのだが、我らが龍水提督は『即戦争になるから却下する』と2号船と3号船は島から遠いところで待機。

 

 

『同志諸君、残念だったナァ?』

『野郎リスポーンしてやる!』

 

 

 デスゲーム如し、探索隊に入るためクラフター同士での遊びがあったものよ。ったく龍水め、数多のクラフターが加わればプラチナ探しなんぞ直ぐ終わるものを。あと、島民たちに文明的な暮らしを提供するのもだ。

 

 『神様だ!』『ハハァ!』って崇められる未来しか見えんナァ…そんなことを龍水以外に千空に提案したら、だ…『ええ?』とドン引きされてしもうたわ。解せぬ。別にアイアンゴーレムトラップに利用する訳でもないのにさァ…ホワイ? 何故? である。

 

 

「あっ」

「どしたの? コハクちゃん」

「今、船のほうで何か光ったような気もしたのだが…気の所為か?」

 

 

 同じく船で待機する待機組も、島の周辺や海底を調査してる最中であろう。ソナーマンである羽京も連れていきたかったが、彼はソナーとにらめっこして手が離せない。

 

 ちなみに待機組には唯一、クラフターの織田 信奈が含まれている。一応彼女も、わたしと同様「転生してマインクラフター」となった部類である。『であるか!』で特徴の戦国姫武将。『ふっ、私はやっぱり美少女ね』と鏡で時折ドヤ顔してるのも特徴だ。今更だが…なんやねん戦国姫武将って? 初めて聞いたわ。

 

 

「電波悪〜、全然リームーねェ。なんか電話かけても出ないの皆」

【大変よ、アレックス!】

 

 

 その元姫武将、現クラフターの信奈より念話がやって来た。ちょっと口調を変えて応答しよっと…しもしも~? どったの〜、信奈〜? 

 

 

「うあー!!!」

【『ふぅ、イイ天気ねェ。ちょっと日光でも浴びましょう』って船室から出たら…】

 

 

 出たら〜? 

 

 

「貝殻…手がかりを見つけたぞ! 近くにいる…全員石化復活の鍵を握る、宝島の住人が…!!」

「やるじゃねぇか、視力11.0!」

【出たらね…】

 

 

 出たらね〜? 

 

 

「だが…どうやって見つける?」

「クククッ、カケラも問題ねェよ」

【全員…石になっていたのよ…!?】

 

 

 そうなんだ〜、クラフター以外は石化したんだ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダメだ近づいちゃ! 赤ん坊の俺が島を出た時…逃げてたんだ…人を石化させる何かから」

 

 

 …ナンデ?? 

 

 

 

 

 

 

 ■□■□■□

 

 

 

 

 

 

「な、なんだ…なんなんだ…っ、あれは…!!」

 

 

 ごきげんよう皆の衆。私は、軍事部のアレックス。由々しき事態である。地下に収容していたウィザーが地上に出たくらい、にだ。何故なのか? それは、それは…! 

 

 

「骸骨の島、だとォォォォ!!!」

 

 

 骸骨の島を、マイクラ望遠鏡で発見したからだ…!! 更には、バナナが大量にあると来た。マンゴーやココナッツだって…どれもこれも大好物ではないかね…!! 

 

 しかし、まさか骸骨の島が地球に存在するだなんて。アニメの世界だけだと思っていた。〈くらふたーのせかい〉にもないんじゃないか? 

 

 

軍事部のわたし(アレックス03)、どうするどうする?!」

 

 

 意見具申してくる、興奮してる少女を見つめる。

 

 輝く太陽を背にしながら、船の欄干に軽やかに腰掛けていた。長いオレンジ髪は潮風に舞い、陽光を浴びて輝きを放っている。翠玉のように澄んだ瞳は波打つ海を見下ろしながらも、その奥に秘めた叡智と大胆さを映し出していた。片目を覆う黒い眼帯は、数々の冒険と戦いをくぐり抜けた証のように、誇らしげにそこにある。

 

 少女の衣装は、まさに海賊の王たる風格を備えていた。漆黒と深紅の軍服風のジャケットは金糸の刺繍が施され、肩には堂々たる金の房飾りが揺れる。その下には、胸元が大胆に開いた白いフリルのブラウスが覗き、彼女の自信と自由奔放な気質を際立たせていた。

 

 腰には精巧なバックルが輝くベルトが巻かれ、そこには何本もの工具や奇妙な道具がぶら下がっている。

 

 彼女の脚を彩るのは、黒の網タイツ。女性らしさを忘れないそのスタイルは、彼女の魅力をより一層引き立たせる。脚を組む姿には余裕と優雅さが漂い、そのカリスマに魅了されてしまうだろう。

 

 彼女の頭には、トライコーンこと三角帽が乗っている。その縁には金色の刺繍が施され、中央には銀色のドクロのエンブレムが輝く。

 

 

「行くか…いや! 直ぐに行こう!」

 

 

 それが私と同じマインクラフターで、私と同じ名の少女。とどのつまり彼女は──もう一人のアレックス(別世界の私)なのである。一応言っておくが彼女…5号は、海賊王どころか海賊ですらない。ただ、海賊船長のコスチュームを着てる16歳の女の子なのだ。間違えた、3700歳ちょっとの女の子だったな。

 

 ちなみに5号という名称以外にも、「女海賊のアレックス」と呼ばれることもある。私たちアレックスのみだが。

 

 

「さぁさぁさぁ!!」

 

 

 行こう、か…行って良いのか? 龍水からの指示にはないぞ…?

 

 通信が突如として『ザーザー』となった。『光が、あの光が…っ』を最後に。しもしも~、っと何度もしても応答なし。『光が、あの光が…っ』って何じゃろか? 

 

 ……指示がない? 

 ……あの光が? 

 

 ………石化してるって、こと…!!? 

 

 えっ、あの光が石化光線!? 私は見えてないが、『光が、あの光が…っ』って言っていたし…そうか…石化光線なのか…。

 

 

「ダメだ! 行ける訳ない…ぞ?」

 

 

 一大事だ。一刻も早く行くべきだと、反論して説得させようとした時だった。

 

 

「残念だよ、軍事部のわたし(アレックス02)

 

 

 3号船の同志たちが、私たち2号船メンバーに向けて武器を向けていた。剣や弓に拳銃、ボルトアクション式ライフルを。

 

 …なるほど、それが君の答えか。

 

 

「総員、抜剣! 海賊どもをリスポーンさせろ!」

【海賊に慈悲は無し!】

 

 

 海賊スキンならば、こちらは海軍スキンでだ。貴様たちを倒し、我々は宝島に急行する! 

 

 

「「死に晒せェェェェ!!!」」

 

 

 正義は我にあり! ドヤァァァァ!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 ■□■□■□

 

 

 

 

 

 

 

【これ楽しいけど宝島に行かせろやァァァァ!!! 一大事なんだぞォォォォ!!!】

【ドクロ島行ってエンジョイさせろやァァァァ!!!】

【【大義は我にあり! ヒャッハー!!】】

 

 

 あいつら何してんの!!? 統括のアレックスが命じる! 2号、5号! 直ちに戦闘を停止…クソ念話が通じねェ! テメーら、はよう宝島に来いやァァァァ!!! 





【挿絵表示】
 

海賊のアレックスこと、5号がマインクラフターになった経緯解説!
父親に頼んで機帆船クラフト→いざ大海原へ→嵐Now→助けてー!! マイクラは揺れない…現実だったわこれ(GPS、通信機すべて故障)→ハッ!? 夢…あっ、死んだんだ私→アインドラに笑われる→泣いた→マインクラフターに転生!



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