クラフトは不滅である   作:最高司祭アドミニストレータ

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純愛派を頼みます…。
先生ー!!!
NTRは正義なんだよ…!!
違うな、間違っているぞ!
何?
マイクラが正義なのだ!! トドン!!!
ハァ!!?


治療される少女

 狙撃とは、長距離から正確に標的を狙い撃つ行為を指差すものである。主に軍事や警察の特殊部隊、狙撃兵などが行う技術であり、遠距離から高精度の銃器を用いて特定のターゲットを狙い撃ちする。

 

 狙撃の目的は敵の重要な人物や装置を排除したり、戦場の状況を把握したり、戦術的な優位を確保したりすることにある。狙撃には高度な射撃技術と観察力、風向きや気温、弾道の計算などの知識が必要なのだ。

 

 狙撃銃は通常、長距離射撃に適した高精度のライフルを使用し、静かに行動できるようにサイレンサーを装備することもあるが、今回の場合は消音器を使用していないことが判明した。ドデカイ音が聞こえたのだから、そうだと分かった。

 

 狙撃は単なる射撃技術だけでなく、心理戦や情報戦の一環としても重要な役割を果たす。

 

 一方で、民間の犯罪やテロ行為においても狙撃が悪用されるケースがあり、法的やら倫理的な問題やらが伴うものだ。総じて、狙撃は高度な技術と戦略的思考を要する特殊な射撃行為なのだ。

 

 狙撃されて瀕死状態になるとは銃弾や弾丸による攻撃を受けて、生命の危険が差し迫った状態を指すこと。

 

 瀕死とは「死に瀕する」状態の略称であり、重傷や致命傷を負った結果、意識がもうろうとしたり、呼吸や心拍が不安定になったりして、生命維持が危うくなることを意味する。

 

 狙撃による瀕死の状況は特に頭部や胸部、腹部などの重要臓器に命中した場合に多く見られる。弾丸が臓器や血管を損傷し、大量の出血や臓器機能の障害を引き起こすためだ。

 

 瀕死の状態は適切な応急処置や医療介入が遅れると、最終的に死亡に至る可能性も高くなる恐れがある。

 

 映画や小説では瀕死の状態から奇跡的に回復する場面も描かれるが、実際には迅速な救命措置と医療対応が不可欠なのだ。狙撃による瀕死は戦闘や犯罪の場面だけでなく、緊迫した状況を象徴する表現としても使われることがあ〜る。

 

 とどのつまりだ──

 

 

「だ、大丈夫…じゃ、ないよね…あははは…」

 

 

 緊迫した状況であるかはサッパリ分からんが、これだけは確かだ……死んじゃうよわたし〜。

 

 皆さんどうもごきげんよう。わたしは、統括のアレックス。創造主、とも呼ばれているぞ。痛い、痛いよ。マインクラフターの能力解除しなきゃよかった。血出るかなァ、で試してみたらこのザマだ。

 

 

「死なせないから…だから、頑張って!」

 

 

 そんなバカなこと──自分で言うのも変な話だが事実──なわたしは、アメリカ科学王国のスパイたるルーナとかいう女に治療されている。医学生らしい。医者の卵だと。

 

 ハァ。回復のポーションがあれば直ぐにでも治るのだが、創造主から「ただの少女」になってしもうたことでインベントリすら開けない。くたばらなくてよかった。不老状態なのは、解除されないようだ。

 

 されたらされたらで、某鬼の王みたいに消滅してしまう…。

 

 どもかく。こんな状態だから、クラフトしようにも出来ないという。どうやら、マインクラフターに戻るにはまだ時間が必要らしい。

 

 

「輸血するね…だ、だだだだ大丈夫よ! 私は、デキる女なんだからね!」

 

 

 さて、ここでツッコミたいことがある。……心配してくれてるのルーナだけってどゆこと?? あれれ? わたしって、そんなに人望ない? もしかして、あれか? あれなのか? 

 

 確かに、『どうやら、文明は滅んでしまったようだ』は3700年後に帰還して気づいたが…それを未だ根に持つことないじゃないか。こうしてさ、復活液も出来たことで人類は救えるわけだし。もしゾンビパンデミックだったら、金りんごと弱体化ポーションで救えるわけだし。

 

 

「な、泣かないで。大丈夫、大丈夫だから…っ」

 

 

 何がイケなかったんだよ〜。洗脳されてた、ソユーズの父親だって救えたんだぞ? 石化って出来るかな〜、も試してないのに。石神村も宝島も、アイアンゴーレムトラップに利用出来ないか計画はしていても実行していないわたしは偉いと思うのだ。

 

 嗚呼、ルーナ。君だけだ。君だけが、わたしのことを想ってくれている。

 

 これはあれだ。彼女になってくれるかもしれない。女性同士だが、時代は多様性だからな。女と女が付き合っても問題ない。ルーナは『わたしの親は…うぅ! もう死んでるから会えないんだ! はは、もう一人ぼっちだよ』で、100億パーセント嘘情報なのにも関わらず泣いてくれた。優しい女だよ…。

 

 もう結婚するしかないのでは?? そうだな…結婚しちゃおう! 

 

 

「わたしが一緒だからね…親友!」

「やあルーナさん。どうだい? アレックスさんの治療の方は」

「ダーリン! あ、うん、じゅ、順調だよ///」

「そうか。ふふ、それはよかった」

 

 

 でもNTRされてしまった。わたしは、絶望してしまった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 千空、よくも…!!! いいもん! REIがいるもんね〜だ…!!! ぷんぷん…っ。

 

 

 

 

 

 

 

 ■□■□■□

 

 

 

 

 

 

 

「くっそ〜! これ、攻めるにしたってよ…どっから突っ込んでも丸見えだぜ。バカみてえに矢の雨食らって終わりじゃねえか」

「実際にはマシンガンの十字砲火で瞬殺でしょうね。更には戦車をもクラフトしてるようですから、砲弾も飛んで来ます」

「連中も科学王国だかん、な…!!?」

「ハッ! 特殊部隊のご到着か!」

 

 

 皆さんどうもごきげんよう! わたしは、裁定部のアレックス。04ともいう。しっかし、何度見てもイイ建築センスだ。ヒトの手だけで、よくぞここまで。ハーバーボッシュ法を応用したプラントまでクラフトしてると来た。

 

 ハーバーボッシュ法とは窒素ガスと水素ガスを高温・高圧の条件下で反応させて、アンモニアを合成する工業的方法。この方法は1909年にドイツの化学者フリッツ・ハーバーとカール・ボッシュによって開発され、旧世界で重要な化学工業の基盤技術となっていた。

 

 アンモニアは肥料や化学品の原料として広く利用されており、食料生産や産業の発展に大きく貢献している。ハーバーボッシュ法はエネルギー消費が多いものの、大量生産が可能なため、現代の農業と化学産業において不可欠な技術。

 

 それをアメリカ科学王国は復活させ、火薬を大量にクラフト出来ているとな。クリーパートラップみたいかなと例えていたが、案外間違いなかったか。

 

 

「千空から暗号通信だよ。あはは、上杉暗号だ…『47 12 42』」

「しゃあ! Dr.クロムの出番だぜ!」

 

 

 Dr.ゼノらアメリカ科学王国は千空を暗殺したことで、武力・科学共に先行した存在になったと思っていること100億パーセント。つまりこれから随時、降伏を促してくるだろう。

 

 おお! 悲しいかな悲しいかな。その目論見は失敗している。科学少年は五体満足で無事だ。代わりに統括のアレックスが犠牲となったことで、彼女の尊い命が失われた…ハート9個減っただけだが。

 

 強制的に身代わりとなってしもうた統括のアレックスは、『マインクラフターの能力オフした』で絶対安静の最中。とどのつまり…重傷を負ったのである。コヒュコヒューっと。

 

 あれハート9個減ったんじゃないかとツッコミしたが、それ体感だったらしい。『まっ、死ぬ訳ないやろww』が今や『し、死んでしまう〜!!?』で瀕死。下手すればあの世行きの可能性も。

 

 あの女、ちょっと頭のネジ飛んでるのではなかろうか。なに『マインクラフターの能力オフしたら死ぬのか? やってみた!』してるんだ。バカだろうあいつ。奴は今、ルーナとかいう旧世界では医学生だった女に治療されてると聞く。

 

 

「信奈ら軍事部・陽動部隊で派手な行動で注意を引き、科学でクラフトした地下トンネルを通り…Dr.ゼノを拘束する!」

「Dr.クロム初作品、オリジナルロードマップ! 完成させてみんぜ! そんで以って一気に攻め込んでやんぜ…敵の本陣まで! 唆るじゃねえか、これよ…!!」

 

 

 01…ちっ、死ななかったか。統括の座が欲しかったのだが。




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