ブルアカRTA アリウス救済ルートシスターフッドチャート   作:ふじのうぇ~ぶ

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 マリーに銃口を向けられたいという邪な願望を抱いたので初投稿です。



Part3 撃つと動くだ。今すぐ動く

 「不良」と書いて「けいけんち」と読むRTA、はっじまっるよ~(CV:赤尾ひかる)。

 

 はい。では、前回からの続きでこのプレイにおける最初の戦闘となります。

 難易度によりイノっちは敵から受けるダメージが1.5倍ですが、このゲームにおける不良たちはまず脅威にはなりません。

 ぶっちゃけプレイヤーキャラや生徒たちに経験値やアイテムを提供してくれるオブジェクトです。

 ただのカカシですな

 

 というわけで、早速戦っていこうと思いますが、その前に……

 先ほどステータスを確認する際に忘れていたスキルのチェックをします。

 

 このゲームにおけるスキルも、原作同様『EXスキル』『ノーマルスキル』『パッシブスキル』『サブスキル』の4種類が存在します。

 各スキルの発動方法や発動条件もだいたいは原作と同じです。

 スキルについての詳しい解説は説明すると長くなっちゃうので各自でググってください。

 

 ……で、このゲームではオリジナル生徒でプレイする場合、各スキルを任意で好きなスキルにカスタマイズすることができます。

 もちろん、カスタマイズができる場面は決まっていますが、これによりプレイヤーキャラを自分が望むスタイルの生徒に育成することができるわけです。

 ホシノおじさんも裸足で逃げ出したくなるような伝説の(スーパー)キヴォトス人を作り上げることだって難しくないぜ!

 

 なお、スキルはこのゲームにおいては生徒や一部のキャラクターのみが所持しているもので、プレイヤーキャラが先生や一般市民、ゲマトリアだった場合は持っていませんし、基本的に手に入れることは不可能です。

 ただし、このゲームには原作と違い、スキルと似て非なる技能である『アビリティ』というものがあり、こちらは条件さえ満たせば全てのキャラクターが習得することができます。

 これらはいずれ解説する必要が生じた時に改めて説明しようと思います(説明するとは言ってない)。

 

 ――というわけで、早速イノっちの初期スキルを確認します。

 初期ステータスの数値同様、プレイヤーキャラが最初にどのようなスキルを所持しているかは完全にランダムです。

 せめてハズレスキルでなければいいのですが……

 

 

 EXスキル:愛されるよりも…… Lv1

 一定時間自身を中心とした円形範囲内の味方が受けるダメージを軽減する。

 自身にはダメージ軽減の効果は適応されない。

 スキル継続時間とダメージ軽減率はスキルレベルによって延長・上昇。

 

 ノーマルスキル:聖女の献身 Lv1

 30秒ごとに自身を除く同じ部隊の味方全員のHPを回復する。

 回復量はスキルレベルによって上昇。

 

 パッシブスキル:つなぐもの Lv1

 HPの最大値が増加する。

 増加量はスキルレベルによって上昇。

 

 サブスキル:守ってみせる……! Lv1

 EXスキル使用時、一定時間受けるダメージが0になる。

 スキル継続時間はスキルレベルによって延長。

 

 

 び、微妙……

 よりにもよってヒーラー系のスキル構成とか……いや、厳密にはヒーラー寄りのサポート系?

 初期スキルがこの手の味方を支援するものばかりなのは、さすがシスターフッドってところでしょうか?

 所属している学園や部活で初期スキルの構成が決まるのは、確実というわけではないのですが……

 

 正直RTAで味方サポート系のスキルとかぜんぜん役に立ちません。

 とにかくタァイムを縮めなきゃいけないので、戦闘はワンマンプレーが多くなりますからね。

 そして、難易度「Very Hard」でHP上昇のパッシブスキルは完全にハズレです。

 どれだけHPの最大値を上げても敵の攻撃は1発食らうだけで致命傷になりかねない鬼難易度なので……

 これはサブスキル以外はさっさと新スキルを手に入れてそっちにチェンジですね。

 サブスキルは十分使えるものなのが幸いでした。

 

 それじゃあ、気を取り直して経験値稼ぎを始めましょう。

 この後銃は買い替えるので、残弾は気にせずとにかく撃ちまくります。

 仮に戦闘の途中で弾切れになってしまった場合は、倒した不良の銃をかっぱらって使用すればOKです。

 装備は基本的に現地調達するのが最速のコツなんだよね。それ一番言われてるから。

 

 

 ヒャッハー!!

 テメエらなんざ銃を持った不良じゃねえ!!

 ネギ背負ったカモだぁ!!

 

 

「うわっ!?」

ぎゃああああっ!

「な、なにぃ!?

 もう正実のやつが来たのか!?」

「ち、違う!

 あいつは……ぐはぁっ!

 

 Foo~↑

 MGフルオートでぶっ放すの気持ちぃ~。

 目の前で不良どもがバタバタと倒れていくからさらに気持ちいいっすわぁ。

 こういう爽快感が味わえるのがMGのいいところですね。

 まあ、今回のプレイでの出番はこれっきりですが(無慈悲)。

 

「た、助け……うぎゃあっ!

「に、逃げろ!

 あたしたちが敵う相手じゃねえ!」

「早く車出せ、車!」

 

 は?

 逃がすわけないダルルォ!

 テメエらは黙ってイノっちの経験値になりゃいいんだよ。

 車ごと蜂の巣にしたるわ!

 

 チュドォーーーーーーン!!

 

「ぎゃああああああああああっ!」

 

 ウォーフォー♪(BGM提供:儀式の人)

 

 はい。これで殲滅完了です。

 最後は穴だらけになった車が爆発して文字どおり派手に吹っ飛びましたが、キヴォトス人はあの程度では死にはしないので問題ありません。あれでも気絶で済んじゃいます。

 キヴォトス人の耐久力マジでハンパない。はっきりわかんだね。

 

 さて、気絶した不良たちから資金やアイテムを強奪……失礼、回収していきましょう。

 ……えっ? 窃盗? 強盗? なにをおっしゃいますか。

 これは悪党から武器を取り上げ、人々の自由と平和を守るれっきとした社会福祉です。

 画面に映っていないところで同じく不良を何人か倒していたスズミもそうだそうだと言っています(言ってない)。

 

 ――ちっ。この程度か。シケてやがる。

 手製の爆弾を持ってるやつもいましたが、ショボい威力に反して無駄に当たり判定の範囲だけは広いというチンケな代物なので、これは回収しません。

 アイテムにも『重量』の概念があるので、あまりにも持ちすぎているとキャラの動きが鈍くなっちゃいますからね。

 さらに言うと、不良やヘルメット団から得られるアイテム――特に武器や兵器系は正規の手段では売却できないものが多いです。この手のアイテムを売ってお金にするためにはブラックマーケットに行く必要があります。

 そういうわけなので、回収するアイテムは必要最低限、もとい通常のショップでも売却できるもののみに留めます。

 

「お疲れ様です、ね……イノさん。

 あれだけいた不良たちをほとんどおひとりで片付けてしまうとは、さすがです」

 

 それほどでもない。

 まあ、残弾を気にせずに戦えばこんなもんよ。

 じゃあスズミ、イノっちは銃砲店に行ってくるからここの事後処理は任せるぜ。

 

「――確かに、シスターフッドのイノさんが解決したということにしてしまうと少々めんどくさいことになりそうですしね。

 わかりました。こちらは任せてください」

 

 ありがとナス!

 帰りもバイクよろしくな!

 

 

 たのも~う。

 

 わぁ。ここがトリニティの銃砲店ですかー。

 いろんな銃がありますねー。こんなに揃ってるとは思わなかったぁ。

 ここはガンショップで、店の奥に、射撃場があるんだ。(新しい銃を買ったら)あとで、そこへ行こうよ。

 

 今の走者の発言に「ん?」と思った視聴者の方がいるかもしれませんので、ちょっと解説を……

 このゲームでは単に銃火器と弾丸の購入・売却()()ができるお店は「ガンショップ」、それに加えて射撃場が併設されていたり、銃のカスタマイズをしてくれるお店は「銃砲店」として区別されています。

 キヴォトスでは銃や弾丸の購入自体はコンビニや自販機でもできるのですが、売却は基本ガンショップか銃砲店でしかできません。取り扱っている銃や弾丸の品揃えも当然専門店であるこちらのほうがはるかに豊富です。

 また、専門店はお店や時期によって通常の価格よりも値段が安かったりするので、非常時などでなければ銃や弾丸はこちらで購入することをオヌヌメします。

 今回走者がメインウエポンとする銃のように、専門店、それもトリニティや一部の地域の店でしか購入できない銃もありますので……

 

「いらっしゃいませ。

 本日はどのような銃をお探しでしょうか?」

 

 一番いいのを頼む(挨拶)。

 さすがトリニティ、ガンショップのスタッフもいかにも富裕層って感じの人です。ロボだけど。

 原作未見の方に解説すると、キヴォトスには生徒たちのような人間のほかに、今目の前にいるロボ系や二足歩行している犬や猫、鳥などの獣人系の一般市民が暮らしています。

 これら住民を総じて「キヴォトス人」とプレイヤーは呼んでいるのです。公式名称ではありません。

 当然みんなギャグマンガ時空の存在のごとくめちゃくちゃ頑丈でタフです。ブルアカの作品世界自体が一種のギャグみたいなものですが……

 

 しかし、数分前まで店の外のすぐ近くでドンパチやってたのに店員のこの落ち着きよう……さすが超銃社会キヴォトスだぜ。

 こんなの日常茶飯事どころか平凡な日常の1コマだからとっくに慣れてるってか?

 ホントこいつら(世紀末的な意味で)未来に生きてんな。

 

「お待たせいたしました。

 こちらの銃でお間違いないでしょうか?」

 

 おっ。来ましたね。

 それでは、今回のチャレンジにおける走者もといイノっちのメインウエポンをご紹介しま~す。

 

 銃です(CV:天野浩成)。

 

 いや、当たり前だろ。ブルアカだぞ?

 ――と、いうのは冗談で、気を取り直してちゃんと紹介します。

 

 今回メインウエポンとするのは画面に映っているこちら、P90です。

 銃種はSMGで、装弾数は50発となっております。

 ゲーム中におけるこの銃の特徴は大雑把に挙げると以下の7つです。

 

 1:装弾数が多いので戦闘中に弾切れが起きにくい。

 2:1発あたりの威力がAR並に高いため、連射せずとも敵に有効打を与えられる。

 3:SMGなので室内などで装備していても『狭所』のバッドステータスが付かない。

 4:銃自体の値段が他のSMGと比べて高い。安くても並のAR以上ある。

 5:専用の弾丸を使用し、その弾丸の値段もARの弾丸並に高い。

 6:リロードにかかる時間が他のSMGやARと比べてやや長い。

 7:付けられるアクセサリーが限られる。

 

 今回メインウエポンに選んだのは、当然上で挙げている1番~3番が理由です。

 戦闘中に弾切れが起きにくいということは、隙になってしまうリロードの動作が行われる回数が減るということを意味します。

 また、リロードを行う必要性が減るということは、必然的にリロードに要するタァイムも極力省略できるということなので、走者として実にうまあじです。

 そして、SMGでありながらAR並の威力があり、なおかつSMGなので室内などの限られた空間での戦闘にも強いというSMGとARのいいとこどりとしか言いようがない銃であります。

 特に今回のチャレンジではアリウスに赴くために必ずトリニティ地下に存在するカタコンベを通るので、そこでの戦闘も想定して装備を選ぶ必要があることから、銃はもうこれ一択って感じでした。

 

 ですが、そんなめちゃつよ銃なP90ですが、4番~7番で挙げているとおり、当然強い分デメリットもあります。

 まず銃自体の値段。そこらで売られている標準的なARよりも高いです。

 そして、この銃の高威力の由縁である専用弾の5.7×28mm弾もARの弾並のお値段をしております。1発あたりの価格が他のSMGとHGで使用されている弾の実に2倍くらいと言えば、未プレイの方でもだいたい察せるのではないでしょうか?

 ――まあ、この2点は今回トリニティ生スタートで、なおかつ初期の所持金がたんまりあったので、走者には大した問題にはならなかったんですけどね。

 やはり金の力は偉大です。カイザーPMC理事もそうだそうだと言っています(言ってないけどたぶん言う)。

 ともかく、銃も弾もお高いため、他の学校――特にアビドスでプレイする場合は、まずゲーム中で入手して使用することは不可能だと思ってください。

 一応トリニティ以外だと金銭を稼ぐ手段が豊富なミレニアムが比較的入手しやすいです。やはり金か……

 

 話を戻します。

 リロードにかかる時間が他のSMGやARよりやや長めなのは、メリットに対する性能調整という面だけでなく、現実のP90の独特な形状のマガジンおよびリロード方法が理由でしょう。

 この点は先ほど述べたとおり、戦闘中は弾丸を可能な限り節約し、リロードの回数を極力減らすことでカバーできます。

 そして、最後のアクセサリーをあまり取り付けられないという点は、そもそも銃にあれもこれもとアクセサリーを付けまくっていたら『重量』が大変なことになるので、ぶっちゃけもとからそんなにアクセサリーを取り付けないSMG的にはデメリットにならないです。

 

 ――というわけで、以上でこのゲームにおけるP90の解説を終わります。

 あ。さっき不良たちからパクった銃と弾丸をまとめて売ったらそこそこの金になったな。

 せっかくだからアクセサリーとしてダットサイトだけ買って付けておくか。

 ついでにサイドアームとしてFive-seveNも買っちゃお。

 

 蛇足ですが、生徒は新しい銃を入手した際、任意で好きな名前を付けることができます。

 「これだ!」という名前が思いつかね~という方のためにランダムで名前を生成する機能もあるので、原作再現重視の生徒ロールプレイがしたいプレイヤーは一度試してみてはいかがでしょうか?

 今回走者も所持品のリストを見やすくするという意味も兼ねて、銃にランダムで名前を付けてみることにします。

 

 ……ふむ。

 P90が「インケルタ」で、Five-seveNが「Homo sum」ですか。

 意味はよくわかりませんが、響き的に悪くない名前じゃないでしょうか?

 

 …………

 

 ……

 

 ん?

 

 Homo(ホモ―) sum(スム)

 

 ホモスム……

 

 ホモ……

 

 あっ……(察し)

 

 やっぱりホモじゃないか!(セトの憤怒)

 

 どうやら走者はホモの呪縛からは逃れられないらしい……

 あ、青がすんでいるんじゃなくて……ホモが住んでいるってことっすか?(んなわけあるか)

 

 ふざけんな!(声だけ迫真)

 

 名前を付け直すのも面倒だし、タイムロスになってしまいますので、仕方ありませんがFive-seveNの名前はこのままいきます。

 断じて走者のツボにハマったからではありません。これだけははっきりと真実を伝えたかった。

 

 

 さて、新しい銃も購入したので、射撃場で試し撃ちもといボーナスゲームをしましょう。

 射撃場は基本的にプレイヤーがエイムの練習を行うために存在する施設ですが、上手く的やターゲットに命中させることができればある程度の経験値が手に入ります。

 戦闘が苦手なプレイヤーでもここでエイムトレーニングをすればそれだけでレベリングができるというわけですね。「ボーナスゲーム」と称したのもそういうことです。

 戦闘で得られる経験値と比べればショボいんですけどね。当然ですが。

 

 では、早速射撃場にイクイクイクイク……あれ?

 なんか……イノっちの動き鈍くね?

 

 やっべ!

 MG装備したままで売るの忘れてた!(ホモなら絶対にやらない凡ミス)

 

 うう……こんなバカなタイムロスを序盤からやらかしてしまうとは……

 装備をP90改めインケルタに変更して、弾丸は予備も含んでとっくに全部売っぱらってしまったので弾無しになったMGをさっさと売却します。

 店員さーん。

 

「イノさん!」

「イノ、ここにいましたか」

 

 およ? どうしたんスズミ?

 それに、一緒に入店してきた孤独なSilhouetteもとい印象的な体形(シルエット)の人は……

 

 それはまぎれもなくハスミじゃないか!

 

 クォレハ……外の事件現場に正義実現委員会が到着したので、スズミが無事彼女たちに現場処理の引継ぎを終えたってところでしょうか?

 今頃店の外ではしたっぱである正実のモブちゃんたちが右に左に駆け回っているのかな?

 ご苦労様です。

 

「スズミさんからだいたいのことはお聞きしました。今回もまたあなたに助けられてしまったようですね……

 正義実現委員会を代表してお礼を申し上げます。ありがとうございました」

 

 ふっ……よしてくれ。

 イノっちはただ経験値を稼いでいただけだぜ?(謙遜であると同時に事実)

 

 ……ところで、ハスミ今イノっちのことを呼び捨てにしてましたね?

 基本的に同い年の子にもさん付けするハスミが呼び捨てにするってことは、相当イノっちとハスミは親しい間柄とみて間違いありません。

 初期好感度ランキング8位は伊達じゃないってことっすね。

 

 ん?

 スズミとハスミが一緒にいて、おまけに両者からの好感度が高いからこれはもしや……

 

「実は本日、ティーパーティーからの要請を受けてサンクトゥムタワーに向かうことになったのです。

 ここ数日にわたりキヴォトス全域で発生している急激な治安悪化、それをはじめとした一連の混乱の原因を連邦生徒会、そして連邦生徒会長から直接問いただすために――

 厳密には今日は要請を受けただけで、サンクトゥムタワーに行くのは明日なのですが……」

「私もそれに同行させていただくことにしました。

 自警団は学園非公式のサークルなので、学園内外の政治が絡む状況においても独自に行動できますから……」

 

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 やっぱり発生しましたね。

 え~、本作未プレイの視聴者の方に解説いたしますと、原作メインストーリーのプロローグ発生時期までにハスミの好感度が一定値以上あると、このようにハスミが直前にプレイヤーキャラにD.U.およびサンクトゥムタワーに向かうことを教えてくれます。

 ハスミのほうから教えてくれる場合と、プレイヤーキャラがハスミに尋ねることで教えてもらえる場合の2パターンがあるのですが、今回は前者でしたね。

 また、ハスミの好感度が一定値以上でなくても、スズミの好感度が一定値以上だと同じ方法でスズミからD.U.に行くことを教えてもらえます。

 今回のチャレンジでは最初から2人の好感度が高く、かつこうして今2人が一緒になったのでイベントが確定で発生したということでしょう。

 原作どおりメインストーリーが始まってくれそうで、ホント幸先いいゾ~これ。

 

 そして、原作プロローグのシナリオ発生を知ることができたなら、やるべきことはひとつです。

 イノっち介入します!

 なぜプロローグに介入するのかは、シナリオが始まった時に説明しますのでお待ちください。

 

 そんなわけなので、早速交渉だ!

 イノっちも仲間に入れてくれよ~。

 一緒にサンクトゥムタワーに連れてってくれよな~。頼むよ~。

 

「それは……私個人としてもとても心強いのですが……」

「ね……イノさん、さすがにサクラコ様からの許可をいただかないとマズいのでは?

 シスターフッドは学園の政治には関与しないことを公言しているとはいえ、トリニティにおける影響力は時にティーパーティーに匹敵するほどです。

 現在ホスト代行を務められているナギサ様と彼女が首長を務めているフィリウス分派はシスターフッドに対して警戒心を向けているとも聞きますし……」

「ええ……

 個人的な理由でもシスターフッドに所属するイノがサンクトゥムタワーに赴いたら政治的行動と見られかねません。

 同行する場合、サクラコさんのみならずティーパーティーの許可も必要となる可能性も……」

 

 知ってた。

 はぁ~……(クソデカため息)

 本当、こういうところは嫌になりますよ~トリニティ~。

 

 原作を知らない方に解説いたしますと、トリニティ総合学園はキヴォトス有数のお嬢様学校ですが、生徒会に該当するティーパーティーをはじめとしたいくつもの派閥が存在し、それらが日々水面下で政治闘争を繰り広げているという伏魔殿なのです。

 モチーフのひとつが天使なのに実態は伏魔殿とか、これもうわかんねぇな。

 さらに、セイアがアリウスの襲撃を受けて死んでないけど死んでいる今、生徒会長的存在であるティーパーティーホスト代行のナギちゃんは、セイアをコロコロして(してない)、次に自分の命を狙っている者が誰なのかわからないことから人知れず疑心暗鬼モードに突入しており、これまで以上にピリピリしています。

 そして、イノっちが所属しているシスターフッドは、かつてトリニティでも絶大な権力と影響力を持っていたとある組織が前身となっており、現在の形になり政治もとい学園運営には関与しなくなった今でも先ほどスズミが言っていたように他の派閥からは警戒心を抱かれるほどの存在感を有しているのです。

 ……まあ、原作においてシスターフッドが警戒されている理由のほとんどは、現トップであるサクラコ様のせいなんですけどね。

 そんなわけなので、エデン条約編シナリオが終わるまでは重苦しい空気に包まれた状態でイノっちは学園生活を送らなきゃいけないわけです。はい。

 一応スズミの所属する自警団のように政治とは無縁の組織も存在しますが、こうしたグループの所属や一般生徒でスタートした場合、資金面などで最初いろいろと苦労する可能性もあるので、今回のレギュレーションでは正直オヌヌメできません。

 マンモス校かつお嬢様学校といっても、上はナギちゃんのようなガチセレブもいれば、下は本当にただの一般ピーポーな子もいるのがトリニティです。

 ……ヒフミ? あんなやつがごく普通の一般人で平凡なJKなわけないだろ(確信)。

 

 え~……そういうことなので、学園に戻ったら急いでサクラコ様に会ってOHANASHIをする必要がありそうです。

 もしかしたらナギちゃんともしなきゃいけないかもしれん……

 なんとしてもプロローグに介入したいので、絶対に同行の許可を掴み取ってみせます。

 

 ――とりあえず、今はさっさとMGを売って金にしましょう。

 さらばだMG、君のことは忘れないぞ(間違いなくすぐに忘れる)。

 

「……イノ、その銃は確かセイア様がイノへ個人的に与えたものではありませんでしたか?」

 

 えっ?

 

「ねえさ……イノさん、まさかそれ売ってしまうなんてことはないですよね?

 セイア様から信頼と誓いの証としていただいた大切なものだったはずでは……?」

 

 え?

 

 …………

 

 ……

 

 

 アムド・エシュ Lv4

 銃種:MG

 限界:☆★★★★

 詳細:イノが親友であるとある生徒から授かったマシンガン。

    見た目は質素で無骨な、これといって変わったところのない平凡な機関銃。

    しかし、イノが使用するととてつもない破壊力を発揮する。

 備考:イノ専用装備。破棄・売却不可。

 

 

 …………

 

 ……

 

 破棄・売却不可。

 

 

 ファッ!?

 

 

 え、え~……初期装備が売却できないことがわかったところで、今回はここまでです。

 ご視聴ありがとうございました。

 よろしければチャンネルのお気に入り登録や高評価もお願いします。

 

 ど、どうすりゃいいんだ、これは……?




 ヘブライ語やラテン語がさっぱりわからないので失踪します。


■TIPS

羽川(はねかわ) ハスミ
 身長179cmという長身と、間違いなく全生徒中一番の豊満な肉体を持つ正義実現委員会の副委員長。3年生。
 ダイエット失敗RTA走者。チュートリアル組の1人。
 本人はやたらと体重を気にしているが、身長と体形的にむしろ体重が減ってしまうほうが健康に悪い気がする。
 だから無理も遠慮もせずに好きなだけスイーツ食えハスミ。
 原作では☆2貫通属性単体アタッカーとして序盤からお世話になる。
 個人的にミカ持ってない人はハスミを主力貫通アタッカーにしていることが多い印象。
 派生キャラの体操服版は☆1の宿命か、育成がしやすいくらいしか挙げられるところがない。メモロビ画像のおっぱいは最高だが。


●P90
 ベルギーのFabrique Nationale de Herstal社が開発した銃。
 厳密にはSMGではなくPDWという銃種なのだが、このカテゴリー自体が様々な理由から浸透しなかったので、現在はほとんどの場合SMG扱いされる。
 このあたりの経緯とかについては各自でググって調べてほしい。
 その特徴的な外見とARに匹敵する威力を持つことからフィクションで大人気。
 日本では某ガンスリと「エッタ撃ち」とも呼ばれるワンシーンが特に有名だと思う。
 意外にもブルアカでは24年10月現在、この銃をモデルにした固有武器を持ったキャラは登場していない。


●インケルタ
 イノのP90およびその名称。銃種はSMG。
 厳密にはイノのものは上部にピカティニーレールを備えたP90 TRというタイプ。
 アクセサリーとしてピカティニーレール部にダットサイトを取り付けている。
 それ以外はトリニティの校章が描かれているくらいで、特にこれといった飾り付けなどはされていない。
 なお、インケルタ(Incerta)とはラテン語で「不確か」という意味の言葉。女性形。男性形だとインケルトゥス(Incertus)。


●アムド・エシュ
 イノの初期装備にして専用装備。銃種はMG。
 セイアがイノに個人的に与えたものらしい。
 現時点ではそれ以外の詳細は不明。
 モデルはIMI社の軽機関銃IMI ネゲヴの7.62×51mm NATO弾仕様(IMI ネゲヴ NG7)。
 なお、アムド・エシュ(עמוד אש)とはヘブライ語で「火の柱」もしくは「炎の柱」という意味。

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