チート転生アドリアン君 作:ブロンズ探検家
俺はアイールディと初めて会ってからしばらくの間、浄化剤の作製や各地に見られる黒い魔力に汚染された魔物や魔物の死体を撃破・浄化していた。
そしてあの邂逅から5日後、今日は午前の途中から完全フリーの時間ができたので、俺はその時間に霧の洞窟を探索に当てようと思っている。
霧の洞窟について古い書物で事前調査すると、洞窟は昔生命を司るオーラが溢れていたらしいので、もしかしたら母上に生命力を補充できるアイテムがあるかもしれないという判断の元、森より先にこちらを探索するという心積もりだ。
予定としては霧の洞窟入口前で昼食を取り、そのまま洞窟の探索を時間一杯まで進めようと考えている。
後、アイールディの件は彼女を無理やり探そうとするのではなく、しばらくは巡り合えた時に適宜交流する形でいいな。
俺が古代神から依頼を受けたと言えど、あの子からしたら俺は危険な森に踏み込んだ変人に過ぎないだろうし。
運任せではあるが、霧の森の領域内を回っていればまた顔を合わせることはあると信じて行動しよう。
それでは荷造りを済ませ、早速霧の洞窟へ出発しようかな。
フレアは今日は朝から巡回へ行ってくれており、俺は歩いて霧の洞窟により近い湧き水の湧いた場所に到着した。
レフガトの泉方面の道で教皇派の勇士がシューベト勇士ともめていたけど、口論内容は深刻な感じではなかったので今回は探索を優先する。
帰りにまだもめているようなら口を出すとしよう。
さて、予定通り、洞窟の探検前に昼食を取ろう。
俺はシートを地面に敷き、続けて持ってきた調理セットをてきぱきと組み立て調理を開始した。
ブレイドさん直伝のレシピ集を元に1品目のチーズとトマトのアヒージョを完成させ、2品目の玉ねぎとベーコンを入れたオニオンスープを煮込む準備をしている時に異変が起こった。
霧の洞窟への通り道からまたイノシシが飛び出してきたのである。
しかも今回は、ウサギの人形らしきものを咥えている。
俺から少し離れた所に移動したイノシシは俺に気づくと威嚇をしてきたが、こちらも軽く威圧をし返すとイノシシは体を震え上がらせ、人形を放り出してあっという間に逃げてしまった。
あのイノシシは実力差に気づけたか。
ウサギの人形を軽く解析すると、どうやら人間が来ると警報をあげる役割を持っているようだ。
そうなると、この人形はアイールディの持ち物である可能性が高いな。
だが人形の警報音を上げる部分がイノシシの牙で傷ついているようなので、今なら俺が近づいても音はならないだろう。
人形を俺の近くに一旦置いておき、少しずつアヒージョを摘まみながら、改めてスープを煮込み始める。
またしばらくすると、霧の洞窟への通り道からまた何かが飛び出してきた。
今度は人……もとい、アイールディだった。
彼女の物らしき人形を見つけた時点で予感はあったが、こんなにあっさり再会するとは……。
「あ」
周りを見渡していたアイールディも俺に気づいたみたいなので挨拶をする。
「イノシシ、見てない?」
アイールディはいきなりイノシシについて尋ねてくるので、イノシシは去っていった事を伝え、探していたものであろうウサギの人形を渡してあげる。
警報部分は言わないようにするが、イノシシの牙で人形が傷ついているので補修してあげる必要がある旨も教えてあげる。
「……ありがとう」
アイールディはお礼を言ってくれたので、どういたしましてと返しておく。
そうだ。せっかく料理を作っているんだし、こうして運良く会えたアイールディにもご馳走してあげよう。
アヒージョとオニオンスープ、そして持ってきたパンを手持ちの食器群によそって、俺の隣に座りこんだアイールディにも渡してあげる。
……うん。何も言わずに食べているけど、目をキラキラさせているから多分大丈夫だな。
テーブル席ではやっては駄目であることを伝えつつ、アヒージョやオニオンスープにパンをちょっと浸して食べても美味しいことを教えてあげると、アイールディは素直に実践していた。
アヒージョやスープに浸ったパンを口に入れると、更に目を輝かせているから気にいってもらえたようだ。
2人で綺麗に作った料理を食べ終えた後、「もしよかったら、食後のデザート代わりにココアを飲みながらお話しよう」と俺は誘った。
アイールディはこちらを見つめ、何も言わず座ったままなので了承していると判断する。
転生特典用ポイントで取得した粉ココアを使い、俺はアイールディ用に準備したコップの予備にホットココアを入れてあげる。
ココアを飲んでまた目を輝かせたアイールディが、少ししてから最初に口火を切った。
「……前、探し物があるって言ってた。探し物って何?」
俺が探しているのは母上の病気を治せるものなので、理想になってしまうが「どんな病気でも治せるものを探している」と答えると、アイールディは「そんなもの、森にも洞窟にもないよ」とバッサリだった。
苦笑しながら、「現実的な範疇では生命力を補充できる物」と続けて答えてあげる。
俺の回答を聞いたアイールディは目を泳がせていたから多分心当たりがあるんだろうけど、貴重品の可能性もあるからスルーしておく。
いつか、教えてもいいかなとこの子から思ってもらえた時に聞けばいい。
「……それを手に入れて、高く売り飛ばすの?」
そう聞いてくるので、俺は自分の母親の病気を治してあげたいということを伝え、元々母が病に臥せっていたことがあり、ここ最近また調子を崩し始めていることをアイールディに説明する。
アイールディは何も言わなかったが、ココアを飲みながらでもちゃんと聞いてくれたみたいだ。
お互いココアを飲み終わったので、俺は片付けを進める。
食器群を片付けながらも、西方面に言い争っている勇士達がいるから、今は近づかない方が良いとアイールディに念のため教えておく。
「……勇士に、追われているの?」
そうアイールディは聞いてくるので、全員じゃないけど、一部の勇士(教皇派)からは嫌われていると回答する。
悪いことはしてないんだけどね、と付け加えると、アイールディは納得したように頷いている。
「分かるよ。悪いこと、何もしてなくても、嫌われたり、追われたりすること、ある。ただ、そこにいるだけでも……」
……やっぱりこの子、苦労しているな。
「それで、泥棒?脱獄?それとも、闇取引?」
何をやって嫌われたの?とばかりにダークなことを聞いてくるアイールディにまた苦笑しつつ、「俺は普通の探検家だから、悪いことはしていないよ」と言っておく。
……よし、片付け終わった。
アイールディともお話できたし、幸先のいいスタートだ。
改めて洞窟を探検するとしよう。
俺はお話に付き合ってくれたお礼とお別れの挨拶をアイールディに言った後、洞窟へと入っていった。
霧の洞窟は湿っているけど、意外と広くて探索しやすかった。
巨大な人食い植物らしき相手が道を塞いできたが、以前ポイントで購入した訓練用の壊れない剣を最小限の力で一振りして一蹴する。
おっと種を落としたな。
病気の治癒にはならずとも、活力の溢れる素材みたいだから体力増強には使えそうだ。
回収しておこう。
入り口のあるフロア内を散策したが、目ぼしい素材は他にはなさそうだな……。
トカゲとか微量の魔力を含んだ石粉ぐらいしか見当たらない。
ただ、空気の流れで霧の森に繋がる道は確認できたから無駄ではない。
加えて、更に地下へ続く穴も発見できた。
穴から魔力の波動が流れてきているので、もしかしたらレフガトの泉の地下に繋がっているのかもしれないな。
ロープは……十分下まで届くな。
無理だったら、壁にハーケンを突き刺しながらワイヤーアクションで降りただけだけどね。
それでは早速ロープで地下に降りてみよう。
地下に来ると、より魔力の波動が鋭敏に感じられる。
道の続いている方角からして、この洞窟がレフガトの泉の地下に続いているのは間違いないな。
泉の地下なら、何か役立つものがあるかもしれないから探索のし甲斐がある。
別方向には更に地下へ続く穴があったが……凄まじく寒い。
この切り裂くような冷気が噴き出る穴……ジーヴ村方面にある氷の洞窟深部と同じだ。
つまり、ここが霧の森の中にある氷の洞窟への入口ということなのだろう。
防寒着「ランブリオ」を持ってきていないから、今日はこっちを探索するのは止めた方がいいな。
フレアの炎熱を回してもらえば強引に探索できるけど、そこまでするほど切羽詰まってはいないしね。
改めて、レフガトの泉方面への道を慎重に進む。
……今更だけど、アイールディの育成環境に起こった異常って何だろうな。
古代神があんなにアラートを出してきたんだから重大事だというのは間違いないんだけど……。
遠目から確認した限りだけど、霧の森そのものには異変がないように思えたから、やっぱり教育を担当する人の方に何か問題があったのかな。
勿論、俺の予想が見当違いという可能性もあるけど……。
そんなことをつらつら考えていると、2足歩行し、水色の鱗に覆われたトカゲ達が目の前に複数現れた。
どの個体も簡素なメイスで武装している。
魔物……いや、恐らくリザーディアンという種族だ。
以前生物図鑑に載っていたのを見たことがある。
魔物扱いしている書物が多いが、確かこの種族は言葉を話せたはずだ。
対話ができないか試してみようとしたが……
「げげげ、人間が2人!?」
「ここを通すな!叩きのめせ!」
こりゃ駄目だ。
彼らは言葉を話せるけど、聞く気が全くない。
まあ領域を犯しているのはこちらだからしょうがないんだが……って
振り向くと、アイールディが後ろから走って近づいてきている。
ええ……?付いて来ちゃったの……?
と、とにかく防戦しないと。
俺も訓練用の壊れない剣を抜き、アイールディにも自衛するよう声をかけて戦闘を開始した。
俺はアイールディを極端に驚かせないよう、受け流しの技法を使いつつも最小限の力でリザーディアン達を気絶させた。
アイールディ自身も杖としても使えそうな剣を達者に振り回し、リザーディアンを叩きのめしていた。
戦闘終了後、どうしてこちらに来たのか聞いてみると、「……何となく」という返事が返ってきた。
おいおい、それでいいのか……。
「……戻らないの?」
アイールディは引き返さないのか聞いてくるので、調査のため奥まで行く旨を彼女に伝える。
まだアイールディは成長途上みたいだし無理はしてほしくないので、この先は危険かもしれないから君は一旦戻った方がいいと言い残し、俺は歩みを進めることにした。
てくてく。
トコトコ。
……。
てくてくてく。
トコトコトコ。
…………。
振り返ると、俺とほど近い所にアイールディが佇み、こちらを見ているのが視界に入った。
こちらの歩調に合わせて付いてきているのだろう。
戻った方がいいって言ったんだけど……。
少しの間、俺達は無言で見つめ合う。
先に折れた俺が「……一緒に行く?」と彼女に声をかけると、アイールディはトトトと小走りで俺の隣まで近づいて来るのだった。
ここからは、この子を護衛しながらの探索になりそうだね……。
霧の洞窟地下の道中はもう1度リザーディアンに襲われた程度で、そこまで危険のある道程ではなかった。
アイールディと雑談をする余裕もあるぐらいだしね。
ただ、こうして話をしてみて、やっぱりコミュニケーションや感情表現が苦手という見立ては合っていそうだと思った。
そうこうしているうちに、とうとうレフガトの泉の真下と思しき領域に辿り着いた。
地表にあるレフガトの泉と似たような意匠の祭壇があり、中央部から地表の泉に向けて強力な魔力の波動を放っていた。
恐らく、レフガトの泉の根幹部、ということなのだろう。
「ああ、うう……吸い込まれそう……」
だが地下領域深部に足を踏み入れて少しすると、アイールディに異変が起き、彼女は崩れ落ちてしまった。
剣を支えに持ちこたえてはいるが、意識が朦朧としている状態のようだ。
吸い込まれそう……もしかしたら、泉の根幹部は神族の力を吸収するのかもしれない。
まずいな、直ぐに退避をと思ったが、この場所を見回っているリザーディアン達がこちらに気づいた。
囲まれる前に素早くアイールディを抱えて出口側付近に彼女を移動させ、俺は彼女の盾になれる位置に移動する。
聞こえてないかもしれないが、動けそうなら逃げるよう声もかける。
そうこうしている内に、リザーディアンのボスらしき存在も出てきた。
「げげ、レイモンド様……」
リザーディアン達のボス、レイモンドと呼ばれた存在は全身が赤い鱗に覆われ、簡素な衣服を纏った巨漢とも言えるリザーディアンだった。
左右の手それぞれに剣を握り、強い殺気と憎悪をまき散らしている。
「人間か……。主を貶めた人間は……俺が直々に殺してやろう!!」
主……ということは、レイモンドというリザーディアンは古代神レフガトの守護動物である可能性があるな。
泉の重要区画に踏み込んだから仕掛けてきていると判断できるが、その割には憎悪の方が強い。
……いずれにせよ、この場で神官を殺めては駄目だな。
アイールディもいるし、先ほどと同様、最小限の力でカウンターや受け流しをメインにして戦いを収めよう。
アイールディに逃げられそうなら逃げるよう再度伝えつつ、俺はレイモンドとその取り巻き達との戦闘を開始した。
「何故だ……何故、手も足も出ないんだ……薄汚い人間のくせに……主を貶めた人間のくせに……」
幾重にも手加減を重ねているとは言え、然程時間はかからずに決着が着いた。
神官にしてはレイモンドの心に雑念が混じりすぎていて、ラガー神官と比較にならないぐらい隙だらけだったというのもあるが。
最初に飛び掛かってきた取り巻きのリザーディアン4体を互いにぶつけ合わせながら気絶させ、続けてレイモンドが俺に繰り出す剣技を本人に打ち返し続けた。
戦意を砕くため、自分の剣でボロボロになりつつもレイモンドが繰り出す左右の剣を地面に誘導して自分から剣をへし折らせ、最後は激昂して掴みかかってくるレイモンドの勢いを利用して投げ技を繰り出し、彼を地面にしこたまに叩きつけて沈黙させた。
最後まで殺気を収めなかったから強めに投げてしまったけど、大丈夫かな……。
「グルル……そんな目で見るな……私を憐みの目で見るな……!」
そう言い残し、レイモンドは空間移動の魔法で撤退していった。
退いてくれたか。
憐み……彼は今の自分が惨めだと思っているのか。
自分や一族を貶めた相手である人間を憎んでいる、ということなのか……?
いや、考察している場合じゃない。
アイールディの様態を確認しないと。
背後のアイールディは戦闘をどこまで見ていたかは分からないが、既に倒れ込んで完全に意識を失っている。
とりあえず、急いで地下領域を離脱しないと。
周囲を見渡すと、魔法陣が設置されている。
素早く解析すると、レフガトの魔力であれば起動可能な地上への転移魔法陣のようなので、あれを利用して離脱しよう。
「待て」
俺はアイールディを抱えて魔法陣に近づこうとするが、直後、転移してきた存在に呼び止められた。
現れたのは先ほどのレイモンドと同じぐらいの身長で、より引き締まった肉体を持つリザーディアンだった。
彼は両手に長いクローを装着し、2本角と尻尾を生やしている。
「お前は何故その子をかばう。魔女は殺すのではないのか?それとも生け捕りにする気か?」
リザーディアンが聞いてくる。
多分このリザーディアンもレフガトに仕える守護動物の可能性が高いな。
偽りは述べず、「古代神達からこの子の育成について補助を任されたから(多分)」と回答する。
「馬鹿な。そのような出鱈目で煙に巻くつもりか」
信じないか。
まあ、俺も同じ立場ならそう思う。
なんで去っていった古代神から依頼を受けられるんだよってなるよね。
これはもう古代神達の加護を見せるしかないな。
アイールディも気絶しているから、見せるのはこのリザーディアンだけで済む。
誰にも言わないのであれば証拠を見せるとリザーディアンに伝えると、不審そうしながらも頷いたので、魔力漏洩を防止するリストバンドを外し、古代神達の加護の魔力を引き出して体に定着させる。
マリー・モレル・そしてアイールディと同じレフガトの文様を顔に浮かび上がらせた俺を見て、リザーディアンは唖然とした様子で口をあけ、完全に言葉を失っていた。
これで証明は十分だろう。
そう判断した俺はすぐに加護を内的世界に納めてリストバンドを付け直す。
改めてアイールディを抱えてリザーディアンの脇を抜け、転移魔法陣へ近づく。
「……その子を頼む」
魔法陣の手前に辿り着いた俺達に、リザーディアンが声をかけてきた。
彼の言葉に頷いた後、転移魔法陣に乗る。
魔法陣は無事起動し、俺達は一瞬で地上のレフガトの泉まで飛ばされるのだった。
地上に戻った俺はアイールディが目覚めるのを彼女の隣で待っていた。
しばらくするとアイールディは起き上がったので、体調に問題ないかを聞いてみたが、とりあえずは大事ないようだ。
彼女はそのまま俺に状況を聞いてきたため、泉の地下での出来事を簡単に説明する。
説明を聞いた彼女は周りを不思議そうにきょろきょろ見ており、そういえば霧の森からこの子が出たことがないことを思い出し、続けてレフガトの泉と周辺環境、そして霧の洞窟までの道のりについても教えてあげた。
(アドリアン。今大丈夫か?)
ん?フレアから心を通じた連絡がきたぞ?
(フレア、何かあった?)
(シューベト城西海岸までの道で新たに黒い魔力の石が掘り出され、工事をしていた勇士達が誤って触れてしまったそうだ。シューベト城の備蓄を持って行くより、浄化剤を持っているアドリアンを私が運んだ方が恐らく早そうなのだが、行けそうか?)
(……!分かった、すぐ行く!)
(では、シューべロードで合流しよう)
フレアとの対話を終了し、改めてアイールディにお別れを伝えてその場を離れようとしたが、
「……あの。私、道がわからないの。連れてって。霧の森に」
とアイールディが言ってくる。
本当に申し訳ないけど、闇の勇士化したシューベト勇士が暴れてしまっているだろう現状、案内する時間の余裕がない。
俺はアイールディに謝りながら再度霧の森への道を示し、その場からシューベロードに走っていくのだった。
シューべロードに到着後、北西から飛来したフレアに乗って工事現場へ飛んでいき、無事に闇の勇士達を鎮圧、黒い魔力の浄化剤で石ごと浄化・治療するのだった。
幸い、その他の怪我人は退避中に転んで擦りむいた程度で済んだので何よりだ。
俺は黒い魔力の石に触れてしまった勇士2人をフレアに乗せ、一緒にシューベト城に移動した。
その後は事故にあった勇士達を城の医務室まで運び、後は医師に任せることにする。
空を見るともう夜になりそうなので、俺はそのまま自宅に戻ることにした。
今日の探索によって分かったことで、古代神レフガトの神官が人間を憎んでいることを共有する必要があるから、霧の洞窟での泉の根幹部で分かった内容については父上と母上に報告しておこう。
レイモンドという神官は精神面が隙だらけで与しやすいというのはあくまで俺だからで、普通の勇士には強大な相手になるのだから警戒しておかないと。
やれやれ。今日はなんだかバタバタした一日だったな……。
幸運「仲良くなれるシチュエーションを整えておくよ」
レフガト「外で一緒に食事か。上手くやれているようで少し安心したよ」
マリー「お家で2人だけの時間を過ごすっていうのもいいんじゃないかしら」
モレル「協力して強大な相手を乗り越える方が、より絆を深められると私は思う」