高育が如く   作:レゾリューション

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龍が如くの設定を取り入れていますが15で極道の会長は流石にあり得ないので不良組織にしました、不良が組とか持つ訳ないだろという最もな疑問があると思いますが温かい目で見てくれると嬉しいです。あと高育の治安がめちゃくちゃ悪くなります。それが無理な人は見ない事お勧めします

この桐生ちゃんの中学時代のストーリーは龍が如く極をベースに(堂島組長が死なずあの三幹部が顕在で金や土地の話を抜きに)した感じです。


第一章 仮初の楽園
始まり


東京都高度育成高等学校

 

政府が管理してる埋立地にある日本政府が作り上げた、未来を支える人材を育成する国立の名門校。3年間外部との連絡は禁止、さらに学校の敷地内から出るのも許されない寮生活になるが、希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという学校で、60万平米を超える敷地内はもはや小さな街になっており、何1つ不自由なく過ごす事ができる、まさに楽園のような学校。そんな学校に一人の生徒が門の前に立っていた。

 

彼女の名を、桐生一葉(きりゅうかずは) 元不良組織東城会四代目会長、《東城の龍》と呼ばれた女である。2年前四代目の座をめぐる争いに巻き込まれたが敵を退け女で初の東城会会長に就任した。しかしその争いの中で多くの人を傷つけた自分の未熟さを痛感し会長としての責務を真っ当した後わずか数日で会長を引退する。五代目に自分の信頼出来る者に後を託して不良をやめ一般人となった。そんな桐生も今日から高校生となり新たな生活が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

       高育が如く

 

 

 

 

 

学校に着きそこに貼られている紙を見ていた。クラスはA、B、C、Dで分かれており、紙に記載された自分の名を探す。

 

“桐生一葉…Dクラスか”

 

自分のクラスを確認し教室に向かい1-Dのプレートを見つけ扉に入る。中を見ると何人かが話しているがあの輪の中に入る事は出来ないので大人しく自分の名前が貼られた席に着く。座った場所は窓側の後ろから2番目でそこから見る景色を見ていると入り口から担任と思われるスーツを着た女性が入ってきた。

 

「新入生諸君、入学おめでとう。私はDクラスを担任することになった茶柱佐枝だ。普段は日本史を担当している。この学校には学年ごとのクラス替えは存在しない。卒業までの3年間、私が担任としてお前たち全員と学ぶことになると思う。よろしく。今から一時間後に体育館にて入学式が行われるが、その前にこの学校における特殊なルールについて説明しよう。今から資料を配布する」

 

渡された資料を見ながら説明を聞いてるとこの学校の最大の特徴と思われるSシステムの説明を始めた。

 

「今から、学生証カードを配布する。それを使い、施設内にある全ての施設を利用したり、売店などで商品を購入する事ができるようになっている。クレジットカードのようなものだ。ただしポイントを消費することになるので注意が必要だ。学校内においてこのポイントで買えないものはない。学校の施設にあるものなら、なんでも購入可能だ。それからポイントは毎月1日に自動的に振り込まれることになっている。お前たち全員、平等に10万ポイントが支給されているはずだ。なお、ポイントは1ポイントにつき1円の価値がある。それ以上の説明は不要だろう」

 

一瞬、教室の中がザワつく。

入学早々10万円という高校生にしては大金が懐に入った

 

“高校生で十万円、改めて見ると大きな額だ。いくら国が力を入れているとはいえそんな金を一体何処から?”

 

「ポイントの支給額に驚いたか? この学校は実力で生徒を測る。入学を果たしたお前にはそれだけの価値があるということだ。遠慮なく使え。このポイントは卒業後には全て学校側が回収することになっている。つまりポイントを貯めることには得が無いぞ。ポイントが振り込まれた後はどう使おうが自由だ。誰かに譲渡することも可能だが、無理矢理カツアゲするようなことはするなよ?学校外のある程度のいざこざは自分達の判断に任せるが 学校はいじめ問題にだけは敏感だからな」

 

「ここまでで何か質問は?」

 

「質問はないようだな。では良い学園ライフを送ってくれたまえ」

 

茶柱先生が去ると教室は一気に騒がしくなった。当然である。先程言った通り自分達は10万円を手に入れたからだ。桐生も何にポイントを使うか考えていると、

 

「みんなちょっといいかな?」

 

その声を発した人を見ると如何にも好青年といった生徒が手を挙げた。

 

「僕らはこれから3年間同じクラスになることになる。だから自己紹介をして1日でも早く友達になれたらって思うんだけど、どうかな?」

 

「賛成ー!」

 

「だよね〜あたしら名前も知らないし、」

 

反対の意見が来るはずもなく自己紹介が始まった。

 

「じゃあまずは僕から。僕の名前は平田洋介。中学では洋介って呼ばれていたから気軽に下の名前で呼んで欲しい。趣味はスポーツ全般だけど、特にサッカーが好きなんだ。この学校でもサッカーをするつもりだよ。よろしく」

 

次に黄色の髪をした女生徒が手をあげて

 

「私は櫛田桔梗です!早く皆の顔と名前を覚えて友達になりたいと思います!まず最初の目標としてここにいる全員と仲良くなりたいです。皆の自己紹介が終わったら、是非私と連絡先を交換してください!」

 

各々自己紹介が進んで行き赤髪の男の番になると机を強く蹴り、

 

「俺らはガキかよ。自己紹介なんて必要ねぇ。やりたいやつだけでやれよ」

 

「僕に強制することは出来ない。でも、クラスで仲良くしていこうとするのは悪いことじゃないと思うんだ。不愉快にさせたなら謝りたい」 

 

男に対しブーイングが飛んで来るが、

 

「うっせぇ。俺は別に仲良しごっこするためにこの学校に入ったんじゃねぇよ」

 

最後にそう言い残して赤髪の男は教室を立ち去った。それを見た数人の生徒たちが続くように教室を出る。慣れ合いを好まない生徒たちなんだろう。そうこうしている内に自分の番に近づいているが桐生は考えていた。

 

“もう少しで自分の番になるがどうするか?自己紹介は..”

 

  •する

  •しない←

 

“いや、3年間苦楽を共にする者達だ。余り悪い印象を与えたくない”

 

そして自分の番がやって来て席をたつ。

 

「桐生一葉だ、好きなのは、」

 

  •運動だ 

  •喧嘩だ

  •カラオケだ ←

 

「好きなのはカラオケだ、よろしく頼む。」

 

紹介を終えると拍手がやって来る

 

“どうやら、上手く出来たようだ。”

 

次に桐生の後ろの人が席を立ち顔を見ると、茶髪で無表情の男だった。しかし彼の瞳の奥には完璧な自己紹介をしてやるという意志を感じるのは何故だろうか?

 

「えー……えっと、綾小路清隆です。その、えー……得意な事は特にありませんが、皆と仲良くなれるよう頑張りますので、えー、よろしくお願いします」

 

挨拶を終えて、そそくさと席に座る。周りはどう反応すればいいか困っていると、

 

「よろしくね、綾小路くん。仲良くなりたいのは僕らも一緒だ」

 

平田が爽やかに笑顔で拍手する。そこにパラパラと拍手が続いた。イケメンは何処までイケメンなんだなと実感した桐生であった。

 

 

 

 

 

 

自己紹介を終え体育館に入学式を迎えたが特別なことは何もなく、偉い人のありがたい言葉を貰い、無事に終了した。今日は入学初日ということもあって、生徒たちは敷地内の説明を受けたあと解散となった。各々の目的地へ向かう。寮に帰る者、敷地内を回ろうとする者と様々だ。桐生は生活用品などを調達する為にコンビニに入ると店内の店員と目が合い

 

「いらっしゃいませ、何にいたしまし…」  

 

「待て待て!」

 

「どうしました?お客様?」

 

「いや、私はまだ商品を購入してもいないし商品は自分で選ぶんだが、何故商品一覧表を私に見せようとした?」

 

店員はハッとした顔になり

 

「申し訳ございません、お客様の顔を見たらやらなければならないという使命感がでてしまいました、」

 

「そ、そうか..」 

 

いきなりの事で困惑してたが悪意のない事なので咎める必要もないと思い商品を物色していると見覚えのある人が二人いた。

 

“あの二人は確か、私の後ろの..”

 

「あんたも、コンビニにいたのか」

 

こちらの存在に気づいたのか綾小路が声をかけたもう一人もこちらに目を向ける。

 

綾小路に対し黒髪ロングの女生徒は、

 

「いきなり声をかけるだなんて綾小路君はそんなに友達が欲しいのかしら?そもそもあなたの自己紹介で名前を覚えて貰えるかも疑問だけど?」

 

“言葉は時に刃物になると聞いた事はあるがここまで来るともはや日本刀なみの鋭さだな。ここは、綾小路を助けておこう”

 

「いや、覚えているぞ確か、綾小路..」

 

  •神麿

  •清隆←

  •清麿

 

「綾小路清隆だったな」

 

名前を覚えくれたのか綾小路はちょっと嬉しいそうだった。

 

「どうだ堀北、桐生だって俺の事を覚えていたぞ?」

 

「どうかしら、あなたの壊滅的な自己紹介でお情けで覚えているかもしれないわよ?」

 

“堀北はあくまでも自分の非を認めないんだな..”

 

このままこの流れが続くのは厳しいので桐生が話題を変えることにした

 

「そういえばアンタの名前を聞いてなかったな前にも紹介したが私は桐生一葉だ。」

 

「堀北鈴音よ」

 

あまりにも短すぎる自己紹介が終わり再び気まずい空気が流れると今度は綾小路が話題をふった

 

「なぁ、2人はあれをどう思う?」

 

綾小路が指をさす。見えたのは隅に置かれた一部の食料品や生活用品。それだけなら疑問を持つ事はないが奇妙なのは、

 

「無料......?」

 

そこに無料という文字が書かれてる事だ。

 

「それに加えて1ヶ月3点まで?」

 

「ポイントを使いすぎた人の救済措置、かしら。それにしては生徒に甘すぎると思うけれど」

 

“確かにそうだ、毎月10万円分の小遣いが貰えるのならわざわざこんな物設置する必要ない。しかし冷静に考えれば毎月10万が1クラス40人これだけで400万する。さらにそこから他クラスや他学年の額を考えると3年間で5億以上の金がつきごまれることになるが本当に毎月10万円貰えるのか?”

 

桐生が考えていると、

 

「っせえな!今探してだよ!ちょっと待てよ!」

 

突如大きな声が桐生達の耳を響かせる

 

「あ?何か文句あんのかテメエ!」

 

どうやら会計で揉め事が起きていた、一人は見覚えのある赤髪の生徒。手にはカップ麺が握りしめられている。すると綾小路が彼の元に向かい

 

「何かあったのか?」

 

「あ?なんだお前」

 

「同じクラスの綾小路だ。困ってそうだから声を掛けたんだ」

 

「同じくクラスメイトの桐生一葉だ。何かあったのか?」

 

「あぁ、一回寮に帰って買い物しようとしたら学生証を忘れたんだよ」

 

「学生証が支払いに必要だっていうのはイメージしにくいからな。良ければ立て替えるぞ?取りに戻るのも手間だろ」

 

「私も出そう」

 

「......そうだな。ここは世話になることにするぜ」

 

そうして金を払いカップ麺を購入する。

 

「助かったぜ。なぁお前らもどうだ?外に景色がよく見えるベンチがあるんだよそこで一緒に食べようぜ」

 

“須藤からの誘いかどうするか”

 

  •誘いを受ける←

  •誘いを断る

 

「せっかくだ、一緒にさせてもらおう」

 

「俺もそうしよう」

 

「堀北は?」

 

「私は帰るわ。こんな事で無駄使いしたくないし」

 

「くだらねぇ。高校生だったら普通だろうが」

 

“須藤と堀北が睨みあってる、このままだとせっかくの気分が悪くなりかねないどうしたものか?”

 

  •須藤と一緒に堀北を責める

  •須藤にお勧めのカップ麺を教えてもらう←

  •綾小路にどうにかしてもらう

 

「須藤、お前のお勧めのカップ麺ってなんだ?よかったら教えてくれ」

 

「あぁ?そうだな、俺はこれとか結構気に入ってるぞ」

 

「そうかじゃそれにしよう」

 

堀北と須藤の喧嘩?をなんとか止めてカップ麺を買いお湯を入れベンチに座り麺が出来上がるのを待つ。

 

“なるほど、須藤の言った通り良い景色が見える”

 

海面は鏡のように静かで、夕日の光を反射してキラキラと輝いているそんな景色を見ていると、

 

「おい、お前ら一年か?そこは俺らの場所だぞ」

 

「なに?」

 

突如見かけない顔の奴らがてできた。しかもここは自分達の場所だと言っている。周りはまたかと、いいたげな表情をしていた。

 

“なるほど、周りのベンチが座られていれるのにここだけ空いていたのはコイツらがシマはってるからか”

 

「なんだお前ら。ここは俺らが先に使ってんだよ。邪魔だから失せろ」

 

「お前ら聞いたか?失せろだってよ。随分と威勢のいい一年が入ってきたな」

 

「ここはお前らが座って良い場所じゃないんだよお前らこそさっさと失せろ」

 

「じゃあ、どうしたらこのベンチに座って良いんだ?公共のスペースにシマはって周りに迷惑かけてるイキリ野郎共」

 

『桐生?』

 

突然口が悪くなった桐生に驚く2人をよそに話しは進んでいく。

 

「あぁ?なんだその口の聞き方?そうだな俺らと勝負して勝ったらそこの席を譲ってやるよ」

 

「こんな所でやったら学校が黙ってないぞ」

 

桐生が正論をいうが上級生達はバカにするような目でこちらを見ていた。

 

「知らなねぇとは言わせねぇよ、学校外だったらある程度のいざこざは本人達の判断に任せるって言ってただろうが」

 

「そうか、なら始めるぞ私1人で相手してやる」

 

その言葉に桐生以外の全員が驚くような目で見ており、須藤が加勢しようとするも無言で引き下がらせてファイティングポーズを取る。

 

「舐められたもんだな、女だからって容赦しねぇぞ!」

 

「安心しろ、私も男女平等主義だそれにな..」

 

「今日は私達の大切な1日でな…それを邪魔されてすこぶる機嫌が悪いんだ」

 

「あぁ?」

 

「運が悪かったんだよ……お前らは」

 

 

 

 

タチの悪い上級生

 

 

桐生はやや前屈みの状態で右手を上に左手を下にして構える。我流喧嘩殺法であるがパワー、スピード、バランスに優れる《不良スタイル》で自分の一番近くにいる相手に接近し

 

 

右フック、左フック、右アッパー、ハイキック、右ストレートの順で一人を殴り飛ばす、

 

「ウラァ!」

 

あっという間に一人倒すと横から上級生のパンチがやってくるが桐生はスウェイで軽くその拳を避け回し蹴りで相手の頭を蹴り、相手の意識が朦朧としてるうちに、相手の胸倉をつかみフェンスの所まで近づけ、追撃する

 

 

 

《背骨砕きの極み》

 

 

「オラァ!」

 

相手を上半身部分を掴み逆さまの状態にして相手の背骨がフェンスに当たるように桐生が後ろから倒れる。ゴキャという生々しい音を立て上級生は声も出さないまま他に伏せた。残り一人となったが二人を見てヤケクソになったのか突っ込んで顔面に拳を放とうとするがその前に桐生が相手の顔を掴み右足で相手のバランスを崩しそのまま相手を顔から地面に叩きつけ、

 

 

 

《追い討ちの極み•表》

 

 

左手で寝そべっている相手の顔を上げてそこに右手で力いっぱい殴る

 

「ごはっ!」

 

その情けない声と共に最後の一人は倒れ喧嘩は幕をとじた。

 

 

『す、す、すいませんでしたぁ!。もももぅかかがんべしてください!』

 

起き上がった上級生は情けない悲鳴のような声を上げた、自分より年下でしかも女に負けなんて気持ちは何処にもない。むしろ桐生の圧倒的な強さに恐怖を抱いている。

 

「これからはシマなんてはるんじゃねぇぞ」

 

「はいぃ!わわかりました!」

 

腹に手をあて足を引き釣りつつ、上級生達はその場から立ち去っていった。 

 

 

喧嘩を見ていた須藤達は桐生の元に向かい

 

「桐生お前、すげぇ強いんだな」

 

「あぁ運動はしていたからな」

 

「いや今のは運動で得られるものなのか?」

 

二人が疑問に思っているとちょうどタイマーの電子音が鳴り響く。

 

「とにかく今は腹ごしらえにしよう、景色もよく見える」

 

その言葉に二人は納得し蓋をあけてベンチで景色を見ながらカップ麺を食べる

 

“友人と食べるのは悪くない”

 

そう思っている桐生だった。

 

 

 




氏名:桐生一葉
クラス:1年Dクラス
誕生日:6月17日

評価
学力:C
知性:B+
判断力:B-
身体能力:A+
協調性:B-
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