ペルソナ5/Apocrypha   作:サクラモッチー

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聖杯繋がりでペルソナ5×Fateモノ。


チャプター0:ベルベットルーム

深い深い眠りの果て。

かつてトリックスターと呼ばれた少年、もとい雨宮蓮とベルベットルームの主人が作りし存在であるモルガナ、そして正義とは何なのかを求めた少女の新島真と大人達によって苦しめられた天才ハッカーの少女こと佐倉双葉は精神と物質の狭間の部屋.....ベルベットルームに居た。

 

双葉「ほぇ〜.......まさかまたここに来るとは思わなかったわ〜」

真「確かに....ヤオダバオトとの戦いの時に来てからは一度も来てなかったわね」

モルガナ「それは俺も思った」

 

ベルベットルームにて、そんな会話をする真・双葉・モルガナ。

一方、蓮の方はというと

 

蓮「.....イゴール、ラヴェンツァ、何かあったのか?」

 

目の前にいるイゴールとラヴェンツァに対し、そう言った。

 

ラヴェンツァ「お久しぶりですね、ジョーカー・モルガナ・クイーン・ナビ」

イゴール「あなた方を呼んだのは、他でもない聖杯のことを話すためでございます」

「「「「!?」」」」

 

イゴールの話を聞き、目を見開く蓮達。

 

真「聖杯って.......まさか!?」

ラヴェンツァ「いえ、正確に言えばこちらの世界ではなく.......並行世界に存在する聖杯に関することです」

 

ラヴェンツァがそう言うと、双葉はビックリしたような顔になると

 

双葉「へ、並行世界って.......世間一般的に言うところのパラレルワールドってこと?」

 

恐る恐るそう尋ねた。

その言葉に対してラヴェンツァは

 

ラヴェンツァ「えぇ、そうです」

 

あっさりとそう言った。

 

双葉「そんなあっさり言うもんなの!?」

真「双葉、とりあえず落ち着いて」

 

ラヴェンツァの口から出た並行世界という言葉に対し、分かりやすく興奮する双葉。

 

蓮「....その世界はどんな感じなんだ?」

ラヴェンツァ「そうですね.......一言で言えば魔法や魔術師と呼ばれる存在が実在する世界です」

 

ラヴェンツァがそう言った瞬間、蓮達はまたもや驚いた顔をすると

 

双葉「い、行ってみたいかも.......」

 

双葉はキラキラとした目でそう呟いた。

 

ラヴェンツァ「その世界での聖杯はどんな願いも叶える願望器として生み出され、聖杯を求めて聖杯戦争と呼ばれる争いが頻発しています」

イゴール「そして、魔術師達はその聖杯を巡りとある存在を召喚して戦うのです」

モルガナ「とある存在.......?」

 

モルガナがポツリと呟くと....イゴールはこう言った。

 

イゴール「英霊、またの名をサーヴァント。地球という名の星に刻まれた英雄を召喚し、彼らを使い魔として使役させることで聖杯を手に入れる.......それが聖杯戦争でございます」

 

イゴールがそう言うと真はしばらく考えた後

 

真「.......もしかして、私達をその聖杯戦争に」

 

と言いかけたが

 

ラヴェンツァ「いえ、違います。あなたにはその世界に存在する聖杯.......いえ、大聖杯が汚染される前に破壊してほしいのです」

 

ラヴェンツァはそう言ったことにより、蓮はイゴール達が自分を呼んだ理由を理解するのだった。

 

蓮「つまり.....俺達に別世界の聖杯を破壊させ、第二のヤオダバオトの誕生を防ぐ.......ということか?」

ラヴェンツァ「理解が早くて助かります」

 

蓮の言葉に対し。ニコリと笑いながらそう答えるラヴェンツァ。

 

双葉「でも、何で私達だけなんだ?」

真「えぇ、それは私も気になってたわ」

 

ラヴェンツァに対し、二人がそう言うと

 

ラヴェンツァ「いわゆる少数精鋭というやつです」

 

ラヴェンツァはあっさりとそう言った。

 

真「少数精鋭.......なるほど、全員で並行世界に転移したら騒がれるからこの人数にしたってことね」

イゴール「その通りでございます」

 

真の言葉に対してイゴールは頷きながらそう言った後、ラヴェンツァと共にこうも言った。

 

イゴール「それからもう一つ。あなた方の携帯機器の中にとあるアプリをインストールしておきました」

ラヴェンツァ「そのアプリには様々な機能があり、あなた方の助けになるでしょう」

 

二人の言葉を聞いた蓮達がスマホを見ると....そこには【怪盗サポート】という名の蝶のイラストが特徴のアプリがインストールされており

 

双葉「おぉぉぉぉ!!何かお助けアイテムっぽいやつキター!!」

モルガナ「イセカイナビと違って、こっちはスタイリッシュなデザインのアプリだな」

真「これなら何とかなりそうね」

蓮「だな」

 

それを観た蓮達は方々にそう言うのだった。

 

モルガナ「なぁラヴェンツァ殿、その世界には神は居るのか?

ラヴェンツァ「一応存在するみたいです。ただ」

モルガナ「ただ?」

ラヴェンツァ「その世界では、神霊という存在を英霊としてランクダウンする形でサーヴァントとして召喚できるみたいです」

 

ラヴェンツァがそう言うと、モルガナは

 

モルガナ「それはそれで厄介だな....」

 

ポツリとそう呟いた。

 

イゴール「さて、ではそろそろ旅立ちの時間です」

ラヴェンツァ「ジョーカー・モルガナ・クイーン・ナビ、あなた方の旅路に幸があることを願っています」

 

イゴール達がそう言うと、蓮達の足元から光が溢れ.......やがて、蓮達の体は光の粒子と化すのだった。




???「.......」
???(目覚めよ....人に造られし生命よ)
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