【カオ転三次】本霊デビルなの バ レ バ レ   作:ポポァ

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★ガイア連合大蔵省スレpart7の序盤くらいの時系列です。
今回は一部下ネタ注意。ちょっとした小ネタ回です


タヌキのナマモノ! ドッキンばぐばぐアニマル

――星霊神社【絵描き系俺たちの部屋】

 

「ドカタやらされてた脳缶ニキじゃないか。どうしてここに? 自力で脱出を?」

 

「僕が担当してない資材がマッハで無くなったのでお役御免になりました。もうジュネスだって一人で建てられますよぼかぁ。第一種電気工事士なんかの資格も取りましたし電線だって引けます」

 

「流石レベル40超えだな……」

 

 そんな訳で今日はここ、仕事では無い絵描き系俺たちの同好会的な集まりに顔を出しているのだ。

 

「それで、結局何か用事か? 漫画とかエロ本を描きに来たってわけでも無いだろうに」

 

「いえ、漫画とかエロ本を描きに来たんです」

 

「なにっ」

 

「マジかこいつ。年齢とかはまぁ関係無いが何にでも手を出してくるな」

 

「いえね。この間出たカス子ネキのナマモノ本がネビロスにめっちゃ喜ばれまして、本体から【鉱物学】、部下のグラシャラボラスから【美術】を教えて貰えたんですよ。んでまぁ地獄で自慢しまくったらしくて、悪魔からリクエストが来てて。一番人気のナマモノネキ*1ってほら、本人のインスピレーションが大事なタイプじゃないですか。だったらもう、僕が描いてやろうかなと」

 

「これが本場の悪魔芸か……さらっと言ってくるんだな……」

 

「この変な方向に思い切りがいいのがな。こいつは何処に向かってるんだ……?」

 

 若干引かれているが、悪魔との交渉で生贄とか土地とか面倒なものを要求されるくらいなら、高位分霊をぶっ殺された相手の凌辱エロ同人が欲しいくらい安いものだ。

 男性勢は一律お断りさせてもらったが。TSアリなら可。

 

「しかしよう、お前さん絵の知識や実際の技術の方はどうなんだ? 何よりエロ本を描くのに必須なのは己の性癖の解放だ。お前にそれができるかな?」

 

「うむ……前世ネタのパクリ漫画で稼いでる俺たちもいるがな。やはりエロならば独自色が欲しいところだ。だがそれに拘りすぎて失敗するとああなる、見ろ!」

 

ちがう!! 私の見ている(えろ)はこんな【乳〇】ではない! こんな汚い【ア〇ル】ではない! こんな濁った【精〇】ではない!! こんな(えろ)では私の脳内のイメージ(ドスケベ)をB5用紙に表現できない! 私の優れたもの凄いイメージ(ドスケベ)を! (えろ)さえあれば! 女の具さえちゃんとしていれば……!!」

 

「初のコミケで500冊も持ち込んで盛大に頓死した由太郎ニキだ。彼の精神はその時不安定になってしまった……カレーで治ったが、ちょっとアレになった」

 

「そうだ! 女の具さえ、(えろ)さえ表現できれば、壁サーの連中も、通販サイトの販売員どもも、無知蒙昧(えちもうまい)な一般民衆も私の【エロ同人】の前に列を成すに違いあるまい! 何が! 何が!! 「貴下御出品表題【トロ甘スライムお姉ちゃんと全身溶解まぜまぜせっくちゅ♥】は性癖によりチ〇コ立たさざる事に相成候云々」だ! つまらない文言、読み飽いたわ!!」

 

「うーんこの」

 

「この時代はまだ百合描写でさえギャグ扱いというか、スライム丸呑み姦はそりゃー無理でしょ。時代が追い付いてないって」

 

「由太郎ニキ! ToLOVEるをパクろうとして全然エロくできなくて俺たちに酷評された由太郎ニキ! しっかりしろ!」

 

「私はそんな名前ではない……私の名前は泥土ニキ……」

 

「効いてる効いてる。暴れられると面倒だからもっと追い込め!」

 

「由太郎ニキ! ナマモノネキにライバル宣言しようとしたけど本人が美少女すぎて話しかけられなかった由太郎ニキ!」

 

「私は……そんなだったかなぁ……?」

 

「この見開き、俺なら2時間半くらいかな……」

 

「ガフッ」

 

 マジで血を吐いて動かなくなってしまった。エロの道とはかくも険しいモノなのか。

 ちょっと一旦インターバルをとったほうが良いのかもしれんね。

 

「それに美少女と断言できるナマモノネキでさえ普通に制裁でエラいことになるのが俺たち系ナマモノ本だ。特に実力がある修羅系で書くのは覚悟がいるぞ」

 

「脳缶ニキは恐れを知らぬタイプではあるけど、別に喧嘩売りたいわけでもないだろ?」

 

「ですね。でも売りに出すわけじゃないですから、ちょっと様子見して平気そうなラインで攻めます」

 

「まぁ現世で出回らないならセーフか……? でも異界とかで悪魔が自分のエロ本見せて煽ってくる可能性が生まれるわけだし……いずれ制裁は避けられないのでは?」

 

 確かに。エロ系は他の人が描いた奴だけにするか? いや表紙詐欺で行こう、どうせ悪魔相手だしな。

 ソロモン系は権能が被りまくってるから恨みを買っても交渉自体は進むのだ。個人的恨みで拒絶して他の悪魔に契約持っていかれたら損なだけだし。

 

「最悪なんかあっても悪魔のせいにすればいいかな! 僕もちょっと殺される程度じゃ気にもならないですし。美術教師担当した悪魔のせいってことで言いふらします。さらに! エロでは無いですが、漫画家のデビルもいるんですよ」

 

 そう言って、僕はデビライザーから2体のデビルをコール。レベルを大幅に下げ安全処置をした2体は、それぞれネコとタヌキの着ぐるみを被っていた。

 

「こいつらは【妖魔 ネコのナマモノ】*2と【神獣 タヌキのナマモノ】*3です。それぞれ……ファミ通編集長チップス小沢漫画家の柴田亜美先生のデビルです」

 

「「「「な……なんだってーーー!!」」」」

 

 流石ノリがいい。MMRはまだ連載中*4だからマイナーネタでもないんだが。

 

「ファミ通のほうは知りませんがこの世界には南国少年パプワくんが連載されていない*5。作者がデビルの本霊化した影響かな? と思いますが、確証を得る手段は無いでしょう」

 

「そりゃ確証を得る手段なんて無いわな」

 

「ええ。ですので彼女? の手を借りて漫画も描こうかなと。ガイアコミックスやガイアアニメーションとの繋がりもあったら嬉しいですし。幸い僕の画力は悪魔大総裁仕込みです、全刊分の書き溜めを作ることもできるでしょう」

 

「そうかもしれんが……目的が分からん。極論コネなんてアホみたいに強くて多芸なんだし作り放題だろう」

 

「それな。事業拡大中だし、仕事なんて唸るほどあると思うが」

 

「やってみたくなったからですね。パプワくんが再びアニメ化したら声優やらせて貰おうかなと。んばば!

 

「野暮なことかもしれんが……変化極めてる奴の声優ネタなんて意味あるのか?」

 

「それは言いっこなしでしょ! 公式には価値があるんですよ……!」

*1
【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策  様より。未許可でヤバいネタを描くことに定評がある

*2
ヨウマ 火Lv21 ひとまえではネコのキグルミをかぶっているドッキンばぐばぐアニマル

*3
カミ 日Lv42 たくましいアニキのマンガでコドモをアクのみちにひきずりこむドッキンばぐばぐアニマル

*4
1990年~1999年なので多分範囲内。多分完結前に核戦争で終末が来るを既にノストラダムスは予言していた……!?

*5
独自設定。1991~1995年に月刊ガンガンで連載なので同時期である




ちなみにデビチル由来は悪魔ではなくデビルと呼称しています。

・泥土ニキ
由太郎君?君は小学校で同じだった坂巻由太郎君じゃないか!?
【双亡亭壊すべし】のラスボス、坂巻泥努のコスプレ俺たち。
原作のクソコテメンタルでは無いが、その分精神の強さも大したことがないので深く傷ついてしまった。
知名度ゼロの初参加で500冊なんて売れるわけないだろ!

・ナマモノ2体
柴田亜美先生の【ドキばぐ】からデビチルへゲスト参戦デビル。
メッチーもそうだが、デビチルは読者投稿なんかのオリキャラもいたりするので、本霊不在デビルとして有用だったり。結局近い存在が本霊を主張してくるらしいけど……
レベル42は黒赤の書ルシファーの2レベ下である。つよい
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