【カオ転三次】本霊デビルなの バ レ バ レ   作:ポポァ

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地方回です。日本は幸子がすでに過激派メシアンをほぼ海外に追い出してるので、探知能力が無いなら小粒の野良過激派を摘まむくらいしかできませんね……(追記:勘違いでした。まだ米国に帰らなかった変人と真面目すぎて動かない奴が残ってます)
ゼット君は直接の復讐対象は処理済みなので、今すぐ海外まで殴りに行こうかとはしません。


イシス! 砂丘があるから鳥取はエジプト説!

――星霊神社【勉強室】

 

 ナイスなアイディアを思いつき、大量の漫画やエロ同人の販路を用意できる目途が立ったので、早速ショタオジに相談したところ。

 

「君さぁ……悪魔とは安易に取引するなって散々言ってるのにね。ただ先にきちんと相談しに来たのは褒めてあげよう。レベルも上がってるし製造のヘルプもやってるしね。特に君は悪魔と積極的に関わっていく路線に行っちゃうらしいし、ここらでみっちり【契約】や【交渉】の修行をつけてあげよう」

 

「あっはい、お願いします!」

 

 こうして時間加速部屋(不安定版)に閉じ込められ、シキガミ教師の手でがっつり教育を受けることになる。

 なんとこの部屋、認識時間と経過時間と時間加速倍率が全て噛み合っておらず、外で1日経つ間に5日経つという結果だけは確実なのだが、中では一時間かけて食事したと思ったら20時間経ってて体が飢えたり、水を飲もうとコップを傾けたらねっっっとりスーパースロー化したりと、物理法則すらその時々で不安定な実験作とか。

 よって現状飲食トイレ睡眠寿命不要な人専用。部屋に入る際に変な機器を全身に取り付けられたあたり、僕はモルモット役なのでは?

 極短時間で覚醒したい! という俺たちを【標準時刻では】短時間で覚醒できる設備を作ろうとしているらしい。前の地獄にブチこめば解決だと思われるが。

 

「――ここまでは良いですね? では、魅了持ちの悪魔が戦闘前に交渉を持ちかけてきた場合の対応を答えてください」

 

「はい。魅了持ってる時点で存在が人間を舐め腐っているので、喋れなくなるくらいシバき倒し、魔力を全て奪って瀕死の状態にしてから、最後に気まぐれで会話してやってる体で交渉します」

 

「惜しい! それは一般的な場合ですね。ゼットくんの場合は【封魔管】技術を習得しているので、黙って殴り倒して封魔管に叩き込んで下さい。その上で文句があるようなら縁がありませんね、殺しましょう」

 

「はい、分かりました!」

 

 アティ先生*1の顔が描かれた一反木綿が優しく教えてくれるが、内容は基本ネオサイタマ並みのマッポーだ。

 僕個人のスキルに合わせたこの授業、狙った悪魔がいるなら【眷属作成】【魂操作】の応用でガワだけ作って悪魔を呼び出し報酬先払いで契約するか、【封魔管】で拉致して助命と維持MAGの支払いで済ませるのがド安定とのこと。

 要は自分で呼べる技術を磨いた上で、欲しい悪魔は拳でTALKしてねと。その為の細かい力の使い方を重点的に教わった。

 

「時間が余ってしまいましたね。では神主さんから余裕ができたらと言われていた【異界制御】の授業をしましょうか」

 

「異界制御ですか?」

 

「はい。複数の悪魔を使役するだろうゼットくんは、異界を支配し有益な環境を整える能力を身に着ければ、契約した悪魔に管理させて継続的利益を得られるだろうと。あと世界が滅びるからですね」

 

「なるほど。ガイア連合も各種リソースはカツカツですし、確かに大事ですね。終末越えても文明的生活を維持するための組織ですし」

 

 そうして教えられた異界制御。【霊視】によるMAGの目視と【MAG制御】の合わせ技で異界を自分のMAGで染め上げ、【五行思想】だの【風水】だの、周辺地域の【伝承】と合わせての見做(みな)しでの環境作成など。浜辺にある異界に雪山を作るのは非常に難しいが、漁村に雪女の伝承があれば【近くに雪山がある】と見做せるので雪山異界を作りやすくなるといったこじつけは教わっていてとても面白かった。あとはシンプルに作りたい環境に合わせた悪魔を異界の主にすればさらに楽と。

 これも商売のタネになりそうだ。漫画の魔界販売の件で富豪俺たちに貸しを作ってるので、現世利益で返しつつガイア連合の役にも立つならショタオジも喜んでくれるだろう。

 

 

 

 

――鳥取県【鳥取大砂漠地獄】

 

 魔界本屋の利益がなかなか凄い。魔界でのやり取りは全部副王任せだし、ケツモチしてもらってるショタオジにみかじめ料を払っているので僕の手元にはそこまで残らないのだが、それでも初月の利益は50万マッカを超えた。

 流石にガチャの分が大きくレンタル分だけでこの利益を維持するのは不可能なので、今後は新刊だけのランダムガチャや週刊誌定期購読権オークションなどで顧客の皆様方へ楽しさを還元していきたいと思っている。

 そして現在、僕は依頼を受けて大型異界の調査をしに来た。

 先日割と長い時間閉じ込められて習得した【異界制御】の技術を使いたくて、どこか勝手に弄ってもいい異界が欲しかったのだ。ついでに金も貰えるならなお良し。

 

「よし、まずは依頼に来てくれてありがとう。私は【レドの孫ネキ】と名乗っているわ。前世でモンハンストーリーズが好きだったのよ。こっちがシキガミの【ジャギマル】」

 

「アッアッオーーーウwwwwwwwwアッアッオーーーウwwwwwwww」

 

「よろしく。私は【夢女子ネキ】でいいわ。この子が仲魔の【クダ】ちゃん、シキガミは家で私の帰りを待っているわ」

 

「僕は【脳缶ニキ】です。シキガミの【エレジー】と、眷属の【ベール】。よろしくお願いしますね」

 

 お互い名乗りあい、メンバーの戦闘スタイルや所持している属性、弱点なんかを話し合う。

 モンハンストーリーズ推しとか言っておきながら、ドスランポスのランマルではなくドスジャギィに変更しているドスジャギィスレ民間違いなしの人はライダースタイルで、ジャギマルに乗り自らはバフや回復で支援しながらジャギマルに戦ってもらうとか。

 夢女子ネキはスタンダードな侍スタイルで、クダは防御スキルメイン。シキガミの理想の彼ピは生活サポ特化の為今回は家に置いてきたらしい。

 

「あなたたちレベル高いわね……25(ネキ)20(クダ)28(ぼく)24(エレジー)18(ベール)はここだとオーバーキルになるんじゃないかしら……凄く助かるんだけどね。ここ地元だけど一人じゃ無理だったし」

 

「そりゃLv15で大型異界の単独攻略は無理でしょうね」

 

「うん……でもここはまだ【恐山】みたいな有名な霊地とかじゃないから、精々Lv15くらいの敵ばかりよ。それでも現地霊能組織じゃ一体すら倒せないけど」

 

「あっ、僕ここの異界制圧したらちょっと試してみたいことあるんですよね。ボス倒したら少し時間貰います」

 

「分かった。じゃあ出発しましょうか」

 

 そうして見渡す限りの砂原を、遠くに見える宮殿に向かって真っすぐ歩き出す一行。きちんと耐熱・耐乾装備も用意しており、買い込んできた回復アイテムと最近覚えたチャクラウォークによりガンガン敵を蹴散らし突き進む。

 頭7個分のPTは低レベル悪魔の散発的な襲撃を余裕で蹴散らし、纏まって出てきても【ヒートウェイブ】【ソニックブーム】【マハジオ】【マハラギ】など、属性豊かな範囲攻撃で露と消えていった。

 

「ふん…よう「【アナライズ】【イシス】Lv24の炎耐性雷無効呪殺弱点よ」ここが我らの新たなるエジ」

 

「【タルンダ】」

バォーwwwwwwww(【飛び蹴り】)

「【絶命剣】」

「【ムドストーン】」

「【ムドダイン】」

「【ムドオン】」

「【ソニックブーム】」

 

「あの……一旦! 一旦話をしましょう!」

 

「お前【マリンカリン】覚えるじゃん。【ムドダイン】からの【封魔術】!」

 

「長く苦しい戦いだったわ……」

 

 ゼミでやったばかりのところが出てきたので早速シバきたおして捕獲する。つい返事をしてしまったあたり、僕は極めて善良で優しい心の持ち主であることが分かってしまうな。まだまだ甘いということか。

 

「……それで、ボスは倒したけれど。脳缶ニキは何をするつもりなの?」

 

「先日ショタオジから【異界制御】を教わったんですよね。一回現地で試してみたくて。あと不動産系俺たちから、この後数年間建築ラッシュが始まるって占術ででたから建物の素材になるものは何でもいいから確保してくれって」

 

「ああ、それで砂を確保しにきたと。コンクリに使うものね」

 

「ヒィーフフンwwwwwwww」

 

「はい。調べたら砂漠の砂はそのままじゃ使い物にならないらしいんで、召喚【アーシーズ】。異界を小さく弱くして、こいつに主をやってもらおうと。地質くらいなら変えれるっぽいんで」

 

「大地の精霊かー、よく用意できたねぇ」

 

「ここに来るまでに古本屋と教会巡りをしてまして。ちょうど襲ってきたのがいたので使わせて貰いました!」

 

「いや使うって……えぇ……」

 

 魔界くじの弾数補充と新たな眷属の素材が同時に手に入ったのだ。聖書で火炙りにしたメシアンの死体は魔界の打ち上げで使うらしく、またスキルも送っておくとのこと。やっぱり副王様は最高だぜ!

 奪い取った異界の制御権を使い、MAG操作でうまいこと砂漠を狭くし、粒をコンクリ向きの大きさ形になるようアーシーズに命令しておく。あとは湧いてくるLv1とかLv2の雑魚を倒すよう巡回BOT化して終了である。

 

「完成です。あとなんかエジプトが結構ピンチだから避難地にしようとしてたらしいですね」

 

「いや鳥取のは砂丘であって砂漠じゃないし。草むしりして雰囲気を維持してるくらいなのに……」

 

「ところで、捕まえたイシスはどうするの?鍛えればリカームとか覚えるだろうけど」

 

「そろそろベールの進化をしたくて。ちょっとミナミィネキにお世話になろうと思ってるんですよね。だからまぁ、お土産です」

 

 

 

 

「何だ……!? ここは……くっ、動けん!!」

 

 壁さえ見えぬ暗闇の中、目を覚ましたイシスは自らが特殊な台に拘束されている事に気づいた。

 自らの意思では四肢が動かせぬよう張り付けられ、また外から任意に動かせるようバルブやハンドルが取り付けられている。

 動揺の抑えられぬうち、台の上に明かりが点くと、周囲の暗がりから複数の人型が現れる。

 仮面、仮面、仮面、仮面。変わったデザインの、光を放つラインと大きなレンズを持つ仮面に、体形が全く分からぬ白衣のようなコート。

 

「何だ貴様らは!? 私を誰だと思っているのです! 解放しなさい!」

 

「「「「…………」」」」

 

 返事を返すこともなく、拘束台に近づくとキャスター付きのテーブルに様々な器具を準備する。

 ハサミ、ドリル、ノコギリ、ヤスリ、メス……何かを解体する行為に向いた無数の道具が、無機質な音を立てて並べられた。

 

「ひっ……」

 

「「「「…………」」」」

 

 怯えた声を漏らすイシス。その僅かに漏れた声さえ見逃さぬと口元に黒い棒状の物が向けられる*2

 そしていよいよ…………

 

「脇を見たい」

「脇を見たい」「見たい」「駄目だ、服が硬い」「魔ハサミを使おう」「取れた」

「見えた」「開口部がセクシー」「体毛も無い」「感触も記録しておこう」

 

「???????」

 

 脇周辺の布が強力な魔力を放つハサミにより丁寧に切り取られ、腕を上げさせられ嘗め回すように記録される。

 圧力検査器具により触覚まで記録されたのち、何度か角度を変えられた。

 

「次は足の裏を見たい」

「足の裏を見たい」「見たい」「駄目だ、匂いは無い」「裸足なのに」

「指の間も見よう」「爪の長さも見よう」「味も無さそうだ」「泣ける」

 

「何を……しているのです?」

 

 それぞれの仮面に取り付けられたオーダーメイドカメラにより、高画質で隅々まで記録されて行き、更には……

 

「性器を見たい」

「まだだろボケ」「早漏か?」「つっかえ……」「はぁ~~~(クソデカ溜息)」

「うなじが先でしょ」「膝裏も見てないし」「恥を知れ恥を」

 

 粛清が始まった。

*1
サモンナイト3の女性版主人公。とてもかわいい

*2
音声素材用ボイスレコーダー




アビャゲイル様に本作に触れて貰ってたの見逃してたゾ……使って貰ってありがとナス!

・レドの孫ネキ
Lv15の鳥取ジモティー。カジャ系3種とメディアが使える有能サポ。
ただしストーリーズ2のストーリーに触れると機嫌が悪くなる。
破滅レウスのシキガミを作る予定も無い。

・ジャギマル

・シコり手(ピストンハンズ)
TS魔人事件を受け、悪魔と自由にエロイことするためにはシキガミに変身してもらうのが安全!ということでデータ集めをしている。実際ショタオジも推奨しているのでバックは厚い。
せっかくのエロシチュに個人の要素を入れない為に仮面とボイスチェンジャーを装備している。
ボ卿は居ない合議制俺たち。
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