なおこのキヴォトスではペルソナシリーズのスキルについて独自の設定を適用しています
CM 有里Ver.
「Yostar」
「や、先生。なんか今、僕達の排出率が上がってるらしいよ?異聞録学部の一人配布もあるってさ」
「ブルーアーカイブ、イベント開催中」
「どうでもよかった……けど、今は違うかな」
ガチャン、と重い音を立ててバリスティックシールドが展開される。
位置を調整して腕に装着し、シールドの内側に小さな柱のようなもの*1がある事を確認してショットガンを構えた。
そこに制服のままでウタハ先輩から警棒を借りた蓮がやってくる。
今回は怪盗服を出さないらしい彼女が、完全神柱を見てあっと呟いた。
「完全神柱じゃないですか、それ。シールドってことは受けタンクですか?」
「うん、そうだよ。ここに物理、電撃、疾風耐性と仁王立ちの付いたシキオウジを装備して自分は完成」
へーと零した蓮が、数秒開けてん?と傾げる。
「完全神柱と仁王立ちって仁王立ちが優先されるんじゃ?」
「まぁ普通はそうだね。でもキヴォトスで検証して気付いた事がある」
コンコン、と軽く完全神柱を叩いて続ける。
「———ここでは完全神柱と仁王立ちは重複するんだ*2」
「エ゛ッずっるゥ!?完全神柱と仁王立ちでダメージ25%にして耐性で半減するから……12.5%!?」
硬さだけならロンズデーライトやウルツァイト窒化ホウ素*3にも匹敵するだろう。
そりゃあ受けタンクするよね、と視線で会話して、次に蓮の武装に目を向ける。
「蓮は回避盾かな?その警棒は……」
「あー……元々ナイフ使ってたのもあって、銃撃耐性とスクカジャオートとアリ・ダンスを付けたジコクテンで銃弾を叩き落としながらヘイト稼ぐつもり」
「散々言われてアレだけど蓮も大概だね?」
そんなサラッと叩き落とすとか言われても君は何を言っているんだ*4しか返せないよ?
「……ま、良いか。それじゃ、召喚は無しでお互い頑張ろう」
「
『"———よし、悠、蓮、聞こえてる?"』
短い電子音の後、先生の声がインカムから通ってくる。
どうやら向こうも準備が終わったらしい。
『"悠と蓮は前線でそれぞれヘイトを稼いで、モモイとミドリはその後ろで射撃、湊とアリスは湊から教えてもらいながら制圧に参加してね"』
『はーい!』『分かりました』『りょーかい』『わかりました!』
向こうから多数の駆動音が聞こえてくる。
「「
自分と蓮が、どちらともなく一歩踏み出す。
自分はシールドを構えて、蓮は踏み込みの為に身体を沈ませた。
そして音も無く、極自然に駆け出した。
——————————————————
————————————
——————
指揮をしていた先生は、その三人の手腕に軽く驚いていた。
"(———指示より速く行動をしている)"
"蓮、次は———"
『奥に散らばってますね、軽く間引きます』
"ありがとう、悠———"
『リロード!ミドリ、カバーを!』
『はいっ、連続射撃、行きます!』
"ミドリ、打ち切ったらモモイの後ろでリロードを"
『分かりました!』
"アリス、チャージはどう?"
『はい、魔力充填完了———』
『あ、アリスもうちょい左』
『こうですか?』
『そこ。3、2、1———今』
『光よ!!』
広い視野から見る"次"の最適解、余裕のあるカバーの指示、微調整やタイミングの指定。
その全てを、私が指示するよりも速く実行する三人。
"(異聞録学部……)"
一目見た時からなんだか大人びた雰囲気をしている三人組だな、とは思っていたが……恐らく、いや確実に。
"(三人共、指揮の経験がある。それも
警棒で飛び交う銃弾を弾き、付近に転がっていた瓦礫を寸分の狂いもなく銃口へ投擲する蓮を、その少し後ろからショットガンで援護する悠。
蓮はモモイとミドリが撃つ時には後ろに目でも付いているんじゃないのかといった身の
逆に悠は一定のラインから相手を絶対に通さないと言わんばかりに盾とショットガンの使い方、そして間の埋め方が巧い。
湊に関しても気付かれにくいかもしれないが、アリスの射撃の調整を指示しながらもスナイパーライフルで2枚抜きをサクサクやってのけている。
その様子に見え隠れする違和感を、頭の片隅に寄せて。
"そろそろ打ち止めだから、詰めていこう!"
元気な声を聞きながら、放出の収まってきたロボットの処理を続けた。
———その後は、特に問題もなく戦闘を終えられた。
そうしてゲーム開発部と異聞録学部、六人で無事にエンジニア部とのやり取りを終え、再び廃墟へ向かう間。
"っと、これは……予想外、かな?"
先程アロナに読み取ってもらった異聞録学部のデータと、生徒会長からだという手紙を見る。
『名前:有里湊
武装:SR、西洋剣
名前:鳴上悠
武装:SG、バリスティックシールド、刀
名前:雨宮蓮
武装:HG、ナイフ』
わざわざスポイラーのかかったデータの一部。
"蓮以外は後半部分の武装は使ってなかったよね、アロナ"
『はい!紙媒体ではスポイラーすらありませんでしたので、恐らく公にはしていない情報かと思われます!』
"そっか……しかし、刀剣類、ね"
キヴォトスで刀剣の類はほぼ形骸化したに等しいものだ。
一部例外としてワカモの銃剣があったりはするものの、武装としてのそれらを見た事は皆無。
その上でこの表記をするのは、武装に対する圧倒的な自信か、あるいは。
"
『アロナもその可能性を推したいですね……蓮さんの動きは一朝一夕で成せるような動きではありませんでしたし』
アロナの言葉に頷いて、手元の手紙を開く。
彼女らをシャーレに入部するよう促す生徒会長の事だ。
恐らくこの
『連邦捜査部「S.C.H.A.L.E.」の先生へ
文書上になって申し訳ないけど、初めまして!
ベルベット特別学園高等学校生徒会長の「アレテー」です!
恐らくこの手紙を読んでいるという事は、異聞録学部の三人がシャーレに入部したって事だと思う。
そこできっと、先生は少なくはない疑問を持った筈』
そこまで読んで、バレてたかと苦笑いが浮かぶ。
悠も特殊だと言っていたし、その疑問は公言されていないものであろう事は想像に難くない。
『それに答えるには、彼女達について軽く話す必要がある。
……そもそも彼女達は、
"———ッ"
息を呑む。
アロナもデータとして閲覧していたのであろう、目を見開いてこちらをチラチラと見ている。
その反応から、アロナが話していないとかそういう事がないのはすぐに分かった。
アロナですら知らない情報となるとどうして彼女が知っているかと疑問は残るけど、まずは続きを読むことにする。
『とはいえ、貴方のように大人だったとかそういう事は無いし、何か崇高な目的がある訳でもない。
今の彼女達はただの生徒だよ。
まぁ、
……ゲーム開発部と異聞録学部の皆は、まだ来ない。
なので、まだ声も知らない彼女の言葉に甘えてもう少し読み進めることにした。
▽ここまでの物語を記録しますか?
>はい
いいえ
この作品において、初めてのまともな先生パートでした。
先生が本格的に話すのに11エピソードも使うってマジ?()
シキオウジ Lv.99
ステータス 耐のみ最大
火炎、氷結無効、疾風弱点
物理耐性 電撃耐性
疾風耐性 仁王立ち
マハラクカオート 大治癒促進
中治癒促進 小治癒促進
ジコクテン Lv.99
ステータス 速、運のみ最大
物理、祝福耐性、呪怨弱点
銃撃耐性 呪怨耐性
コーチング アリ・ダンス
マハスクカオート 大治癒促進
中治癒促進 小治癒促進
なんか主人公ズにして欲しい事を書き込む活動報告↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332370&uid=276197
刈り取るさんの方の話(完結済)↓
https://syosetu.org/novel/349213
現地オリ生徒(覚醒者)とのストーリーが浮かんでしまいました。このストーリーについて意見をお聞きしたいです。
-
見たい(本編同時空で)
-
見たい(本編別時空、Ifストーリーで)
-
見たい(全く別の作品として)
-
見たくない