という事で皆様、今回のエピソードは良いタイミングで『Mass Destraction』を流しましょう
手紙に一通り目を通した先生は、酷く困惑していた。
納得はした、が……こう、「待ってくれたまえ!ことばの洪水をワッと浴びせ掛けるのは!」*1と言いたくなる位には整理がついていない。
実際アロナに言ったし、アロナも『アロナもちょっとだけ時間が欲しいです……』と言って二人して溜息を吐いていた。
———外の世界では不可解な事件が起きていて、ひょんな事からそれぞれ三人が別の事件に巻き込まれて。
———三人共、別の要因と理由でとある力に覚醒して、仲間との出会いと別れを経て世界の危機を退けて。
———キヴォトスに来た理由は分からないが、アレテーはやって来て
"ペルソナ、ね……"
困難に立ち向かう為の人格の鎧であり、有里湊にとっては『死の恐怖を乗り越える心』であり、鳴上悠にとっては『目を背けてきた自身の側面』であり、雨宮蓮にとっては『理不尽に対する怒り、叛逆の精神』である存在。
強大でほぼ反則とも言える力故、殆どの生徒に対しては使わない力ではあるが。
"…………ちょっとだけ、気になるよね"
『はい!』
不用心だが、少しだけわくわくしている自分が居た。
実際のところ三人の力が必要になるような敵は出てこない方が良いのだが、以前のビナーの例*2もある。
またそういった事が発生しないとも限らないから、それはまたその時に見せて貰おう。
しかし……
『中身は違えど相対した時にどうなるかが分からないから、Reaper Archonの社長さんとはあまり鉢合わせないようにお互い頑張ろうね』
"どうなるか分からない……って、どういう事だろうね?"
『うーん……アロナもよく分かりませんが、異聞録学部の方達の事を良く知るアレテーさんがそう言うのですから、気を付けるに越した事は無いと思います!』
"……それもそうだね!"
「先生、準備終わったよー!」
と、丁度良いタイミングでモモイが自分を呼んだ。
ゲーム開発部の四人と異聞録学部の三人が、それぞれのペースでこちらに歩いてきた。
"うん、じゃあ行こうか!"
ゲーム開発部の存続の為、G.Bibleを探しに再び自分達はその足を踏み出した。
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——————
"湊、着いて来てくれてありがとう"
「大丈夫、二人は根っからの『働き者』*3だからね。僕は株やってるから暇だし」
"株か……私もユウカに株をお願いしようかな……?"
二度目の廃墟探索には、僕だけが残ることになった。
悠は梅花園の教官補佐、蓮はトリニティでカフェのバイトがそれぞれあると解散になったからだ。
二人とも外でそういったバイトの経験があったらしく、出先からも信頼されているみたい。*4
廃墟へ向かう道すがら、僕は考えながらたまにこちらを見る先生に言った。
「手紙」
"?"
「書かれてたんだよね?僕達のこと」
"……うん、そうだね"
「……ま、当然だよね。まぁでも、僕はなんとも思ってないよ。蓮は兎も角、僕と悠が思いっ切り戦うには生徒相手じゃまず駄目だし」
"それは、学園最強……ヒナやホシノでも駄目なんだ?"
「ホシノが誰かは知らないけど……駄目だね。特に僕は、瞬間火力じゃなくて継続火力特化だから」
その言葉に首を傾げる先生と目を合わせて言う。
「生きたまま燃やし続けるのは倫理的に良くないでしょ?」
"———ッ!?"
「僕達はこの力に驕ろうとは欠片も思っていない。ある程度のラインを超えてしまうと、人が持つには過ぎたるモノになってしまうから。だから、会長も僕も『生徒相手には使う事のできない能力』だと言うんだ」
その言葉を最後に、互いに目を逸らす事なく見つめ合う。
「僕の力は、
「悠の力は、
「蓮の力は、
「その力は、誰かを徒らに傷付ける為のものじゃない」
"……それが理解できてるのなら、私からは何も言わないよ"
先生は優しく微笑んで、そう言った。
"約一年、その力と共にいた君達ならまず間違える事は無いだろうけど、何かあったら相談してね"
「うん、ありがとう」
そう話を終わらせた所で、前方を進んでいたモモイ達が武器を構えた。
「先生、そろそろロボの音が聞こえて来ました」
「今回はユズもアリスも居るし、突っ込んでも大丈夫———」
意気揚々と踏み出そうとするゲーム開発部を止める。
「———良いよ、下がって。これくらいなら、僕一人でもいけるよ」
ゴツゴツにカスタムされたスナイパーライフルを構えて、ペルソナを切り替えて四人の間を抜ける。
"湊、良いの?"
「大丈夫」
コツン、と
「先輩の格好良い所、見せてあげるから」
そう言い切ると共に両手で持ってたライフルを右手に持ち直し、低い体勢で
僕達が通っていた暗いトンネルから弾丸の様に躍り出た瞬間、周囲を
『"———湊。あのロボット達は「侵入者の排除」が最優先だから、危なそうだったらこっちに戻って来てね"』
「了解」
数は大体20体、ドローンと地走型が半々。
周囲は瓦礫や廃墟でひしめいていて、僕のやり方でなら制圧なんて楽だろう。
ペルソナが
駆け抜ける僕へロボットの銃口がこちらに向き、狙いを定める。
「あ、危っ———」
そこから一斉に光が迸り、集中した視界に何十もの銃弾が映った。
「———ふっ!!」
"とっ、跳んだ!?"
それらの間を抜ける様に右脚に力を入れて跳び、身体をぐるりと捻って避けていく。
交錯し掛ける銃弾の中をすり抜け、
「(———20、19、11、27、26、31、11、6、7、28、23、30、27、18、13、8、1、14、4、18、20、21、26、11、20、30、13、18、3、11、17、17、2、28、16、22、14、19、9、8、22、19、28、28、31)」
マウントベースを掴む左手の指をト、ト、ト、ト、ト、と素早く持ち替えながら、回転の遠心力に逆らう事なく引き金を引き続ける。
「なに、なになに!?」
"全弾発射……?いやでも、全部外れて……"
「———ちがう」
「ぇ、ユズ……?」
———止まらない。
放つ銃弾はロボットの脚の間をすり抜けて。
後方で崩れ落ちる途中だった瓦礫にぶつかり反射して。
相手の銃弾と僕の銃弾がぶつかり角度をズラし。
当たらないが故にロボットの意識からそれらが全て外れて。
蜘蛛の巣が張り巡らせられるように、銀色の線が幾重にも重なって。
音もなく着地した湊が、乱れた髪を払って直す。
「ロボットの撃った弾に、地面に、廃墟の壁に、向こうの電柱に……」
湊を狙おうとロボット達が照準を向けた。
そんな敵地のど真ん中で立ったままの彼女が、ゆるりと左腕を伸ばして。
「湊先輩が撃った弾が……この空間の凡ゆる物体に跳ね返って、最終的に———」
「全ての敵を、余さず仕留める」
ぐいっ、とサムズダウンを決めたと同時、全てのロボットが四方八方から襲い掛かった銃弾の嵐に沈んだ。
「———戦闘終了。次、行こうか」
▽ここまでの物語を記録しますか?
>はい
いいえ
梅花園はコミュあります
そこの辺はまた今度やります
サキミタマ Lv.99
ステータス 耐、速、運のみカンスト
貫通弱点、火炎、氷結、電撃、疾風耐性
物理耐性 タルカジャオート
ラクカジャオート スクカジャオート
リベリオンオート 瞬間回復
不屈の闘志 生還トリック
オルフェウス・改 Lv.99
ステータス 全てカンスト
全属性耐性
勝利の雄叫び シフトブースタ
シフトハイブースタ 不屈の闘志
コーチング 大天使の加護
明王の加護 アリ・ダンス
脚注にて「50時間使って万能Wブースタ付き明けの明星型オルフェウス・改を作りました」と書きましたが、ペルソナ3リロードでは一部のスキルが変化し、稀に特殊なスキルとなる場合があります。
最上位攻撃スキルや一部の最上位パッシブスキルが合体後に変化し、確率で万能ハイブースタや魔導の極意になるのです。
ちなみに万能ハイブースタは約2%、魔導の極意に関しては1%あるかないかとかいう鬼畜難易度で、更に魔導の極意に至っては継承不可というヤバすぎるガチャですね。
なおこの確率は「八種類あるスキルのうちの指定した最上位スキルが」
「合体後に変化する予兆があり」
「変化を見届けた際に万能ハイブースタか魔導の極意にそれぞれ約2%、1%以下の確率で望んだ方に変化する」
という過程を踏む必要があるので上で2%1%とか書いてますがそれ以上にマジで低確率です。
FGOも真っ青なんじゃないですかね?()
筆者の魔導の極意はエリザベス用のゴエモンを作る際にポッと出てしまったので(空間殺法からの変化でした)参考にはなりませんが、万能ハイブースタは沼りに沼ってこの通りです。
なんでそこまでしてこんな闇鍋みたいなガチャをやるのかって?
ロマンなんだよこれは!!
有里湊:固有武器(SR)
名称:「
元銃:「マクミラン・ファイアアームズ TAC-50」
元銃のバレル下部からフォアエンドに当たる部分までの所に自動装填機構と40発分の予備銃弾貯蔵庫が付いている。
その分重いけどコイツ基本タルカジャ発動中+ペルソナの力パラメータカンストのゴリ押しをしてるから余裕で振り回せる。
原作でミドリに誤植された「その銃身を、振り回せんのかよ……!」の台詞はちゃんとネルが二人に向かって言いました。
フォアエンド部分が自動装填機構になってるので下から支えたりはしない(そも支えなくても片手で振り回せる)が、マウントベースを上から左手で包むように持って撃つことがよくある。
これは左手指がマウントベースに触れた数と指の位置によって跳弾数が変わる特殊な弾を撃つ為に必要であり、跳弾数は片手で二進数を表す時の数え方と一緒(親指のみなら1回跳弾、人差し指、中指、小指なら22回跳弾する)。
有里湊はS.E.E.S.時代の経験もあり空間把握能力と動体視力がかなり発達している(まぁ三人ともそうなのだが)ので、そこにSRの知識も合わさって跳弾の置き撃ちや予測が出来るようになっている。
EXスキルは乱雑に撃ちまくった弾が跳弾を繰り返し、敵の四方八方から同時に襲い掛かるようなモーション(崩壊:スターレイルのカフカの必殺技みたいなイメージ)。
有里湊:愛用品「往日の腕章」
S.E.E.S.時代の腕章。
時折、湊はそれを眺めて酷く優しい目をする。
なんか主人公ズにして欲しい事を書き込む活動報告↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332370&uid=276197
刈り取るさんの方の話(完結済)↓
https://syosetu.org/novel/349213
現地オリ生徒(覚醒者)とのストーリーが浮かんでしまいました。このストーリーについて意見をお聞きしたいです。
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見たい(本編同時空で)
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見たい(本編別時空、Ifストーリーで)
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見たい(全く別の作品として)
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見たくない