ミレニアムにいる高身長でボサボサの髪で目にクマがあって姿勢が悪くて妖怪MAX依存の生徒について。 作:不健康女好き好きマン
40%ぐらいでっかくなったファミチキを買いに行った帰り、俺は黒塗りの高級車に跳ね飛ばされた。アホみたいな速度で突っ込んできた高級車は俺の体をいとも容易く吹き飛ばし、示談の条件を突きつけるまでもなく俺は意識を失った。
そして目が覚めた俺は、透き通る空の下に幼女となって転がっていた。
「検査の結果、異常は見つかりませんでした。よかったね」
「ありがとう、ございます……?」
程なくして俺は二足歩行のロボットに拾われた。起き上がってうろうろしていたところが監視カメラに映っていたらしい。
そのあとはまぁ、保護機関みたいなとこに送られて全身くまなく検査されて引くほど健康なことがわかったぐらいだろうか。そこらへんに落ちてた幼女が健康でたまるか。いい加減にしろ!
頭の上に浮かぶエンジェルヘイローに空に浮かぶばかでかヘイロー、平然と二足歩行し感情を持って生活しているロボや動物、そして何より誰もが銃を携帯している。これが一番驚いた。
些細な言い争いから銃を抜こうとしていたものだからびっくりした。その時は友達っぽい女の子に宥められて落ち着いてたけど、もうね、アホかと。バカかと。お前らな、喧嘩如きで物騒な銃なんか抜こうとしてるんじゃねーよ、ボケが。
喧嘩だよ、喧嘩。
なんかヒートアップしてドンパチリしてる奴らもいるし。友達みんなで銃撃戦か。おめでてーな。
よーし私グレネード投げちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
冗談はさておき。こんな美少女GTA Vみたいな世界で俺はどう生きていけばいいんだ。まずは常識、あとできる限りお行儀のいい場所……治安のいい場所に進学できるかな……
俺がこの世界にポップして1ヶ月ぐらい。図書館とか新聞とかネットとかとにかく情報をかき集めてなんとかいい感じにいろいろ身についてきた。
まずここはキヴォトスというらしい。そのうちのここはゲヘナ自治区の端くれ。キヴォトスの中でもトップクラスに治安がちょっとアレな場所らしい。どうりでフランクに銃撃戦が起こるわけだよ
ロボットの人がゲヘナ学園の初等部に編入の手筈を整えてくれてなんとか五年生から入れる事になったらしい。嬉しいね。
お行儀と治安のいい学校ってことで調べてみた結果、有力候補は“トリニティ総合学園”と“ミレニアムサイエンススクール”そのほかにもいろいろ学園こそあるものの近年の勢いや学園の規模を見てもこの二校が有力……なんだけど、どうやらトリニティとゲヘナは結構複雑な関係にあるらしい。
私は周りの子みたいにツノや尻尾、ヤギ目のような身体的特徴があるわけでもないし血気盛んな気質があるわけでも……ないではないかもしれないかもしれない。けど、周りの子に聞いてもちょっと嫌な顔をされるくらいにはそう言う関係が浸透しているらしい。
と、なれば。必然的に候補はミレニアムサイエンススクールの一点狙いになる。高校から入るよりは幾分か問題は優しくなるし、数学や国語はきっと前世の記憶で、そのほかも浮いたリソースでなんとかなるだろう。いや、するしかないんだけど。とにかく頑張る、それだけだ。
書き始めちゃいました。血糖値スパイクまでは書きます(鋼の意志)