FIERCE GOOD -戦国幻夢伝記- 作:izuminnー3305
真斗達が広間で昼食を食べている一方、河上屋敷では源三郎が愛する妻の
「ねぇ
胡坐をする源三郎の右側に正座をし笑顔で問う
「ああ、凄く美味しいぞ。この豚の塩焼きなんて絶品だぞ」
源三郎からの誉め言葉に
「ねぇーーーっあ・な・た♡この酢豚も食べて♡娘が料理を作った時に余った豚肉で私が作ったのよ。食べて♡食べて♡」
そう目を輝かせながら笑顔で勧める
「ああ、じゃこっちも頂くよ」
そう言って源三郎は一口食べると口の中に広がる甘酸っぱさとほんのりと感じる愛情に源三郎は喜ぶ。
「おおぉっ!これも凄く美味いぞ
源三郎からの嬉しそうな褒め言葉に
「
何とか自身の
「い!一体お前は何を言っているんだ‼︎お前とならまだしも!
あたふたする源三郎に対して
「分かっていますわ。でもねあなた、私も
すると
「お願いあ・な・た♡どうか私と
「し・・・しかし、」
「お願いち・ち・う・え♡」
拒もうとする源三郎に今度は
「私も母上も
二人からの容赦のない妖しげな誘惑に源三郎は今までの人生で感じた事がない色欲に耐えていた。
(待て!待て!落ち着け俺‼鬼龍家に仕えて約三十年!文武両道のみで生きていた俺だ!生きていた中で培った知識で何とか切る抜けなと‼)
源三郎は心の内で語りながら
(ダメだぁーーーーーっ!全然‼よい案が思い付かん!一体どうすればいいのだぁーーーーーーーーーっ!)
すると
「あ・な・た♡そんな深く考えずに今♡心の奥から湧いている欲に身を任せればいいのよ♡後は私と
その言葉が完全に止めとなり源三郎は武士として、家老として、真斗と愛菜の教育者として、人生で初めて今まで押さえていた己の欲に身を任せるのであった。
⬛︎
その日の夜、真斗は
鍛え抜かれた筋肉を持ちながら細身のある体付きをした真斗、
「ふぅ~~~~~~~~~~~~っ!やっぱり風呂は最高だ」
目を閉じ癒された笑顔で言う真斗に右側に居る直虎は笑顔で賛同する。
「そうねぇーーっ特に
「それより直虎、お前、自分の領地を出てこっちに来ても大丈夫なのか?」
ふとした真斗からの疑問に直虎は笑顔で答える。
「それは大丈夫よ。すでに領地の守護は家康様の家臣となった直政に引き継がせてあるから問題ないわ」
直虎の答えに真斗はホッとして顎下まで湯の中に入り、天井を見上げる。
「そっか。あの“徳川四天王”の一人、井伊 直政だったら井伊氏は安泰だなぁ」
「なに真斗、もしかして私達、井伊氏を心配していたの?」
「昔から鬼龍家と井伊家は文武や物の流通で親しくなった友だ。大切な友の身を案ずるのは当たり前だろ」
笑顔で武士道精神を言う真斗に直虎を含め、二人の話しを聞いていた皆がクスクスと笑う。
「ありがとう、真斗」
「全く本当に真斗は純粋なんだから。それより直虎、家臣になる事は分かったけど真斗の側女になるって本気なの?」
真斗と直虎の間に腰を下ろして湯に入る
「ええ、本気よ。真斗は私に勝ったし、それに幼馴染頃から真斗の真っ直ぐで揺るぎない姿に惚れちゃったからね」
自分の胸の内に秘めていた真斗の恋心を包み隠さずに言う直虎の姿に
「流石、女頭領!恥ずかしくて言えない恋心をスパッと言えちゃうなんて」
真斗の前に腰を下ろして湯に入る鶴姫は少し驚いた表情で言った後に笑顔で振り向き真斗に問う。
「ねぇ
「うんーーーーっそうだなぁ・・・・・」
鶴姫からの提案に少し考え込む真斗、すると左側に居る
「おい!
「ちょっと!
二人が真斗の前で言い争っていると今度は真斗と
「ちょっと!二人共‼︎後から来た貴女達が先なのは失礼よ!こう言うのは先に側女となった人とするのが
鶴姫と
「乙姫も!鶴姫も!
常識的とも言える
「勘弁してくれぇーーっ風呂場はゆっくりと過ごす場所だぞ」
「「「「じゃあ!真斗‼︎夫である貴方が決めて!誰と最初に寝るの‼︎」」」」
そう言いながら少し怒った表情で突然、一斉に彼の方を向いた
「あ!いや!その!あのぉ~~~~~~~~~っ!」
答えがでない真斗の姿に静かに溜め息をした直虎は近くに置いてあった桶を手に取り、湯船のお湯を汲み上げ、真斗と
「だったら、ここは公平にじゃんけんをして順番を決めたら」
直虎の提案に真斗はハッとなって少し焦った様な笑顔と口調で静止した
「そっ!そうだよ!直虎の言う通りだ。ここはじゃんけんで決めよ。勝った人の順で俺と
お湯をぶっ掛けられた事で冷静となった
「そうね。それだったら文句はないわね。それじゃ皆!じゃんけんをしましょう!」
そして真斗は申し訳ない笑顔で直虎の元に向かい、彼女に軽く頭を下げる。
「すまん!直虎!本当に助かった‼︎」
すると直虎はフッとした笑顔で首を横に振る。
「いいのよ真斗。それとちゃんと私の事も抱いてね」
「ああ、分かったよ」
真斗は笑顔で直虎の願いを承諾する一方で
「それじゃぁーーーっ!行くわよ!じゃーーん!けん!ポイ‼」
四回行ったじゃんけんの結果、一番手は鶴姫、二番手は
■
その後、風呂から上がり髪と体を乾かした真斗達は寝室へ向かい、畳の上に敷かれた布団の上で真斗は
最初の鶴姫とは上品ではあったが、熱く愛し合いながら激しく
次の
続く
一方、直虎とは他の四人と違い落ち着きがあり、まるで互いに心と体の絆を深める様に愛し合った。
場所は変わって河上屋敷の寝室では畳の上に敷かれた布団の上で源三郎、
それからしばらく経って時刻は夜の
「まるで幼子の様に寝ておるわ。わしが帰って来た事に安堵してるんじゃな」
源三郎がそう言うと左隣で彼と同じく上半身を起こし、さらに布団で胸元を隠す
「そうですわね、あなた。この
「わしはまた
「それがいいと思いますよ、あなた。きっと
「そっか。ふあぁ~~~~~~~っ眠くなって来た。わしらもそろそろ寝よう
「そうね。おやすみなさい、あなた」
「おやすみ、
源三郎と
一方、
「しかし、俺の人生で初めてだなぁーっ五人を相手にするのは
天井を見ながら想像以上の疲れた様な表情で言う真斗に対して彼の右隣で寝る
「ふふふっ♫お疲れ様、真斗。それでいつ、小田原に向けて出陣するの?」
「さぁーーーっ信長様からの出陣の書状が来るまでは小田原に向けて出陣する事はないな」
「そう。じゃーしばらくは会津に居るのね?」
「ああ。そう言えば、他の皆はどうした
「私達以外は皆、寝ているわ。今日は激しく
真斗は少し体を起こして周りを見てみると乙姫、鶴姫、
そんな四人の表情に真斗は自然と微笑み、自身の左隣で寝ている乙姫の頬を優しく触る。
「この安心した様な顔、また俺達は
真斗は笑顔でそう言いながら振り返ると
「おやすみ
真斗は笑顔で小さく言いながら寝ている