ドリフターズに迷い込むもの   作:四国の探索人

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合間の準備

豊久たちが代官屋敷を制圧してから数週間、エルフの村には続々と他の村のエルフたちが集まっていた。

 

シャラ「フィゾナ村からスターナ村まで、いろんなところから来てる!こりゃ大きな集まりになるな!」

 

フィゾナ村長「シャラじゃないか!事を始めたドリフはどんな連中なんだ?」

 

シャラ「信頼できる連中さ。」

 

フィゾナ村長「でも耳が短い人間だろ?信じられるのか?」

 

シャラ「信じる!少なくとも俺はね!」

 

一方その頃、ドリフたちは...

 

信長「えー、では本日よりこれからの会議を始めます!ではまず豊久くん!」

 

豊久「なんじゃその物言いは。やることは一つ。オルテから国盗りして“えんず”たちの軍と戦う。」

 

信長「うんうん!そのために、そのために!エルフの村を?」

 

豊久「異種族たちの協力のために、村長たちの合議制にする!俺たちは支配せん!」

 

信長「はぁ~?お前、なし崩し的に王になれるんだぞ!」

 

信長は豊久の意見に不満をもらす。

 

与一「豊久殿、何故ですか?」

 

豊久「確かに俺たちは村を救った大英雄だ。今なら王にも何にでもなれる。しかし、そこまでよ。その後、支配をするならエルフたちは必ず俺たちに反旗を翻す。支配だけでは成り立たん。ここでも本能寺を繰り返す気か?」

 

 

 信長「やなところを突いてきやがる。俺だって謀反はもう腹いっぱいよ。」

 

与一「そんなに裏切られたんですか?ノブさん。」

 

信長「えーと、確か覚えているだけで10回以上はあったな。小さいのは忘れたけど。」

 

豊久「多すぎや!」

 

 砦の外、ドリフの一般人枠(自称)のユウスケは作業をしていた。

 

オルミーヌ「ユウスケさん。何をしているんですか?」

 

シャラ「ほら、ユウスケ。指示通り便所周りの土を持ってきたぞ。これで何をするんだ?」

 

ユウスケ「信長さんに言われた通りに調合します。素晴らしい物ができますよ!」

 

オルミーヌ「うんこからそんな物ができるんですかね?呪術師になるなら教えますよ?はい、あとこれ少量ですが。」

 

オルミーヌは少量の硫酸と木綿をユウスケに渡す。

 

ユウスケ「ありがとうございます。呪術師には今のところ興味ないのでいいです。」

 

信長「順調か?」

 

ユウスケ「お疲れ様です。まあ、今の所は。ただ、いくら火薬を作っても銃が無ければ……。」

 

信長「分かっているよ。今、他の奴にエルフの鍛冶師に作れるか聞きに行かせている。」

 

シャラ「さっき報告がありましたが、どうやら複雑すぎてウチでは無理のようです。」

 

信長「であるか、やっぱり堺や国友の鍛冶師は優秀だったんだな。ユウスケ、お前、作れるか?」

 

ユウスケ「流石に素人には無理ですよ。」

 

信長「そうか……。」

 

シャラ「ただ、鉄に長けたドワーフなら作れるかも。あいつらそれだけは優秀ですから。」

 

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