豊久はオルミーヌに向かって決意を声に出します。
豊久「さーて、反撃の時間かの。オルミーヌ、頼むぞ!」
オルミーヌは少し不安そうに答えます。「怪我しても私のせいにするなよ!」
豊久は再びジャンヌの元へと戻ります。ジャンヌは彼の姿を見て、挑発的に言います。
ジャンヌ「猿が戻ってきたな!今度こそ殺す!」
豊久は叫びます。「石壁!」
彼の言葉と同時に、背後に石壁が一枚現れます。
ジャンヌ「逃げ道を自ら封じた?背水の陣のつもりか?まあいい、燃えろ!」
ジャンヌは火炎を豊久に向けて放ちます。火炎が迫る中、豊久は刀を口に加え、姿勢を低くして態勢を整えます。
オルミーヌが叫びます。「今!」
彼女の合図と共に、背後の石壁から新たに石壁が現れ、豊久を飛ばす発射台の役割を果たします。
豊久はジャンヌの火炎をほんの一瞬受けつ、その勢いを利用してジャンヌの腹に足蹴にします。
ジャンヌ「グハッ!こいつ…」
豊久は自信に満ちた声で言います。「その場に立ってるのが悪い。背後を見ろ。」
ジャンヌは内心疑問に思います(背後?)が、それを考える暇もなく、2人は突然井戸に落ちてしまいます。
ジャンヌは水の感触に驚き、「水だ…私があれほど欲していた水がこんなに…」と思い出に浸ります。彼女は火刑にあったことを思い出していました。
その隙に、豊久はジャンヌの首を掴み、刀を構えます。
豊久「おい、お前女じゃなかったのか?どうして女が鎧を着ているんだ?帰って口紅でも点けとけ!」
ジャンヌは声を荒げます。「お前に、お前に何がわかる!私はキリストのため、フランスのため!戦い続けたんだ!」
その叫びに対し、豊久は思いっきりジャンヌの頭に頭突きを食らわせます。
豊久「フランスなんぞ国知らん。キリストも知らん。全く南蛮人の言うことはわからん。こうなれば、与一が戦っているアイツの首を横取りするか…」
与一は、爆発した矢によってジルドレが倒れたかと半信半疑で煙の中を覗いていました。しかし、煙が徐々に晴れていく中、突然鎖が与一を捕らえます。
与一「なっ、まだ動けるのか。」
ジルドレは残った右肩の力を振り絞り、与一を絞め殺そうとします。
与一「くっ…、はっ…、力が…」
与一は必死に隙間を作ろうと試みますが、ジルドレの怪力はそれを許しません。
ユウスケは叫びます。「与一さん!」
彼はジルドレに近寄り、怪我の部分に唐辛子スプレーを吹きかけます。ジルドレは悲痛な声を上げるものの、まだ与一を放そうとはしません。
その時、信長率いるエルフたちが現れ、弓を射かけますが、ジルドレは依然として与一を放す様子を見せません。
信長「与一を死なせるな!」
エルフの一人が驚いて言います。「この男、不死身か?」
信長は毅然として答えます。「そんなのいてたまるか!万象は必ず滅する!」
ユウスケは勝手に諦めず、与一の首周りにローションを塗ります。最後のあがきとして、残りの唐辛子スプレーを全てジルドレの口の中に吹きかけます。
ジルドレ「グハッ、クソ!」
辛かったのか、ジルドレはようやく力を緩め、与一の脱出を許します。
与一「お、滑る。滑る。」
ジルドレは残念そうにしながら、ユウスケに鬱憤を晴らすように全力で蹴ります。
ユウスケ「痛え。骨折れたな。」
周りの人物たちは、どうやって殺せばいいのか戸惑っていると、近くからブッチ達が乗る馬車の音が聞こえてきます。
キッドが言います。「どうなってんだこりゃ、戦闘中か?」
ブッチは戸惑います。「分からん。」
信長は警戒します。「何だ、何だ、敵か?」
安倍晴明が口を開きます。「いや、味方です!世界が憎い廃棄物!世界から捨てられた彷徨う怨嗟!」
ブッチはすぐに指示を出します。「どうやらアレが敵みたいだ、やっちまえ!」
キッドは言います。「本当に最後の弾倉だからな!」
彼はそう言いながらガトリング砲を構え、容赦なく放ちます。圧倒的な火力がジルドレを襲い、彼の身体は激しい弾幕によって2つに分裂しました。
信長やエルフたちは、自分たちの知らない武器に驚きながら、その光景を見守ります。戦局は一変し、彼らの目の前で新たな展開が繰り広げられていくのでした。
しかし驚くべきことに、ジルドレは上半身だけになりながらもまだ動き続けていました。
ユウスケが近寄り、彼に話しかけます。「何故、英雄のあなたが黒王に協力する?」
ジルドレは息を整えながら答えます。「我は黒王ではなく、ジャンヌに協力する。ジャンヌのために…」
彼の目は遠くでジャンヌが救出される様子を見つめています。
ジルドレ「ジャンヌ無事だったか。男、頼む。紙はお前のだ。会えたらでいい。渡してくれ。」
ユウスケはジルドレから渡されたペンダントを受け取ります。その中には4つ折りの紙2枚と、ジャンヌ・ダルク、ジルドレ、リシュモンの描かれた絵画がありました。
ユウスケは頷きます。「ああ、渡すよ。」
ジルドレは静かに微笑み、「さて、ジャンヌよ。私は少し早いが地獄で待つ。君に幸あらんことを。」
ジルドレがそう言い残すと、彼の身体は崩れ始め、最後には塩と化しました。その光景は周囲の者たちに強い印象を与えました。
周囲にはしばらく静寂が流れ、戦場の喧騒が一時停止したかのように感じられます。信長やエルフたちもその様子を注視し、ジルドレの衝撃的な最後に心を打たれました。
信長「あの連射する火縄は何だ?」
オルミーヌ「お師匠様いらしたんですね。」
安倍晴明「よくやりました。オルミーヌ。」
信長「お前が、オルミーおっぱいの上司か誰だ?」
安倍晴明「私は廃棄物を憎み、そこのオルミーヌの師であり十月機関の長。ドリフを助けエンズを滅ぼす使命を受けたもの」
信長「ドリフか名は?」
安倍晴明「安倍晴明あべのはるはきら」
信長「はるあきら?せいめいのことか?」
安倍晴明「どうやらそう呼ばれているそうで」
2人が話す中、豊久達が集まる。
豊久「来てみれば、人が増えておるお前ら誰ぞ?」
信長「聞いてみろ豊。晴明だとよ。安倍晴明。」
豊久「知らぬ」
ユウスケ「一応有名な人の筈だけど、、」
信長「本当に残念な子じゃのアイツは。」
晴明「京では陰陽師をしておりました。」
豊久「陰陽師?ならなぜ髪をそらんその服はなんぞ?」
晴明は何も知られていない豊久を見て落ち込み始める。
信長「ごめんな、晴明。こいつ残念な奴で」
オルミーヌ「師匠、落ち込まない。こんなので落ち込んでたらついていけませんよ。」
信長「して豊久。あの女は殺したか?」
豊久「いんや、井戸に落として頭かち割った。」
信長「生きてんのかそれ?」
与一は急ぎ駆け抜け井戸をみてくる。
晴明「何故?奴らはエンズです。絶対に殺さねば!」
与一「見てきましたが、おりませんね。」
豊久「ごちゃごちゃ五月蝿いの。女の首は手柄にならん!恥だ!主らの法など知らぬ。ワイらは駒ではない!人じゃ!」
豊久の言葉を聞きどこかで微笑む男がいた。
与一「ユウスケどの、何故ローションお持ちで?」
ユウスケ「山で楽しむためさ」(目を逸らす。)
原作読んでる?
-
読んでる
-
読んでない