【完結】ヤンデレ気味のゲキカゼに愛されるやつ   作:LEIKUN0227

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第11話

 

 

 

─────

 

カイト「─カゼヒキー!そろそろお風呂だぞー」

 

時刻は夜の8時頃、

俺はカゼヒキの部屋前に来て3回ノックをした、

理由はお風呂に入る時間になったからである、

暫くすると扉が少し開き、

自分の着替えを持ったカゼヒキが小さく顔を出す。

 

カゼヒキ「うん…分かった。」

 

カゼヒキはコクリと頷くと、

水周りに向かったのを見て、

俺も後に続いて水周りに向かった。

 

─水周り─

 

俺の家は脱衣所と洗面所、浴室が隣り合わせになっており、

一々脱衣所やお風呂場と言っていたら面倒臭いので、

一括して水周りと呼ぶ事にしている。

 

俺は水周りで着替えとタオルを一つ一つにそれぞれの名前が割り振られたカラーボックスの内一つ─自分のカラーボックスにそれ等を置く。

 

カゼヒキも自分のカラーボックスに自身の着替えと十字架が描かれたタオルを入れると自身の服のボタンを外していく、

同性と言えども見られるのはあまり好ましくないと思い、

カゼヒキから目を背けて俺も服を脱ぎ始める。

 

カゼヒキ「...フウ...」

 

服を脱ぎ終わったのか、

カゼヒキが息を吐いた、

音楽一つすら掛けていないからか、

物静かだった水周りにその小さく吐いた息が響いてきて俺の耳に入る。

 

カイト「もう少しで終わるからちょっと待っててー」

 

カゼヒキ「.......うん.......」

 

着ていた半袖白Tシャツを脱いで洗濯物籠に、

黒のホットパンツも脱いでそれも洗濯物に入れた、

そこでカゼヒキが口を開いたかと思えば

 

カゼヒキ「お父さん…」

 

カイト「ん?」

 

カゼヒキ「足とか腕とか、脇とか…毛が1本も生えてない…すべすべ…」

 

俺の背中に暖かい手が触れる、

カゼヒキの手だ、

確かに俺の体には髪の毛と眉毛とまつ毛位しか毛が生えて無い、

まぁこれには転生特典によるものがあるのだが。

 

カイト「そうでしょーかなりすべすべでしょ?」

 

カゼヒキ「うん」

 

カゼヒキが今度は脇下から手を通して抱き着いてきた、

俺としては早くお風呂に入れてあげたいのだが、

お昼頃の事を思い出した俺は暫くそのままにする事にした。

 

色々と不安なのだろうと思った俺は、

俺のお腹に伸ばされたカゼヒキの手先に触れる。

 

カゼヒキ「.......」

 

カイト「...........」

 

肌と肌が当たっていて暖かい、というか少し暑い、

が、カゼヒキの事を思うと

少し暑い程度で剥がして良いのかと考えてしまう。

 

カイト「.....少ししたらお風呂に入ろうか。」

 

カゼヒキ「...........うん.....♡」

 

少し肌寒く感じたが、恐らく気のせい…だろう。

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