【完結】ヤンデレ気味のゲキカゼに愛されるやつ 作:LEIKUN0227
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そのまま3人にはダイニングキッチンまで来てもらい、
いつも通り来た2人には好みの風味にアレンジしたクッキーを、
キロには俺の分のクッキーを渡す事にした、
幸運にも2枚しか食べてなかったから見た目じゃ気付かない。
ゲキヤクとカゼヒキの隣にキロ以外の2人が座り、
空いた人席にキロを座らせた、
その3人の前にそれぞれのクッキーを置いた、
ずんだもんにはずんだ豆を使用したホロホロ食感のあるクッキー、
キロは俺のクッキー、
そしてレイは唐揚げチップクッキー(?)だ。
唐揚げとクッキーは最初は合わないと思ったのだが、
唐揚げの衣をクッキーのサクサクとした食感に寄せ、
肉は細切れにしてクッキーの中に混ぜれば案外いけた、
その代わり持とうとすれば油でべとべとなのでそれさえなければかなり美味い。
レイ「ピピ─唐揚げ度56%…美味しさ98%…」
唐揚げ度ってなんだよ…(困惑)
ずんだもん「美味しいのだ!美味いのだ!」
むしゃむしゃと擬音が聞こえそうな食べ方をしているずんだもんを横目に、
目の前に置かれたクッキーを見て固まっているキロに目をやる、
どうしたのかと聞いてみれば、
ハッとした顔をして
キロ「余りにも美味しそうだったので…いただきます」
と言い、クッキー一つを恐る恐る口に入れる、
危険物みたいな扱いだね。
キロ「!?」
クッキーを口に入れたキロの目の色が変わる、
最初の俺の世界では隠れた名店とも呼ばれたチョコチップクッキーを真似ているからな、
あの旨さには届いているとは思っていないが、
それでもかなりの味だとは思うレベルの物だ。
キロ「お、美味しい…」
口元を隠してその一言だけ呟いたキロに俺は頷く、
何せこのレベルに至るまで、
数回の転生(時間はまばらだが)の分の時間を費やし、
その転生先で培ってきた知識と経験も使っているのだ。
美味しいと言って貰えた事に、
思わず微笑みがこぼれる。
レイ「ズモモモモモモモモモモモモモモモモモモモモモモ…完食、ありがとうございました」
律儀に手を合わせるレイは、
一応置いておいた箸は使わずに手掴みでいったみたいで、
手が油でギトギトに汚れているのが見て分かったので、
速攻で手洗い場で洗ってもらう事に。(博士用のクッキーとか持って帰るのに手がギトギトだと…ね。)
カイト「ずんだもんは随分と豪快に食べきったね、頬っぺたが食べかすだらけだよ。」
ずんだもん「のだ?」
ずんだもんの頬は食べカスだらけで、
よくそんなに付いたなと心の中でツッコミをかけるのであった。