【完結】ヤンデレ気味のゲキカゼに愛されるやつ   作:LEIKUN0227

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第19話

 

 

 

─────

 

カイト「メズマライザーちゃん、本当に申し訳ないんだけど、何処で会ったの?」

 

メズマライザー「あれ?覚えていませんか?」

 

カイト「うーん…良く思い出せないや、まぁ知人って事は分かったよ。」

 

メズマライザー「そうですか…あ!この店に訪れたのは初めてですよね?」

 

カイト「うん、初めてだよ(本当は最初の俺のいた世界で何度も行ってた…けど覚えてないんだよね、まぁ実質的に初めてかな)」

 

メズマライザー「初来店の改人…お客様には必ずこの店を宣伝する事になってるんです!えーっと…ここはマ●ドナルド"夢見町",夢未来,3号店です!美味しく調理したハンバーガーを提供致します!」

 

シュババッとポーズをとったメズマライザー。

 

カイト「おぉ、なんかそれっぽい」

 

メズマライザー「ご注意は此方のメニュー表からご確認下さい!」

 

メズマライザーは華麗に一回転を決めると、

その一回転をする前は持っていなかったはずのメニュー表を机に置いて

シャーッというローラー音を出して颯爽と去っていった。

 

カイト「嵐のようだったね、それじゃあ頼むか、2人も勿論食べるよね?元々あれはお昼のおやつの予定だったから足りてないでしょ?」

 

カゼヒキ「良いの?」

 

ゲキヤク「私も食べる!」

 

カイト「良いよカゼヒキ、ゲキヤクも好きなの頼んじゃって。」

 

「「うん!」」

 

─────

 

─約数分後─

 

メズマライザー「お待たせしましたー!」

 

カイト「お、来たみたいだよ2人とも。」

 

スマホを弄ったり、

カゼヒキとゲキヤクの頬っぺたを触ったり、

触られたりして少しの暇を潰していた俺達の元に、

"2人"の店員がやって来た、

店員と判断出来たのはシンプルに名札が付いてたからである。

 

片方は先程のメズマライザー、

もう片方はその片割れの赤髪縦ロールの少女だ、

言わずもがな重音テト、

だがこの世界では初音ミクと同じで

概念と名前で別れているから、

恐らくテトではあるのだろうが、

別の重音テトであるのだろう。

 

メズマライザー「此方がご注文のジュージューバーガーと照り焼きチキンバーガー、それとチリチリチキンバーガー、ポテトのLが3つ!オレンジジュースにソフトボールシェイク、タンサンラムネシェイクでお間違えないですか!」

 

カイト「うん、間違いないよ…ってあれ、チキンナゲットは?」

 

頼んだ物が並ぶ中、メズマライザーが読み上げた中にも並んだ食べ物の中にも俺が頼んだチキンナゲットが入ってなかった事に少し遅れて気が付く。

 

メズマライザー「…あれ?」

 

テト「ミク、もしかして書き忘れたとかじゃない?」

 

メズマライザー「あ。す、すみません!」

 

勢いよく頭を下げたメズマライザー、

ぶっちゃけそれで怒る程器は狭くないし、

食材が無駄になった訳でもない、

怒る理由はとくに無いだろう。

 

強いて言うならもう一度注文しないといけないのかー、

って感じだ。

 

カイト「大丈夫だよー、2人も大丈夫だよね?」

 

カゼヒキ「ぼ、僕は…うん

 

ゲキヤク「うん!」

 

メズマライザー「!直ぐに注文の品を持ってきます!テトちゃん後お願いっ!」

 

テト「えっ?…えーっ…?」

 

もう片方の店員に任せてローラースケートで厨房の方まで去っていったメズマライザーに唖然としているテト。

 

カイト「なんか、苦労してそうですね。」

 

テト「え?えぇ…まぁはい。」

 

俺達にバレるかバレないか位の小さい溜息をつくテト、

これは相当苦労してそうだな、

あんなに元気っ子だから

もしかしたら連れ回されたりするのだろう。

 

テト「只今遅れましたチキンナゲット6ピースをご用意しております、もう暫くお待ちください…」

 

綺麗に頭を下げると、

足早に去っていくのだが、

横目で俺の方を見たと思ったら胸ポケットから取り出したスマホを触り始めた。

 

もう少し何をしているのか探りたかったのだが、

そろそろ食べようと思い、

2人と共に手を合わせて食べる事にした。

 




テト→重音テト
2008年のエイプリルフールに生まれた某カロイド、
嘘で作られた架空の存在であったが、
有志の手によりUTAUキャラクターとなり、
そこから有名になっていき、Synthesizer V AIにて新たな姿と声を得た人気者、この世界でもミクと同じく概念の重音テトと重音テトで別れている。

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