【完結】ヤンデレ気味のゲキカゼに愛されるやつ 作:LEIKUN0227
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「「「ご馳走様(でした)(ー!)」」」
暫くして俺達はチキンナゲットを3人で分け合ったり、
俺がよく口周りに食べかすを付けるから何回か頬に付いた食べかすを2人に食べて取ってもらったりして
数十分位で食べ終わった俺達はご馳走様と手を合わせる。
帰る頃にお店の看板キャラから直々に紙袋を渡されたので見てみると中身はハンバーガーセット+看板キャラの人形だった。
お持ち帰り注文してないんだけどね。
それぞれ1つずつ持つと、
ついでにくれた看板キャラの人形は俺の半ズボンのポケットに突っ込んで席を立つ。
因みに2人に強制的に連れてこられた為、
服は部屋着のままだったからちょっと見た目はよろしくない。
カイト「さ、食べ終わったし、このトレーは纏めておいたからゲキヤクはあっちのトレー置き場に持って行って、カゼヒキはこのゴミを燃えるゴミに持って行って、俺はビニールゴミをこっち側で出すから、お願いね。」
俺の問いに2人は元気よく頷いて、食べ終えたトレーとゴミを持っていった。
俺もビニールゴミを手に取り、カゼヒキに続く。
ここはイートインスペースが他のお店と共有になっているから席の近くにあったゴミ箱にをゴミを入れた。
カゼヒキ「終わったよ…お父さん。」
カイト「よし、じゃあゲキヤクを連れて行こう。(ここ基本先払いだから食べ終わったらもう動けるってのは良いね。)」
カゼヒキ「うん…その、お父さん」
カイト「ん?どうしたカゼヒキ?」
カゼヒキが俺の左腕に手を通して抱き締める。
カゼヒキの顔を見れば、
不安そうに俺の目を見つめてくる、
何処か不安げで悲しげな表情だ…
カゼヒキ「…朝みたいに痩せ我慢しないで、僕はお父さんが倒れるんじゃって…不安になっちゃうから…」
カイト「…そうだな、本当にごめんカゼヒキ、だけど、どうしても嘘ついちゃうんだ。自分でもよく分からないけれど、何とかカゼヒキとゲキヤクに嘘をつかない様に努力していくよ。」
俺はカゼヒキの頭を優しく撫でる。
俺が全面的に悪いし、
それでカゼヒキが不安にさせてしまったのだ。
カイト「…」
途端に俺の心が締め付けられる、
痛い、痛い、痛い
俺は嘘は嫌いだというのに
俺は嘘をついてしまう、
矛盾を抱えて生きているのはなんでだろう。
カゼヒキ「…カ…カイト…カイ…ト?」
カイト「─…!いや、なんでもないよ、ちょっと考え事をね。」
そうだ、
矛盾を抱えて生きるのは、
この
2人は今まで苦しい思い出生きてきた。
だから俺は助けようと、
不安にさせないと、
笑顔にさせようと、
嘘をついていたのだ。
忘れる所だった。
俺は再び笑顔にさせようと思う、あ、
ゲキヤクが戻ってきた。
笑顔で手を振りながらこっちに向かって来ている。
俺達もそろそろ家に帰ろう。
帰って2人の好きな食べ物の下準備でもしようか。
まぁこの後無謀にもここを占拠しようとしたテロ犯に拘束されてそれが遅れる事になったんだけど。
無事に帰れたからまぁよし。