【完結】ヤンデレ気味のゲキカゼに愛されるやつ 作:LEIKUN0227
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─数時間後─
特に代わり映えのない普通の仕事、戦う訳でも、
忙しい訳でもない、ただ、
俺の世界と同じか、
似た世界から来た人達がボカロキャラクターが働いてるカフェとしての知名度が少しあるらしく、
結構な常連客が来る時間帯がある事位だ。
まぁその常連客が来る時間帯が今なんだけどね。
【ライブ配信中】
視界端にライブ配信中という文字が見える、
今この様子をスレ内に配信をしている、
何故かと言われれば、スレ民からの安価である。
ほんの少し前、お昼休憩をとっていた時、
休憩ついでに自分のスレ…各転生者が転生した際に自動で作られるスレを開いたのだが、
安価系の話で盛り上がってた転生者達から『安価はしないのか?』と何度か言われたので、
試しに「この仕事中に仕事しながら、常識を越えない範囲で何かやる」という安価をした。
その結果、
『仕事している様子を配信して、危ない事はしない』というコメントに決まった、
それで配信をしているという訳だ。
勝手に配信して申し訳ない気持ちがあるので、
後で映している常連客達の会計を割引(マイマネーから出す)するつもりだ。
カランカランとまた扉が開いてお客がやってくる、
俺はすぐに
ここの壁が少し薄いせいか、
会話が少し聞こえて来る。
MEIKO「─ご注文はお決まりですか?」
お客「あぁ、このボイスタイマーが付いてくるボカロランチセットを1つキャラは誰でもいい、それとカフェラテを頂きたい。」
お客が話している中であがったボカロランチセットとボイスタイマーはここの喫茶店で俺が提案したオリジナルメニューとオリジナルグッズ…ファミレスとかでよくあるおもちゃが付属したお子様ランチから着想を得て提案したやつだ。
ボカロランチセットは日によるか、
注文でキャラクター指定があればそのキャラクターの焼印が押されたパンと普通の目玉焼きと皮付きソーセージが出される、
対象キャラクターはクリプトンの6人だ。
ボイスタイマーは何種類かあるボイスを再生するタイマー、
まぁマ●ドナルドのハッピーセットのようなものだ。
声はKAITO、MEIKOは従業員の2人、
初音ミクは███、鏡音リン・レンは近所に住んでる二人から、
巡音ルカは家庭教師の人、
の6人に結構な金額を払って録音した数種類のボイスを近所の機械に詳しい人に渡して、
お金を払ってこのボイスタイマーを作って貰ってるのだ。
まぁそのボイスタイマーは
1日に作れる量に限りがあるので、
各キャラクターのボイスタイマーは1人2つで合計12個しかない。
なので1日に3回同じキャラのランチセットが注文に入れば2個しかないため、ボイスタイマーだけ変更、
もしくはボイスタイマー無しという事になるのがちょっと懸念点。
因みに焼印制作や、キャラクターイラスト等もそこでやってもらっているので、そこの人には頭が上がらないレベルだ。
MEIKO「ご注文の再確認を致します、ボカロランチセット、ボイスタイマー付きとカフェラテの2点でよろしいでしょうか?」
お客「あぁ、それで頼む。」
MEIKO「ご注文承りました!失礼致します」
お客から注文を聞いていたMEIKOがこっちに来る事がすぐにわかったので、
話を聞いていて予め用意はしておいたその2つを受け取り口に置いた。
MEIKO「ボカロランチ…ってもう用意してあるわね、流石期待の新人♪」
カイト「そうですかね?」
MEIKO「さっきの話を聞いてたとしても5分以上はかかるのを1~2分の間に作るのは優秀よ♪さ、持っていくわね♪」
MEIKOはトレーに乗せられたその二つと、
箱に入れられたボイスタイマーを、
そのお客の座る席にまで持っていく、
受け取り口から離れていなかったのでその座ってる席の人が見えるのだが、見た目からして俺の世界側の人間、
特徴的な所とかも特に見当たらない普通の中肉中背の男性だ。
MEIKO「お待たせしましたー!ご注文のボカロランチセットとカフェラテでございます!ごゆっくりどうぞー!」
そう業務スマイルを決めるMEIKOさんを凄いなと思っていた俺に、別の人の注文を聞いていたレンが受け取り口からMEIKOを見ていた俺の前ににゅっと現れて、
注文の書かれた紙を差し出してきたので慌ててそれを受け取った…