【完結】ヤンデレ気味のゲキカゼに愛されるやつ 作:LEIKUN0227
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─数時間後─
ゲキヤク「また明日ね!ルカ!キヨテル!」
カゼヒキ「2人ともさようなら、ルカお姉ちゃん、お話聞いてくれて、ありがとう…」
ルカ「ウフフ、また明日ね、2人共。」
キヨテル「また明日お会いしましょう。」
時刻はおやつを食べる時間、
ゲキヤクとカゼヒキに見送られながら帰路につくルカとキヨテルは、それぞれが考え事をしながら歩いていた。
キヨテル「……はぁ…」
ルカ「どうしたのよ、そんな暗い表情しちゃって。」
キヨテル「ルカさん…」
キヨテルは溜息混じりに、
カゼヒキの頭を撫でなかった理由をルカに愚痴る。
キヨテルは月曜日から水曜日、それと土曜日を家庭教師として働いており、
月から水までをカゼヒキとのお勉強に、
残りの土曜日をまた別の生徒との勉強に費やしていた。
愚痴る原因となったのは一昨日の出来事、
土曜日の朝方に起きたという、
1人の生徒に勉強を教えていたキヨテルは、
採点して満点だと言う事を知り、
褒め言葉と共に生徒の頭を撫でたのだ。
だが子供はそれがあまり好ましく思わなかった様で、
泣かれてしまったのだという、
その話は当然子供の親の耳にも入り、
怒り心頭になった雇い主である親にクビにされてしまったのだという。
それでカゼヒキの頭を撫でようとするのを止めた…
悲しませない為と、クビにされない為にも…
全てを言い終えたキヨテルはルカに深々とお辞儀をした。
キヨテル「お話を聞いて下さりありがとうございます…」
ルカ「いいのよ、それより…苦労してたのね」
ルカは手提げ袋から白いカップに入った飲み物を取りだすと、
キヨテルへと手渡す。
キヨテル「クーノム…?聞いた事無いコンビニの名前ですね」
そのカップにはゴシック体で書かれたクーノムと言う四文字が書かれているのみ、
シンプルな見た目をしていて、
キヨテルは名前に見覚えが無い為、
コンビニ等で購入出来るものだろうと予測を立てる。
ルカ「…これ飲んで少しでも元気だしなさい、明日も2人に勉強を教えるんですから。あとこれはすぐそこのクーノムっていう喫茶店で買えるカフェオレよ。人は少ないけれど、味はかなり良いわ♪」
ルカ「それじゃあ私はこっちだから失礼するわね、また明日お会いしましょう?キヨテルさん」
それを手渡したルカは十字路に出ると、
そこを左に曲がりキヨテルと別れる、
キヨテルは会釈をし、
手渡されたクーノムのカフェオレを口に含んだ。
ほのかに香るミルクの匂いと、甘く、少し苦い味に、
キヨテルは小さく「今度行ってみましょうかね…」
と呟くのであった。
設定書きたいので少し遅れるかもしれません…