Deep Links Chronicle Online3   作:和泉キョーカ

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記載の無い部分は、書き手の皆さんで補完していただいて構いません。


世界観と概容の一部

◆はじめに

 

 『Deep Links Chronicle Online 3』企画は、「同じ世界観設定を元に、不特定多数の書き手がひとつの世界を紡ぐ」企画、つまりシェアワールド、ないしはシェアードワールドと呼ばれる物です。

 当設定を用いて作品をお書きになる際は、『DLCO3』のタグを付けて投稿していただきますよう、お願い致します。

 

◆Deep Links Chronicle Online 3とは

 

 60年の歴史を誇る剣と魔法のRPG超大作、『Deep Links Chronicle』シリーズのオンラインゲーム、その3作目。愛称は『リンクロオンライン3』や『DLCO3』など。

 全世界プレイヤー数は6000万人を超え、開発元である日本でも、世代や性別を超えて国民的に大人気の完全没入型VRオンラインゲームである。

 たとえ同じプレイヤーが別アカウントで2人以上のキャラクターを作成しようとしても、1人として同じパターンのキャラクターは作れない程に自由度の高いキャラクターメイキングシステムがウリで、キャラクターのレベルを上げなければならない理由も無く、ゲーム内の世界ではすべてのプレイヤーが等しく平等である。

 

 初代『リンクロ』から続く伝統の「剣と魔法の冒険譚」の世界観を踏襲するため、文化や文明は基本的には過去のそれを意識されている(中世ファンタジー風や江戸、西部開拓時代など)が、プレイヤーが所有できる武器やアイテムの中には銃器やロボットなども存在している。

 

 

◆ジョブシステム

 

 『DLCO3』には大まかに、主にエネミーとの戦闘で参照される10職の『バトルジョブ』と、戦闘以外の要素やコンテンツで参照される無数の『ライフジョブ』の二種類が存在している。

 バトルジョブは1キャラクターに同時に1種類しか設定できないが、ライフジョブは1キャラクターに同時に3種類まで設定する事ができる。

 

 ■バトルジョブ

 

 ・[剣闘士(ブレイダー)]:大小さまざまな『剣』を操る職業。基本的には機動力が高く、単純な攻撃力と防御力はやや低めだが、一部の低級魔法も習得できるなど、近接職の中では最もベーシックなバトルジョブ。

 

 ・[守衛騎士(グランナイト)]:『ウェポン・ケグ』と呼ばれる、デザインが統一された十種1セットの専用武器種を扱うことができる前衛職。機動性は低いものの、防御力が全バトルジョブ中トップであり、多彩な攻撃が可能で、大剣から弓までと、臨機応変に敵を足止めすることが可能。

 

 ・[格闘士(ファイター)]:防御力の極端な低さと引き換えに、近接バトルジョブ中屈指の基礎攻撃力を有し、敵の攻撃を受けている最中でも自身の攻撃がキャンセルされないいわゆる『スーパーアーマー』や高い基礎体力などを以てして徒手空拳で戦うバトルジョブ。

 

 ・[暗殺者(アサシン)]:基礎機動力は全バトルジョブトップクラスだが、単純火力が低く、連撃を主体とした戦い方を行うスピードアタッカー。気配の遮断や立体的な移動力にも長け、敵を翻弄しながら戦う。

 

 ・[影使い(シェイダー)]:自身のプレイスタイルやステータス、装備品、ゲーム内居住地等、様々な条件から生成される自身の『幻影』を使って戦う特殊なバトルジョブ。一部のプレイヤーからは『ス○ンド使い』とか『ペ○ソナ使い』とか呼ばれて親しまれている。『幻影』のバリエーションは大変豊富で、キャラクタークリエイトシステムに負けず劣らないパターン数を誇っているとか。

 

 ・[遊撃手(イェーガー)]:軽量~中量遠距離武器種を扱う事ができる遠距離バトルジョブ。機動力は[暗殺者(アサシン)]に次いで高く、戦場を駆け回りながら取り回しの効く武器を用いて遠距離攻撃を行う。

 

 ・[狙撃手(スナイパー)]:中量~重量遠距離武器種を扱う事ができる遠距離バトルジョブ。一撃の火力が高い武器が扱える分、エネミーから注目されやすい(=ヘイトを集めやすい)バトルジョブでもあり、さらに言えば基礎機動力もそこまで高くないため、ソロプレイヤーには少し難易度の高い職業。

 

 ・[魔術師(ウィザード)]:様々な攻撃魔法を使う職業。習得する魔法の属性によってスタイルが異なり、一度スタイルが固定されてしまうと、そのスタイルに合致しない魔法は習得できなくなってしまう。まんべんなく様々な魔法を習得することもできるが、その分一つ一つの魔法の威力は相応に低くなっていく。

 

 ・[治癒術師(プリースト)]:いわゆる『ヒーラー』。[魔術師(ウィザード)]が習得不可能な魔法種別のひとつ、回復魔法に特化した魔法職。一概に回復魔法と言っても、『即時回復型』や『反復回復型』、『回復陣地型』等々スタイルが異なり、こちらもどれかひとつを極めようとすると別スタイルの回復魔法の効果は相応に低くなっていく。

 

 ・[支援術師(エンチャンター)]:[魔術師(ウィザード)]が習得不可能な魔法種別のひとつ、支援魔法に特化した職業。攻撃力上昇効果や、魔力障壁の設置、短時間の無敵化など、仲間を支援することに特化した職業ゆえに、単体ではかなり貧弱。しかし『DLCO2』から『DLCO3』に切り替わるタイミングで実装された大アップデートで、一部のエネミーやボスエネミーが使う専用戦闘スキルを[支援術師(エンチャンター)]がスタイルとして『ラーニング』できるようになり、全[支援術師(エンチャンター)]を歓喜させた。

 

 ■ライフジョブ

 

 ・[料理人]:食物を摂取しなければ徐々に体力(HP)や魔力(MP)が減少してしまうDLCO3において、最も需要が高いライフジョブのひとつ。オリジナル料理の研究や開発などもでき、一流の[料理人]が開発したレシピが記載されたスクロールは、ゲーム内でも高額で取引される。

 

 ・[食闘士]:食物を食べれば食べただけ戦闘用のステータスが一時的に上昇していくライフジョブ。その分、『空腹』状態になるまでの速度も一般プレイヤーより早く、『空腹』状態になった際の通知音(腹の音)も一般プレイヤーより大きく設定されている。

 

 ・[鑑定士]:ダンジョンやクエストの報酬で得られる鍵のかかったアイテムや未鑑定でレアリティが判明していないアイテムを鑑定して、価値のあるアイテムに変化させるライフジョブ。パーティに一人はいると便利。

 

 ・[斥候]:エネミーの情報やダンジョンの構造などを先行して入手してくるライフジョブ。移動速度などが上昇する。

 

 ・[機甲士]:機甲鎧(ロボット)を武器として装備するために必須のライフジョブ。その他にも一部のダンジョンに設置された機械的ギミックを解除する際にも活躍できる。

 

 上記のライフジョブはほんの一例であり、『DLCO3』にはすべて諳んじるにはかなりの労力を要する数のライフジョブが存在している。戦闘面で役立つものやゲームプレイにあたって有用なものの他にも、「女性プレイヤーと同じパーティで戦闘状態に入ると若干強くなる」ライフジョブや、「暗闇でアバターの輪郭がぼんやり光る」ライフジョブなど、中には存在理由がよくわからないファニー(=ネタ)ジョブも多数ある。

 

 

◆武器種

 

 バトルジョブにはそれぞれ、装備可能な武器種がある。中には特定のバトルジョブやライフジョブを設定していないと装備が不可能な武器種もあり、また例として『小槌』カテゴリーの武器種の中に『鉄扇』が含まれていたりと、武器種の名前から連想される形状そのままの武器とは限らない事も多い。

 

 ■武器種一覧

 

 ・片手剣:一般的な剣。ナタやサーベル、レイピアもこれに含まれる。

 

 ・大剣:サイズと重量が巨大化した剣。フランベルジュなどの両手剣もここに含まれる。

 

 ・短剣:ダガーやシックルなど。主に[暗殺者(アサシン)]が使用する。チャクラム、ククリなどの投げ物も短剣に含まれる。

 

 ・打刀:一般的なサムライソード。中華圏では「直剣」と意訳されている。

 

 ・太刀:長く反りの大きなサムライソード。一部の別ゲームプレイヤーが好んで使う傾向にある。

 

 ・短槍:取り回しの良い槍。片手剣と同程度のサイズ感の物が多い印象。

 

 ・長槍:スピアやランスなど。主に両手や肩、腰なども使って振り回す槍が分類される。

 

 ・小型盾:バックラーなど。片手剣を装備した[剣闘士(ブレイダー)]が防御用に装備している事が多い。

 

 ・大型盾:身をすっぽり隠せるサイズの盾。防御用だけでなく、突進や打撃武器としても使える優れもの。

 

 ・小槌:小槌という名称だが、片手サイズの打撃武器全般を含有する武器種。

 

 ・大槌:両手で握るサイズの打撃武器の総称。

 

 ・片手鎌:小型の鎌。鎖鎌やツルハシなどが含まれる。

 

 ・大鎌:死神が持つような鎌や、船のアンカーもここに含まれている。

 

 ・グローブ:[格闘士(ファイター)]及び徒手空拳を戦闘に使用可能なライフジョブを設定している場合のみ装備可能な武器種。トンファーなどもここに含まれる。

 

 ・魔籠手:[影使い(シェイダー)]専用の武器種。『幻影』を使役する際に必要な腕部防具風の武器。

 

 ・片手斧:ハチェットやウォーアクスなどの小型斧。

 

 ・大斧:大型の斧。何故かギロチンなどもここに含まれている。

 

 ・軽銃:拳銃や小型機関銃などが含まれる武器種。ボウガンなども一応ここに区分される。

 

 ・重銃:大型機関銃や狙撃銃、砲撃武器などが含まれる武器種。一部のライフジョブはこれを鈍器として近接バトルジョブで使用できるようになる。

 

 ・小弓:片手用の弓。速射性に優れ、数撃って当てるタイプの弓。パチンコなどもここに含まれる。

 

 ・大弓:その場で静止し、大きく引き絞って撃つタイプの大型の弓。

 

 ・ウェポン・ケグ:[守衛騎士(グランナイト)]だけが装備できる専用武器種。大剣、太刀、長槍、大型盾、大槌、大鎌、大斧、大弓の八種類の武器種と、ウェポン・ケグ専用の「砲盾」「大鋏」の二種類の武器種の計十種を戦闘中に素早く切り替える事が可能。ウェポン・ケグ内の武器は十種でひとつの武器のため、別々の武器同士をウェポン・ケグに登録するのではなく、ウェポン・ケグを装備すると即座に十種類の武器が使える。

 

 ・片手杖:ハ○ー・○ッターな杖。携行しやすく、魔法を射出するまでの時間も短いが、低威力な魔法しか使えない。

 

 ・両手杖:ファンタジー魔法使いがよく持っている杖。持ち運びしづらいが、ほぼすべての魔法を十全な威力で発動可能。

 

 ・魔導書:習得していない魔法でも発動可能になる武器種だが、代わりに魔導書に記載されている魔法しか撃てない。

 

 ・機甲鎧:[機甲士]やそれに類するライフジョブを設定していないと装備不可能な特殊な武器種。巨大ロボからパワードスーツまで、サイズや形状は多岐にわたる。

 

 ■装備可能武器種

 

 ・[剣闘士(ブレイダー)]:大型盾、グローブ、魔籠手、軽銃、重銃、小弓、大弓、ウェポン・ケグ、片手杖、両手杖、魔導書を除くすべての武器種

 

 ・[守衛騎士(グランナイト)]:ウェポン・ケグ

 

 ・[格闘士(ファイター)]:小槌、大槌、グローブ、片手斧

 

 ・[暗殺者(アサシン)]:短剣、短槍、小槌、片手鎌、片手斧、小弓

 

 ・[影使い(シェイダー)]:魔籠手

 

 ・[遊撃手(イェーガー)]:片手剣、短剣、打刀、軽銃、小弓

 

 ・[狙撃手(スナイパー)]:大型盾、軽銃、重銃、小弓、大弓

 

 ・[魔術師(ウィザード)]:片手剣、短剣、打刀、片手杖、両手杖、魔導書

 

 ・[治癒術師(プリースト)]:大剣、太刀、長槍、大型盾、大槌、大鎌、大斧、両手杖、魔導書

 

 ・[支援術師(エンチャンター)]:片手杖、両手杖、魔導書

 

(機甲鎧は専用のスキルを有するライフジョブを設定していれば、どのバトルジョブでも装備可能)

 

 

◆クラン

 

 『DLCO3』のプレイヤーは、二人以上の設立メンバーの同意のもと、所定の手続きを踏む事でプレイヤーズクランを設立する事が可能。

 クランはただの志を同じくするプレイヤー集団というだけではなく、特定の実績を有していればクランがゲーム内の都市を管理する事もできたりなどクランに所属している事で貰える特典も豊富なため、ほとんどのプレイヤーはクランに所属している。

 またクランとは別に、「商人ギルド」、「鍛冶ギルド」、「農水産ギルド」が存在しており、これはライフジョブを商人系、職人系、農水産業系のジョブに設定しているプレイヤーたちが多く所属する専門職クランが複数集まり、ゲーム内ワールドの一部地域内での交易や技術発展などについて管理・調整しているクラン集合体の事を指している。

 

 

◆クライマー

 

 『DLCO3』のゲーム内アバターは、体力(HP)が全損すると、その場に一部の所持品や所持金を落とした状態で、最後に通過したセーブポイント、もしくは一度足を運んだ事のあるセーブポイントに復活する。

 その際に落ちる少量の所持品や所持金、運が本当に悪い際は一部の装備品まで落とす事もあり、それをつけ狙う不道徳なプレイヤーも実際少なくはない。そういった通称「デスドロップ」の窃盗や、交易中のプレイヤーの金品の略奪などを行うプレイヤーの事を『クライマー』と呼ぶ。

 クライマーはメニュー画面を開いた際に見る事ができる『周囲のプレイヤー情報』で表示されるアイコンが専用の血濡れたナイフのアイコンになるため、事前に対策もできるようになっている。

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