Deep Links Chronicle Online3   作:和泉キョーカ

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バトルシステムなど

◆DLCO3のバトルについて

 

 DLCO3は基本的にリアルタイムでバトルを行う方式を取っている。

 常にエネミーや敵プレイヤーは動き続けるため、目まぐるしく変わっていく戦況の中で次々に適切な判断を下すのは、初心者には少し難しいテクニックかもしれない。

 

 ■バトルスキル・ネーミング

 

 一般的なRPGと違い、DLCO3にはバトルジョブごとに使用できる戦闘中の大技(バトルスキル)に固有の名称が存在していない。

 60年前に発売された初代『Deep Links Chronicle』にはドイツ語を元にしていたり、もじったような技名が用いられており、

 ・フランメ : 炎の矢を放つ魔法

 ・ハイントゥート : 敵を天高く斬り上げる<剣士>用の技

 といったような名称が使われていた。

 しかしDLCO3には『バトルスキル・ネーミング』というシステムが存在しており、

 ・4文字以上

 ・3文字以上の同一文字の使用不可

 ・侮辱的、または卑猥なワードの使用不可

 という条件の元、バトルスキルの名称をプレイヤー各個人が自由に設定・変更できるようになっている。

 戦闘の際は、自身が設定したバトルスキルの名称を唱え、必要なMPなどを支払う事で当該バトルスキルを使用可能となる。

 往年の『DLC』シリーズファンは昔ながらの呪文やバトルスキルの名前を叫べるし、バトルガチ勢たちはより素早く、簡潔に強力なバトルスキルを使用できる、というシステムだ。

 

 ■スキルランク

 

 バトル中に使用可能なスキル(バトルスキル)や、ライフジョブごとに設定されている専用のスキル(ジョブスキル)には、『ランク』が存在している。

 すべてのスキルはランク1からスタートし、ランクが上昇するごとに効果や威力が上昇する。

 また、例えば炎属性の単体攻撃魔法のランク5を修得したとしても、一時的にランクを落とすことで、威力の低い当該魔法を放つ事もできる。

 ランクは、バトルジョブのレベルアップ時に入手できるアップグレードポイント(後述)の割り振りや、既に高ランクの同一スキルを入手しているプレイヤーに教わったりする事で上昇させられる。

 

 ■プレイヤーの殺害

 

 DLCO3のプレイヤーは、攻撃禁止エリア(三大主要都市の一部中枢エリアなど)以外の場所でなら、他のプレイヤーのHPを全損させる事で殺害ができる。

 『限りなく現実に近い、非現実』を謳うDLCO3で殺人を犯せば、現実での罪悪感も薄れ、現実世界での犯罪行為の助長に繋がるのでは、との危惧もあり、プレイヤーが他プレイヤーを攻撃する際の感触は、非戦闘時にプレイヤーが他プレイヤーに接触する際と異なるよう設定されている。

 具体的には、硬い岩石を斬ったり、殴ったりしているような感覚に近い(※平時は普通に人間に触れる感触と同様)。

 DLCO3には銃器なども実装されているが、運営は「でも昔から国内外問わずFPSでバシバシ人を撃ち殺してんのに、全体の犯罪発生率は大差ないじゃん?」という旨の声明を発表している。

 斬ったり殴ったりする時の感触を変えてるんだから、それで鞘に収めてくれということだろうか。

 

 ■属性

 

 魔法や武具、エネミーの中には、超自然的なエレメントの力を操る物がある。

 内訳としては、

・火:炎熱を司る属性。

・水:液状水素を司る属性。

・雷:雷電を司る属性。

・氷:氷雪を司る属性。

・風:嵐風を司る属性。

・地:砂礫を司る属性。

・光:秩序と黎明を司る属性。

・闇:混沌と夜闇を司る属性。

・病:毒や麻痺などの状態異常を司る属性。

 となっている。

 エネミーはその攻撃手段に属性を用いるか否かを問わず、ほとんどの場合に弱点属性が存在し、該当属性を使用してエネミーへ攻撃を与える事で、より強力なダメージを与える事ができる。

 

 

◆レベルアップ

 

 エネミーの討伐や他プレイヤーの殺害、ジョブごとに設定された『経験値入手アクション』の実行などで入手できる『経験値(EXP)』を一定量獲得すると、プレイヤーのジョブはレベルアップを果たす。

 レベルアップ時には『アップグレードポイント』が入手でき、これを用いてスキルランクなどをアップグレードしたり、各ジョブに個別に用意されたスキルを開放・レベルアップさせる事ができる。

 

 

◆エネミードロップと武具

 

 ■エネミー素材

 

 エネミーは討伐すると固有名詞を持った『素材』を放出(ドロップ)する。放出された素材は一定範囲内で一定時間が経過するか、素材を直接拾得する事で、プレイヤーのインベントリ(鞄やマジックポーチなど)に回収ができる。

 例として、

・ゴブリンの歯牙

・スケルトンの髑髏

・オーガクラブの大鋏

 といったような素材が存在している。

 また、エネミーは素材だけではなく少量(エネミーのレベルやレアリティによって量は変動)のクレジット(金銀銅貨)を放出する。

 

 ■素材の使用用途

 

 エネミーの素材は、様々な材料に利用できる。

 DLCO3の武器や防具は、DLCO3の世界で入手できる金属やエネミーの素材を、専用の設備やライフジョブを所有するプレイヤーが合成・製造する事で入手できる。

 また、一部の消費アイテムのレシピや、高ランクの大規模魔法を行使するための起動条件にエネミーの素材が指定される場合もある。

 時には、料理の材料に使われる事も……?

 

 ■ドロップ武具

 

 一部のボス級エネミーや大型エネミーからは、極低確率で特別な武具がドロップする事がある。この武具は作成や複製が不可能で、その一振のために同じエネミーに幾度も挑むプレイヤーも珍しくない。

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